2021年のグルメ

ご訪問頂き、ありがとうございます。このサイトは、予算1000円で、色々なグルメを食べて紹介します。ラーメン、カレー、焼肉、寿司、パスタ、スイーツなどをレポしていくので、お気軽にご覧下さい。毎月5回更新です。

【ルール】
【永谷園】

2021年

1月 第1

Wロースカツ定食(とんから亭) 【お店】 とんから亭
【食事】 Wロースカツ定食 (979円)
【会計】 979円 (お釣り21円を含めた次回の予算→1021円)
去年でちょうど計200店(≒20万円)を達成し、今年は更にパワーアップすることにしました。安くて美味しい飲食店にいつも感心して素晴らしいと思っているので、応援の意味も込めて、紹介店数を増やします。毎月5店にして、年60店となります。2021年最初となる1月前半の企画は、今年はコロナに勝つ(=カツ)という事で、《トンカツ対決(2店)》です。先手は、「とんから亭」(とんからてい)です。すかいらーく系列の、トンカツと唐揚げのお店で、店舗数は少ないですが主に東京と埼玉にチェーン展開しています。トンカツ定食は700円台から、カツ丼と唐揚げ定食は600円台からあります。無料サービスのカレーかけ放題がユニークです。
注文したのは「Wロースカツ定食」です。通常のロースカツ定食(ご飯と味噌汁付きで759円)のトンカツが2枚になったバージョンです。トンカツは、それなりに大きさと厚みがあり、しっかりした肉質で、衣がサクサク、味は淡白です。1枚目は普通にソースをかけて食べて、2枚目は無料のカレーにつけて、カツカレー風にいただきました。2種類の味を楽しめるのが良かったです。カレーは、挽き肉と細かく切ったニンジン・タマネギが入っていて、ちゃんと具有りなのが良かったです。キャベツの千切りも山盛りで添えられていて、卓上にはゴマドレッシングとニンジンドレッシングがあるので、モリモリ食べられます。漬け物も置いてあるので、ご飯のおかずには全く困りません。味噌汁は、ワカメとネギが具でした。この定食は、トンカツ2枚でボリュームがあり、無料カレーを駆使してカツカレーまで食べられたので、満足でした。
とんから亭は、スタンダードなトンカツ定食やカツ丼を食べたい時にオススメです。カレーも活用すれば、お腹いっぱになれます。

1月 第2

さぼてん弁当(新宿さぼてん) 【お店】 新宿さぼてん
【食事】 さぼてん弁当 (990円)
【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1031円)
1月前半の企画《トンカツ対決(2店)》の後手は、「新宿さぼてん」(しんじゅくさぼてん)です。50年以上前に東京の新宿で創業したトンカツ店で、レストランとデリカ(トンカツや弁当の持ち帰り店)をチェーン展開しています。レストランは、安くて1300円台でこのサイト的に予算オーバーなので、今回は、700〜900円台のトンカツ弁当を販売しているデリカの方を利用してみました。
注文したのは、「さぼてん弁当」です。弁当の他に、ソースと和からしが付いてます。弁当の内容は、ヒレカツ、ロースカツ、エビフライ、ご飯(ふりかけ付き)、キャベツ、卵焼き、煮物、漬け物です。ヒレカツは丸くて小さめ、ロースカツはハーフサイズ、エビフライはしっかり長さがあります。どれも衣がサクサクで、トンカツは適度な大きさに切ってあるので食べやすいです。豚肉は柔らかさもあり、クオリティの高さを感じさせます。エビもプリッとした食感がありました。ソースは、味濃いめで甘酸っぱさがほんのりあり、トンカツに合ってます。ご飯とキャベツの千切りは、しっかり量があり、ボリューム感に寄与してました。小さい卵焼き、さやいんげんとニンジンの煮物、紫色の柴漬けは、箸休め程度で少量です。この弁当は、3種類の揚げ物が楽しめて、食べ応えもあったので、満足でした。新宿さぼてんのデリカは、美味しいトンカツ弁当を食べたい時にオススメです。トンカツ単品を買って、夕ご飯のおかずにするのも良いです。
とんから亭VS新宿さぼてんの対決結果は、引き分けとさせていただきます。とんから亭はボリュームが素晴らしく、サービスのカレーも良かったです。新宿さぼてんは、トンカツの質が良く、ソースも個性があって、味が良かったです。

1月 第3

中華そば(我武者羅) 【お店】 我武者羅
【食事】 中華そば (大盛950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1081円)
1月後半の企画は、《背脂ラーメン対決(3店)》です。1店目は、「我武者羅」(がむしゃら)です。東京の幡ヶ谷と初台で営業しているラーメン店で、店舗によってメニューが違います。前者では生姜醤油ラーメン、後者では背脂煮干しラーメンです。どちらも、新潟のラーメンになります。今回は、新潟燕三条系と言われる背脂煮干しの方に行きました。
注文したのは、基本メニューの「中華そば」です。+100円の大盛りにしてもらいました。注文時に、背脂の量を調節できます。麺は、平たい太麺で、モチモチした食感です。うどんとラーメンの中間みたいな感じで、印象的でした。スープは、煮干しの風味が効いた醤油スープです。表面に背脂がしっかり入ってます。スープの味はあっさり寄りで、背脂によってコクとまろやかさがプラスされています。具は、チャーシュー、メンマ、タマネギ、岩海苔です。チャーシューは、不規則な切り方の薄切り3枚で、肉質と味がしっかりしてました。メンマと岩海苔は、小さいカットなので、麺とよく絡みます。タマネギは、生の粗みじん切りで、シャキシャキした食感がスープの後口を爽やかにしてくれます。このラーメンは、麺・スープ・具にそれぞれこだわりが感じられて、個性的な味で美味しかったので、満足です。
我武者羅は、背脂、醤油、煮干しの要素があるので、どれか一つでも好きな要素があれば、試してみるといいと思います。合わせ技でユニークな味を楽しめるでしょう。

1月 第4

ラーメン(ホープ軒) 【お店】 ホープ軒
【食事】 ラーメン (大盛950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1131円)
1月後半の企画《背脂ラーメン対決(3店)》の2店目は、「ホープ軒」(ほーぷけん)です。東京で営業している、立ち食いスタイルの背脂ラーメンのお店です。歴史を辿ると、吉祥寺の「ホープ軒本舗」(ほーぷけんほんぽ)という屋台が元祖で、暖簾分けでホープ軒系の店が東京に広がっています。今回は、その中でも有名な千駄ヶ谷のホープ軒に行きました。
注文したのは、基本メニューの「ラーメン」です。通常が800円で、今回は+150円の大盛りにしてもらいました。幅の広い丼で提供され、一目で大盛りだと分かる量の多さです。麺は、少し太めの中太で、ストレートです。少し硬めでしっかりした食感です。スープは、豚骨の匂いががっつり来る醤油豚骨で、味しっかり目です。表面に浮かぶ背脂で、まろやかさとコクが出てます。大盛りだと、完飲が難しいほどスープ量が多いです。卓上には、辣醤(唐辛子入り味噌)、すりおろしたニンニク、酢などが常備されているので、自分の好みで辛味や酸味を加えて、味に変化を出せます。具は、チャーシュー、モヤシ、メンマです。チャーシューは、大きなカットの2枚で、肉質しっかりです。メンマも、大きめです。モヤシは、たっぷり入っていて、シャキシャキの食感で濃いスープの後口を爽やかにします。卓上には、入れ放題の刻みネギが常備されているので、モヤシと合わせてシャキシャキ感を追加できます。このラーメンは、昔ながらの味が美味しくて、がっつり満腹まで食べられたので、満足です。
ホープ軒は、がっつり・こってりなラーメンを食べたい時にオススメです。ニンニクやネギをたっぷり入れて、活力源にすると良いでしょう。力仕事してる男性に合いそうな印象でした。

