登場人物紹介と、オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン、リーアム・ニーソンなどの出演俳優・出演作品を紹介。 |
フランスの鍛冶屋。故郷に戻ってきた父親に導かれ、騎士となってエルサレムを目指す。騎士のいなくなったエルサレムでサラディンと戦った実在の騎士バリアン・オブ・イベリンがモデル。 |
エルサレムのイベリンの領主。息子を探しに故郷に戻り、彼をエルサレムへと導く。架空の人物だが、実在の十字軍騎士ゴドフロワ・ド・ブイヨンや、ボードワン4世の教育係ギヨーム・ド・ティルがモデル。 |
ゴッドフリーの同志。聖職者でもあり騎士でもある。主要キャラで唯一映画オリジナルの人物。明確な名前が無く、ホスピタラー(ホスピタル騎士団の騎士)という通称なのも、おそらくそのため。 |
サラディンと和平を結んだエルサレムの賢王。病いを患い、マスクで顔を覆っている。実在した王で、患ったハンセン病によって急逝するが、賢王として名を残している。 |
ボードワン4世の妹。ギーの妻でもある。シビラも実在の人物で、息子もいたが、劇場公開版ではカット。DC版で復活してボードワン5世として登場。 |
ボードワン4世に仕える政治顧問。和平維持に努める。実在の人物レイモンド・オブ・トリポリだが、ルノーと紛らわしいのでティベリアス(レイモンドが所有していた土地の名前)に変更。 |
サラセン軍のカリスマ的指導者。ボードワン4世と和平を結ぶ。イスラム史に名を残す英雄で、西洋の歴史家からも賞賛される偉大な人物。映画でも彼の行動を忠実に再現。 |
シビラの夫。戦争推進派で、エルサレムの王となった後、サラセン軍に戦争をしかける。ギー・ド・ルジニャンも実在した人物で、彼の無謀な戦争がエルサレムの危機を招く。 |
エルサレムのカラクの領主。イスラム教徒に攻撃をしかけ、和平にヒビを入れる。ルノー・ド・シャティヨンも実在した人物で、サラディンの妹を殺す所なども映画で忠実に描かれる。 |
海岸に打ちあげられたバリアンをエルサレムへ案内する。実はサラディンの軍の隊長。架空の人物だが、イスラムの歴史家イマードゥッディーンがモデル。 |
エルサレムの聖職者。バリアンと意見が衝突する。エルサレムに実在し、ギーやルノーにすりよって高い地位を得たヘラクリウスという聖職者がモデル。 |
(ヨウコ・アホラ) | (ケビン・マクキッド) | (エリック・エブアニー) | |||
司祭 (マイケル・シーン) |
アルマリック (ベリボル・トピック) |
ムラー (ハレド・エル・ナバウィ) |
監督は起用する役者にこだわり、十字軍側キャストにはヨーロッパ出身の俳優を主に起用し、イスラム側には本物のイスラム教徒俳優を起用しています。(映画中のサラセン軍の兵士達もみんなモロッコのイスラム教徒)。シリアのハッサン・マスードは、始めはハリウッド映画に出る事に懸念があったそうですが、監督のサラディンへの敬意と理解を知って、サラディンを演じる事を決めたそうです。
イングランド出身。「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のレゴラス役で一気に人気の役者に。最近、大作映画への出演が続いています。リドリースコット監督の「ブラックホークダウン」に端役で出演し、それがきっかけで「キングダム・オブ・ヘブン」の主役に抜擢されました。
アイルランド出身。「エクスカリバー」で映画デビュー。スティーブン・スピルバーグ監督の「シンドラーのリスト」のシンドラー役でアカデミー賞にノミネートされた事もあります。
イングランド出身。映画・舞台で活躍。1990年に「運命の逆転」でアカデミー賞主演男優賞を受賞。
フランス出身。ベルナルド・ベルトルッチ監督の「ドリーマーズ」で映画デビューした新人女優。
96年の「真実の行方」で映画デビューし、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされる。日本に住んでた事もあるそうで、少し日本語を喋れます。
シリアの映画スター。母国シリアでは多数の映画に出演し、監督作品もあるそうです。彼が演じたサラディンもシリア出身で、イスラム・アラブ世界の伝説的な英雄。