1月 第5

チャーシューメン(特麺コツ一丁ラーメン) 【お店】 特麺コツ一丁ラーメン
【食事】 チャーシューメン (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1131円)
1月後半の企画《背脂ラーメン対決(3店)》の3店目は、「特麺コツ一丁ラーメン」(とくめんこついっちょうらーめん)です。東京の幡ヶ谷で営業しているお店で、背脂入りラーメンが売りになっています。営業時間は、ランチは無く、夜のみなので注意です。
注文したのは、「チャーシューメン」です。通常のラーメンが750円で、+250円するとチャーシューが増えます。注文時にニンニクを入れるかどうか聞かれるので、今回は入れてもらいました。結構大きな丼で出てくるので、ボリューム感があります。麺は、若干太めの中太で、うっすら縮れがあります。スープは、透明寄りの色で、あっさり系なので飲みやすいです。ニンニクで辛味とパンチが加わり、背脂でまろやかさとコクが出てきます。合わせ技でちょうどいい美味しさです。具は、チャーシュー、モヤシ、ネギ、メンマ、生海苔です。特筆すべきはチャーシューで、分厚くて大きい豚肉が6枚も入ってます。肉質はしっかりしていて、噛むと脂身と一緒にほぐれます。美味しいチャーシューがたっぷりなので、文句無しです。大量のモヤシとネギ、ラーメンの具では珍しい生海苔は、スープの後口をさっぱりさせてくれます。このラーメンは、チャーシューを筆頭に具が満載で、スープとの絡みが素晴らしく、量も良かったので、満足です。特麺コツ一丁ラーメンは、チャーシュー好きにオススメです。豚肉をがっつり食べたい時に良いでしょう。
それぞれ特徴的だった背脂ラーメン(3店)の対決結果は、特麺コツ一丁ラーメン>ホープ軒=我武者羅とさせて頂きます。特麺コツ一丁は、チャーシューが神で、味と量の良さも文句無しです。ホープ軒は量、我武者羅は個性が良かったです。

2月 第1

とり天定食(とりあん) 【お店】 とりあん
【食事】 とり天定食 (750円)、骨なしもも (110円)、骨なしむね (100円)
【会計】 960円 (お釣り40円と繰り越し含めた次回の予算→1171円)
2月前半の企画は、《鶏料理対決(2店)》です。先手は、「とりあん」です。大分の宇佐にある大分唐揚げ専門店で、主に九州北部や関西にチェーン展開しています。東京では、幡ヶ谷と小平にあります。メニューは、唐揚げ定食がメインで、単品の唐揚げや手羽先の持ち帰りもあります。定食の価格帯は、700円〜800円台で、大盛りは+100円です。
今回注文したのは、「とり天定食」です。追加トッピングの、「骨なしもも」と「骨なしむね」の唐揚げも付けました。定食の構成は、メインの揚げ物、ご飯、味噌汁、サラダです。とり天は、大きすぎず小さすぎずの中型が3個です。大分唐揚げは特製のタレに漬け込んでいるそうで、味付きなのでそのままでも食べられます。衣は、薄くてサックリしていて軽いです。鶏肉は、柔らかさとジューシーさがあり、好印象でした。追加の唐揚げ(モモ肉、ムネ肉)は、どちらも一口サイズです。衣は、薄めでサクサクしてます。とり天も唐揚げも、薄味のあっさりした感じで、食後にもたれる感じもなく、美味しく食べられました。もう少し味濃いめが好きな人は、付属の塩を振りかけるか、タレを付けて食べると良いです。味噌汁は、ワカメとネギが具です。サラダは、水菜、大根、ニンジンで、シャキシャキ感重視の爽やかな味でした。この定食は、少しボリューム感が惜しいですが、フライドチキンとは一味違うとり天や唐揚げを食べられたので、満足です。
とりあんは、あっさり寄りの唐揚げを食べたい時にオススメです。揚げ物のくどさを感じさせずに楽しめます。その他のメニューでは、とり南蛮定食(800円)、キーマカレー(850円)、照り焼き丼(850円)などもあります。

2月 第2

デカから定食(から揚げの天才)
天才のから揚げ丼(から揚げの天才)
【お店】 から揚げの天才
【食事】 デカから定食 (581円)、天才のから揚げ丼 (438円)
【会計】 1019円 (超過分19円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1152円)
2月前半の企画《鶏料理対決(2店)》の後手は、「から揚げの天才」(からあげのてんさい)です。タレントのテリー伊藤がプロデュースする唐揚げ専門店で、関東と関西にチェーン展開しています。メニューは、イートインの唐揚げ定食や唐揚げ丼、テイクアウトの唐揚げ弁当などがあり、価格も400円〜500円台からなのでリーズナブルです。唐揚げは、モモ肉専門で、「デカから」という名前で1個108円です。3種類の味があり、白(塩麹)、黒(醤油)、赤(辛味噌)から選べます。ちなみに、テリー伊藤の実家が卵焼き屋なので、卵焼きもメニューにあります。
今回は、基本メニューの「デカから定食」と「天才のから揚げ丼」を食べてみました。定食の構成は、唐揚げ3個、ご飯、味噌汁、漬け物、キャベツです。唐揚げは、3つの味を選びました。衣がしっかり付いて、サクサクな食感があります。白はあっさり味、黒は醤油で少し濃いめ、赤は辛味噌のタレと唐辛子のふりかけでしっかり辛めです。どれも大きくて肉厚で、柔らかさとボリューム感があって美味しかったです。脇に添えられたキャベツも量がたっぷりあり、和風ドレッシングがかけられ、マヨネーズも添えられています。味噌汁は、ワカメと油揚げが具です。漬け物は、紫色の柴漬けです。しっかりした内容の定食でした。唐揚げ丼は、飯増し無料なので、大盛りにしてもらいました。丼の内容は、ご飯の上に唐揚げ、温玉、キャベツがのっていて、タレ、マヨネーズ、海苔がかけられています。唐揚げは、デカからを半分に切ったものが4つです。甘いタレとマヨと温玉の黄身が絡み合って、ジャンクな感じが出て美味しいです。飯増しのおかげでボリューム感があり、コスパが良いように感じました。感想としては、定食も丼も、味・量・コスパのバランスが良かったので、満足です。から揚げの天才は、唐揚げをがっつり食べたい時にオススメです。メニュー構成がシンプルで、サワーやビールでちょい飲みにも向いてます。
とりあんVSから揚げの天才の鶏料理対決の結果は、から揚げの天才の勝ちとさせていただきます。味に関しては、前者はあっさり寄り、後者はこってり寄りで、好みだと思います。量とコスパに関しては、から揚げの天才の方が優秀だったので、勝敗が決まりました。

2月 第3

味噌らぁめん(一福) 【お店】 一福
【食事】 味噌らぁめん (750円)、ミニカレー (250円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1131円)
2月後半の企画は、《味噌ラーメン対決(2店)》+αです。先手は、「一福」(いちふく)です。東京の初台で営業している、味噌ラーメンの人気店です。メニューには、なぜかカレーライスもあり、ラーメンのスープをベースにしたルーだそうです。
今回食べたのは、基本メニューの「味噌らぁめん」です。「ミニカレー」(通常のカレーライスは650円)も付けてもらいました。麺は、細めの中太です。スープは、カレーを連想させる茶色で、控えめで優しい味でした。うっすらコクもあります。卓上には、一味唐辛子、すりおろしニンニク、胡椒があるので、辛味を追加して味を調整できます。具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、クルトン、海苔です。チャーシューは、厚みがあって丸いのが2切れあり、身がぎゅっと詰まった肉質で美味しかったです。サクサクのクルトンもラーメンでは珍しいですが、スープに合ってました。カレーは、小さめの深皿で提供され、給食みたいな感じです。具はチキン、辛さは中辛になっていて、まろやかで素朴な味でした。ラーメンもカレーも、強いクセが無くて穏やかな味で、しょっちゅう食べても飽きが来ない、万人受けしそうな印象になっています。麺と米をセットで食べると結構なボリュームがあり、満腹になれたので、満足でした。
一福は、優しい味のラーメンを食べたい時にオススメです。カレーを付ければ、量でも満足できます。メニュー構成はシンプルで、味噌ラーメンとカレー以外には、酒粕入りの囲炉裏麺(1100円)というのもあります。

2月 第4

赤味噌らーめん(十味や) 【お店】 十味や
【食事】 赤味噌らーめん (700円)、チャーシュー (200円)、味玉 (100円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1131円)
2月後半の企画《味噌ラーメン対決(2店)》+αの後手は、「十味や」(とおみや)です。東京の新宿で営業している味噌ラーメン店で、創業から約40年の老舗です。メニューは、赤味噌(700円)、白味噌(750円)、合わせ味噌(800円)の3種類が基本になっています。大盛りは無料です。
注文したのは、「赤味噌らーめん」です。量は大盛りで、トッピングの「チャーシュー」と「味玉」も追加しました。麺は、中太の縮れ麺で、うっすらコシがあります。スープは、茶色の味噌で、こってり&濃いめの味でコクがあります。濃厚で美味しいです。ゴマと一味唐辛子も入っていて、うっすらピリ辛な後口になっています。具は、チャーシュー、味玉、モヤシ、メンマ、ネギ、海苔です。チャーシューは、薄めで横長の形のやつが5枚入りです。表面を炙ってあって香ばしさがあり、肉も脂身もとろけるような柔らかさになっていて、とても美味しかったです。モヤシは、直前に炒めて入れるので、とてもシャキシャキです。このラーメンは、具沢山で、がっつり来る味が良かったので、満足でした。十味やは、こってり系ラーメンが好きな人にオススメです。3種類の味噌の味の違いを楽しむのも良いでしょう。
一福VS十味やの、味噌ラーメン対決(2店)の結果は、引き分けとさせて頂きます。味に関しては、前者は優しい味、後者は強い味で、どちらも美味しかったです。チャーシューも違いがはっきりしていて、前者は引き締まった食感、後者は柔らかい食感でした。両方とも個性がしっかりあるので、好みで選んだらいいと思います。

2月 第5

クリーミーたんめん(やぐら亭) 【お店】 やぐら亭
【食事】 クリーミーたんめん (990円)
【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1141円)
2月後半の+αで紹介するのは、「やぐら亭」(やぐらてい)です。東京の初台で営業しているラーメン店です。宇宙一辛い味噌ラーメンと銘打った「ほたる」(1100円)という超激辛メニューが有名です。ただし、現在はコロナで販売休止になっているので、今回は、その他で珍しいと思ったメニューを食べてみました。ちなみに、メニューは通常で大盛り状態になっていて、マイナス110円すると少なめを選べます。
注文したのは、「クリーミーたんめん」です。大きくて黒い丼と真っ白いスープの組み合わせになっていて、ラーメンっぽくない珍しい見た目です。麺は、ストレートの細麺で、柔らかめの食感です。麺量はそこまで多くはありませんでした。スープは、白いホワイトソース味で、名前通りクリーミーです。薄塩のあっさり寄りで、優しい味になっています。スープ量はとても多いです。具は、豚バラ肉、キャベツ、タマネギ、ニンジンです。野菜は、たくさん入っていて、煮加減が程良く、食感も良いです。麺が早く食べ終わるので、残ったスープと具が、野菜たっぷりのサラサラシチューという感じになりました。このラーメンは、野菜をしっかり摂れてヘルシーで、スープも美味しいので、満足です。
やぐら亭は、醤油・塩・味噌など、スタンダードなメニューもありますが、クリーミーたんめんやほたるなど、個性的なメニューがオススメだと思います。ほたるは、本当に辛さがヤバいらしいです。

3月 第1

デカ盛り油チャッチャそば(てつ) 【お店】 てつ
【食事】 デカ盛り油チャッチャそば (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1152円)
3月前半の企画は、《油そば対決(3店)》です。1店目は、「てつ」です。東京の笹塚で営業している油そば店です。スカルシットというアパレルブランドの社長が立ち上げたお店だそうで、芸能人のサインがいっぱりありました。
注文したのは、「デカ盛り油チャッチャそば」です。通常の油そばが730円で、具が増加して背脂が追加されたバージョンです。大盛り無料なので、大盛りにしてもらいました。注文時にニンニク入れるかどうか聞かれるので、今回は入れました。黒い丼に麺と具がたっぷりなので、なかなか迫力がある見た目です。麺は、太めで硬め、うっすら縮れがあります。具は、チャーシュー、味玉、モヤシ、メンマ、ネギです。チャーシューは、丸いカットの3枚入りで、柔らかく、表面に少し焼き目が付いてます。タレは、背脂も手伝って濃厚でこってり寄りの味ですが、シャキシャキのモヤシがたっぷり入っているので、くどさを感じさせず、食べやすかったです。魚粉入りなので、後味に魚介の風味があります。この油そばは、ボリュームたっぷりで、ジャンクの王道という感じで美味しく食べられたので、満足です。
てつは、がっつり&こってりな油そばを食べたい時にオススメです。そこまで量や脂を求めてない人は、背脂無しの通常油そばを食べればいいと思います。

3月 第2

ガッツリ鶏まぜそば(武一) 【お店】 武一
【食事】 ガッツリ鶏まぜそば (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1152円)
3月前半の企画《油そば対決(3店)》の2店目は、「武一」(たけいち)です。東京の新橋で創業した濃厚鶏そばのお店で、秋葉原や渋谷、アジアまでチェーン展開しています。メニューは、鶏骨醤油や鶏白湯など鶏系ラーメンで、鶏まぜそばもあったので、今回行ってみました。
食べたのは、「ガッツリ鶏まぜそば」です。通常の鶏まぜそばが750円で、具が増加したバージョンになります。注文時に、麺量を小・並・中(=並より多い)から選べるので、増量してもらいました。麺は、平たい太麺で縮れがあり、コシがあって良かったです。具は、鶏の唐揚げ、鶏チャーシュー2種、味玉、キャベツ、モヤシ、キクラゲ、ネギ、揚げネギ、タマネギです。麺大量+具沢山なので、混ぜるのに手こずるぐらいでした。唐揚げは、サクサクした衣で、肉厚で良かったです。2種類の鶏チャーシューは、小さめでしたが、皮付きチャーシューと、白い丸チャーシューでした。キャベツやモヤシ、ネギなどで野菜たっぷりな感じも良かったです。タレは、味濃いめの濃厚こってりで、まろやかな味です。色んな歯応えの野菜と麺が絡んで、飽きずに食べられました。追加調味料として、魚粉、フルーツ酢、ラー油、すりゴマなども用意されているので、味を調整する事もできます。この油そばは、その名前にふさわしく、肉も野菜も麺も豊富で、味も美味しかったので、満足でした。
武一は、鶏系油そばを食べたい時にオススメです。味や具も良かったですが、麺の美味しさが効いている気がしました。その他の鶏系ラーメンもきっと美味しいでしょう。

3月 第3

特まぜそば(ねじ式) 【お店】 ねじ式
【食事】 特まぜそば (950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1202円)
3月前半の企画《油そば対決(3店)》の3店目は、「ねじ式」(ねじしき)です。東京の幡ヶ谷で営業しているお店で、ボリュームがあるラーメンを売りにしています。メニューは、醤油、味噌、鶏白湯などがあり、まぜそばも人気らしいので、今回行ってみました。
注文したのは、「特まぜそば」です。通常のまぜそばが750円で、+200円で具が増加した特製バージョンになります。注文時に、具の卵を生卵か味玉かで選べるので、味玉にしてもらいました。麺は、太くて固さがあり、ワシワシした感じでコシもあります。具は、チャーシュー、鶏そぼろ、味玉、モヤシ、青のりです。チャーシューは、中ぐらいの大きさの丸形が4枚で、ハムみたいな感じで噛み応えがある食感です。鶏そぼろは、麺とよく絡むので、効果的で良かったです。タレは、濃い茶色の濃いめの味、ニンニクと背脂入りで、まろやかさもあります。このまぜそばは、野郎が作ったようなワイルドさがあり、ガツガツ食べる感じで、ボリュームもあって美味しかったので、満足です。ねじ式は、ニンニクが効いたがっつり系ラーメンを食べたい時にオススメです。まぜそばは、+100円でチーマヨ(チーズ&マヨネーズ)のトッピングがあり、更にジャンク度を上げる事ができます。
油そば対決(3店)の対決結果は、武一>ねじ式≧てつとさせて頂きます。武一は、3店の中で一番ボリュームがあり、麺と具、全体をまとめる味など、総合力が高かったです。ねじ式は、個性の強さで印象に残ります。てつは、やや無難な感じもあり、もう少し特徴的なキャラを出せると良いと思います。3店とも、がっつり系で美味しく食べられたので、良かったです。

3月 第4

特偽郎ラーメン(ポークヌードル内藤) 【お店】 ポークヌードル内藤
【食事】 特偽郎ラーメン (950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1252円)
3月後半の企画は、《大盛りラーメン対決(2店)》です。先手は、「ポークヌードル内藤」(ぽーくぬーどるないとう)です。東京の初台で営業しているラーメン店ですが、昼と夜で店名とメニューが違うという、面白い営業形態です。昼は、「らーめん嗟哉」(らーめんあなや)という名前で、魚だしラーメンを提供しています。夜は、今回紹介する店名で、二郎系の大盛りラーメンを提供しています。メニュー名は、二郎(じろう)のパロディなのか、偽郎(ぎろう)ラーメン(750円)という名前です。本当かどうか知りませんが、店名も、夜だからNight→内藤だとか。
今回食べたのは、「特偽郎ラーメン」です。偽郎ラーメンのチャーシューが増加した上位版になります。このお店では、二郎系でよくあるニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメみたいなコールは無いみたいで、普通に注文するだけです。麺は、太めのストレートで、コシがあります。スープは、醤油+豚骨の茶色で、背脂とニンニク入りです。味しっかり濃いめで、コクがあります。具は、チャーシュー、キャベツ、モヤシです。チャーシューは、薄めですが大きいカットのが3枚入っていて、肉質と味がしっかりしてます。脂身は柔らかいです。野菜は、ほとんどがモヤシで、キャベツはほんの少々です。サッと茹でただけなので、シャキシャキ感が良く、量も多くて、麺量と同じぐらいに感じます。このラーメンは、二郎系のお手本のような作りで、お腹いっぱいがっつり食べられたので、満足です。
ポークヌードル内藤は、コールが無いので、二郎系初心者にオススメだと思います。がっつり感はちゃんとありますが、全体がすっきりまとまっていて、食べやすさを感じました。

3月 第5

小ぶた(豚山) 【お店】 豚山
【食事】 小ぶた (980円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1272円)
3月後半の企画《大盛りラーメン対決(2店)》の後手は、「豚山」(ぶたやま)です。東京や神奈川にチェーン展開している二郎系ラーメン店です。量が多い小ラーメン(780円)、もっと量が多い大ラーメン(880円)、提供時にコール(ニンニク、ヤサイ、アブラ、カラメ)ができるなど、二郎系の定石どおりになっています。店内に、注文方法や量が明示してあるので、分かりやすいです。公式Twitterでは、店舗毎の無料追加トッピングを発表しているので、コールの時に言えば、追加してもらえます。
注文したのは、「小ぶた」です。小ラーメンのチャーシュー増量版です。コールは、ニンニク・ヤサイにしてもらいました。丼に大盛り野菜とでかいチャーシューで、迫力があります。麺は、太めで硬めになっていて、ワシワシした感じです。スープは、茶色で、醤油+豚骨の濃いめでこってり味です。ニンニクの辛味が効いて、背脂のまろやかさもあります。具は、チャーシュー、モヤシ、キャベツです。チャーシューは、大きくて分厚い豚肉が5枚入りです。かなりしっかりした肉質ですが、噛むとほぐれて、脂身はとろけます。美味しいチャーシューでした。野菜は、生の状態で盛られているので、スープにくぐらせるといいです。他店ではほとんどモヤシな事が多いですが、このお店はキャベツの量が3分の1ぐらいあるのが良かったです。野菜のシャキシャキ感のおかげで、濃厚スープからしつこさが消えます。このラーメンは、大食いでも満足できるぐらい肉も野菜も量がたっぷりだったので、満足です。豚山は、大盛りラーメンをがっつり食べてエネルギー補給したい時にオススメです。
ポークヌードル内藤VS豚山の対決結果は、豚山の勝ちとさせて頂きます。味は、どちらも二郎の基本をしっかりやっていて、美味しかったです。量に関しては、肉も野菜も豚山の方が上回ってました。なので、量の点で、勝負が決まりました。ただ、そこまで大食いじゃないという人には、注文も簡単な内藤もいいでしょう。

4月 第1

小倉&クリームチーズ(一口茶屋)
ベーコンエッグチーズ(一口茶屋)
【お店】 一口茶屋
【食事】 鯛焼き6種 (196円、176円×2、157円×3)、
【会計】 1019円 (超過分19円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1253円)
4月前半の企画は、《鯛焼き対決(2店)》です。先手は、「一口茶屋」(ひとくちちゃや)です。主に北海道と関東にチェーン展開しています。メニューは、オードソックスな鯛焼きの他、冷たい生鯛焼きや、たこ焼き、お好み焼きなどもあります。価格は、157円からで安めです。
今回は、6種類の鯛焼きをチョイスしました。甘い系の「小倉&クリームチーズ」(196円)と「カスタードクリーム」(157円)、甘くない系の「ベーコンエッグチーズ」(176円)と「お好み鯛焼き」(176円)、生鯛焼きの「小倉&ホイップ」(157円)と「カスタード&ホイップ」(157円)です。鯛焼きの大きさは、頭から尻尾まで約15cmありますが、厚さは薄いので、SとMの中間ぐらいの印象です。鯛焼きは、薄めの皮で、焼き餃子の羽根みたいに、皮に羽根があるのが特徴です。パリパリ、サクサクしていて、食感と味に効果的に働いてました。小倉&クリームチーズは、あんこの小豆の粒にぎっしり感があり、チーズの塩気とあんこの甘さの組み合わせも良かったです。カスタードは、甘さがちょうどいいです。ベーコンエッグチーズは、名前通りの具で、目玉焼きが入ってるのが面白いです。お好み鯛焼きは、細かく切ったキャベツなど色々な具が入っていて、お好み焼きやたこ焼きのタネを入れた感じです。生鯛焼きは、薄くて固い皮で具を挟んでいて、形だけ言えば、和菓子の最中に近いです。挟んでいるだけなので、食べてる時に具が飛び出しやすく、皮も硬めで噛み切りづらいので、食べ辛さを感じました。味に関しても、通常の鯛焼きより良くなるとまでは言えません。トータルの感想としては、皮の羽根の食感や、甘くない具の鯛焼き、冷たい鯛焼きなど、工夫が良かったですが、サイズがそれなりで味やコスパは普通だったので、満足度は普通です。
一口茶屋は、通常の甘い鯛焼きも良いですが、塩気のある特殊鯛焼きもオススメです。鯛焼きはもっと色んな具がありえるんじゃないかと可能性を感じました。

4月 第2

鯛焼き(鳴門鯛焼本舗) 【お店】 鳴門鯛焼本舗
【食事】 鯛焼き3種 (260円、240円、220円)、抹茶もなか(あずき入り) (230円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1303円)
4月前半の企画《鯛焼き対決(2店)》の後手は、「鳴門鯛焼本舗」(なるとたいやきほんぽ)です。主に大阪と東京にチェーン展開している鯛焼き店です。天然鯛焼きと銘打っていて、一個ずつ焼く一丁焼きが特徴になっています。メニュー数はかなり絞られていて、鯛焼き3種と、サイドメニューが少々です。
注文したのは、このお店の全3種の「十勝産あずき」(220円)、「鳴門金時いも」(240円)、「プレミアムカスタード」(260円)と、サイドメニューの「抹茶もなか(あずき入り)」(230円)です。鯛焼きは頭から尻尾まで約13cmぐらいで、薄すぎず厚すぎずな感じです。サイズで言うと、Mでしょう。皮は、極薄で、表面がサックリ香ばしく、内側は柔らかでした。十勝産あずきは、ベーシックなあんこで、香りが良かったです。粒感は控えめで、こしあんに近い感じでした。金時いもとカスタードは、中身がたっぷり入っているので、食べ応えがあります。見た目よりボリュームを感じます。サイドメニューのもなかは、アイス・メニューで、バニラ(170円)と抹茶(200円)があり、+30円するとあずき入りになります。今回食べたのは、あずき入りの抹茶味です。もなかで丸いアイスを挟んだ形なので、スプーン無しでも、ハンバーガーみたいに食べられます。緑色の抹茶アイスは、シャリシャリ感があり、甘さしっかりです。それにあんこが加わると、より甘くなります。もなかは、真っ黒なのが特徴的で、硬めのパリパリです。見た目が炭みたいだなと思ってたら、実際に竹炭が入っているそうです。ちなみに、バニラのもなかは、普通のもなかです。トータルの感想としては、クオリティの良さを感じるものの、価格がまだ若干高いかなという印象で、アイスで例えるとハーゲンダッツという感じでした。満足度は普通です。鳴門鯛焼本舗は、具がたっぷりの薄皮鯛焼きを食べたい時にオススメです。抹茶アイスの真っ黒もなかも地味に珍しいので、試してみるといいでしょう。
一口茶屋VS鳴門鯛焼本舗の鯛焼き対決(2店)の対決結果は、引き分けとさせて頂きます。大きさ・量・価格から来るコスパ感は、どちらも同点という感じです。皮が、両店ともに特徴があって良かったです。メニュー数は、前者がバラエティ重視、後者が数を絞って王道重視という感じなので、好みで選んだらいいと思います。

4月 第3

チャーシューメン(武蔵家) 【お店】 武蔵家
【食事】 チャーシューメン (中盛950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1353円)
4月後半の企画は、《家系ラーメン対決(3店)》です。1店目は、「武蔵家」(むさしや)です。東京の吉祥寺で創業し、東京を中心にチェーン展開している家系ラーメンのお店です。基本のラーメンが650円で、+100円すると中盛り、+200円すると大盛りになります。注文時に、麺の硬さ、味の濃さ、油の量を調整できます。ライスと漬け物は、無料サービスで食べ放題です。
注文したのは、「チャーシューメン」です。並盛りが750円で、今回は中盛りを食べてみました。調整は、全て普通にしてもらいました。麺は、中太のストレートで、少し柔らかめです。麺量は、一般的な大盛りレベルぐらいあって、しっかり量がありました。スープは、油たっぷりのこってりで、まろやかな感じです。味は濃すぎないので、飲みやすいと思います。卓上には、ゴマ、ニンニク、酢などがあるので、味を調整する事もできます。具は、チャーシュー、ほうれん草、海苔です。3種のみで、簡素な構成です。チャーシューは、うっすら厚みがある大きめのカットで、5枚入りです。肉質は、少し硬めで、しっかり噛んで食べる感じでした。海苔やほうれん草は、スープに浸けて、ライスと一緒に食べるのもいいです。卓上にある漬け物は、緑色のキュウリで、ライスのお供になります。このラーメンは、かなりこってりしていて、大衆的な屋台を連想させる味でした。たっぷりの麺と無料のライスで満腹まで食べられる所が長所ですが、シンプルな内容と比較して価格が若干高い印象があったので、満足度は普通です。
武蔵家は、がっつり食べて、カロリーを補給したい人にオススメです。炭水化物、脂質、タンパク質をしっかり摂取できます。力仕事をしている人にも良いでしょう。

4月 第4

チャーシューメン(せい家) 【お店】 せい家
【食事】 チャーシューメン (中盛900円)、味付け玉子 (80円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1373円)
4月後半の企画《家系ラーメン対決(3店)》の2店目は、「せい家」(せいや)です。東京の世田谷で創業し、東京を中心にチェーン展開している家系ラーメンのお店です。基本のラーメンが550円で、+110円すると中盛り、+170円すると大盛りになります。基本は太麺ですが、細麺にする事も可能です。注文時に、麺の硬さ、味の濃さ、油の量を調整できます。
注文したのは、「チャーシューメン」です。並盛りが790円で、今回は+110円の中盛りです。「味付け玉子」も付けました。麺は、太麺で、少しモチモチした食感があり、コシもありました。スープは、濃い茶色で、油たっぷりのこってり系です。スープを作る時に鶏ガラも入れているそうで、通常の家系のスープに鶏の味が加わって、個性が出てました。卓上には、生姜、ニンニク、豆板醤などもあるので、味を調整できます。具は、チャーシュー、味玉、ほうれん草、ネギ、海苔です。チャーシューは、大きくて丸いのが4枚入りで、それなりに厚みもあるので、ボリューム感があります。しっかりした肉質ですが、噛むとほぐれてきて、味もよく染みています。中盛りで、麺もスープもたっぷり量がありましたが、このお店では替え玉(細麺のみ、110円)もあるので、同じ値段なら中盛りよりも替え玉の方がいいかもしれません。このラーメンは、量も味も良かったので、満足です。
せい家は、こってりした家系ラーメンを食べたい時にオススメです。鶏ガラ入りで、家系でも一味違うスープになっています。

4月 第5

チャーシューメン(町田商店) 【お店】 町田商店
【食事】 チャーシューメン (990円)
【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1393円)
4月後半の企画《家系ラーメン対決(3店)》の3店目は、「町田商店」(まちだしょうてん)です。東京の町田で創業した家系ラーメン店で、関東・東海・関西などにチェーン展開し、アメリカにも進出しています。「荻窪商店」や「代々木商店」など、出店場所の店名になっている店舗もあります。注文時に、麺の硬さ、味の濃さ、油の量を調整できます。ランチタイムは、小ライスが無料で食べ放題です。完まく(スープまで飲みきって完食)というアプリがあり、完まくするとスタンプがもらえて、10枚たまると、ラーメン1杯無料や1年間トッピング無料のサービスを受けられるそうです。
注文したのは、「チャーシューメン」です。通常のラーメンが740円で、+250円するとチャーシューが増量になります。小ライスも付けてもらいました。麺は、中太で少し平たく、長さは短めで、食感は硬めです。スープは、淡い色合いで、油が効いてこってり系ですが、味はまろやかで飲みやすいです。卓上には調味料が充実していて、ラー油、胡椒、一味唐辛子、酢、ニンニク、生姜、豆板醤などがあり、味を調整できます。刻みタマネギもあるので、シャキシャキした食感で爽やかな後口も追加できます。具は、チャーシュー、うずらの玉子、ほうれん草、海苔です。チャーシューは、丸い中サイズが5枚です。薄切りですが、柔らかくてとろける食感があります。ライスに絡めて食べるのも美味しいです。卓上にはライスのお供になる緑色のキュウリの漬け物もあります。スープにライスを投入してラー油を垂らすと、辛味が効いた雑炊になります。トータルの感想としては、ライスを活用してお腹いっぱい食べられて、サービスの良さもとても好印象だったので、満足です。町田商店は、誰でも食べやすい家系ラーメンだと思います。店内に非常に活気があり、店員さんの接客も丁寧で、その点も多いにプラスです。
3つの家系ラーメン・チェーンの対決結果は、町田商店>せい家>武蔵家とさせて頂きます。町田商店は、サービスの良さが光ってました。せい家は、無料ライスが無いのが惜しいですが、コスパが良かったです。武蔵家は、大衆的で、カロリーをしっかり補給できます。同じ家系でも、それぞれの店に味の個性がしっかりありました。

5月 第1

自家製タルタルと黒酢のチキン南蛮ごはん(すみれ) 【お店】 すみれ
【食事】 自家製タルタルと黒酢のチキン南蛮ごはん (950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1443円)
5月前半の企画は、《明太子ランチ対決(2店)》です。先手は、「すみれ」です。東京を中心に日本各地にチェーン展開している焼鳥居酒屋です。鶏肉は、鳥取の大山どりを使用しているそうです。ランチタイムには、鶏系定食があり、明太子食べ放題サービスが売りになっています。
注文したのは、「自家製タルタルと黒酢のチキン南蛮ごはん」です。定食の内容は、メインの鶏料理+サラダ、ご飯、明太子、副菜、スープになっています。ご飯は、大盛り・特盛りが無料です。チキン南蛮は、中ぐらいのサイズで4つです。衣はカリカリで、平たいカットでやや厚みがあります。肉質がしっかりして淡白な味も良かったですが、なんとなく、大きめのチキンナゲットという印象もありました。タルタルソースは、マヨネーズ感が強く、黒酢ソースと合わさると、お好み焼きを連想させる味になりました。脇にあるサラダは、ドレッシング付きのキャベツの千切りです。明太子は、小さいツボ入りで、食べ終わったらお代わりできます。辛さはしっかりめで、1ツボで結構量があります。今回は3ツボで満腹に到達しました。副菜は、2種類のナムル(モヤシ、ほうれん草)で、小皿に少量です。スープは、ネギが具の、シンプルな透明コンソメです。この定食は、明太子食べ放題なのは良いですが、メニュー内容が少しインパクト不足だったので、印象としては普通です。
すみれは、ご飯大盛りや特盛りで食べると、明太子を活かせると思います。ご飯が少ないと、明太子を持て余すかもしれません。その他のランチメニューでは、唐揚げや焼鳥などの定食もあります。

5月 第2

がめ煮定食(やまや) 【お店】 やまや
【食事】 がめ煮定食 (1300円)
【会計】 1300円 (超過分300円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1143円)
5月前半の企画《明太子ランチ対決(2店)》の後手は、「やまや」です。福岡の有名な明太子メーカーであるやまやは、博多もつ鍋をメインにした居酒屋も経営していて、東京・大阪・福岡などにチェーン展開しています。ランチタイムには、定食メニューがあり、ご飯・明太子・辛子高菜の食べ放題サービスが売りになっています。
注文したのは、「がめ煮定食」です。がめ煮とは、福岡の筑前煮のことです。ご飯、味噌汁、副菜、明太子、辛子高菜が付いています。がめ煮は、鶏肉、ゴボウ、ニンジン、シイタケ、タケノコ、ダイコン、キヌサヤ、コンニャクで、具沢山です。薄味の素朴で優しい味になっていて、野菜&食物繊維たっぷりという感じでした。味噌汁は、具がワカメ、ネギ、油揚げです。副菜は、タケノコの煮物で、さっぱり味で歯触りが良かったです。明太子と高菜は、それぞれ小皿に入っていて、食べきるとお代わりできます。明太子は、ピンク色で、マイルドな辛さです。高菜は、ゴマ入りでシャキシャキしていて、辛さしっかりでした。ご飯もお代わり自由なので、明太子と高菜をいくらでも食べられます。この定食は、全体的に一定以上のクオリティがあって、野菜をしっかり摂れて、満腹まで食べられたので、満足です。やまやは、ランチでご飯と明太子をたくさん食べたい時にオススメです。そんなに明太子を食べない場合は、割高になってコスパが下がると思います。その他には、同価格の唐揚げ定食や焼き魚定食、もつ鍋定食(2000円)もあります。
明太子食べ放題ランチの対決結果は、やまや≧すみれとなりました。やまやの方が、明太子や定食内容の質の良さを感じましたが、その分価格も高いので、この点は差し引きで引き分けな感じです。ご飯食べ放題の有無で明太子を美味しく食べられる量に差があったので、やまやの勝ちとなりました。

5月 第3

MEGAカレー(11イマサ) 【お店】 11イマサ
【食事】 MEGAカレー (840円)
【会計】 840円 (お釣り160円と繰り越し含めた次回の予算→1303円)
5月後半の企画は、《カレー対決(3店)》です。1店目は、「11イマサ」(いれぶんいまさ)です。東京の新宿駅の中で営業しているカレー店で、創業から今年で57年になります。店名は、一期一会の今・佐(今を助ける)という意味だそうです。色々なメニューがありますが、基本のチキンとポークは440円、ビーフが490円で、良心的な価格です。
今回食べたのは、「MEGAカレー」です。このお店の最高値クラスで、色んなトッピングが盛られて派手な見た目になります。カレーの皿は、淡い色でカラフルです。ライスは、多すぎず少なすぎずで普通の量でした。ルーは、チキンカレーのルーで、わずかにタマネギが入っているだけでほぼ具無しです。表面に薄くかけてあるだけなので、量は少ないです。辛さは控えめで、甘口の穏やかな味です。卓上には、辛味オイルとうまみソースがあるので、味を加える事もできます。具は、ハンバーグ、チキンカツ、コロッケ、ウィンナー、ポテトサラダ、バターコーンです。ハンバーグは、厚みと大きさがしっかりあって、デミグラスソースがかかっています。この1枚で既にボリューム感があります。チキンカツは、薄切りのモモ肉に厚めの衣です。サクサクして、しっかり大きいのが良いです。コロッケは、軽い衣で、ニンジンや刻んだ玉子も入っていて、食べ応えがあります。ウィンナーは小さめのが3本、ポテトサラダはニンジン入りでした。卓上には、通常の甘めの福神漬けと、塩気が効いたキュウリの福神漬けがあり、食べ放題です。このカレーは、どのトッピングも大きさや量が充実していて、コスパがとても素晴らしかったので、満足です。
11イマサは、安くてプレーンなカレーを食べたい時にオススメです。トッピングが大きいので、追加してボリューム感を加えるのも良いです。

5月 第4

チキンカレー(クロックカレー) 【お店】 クロックカレー
【食事】 チキンカレー (大盛660円)、かつ&からあげ (300円)
【会計】 960円 (お釣り40円と繰り越し含めた次回の予算→1343円)
5月後半の企画《カレー対決(3店)》の2店目は、「クロックカレー」(Clock Curry)です。東京の新大塚で営業しているチキンカレーのお店です。もともと500円の1コイン価格でやっていましたが、今は税込み550円が基本価格です。+110円すると大盛り、+230円すると特盛りにできます。チーズ、野菜、トンカツなどのトッピングの価格は、100〜300円台です。営業時間は、昼から夕方までのランチ営業のみで、ルーが無くなると終了なので注意です。
今回食べたのは、「チキンカレー」の大盛りです。トッピングの「かつ&からあげ」(トンカツ1枚、唐揚げ2個)ものせました。大盛りですが、ライスもルーも量がしっかりあり、普通のカレー店の特盛りぐらいあります。それにトンカツと唐揚げが加わると、ちょっとした大食いチャレンジになりました。ボリューム感が素晴らしく、ネタが古いですが、黄レンジャー大歓喜という感じです。このお店は、並盛りの時点で量が多いようです。ルーは、家庭的な味で、中辛で辛さがじんわり来るタイプで、鶏肉以外は具無しです。鶏肉は、煮込まれて噛むとほぐれる感じがあり、大きさや量がちゃんとあって、具としての存在感がありました。トンカツは、薄めで平たく、大きさがあり、衣はカリカリです。ルーと調和してました。唐揚げは、衣がサクサクで、一口では食べきれない位の大きさがあります。チキンカレーと唐揚げのダブルだと、鶏肉かぶってる感があったので、値段が同じ300円の「かつ(2枚)」の方がよかったかもとも思いました。卓上には、赤い福神漬け、ソース、辛味ソースが常備してあります。感想としては、ライス、ルー、トッピングともに満腹保証の量があり、食べやすい味で美味しかったので、満足です。
クロックカレーは、カレーをがっつり食べたい人や黄レンジャーにオススメです。そんなに量を食べられない人は、量が減って代わりにサラダが入ったプレートランチ(550円)もあります。

5月 第5

カツバーグカレー(クラウンエース) 【お店】 クラウンエース
【食事】 カツバーグカレー (700円)、フランクフルト (100円)、アサリ (100円)
【会計】 900円 (お釣り100円と繰り越し含めた次回の予算→1443円)
5月後半の企画《カレー対決(3店)》の3店目は、「クラウンエース」です。東京の上野と茗荷谷で営業している老舗カレー店です。カレーの価格帯は安めで、チキン(420円)、ポーク(440円)、ビーフ(470円)となっていて、看板メニューのカツカレーは600円になっています。+100円で大盛り可能です。
今回食べたのは、「カツバーグカレー」です。カツカレーにハンバーグが追加されたバージョンです。トッピングとして、「フランクフルト」と「アサリ」も付けました。ライスは、量がしっかりあり、腹ペコには嬉しいです。ルーは、ほぐれた鶏肉が入ったチキンカレーで、量は普通です。中辛でマイルドなので、食べやすい味です。具は、トンカツ、ハンバーグ、フランクフルト、アサリで、盛り沢山な見た目になりました。トンカツは、大きくて厚みがあり、薄めの衣はサクサクです。柔らかさもあり、満足度の高いカツでした。ハンバーグは、小さめの俵型で、手作り感が出てます。ソース等の味付けは無いので、ルーに絡ませて食べます。フランクフルトは、切れ目付きのぶっといソーセージが2本です。肉厚で味がしっかり付いていて、皮も香ばしくてパリッとしています。ハンバーグよりもボリューム感がありました。アサリは、カレーのトッピングとしては珍しい、文字通りの茹でたアサリです。クニュッとした食感がアクセントになってました。卓上には、福神漬けとラッキョウがあります。トータルの感想としては、味良し、量良し、具良しで、全体的にバランスが良かったので、満足です。クラウンエースは、安くて量も良いリーズナブルなカレーを食べたい時にオススメです。トッピング付きや大盛りにすれば、更に量の満足度が上がります。
3店のカレー対決の結果は、クラウンエース≧11イマサ=クロックカレーとさせて頂きます。クラウンエースは、量、トッピング、コスパのバランスが優秀だったので、僅差で1位です。11イマサとクロックカレーは、引き分けで2位です。11イマサは、安くてトッピングも凄かったですが、肝心のカレーが少ないのが惜しかったです。クロックは、カレーの量が断トツで良かったですが、その分価格にも反映されていると感じたので、コスパ感は普通です。味に関しては、3店ともそれぞれ辛さや味に違いがあり、美味しく食べられました。

6月 第1

〆いわし(かっぱ寿司)
牛カルビにぎり(かっぱ寿司)
【お店】 かっぱ寿司
【食事】 寿司10皿 (110円×10)
【会計】 1100円 (超過分100円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1343円)
6月前半の企画は、《回転寿司対決(3店)》です。1店目は、「かっぱ寿司」(かっぱずし)です。有名な回転寿司店で、全国にチェーン展開しています。以前は、店名通りカッパのマークがロゴでしたが、現在では皿を重ねたデザインに変わっています。価格は、1皿110円からで安いです。タッチパネルで注文すると、お馴染みのレーンで寿司が流れてきます。寿司は、全てサビ抜きです。
注文したのは、「まぐろ」、「とろサーモン」、「煮穴子」、「熟成かれい」、「〆いわし」、「豪快いか天」、「テリヤキマヨハンバーグ」、「牛カルビにぎり」、「生姜焼き風四元豚にぎり」、「チーズマヨ炙りよだれ鶏」の10皿(全て2貫入り110円)です。卓上には、ワサビ、醤油、ガリが常備されています。シャリは、小さめで、若干柔らかめの握りです。マグロ、トロサーモン、煮アナゴは、ネタが小さめで普通な感じでした。カレイにはシソの葉、イワシにはネギと生姜が付いていて、味のアクセントになってます。特にイワシはネタが大きくて良かったです。イカ天は、大きさはありますが、細長いので、ややインパクトに欠けます。衣はサクサクで良かったです。ハンバーグは、ソース+マヨの照り焼き風で、大きさはそれほどでもないですが、厚みが感じられます。牛焼肉と豚焼肉のにぎりは、タレでしっかり味が付いています。豚肉より牛肉の方が大きかったのが、意外でした。鶏焼肉のにぎりは、淡白な鶏肉にチーズ+マヨで、炙ってあるので香ばしさもあります。10皿食べての全体的な印象としては、魚系の寿司はさっぱり味、肉系の寿司はこってり味という感じで、味の区分けが分かりやすいです。安いのは良いですが、サイズも価格相応に小さめだったので、満足度は普通です。
かっぱ寿司は、安くて無難な回転寿司を食べたい時にオススメです。個人的には、少し個性不足を感じました。コスパが良いとか、ネタが大きいとか、サービスが良いとか、何かもう一押し個性を出せると良いと思います。肉系の寿司が印象良かったので、いっそ肉寿司専門にしたらどうでしょう。

6月 第2

天然めばち鮪(スシロー)
生ハム(スシロー)
【お店】 スシロー
【食事】 寿司10皿 (110円×10)
【会計】 1100円 (超過分100円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1243円)
6月前半の企画《回転寿司対決(3店)》の2店目は、「スシロー」です。有名な回転寿司店で、全国にチェーン展開しています。価格は1皿110円からで安いですが、都市部の店は都市型店舗ということで、価格が132円からになります。タッチパネルで注文し、レーンで寿司が流れてくるというお馴染みのスタイルです。寿司は、全てサビ抜きです。
注文したのは、「天然めばち鮪」、「はまち」、「〆真さば」、「こはだ」、「生エビ」、「一本釣りかつおの塩たたき」、「あんこう天ぷらにぎり」、「かにカマ天にぎり」、「生ハム」、「海老フライアボカドロール」の10皿(全て2貫入り110円)です。卓上には、ワサビ、醤油、ガリが常備されています。シャリは、普通の大きさで、柔らかすぎない握りなので、崩れやすさは無かったです。マグロ、ハマチは厚みがあり、サバ、コハダは大きさがありました。生エビは甘味があり、カツオのたたきはネギと揚げネギ付きで後味がさっぱりします。アンコウの天ぷらは、大きくて丸みがあるカットで、淡白な味です。カニカマの天ぷらも、淡白な味ですが、マヨネーズ付きでジャンク感が出てます。天ぷら系は衣がサクサクでした。生ハムは、薄切りの大きいハムに、タマネギとマヨネーズがしっかりトッピングされていて、かなりボリューム感があります。アボカドロールは、エビフライ、タマゴ、アボカドをシャリで巻いて、上にトビコを散らした太巻きです。エビフライの衣のカリカリ感がアクセントになって、一口で食べるのは難しい位の大きさもあるので、食べ応えがありました。10皿食べての全体的な印象としては、価格の割にネタのサイズが良く、コスパが素晴らしかったので、満足です。
スシローは、コスパの良い回転寿司を食べたい時にオススメです。ネタの大きさに企業努力を感じました。132円の都市型店舗だとコスパ感が落ちるので、訪問するなら110円の通常店の方が良いでしょう。

6月 第3

人気にぎり(くら寿司)
焼きはらす(くら寿司)
【お店】 くら寿司
【食事】 人気にぎり (550円)、寿司5皿 (110円×5)
【会計】 1100円 (超過分100円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1143円)
6月前半の企画《回転寿司対決(3店)》の3店目は、「くら寿司」(くらずし)です。有名な回転寿司店で、全国にチェーン展開しています。全メニュー無添加だそうです。価格は1皿110円からで安いですが、都市部の店は都心型店舗ということで、価格が121円からになります。通常のゆっくりレーンと高速レーンがあり、タッチパネルで注文すると高速の方で飛んできます。寿司は、全てサビ抜きです。ビッくらポンというガチャガチャのミニゲームがあり、5皿投入するとチャレンジできますが、今回やってみたらハズレでした。
注文したのは、平日ランチ限定メニューの「人気にぎり」の他、「焼きはらす」、「濃厚チェダーチーズ天寿司」、「生しらす黄身醤油漬け」、「うな玉」、「たら白子ジュレポン酢」の5皿(全て2貫入り110円)です。卓上には、ワサビ、醤油、ガリ、タレなどが常備されています。シャリは、若干小さめです。寿司によっては、注文時にシャリのハーフサイズを選べるようですが、これ以上減らす必要もない気がします。ランチの人気にぎりは、9貫セットで、茶碗蒸しか、あおさ入り赤だしを選んで付けられます。今回は茶碗蒸しにしました。寿司の内容は、マグロ、エビ、イカ(大葉付き)、サーモン、ツブ貝、カツオのたたき(ネギ付き)、タマゴ、ネギトロ、イクラ(キュウリ付き)です。シャリもネタも小さめなので、食べ応えは普通ですが、色々食べられるので、お得な感じがします。茶碗蒸しは、三つ葉、カニカマ、小さいホタテが具で、量もしっかりあって良かったです。焼きハラスは、やや小さめですが、皮付きで焼いてあるので、香ばしさがあります。チーズ天は、長方形のチーズの天ぷらで、ドレッシングみたいなソースがかかっています。濃厚なチーズの味が個性的です。残りの3皿は、軍艦巻き系をチョイスしました。生シラスは、黄身醤油漬けだそうで、ほんのり黄色です。ネギ&ワサビが薬味で、シラスにもしっかり味が付いているので、醤油無しでいけます。うな玉は、ウナギの細切れと半熟玉子です。軍艦巻きでは珍しい具だと思います。タラの白子は、淡白な味で、添え付けのポン酢ジュレの酸味がアクセントになってました。セット+5皿食べての全体的な印象としては、気が利いたセットや個性的な具の寿司が良かったですが、サイズの小ささでコスパ感が減衰してたのが惜しかったです。なので、満足度は普通です。くら寿司は、セット類や麺類、デザート類が充実しているので、寿司以外にも色々食べたい人にオススメだと思います。
回転寿司の3つの有名店の対決結果は、スシロー>くら寿司≧かっぱ寿司とさせて頂きます。スシローは、ネタの大きさが光ってました。それと比較すると、くら寿司とかっぱ寿司は、ネタもシャリも控えめな印象です。くら寿司はお得なセットで特色を出せたので、かっぱ寿司より好印象を残せました。

6月 第4

赤身ステーキ(やっぱりステーキ) 【お店】 やっぱりステーキ
【食事】 赤身ステーキ (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1143円)
6月後半の企画は、《ステーキ対決(2店)》です。先手は、「やっぱりステーキ」です。沖縄で創業したステーキ店で、全国にチェーン展開を進めています。東京では、吉祥寺と蒲田にあります。価格は、1000円台(肉量減らせば800円台)でリーズナブルです。バイキング形式で、ライス、スープ、サラダが食べ放題になっています。
注文したのは、「赤身ステーキ」です。このお店の代表メニュー「やっぱりステーキ」は、150gで1000円ですが、赤身ステーキは200gで1000円だったので、量で選びました。ステーキは、溶岩石プレートで提供されるスタイルです。肉の表面を焼いてあるだけで、中身はほぼレアなので、自分で切り分けながらプレートで焼いていきます。非常に分厚くてインパクトがあり、肉の塊という感じでした。脂身の無い赤身肉で、柔らかく、肉を喰っている充実感があります。卓上には、岩塩、黒胡椒、刻みワサビ、刻みニンニク、ニンニク味噌、醤油、ニンニク醤油、和風甘ダレ、ポン酢、ソース、オニオンソース、フルーツソース、タバスコなど、調味料類がたくさんあります。充実しすぎて逆に選択に困るほどですが、自分の好きな味で肉を楽しめる所が良いです。続いてバイキング・コーナーのメニューを紹介すると、ライスは、通常の白飯と、赤飯みたいな紫色の黒飯があります。スープは、卵スープです。サラダは、キャベツとニンジンの千切りと、黒胡椒で味付けしたマカロニがあります。ドレッシング類も充実していて、青ジソ、ゴマ、フレンチ、シークワーサー、唐辛子がありました。これらが全部食べ放題なのは、サービス満点で嬉しいです。トータルの感想としては、味・量・価格のコスパが素晴らしく、サービスも良く、満腹まで食べられたので、大満足でした。この内容で1000円は神レベルじゃないでしょうか。
やっぱりステーキは、安くステーキを食べたい時にオススメです。食べ放題もあって大変コスパが良く、これにケチ付けたらバチが当たりそうです。

6月 第5

松ロースステーキ(ステーキ屋松) 【お店】 ステーキ屋松
【食事】 松ロースステーキ (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1143円)
6月後半の企画《ステーキ対決(2店)》の後手は、「ステーキ屋松」(すてーきやまつ)です。牛丼で有名な松屋フーズが運営するステーキ店で、東京の吉祥寺・三鷹・下北沢で営業しています。前回紹介したやっぱりステーキにインスパイアされたスタイルで、溶岩石プレートで肉を提供し、食べ放題のバイキングも付いています。今回行った店舗は、ライス、スープ、サラダが食べ放題でした。店舗によっては、ライスは不可だったり、逆にコーヒーがあったりして、少し違うようです。価格は、1000円台(肉量減らせば900円台)になっています。
注文したのは、「松ロースステーキ」です。200gで1000円になります。肉は、脂肪の無い大きな肉塊で、ワイルドな形です。表面だけ焼いた状態なので、自分で切り分けて、焼きながら食べます。噛み応えがある肉でした。卓上には、紅塩、黒胡椒、柚子胡椒、ワサビ、おろしニンニク、醤油、オリジナルソース、オニオンソース、ガーリックソース、フルーティソース(梅味)など、調味料類がたくさんあります。色んなソースを試せて、美味しく肉を食べられました。ライスは、大盛りから少なめまで選べて、お代わりできます。バイキング・コーナーにあるのは、スープバーとサラダバーです。スープは、ワカメスープで、具のワカメ、ゴマ、ゴマ油の各量を自分で調整できます。サラダは、色んな野菜があって充実してました。ニンジン(千切りでグラッセ)、ダイコン(細切り)、キャベツ(千切り)、パプリカ(赤と黄のスライス)、コーン、オリーブ、ポテトサラダ(ニンジン入り)、ワカメサラダ(赤トサカとクラゲ入り)です。ドレッシングは、フレンチ、オニオン、ニンジンの3種類があります。色とりどりの野菜をたっぷり食べられるので、非常に満足度が高いです。トータルの感想としては、味・量・コスパが素晴らしく、肉だけじゃなくて野菜の印象も良かったので、大満足でした。ステーキ屋松は、野菜摂取目的でもオススメできるステーキ店です。
ステーキ対決の結果は、ステーキ屋松≧やっぱりステーキとさせて頂きます。どちらも、大きい肉が安い、調味料が充実、バイキング付きで、コスパやサービスが感嘆するレベルで良かったです。やっぱりステーキは、肉の形状と溶岩石の温度で、食べやすさ・焼きやすさが優れてました。ステーキ屋松は、サラダの豊富さが優れていたので、これが勝敗の決めてになりました。両店とも素晴らしいので、是非行きましょう。

7月 第1

特金祥らーめん(祥) 【お店】
【食事】 特金祥らーめん (980円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1163円)
7月前半の企画は、《豚骨ラーメン対決(2店)》です。先手は、「」(しょう)です。九州ラーメンのお店で、東京の吉祥寺で営業しています。注文時に、麺の硬さを選べます。替え玉は、100円です。
注文したのは、「特金祥らーめん」です。基本の祥らーめんが690円で、特金は具が増加した上位版です。色んな具がのってるので、賑やかな見た目になっています。麺は、極細のストレートです。量は普通でした。スープは、油が利いたこってり系ですが、味は控えめでまろやかです。万人受けする飲みやすい味だと思います。卓上には、ゴマやニンニクの他、辛子高菜、辛モヤシ、紅生姜、ラー油などの辛い系の薬味が豊富にあります。スープに辛味を追加して食べると、パンチが出て美味しいです。具は、チャーシュー、味玉、キクラゲ、ネギ、海苔です。チャーシューは3種類あり、丸くて薄い豚肉、四角で薄い豚肉、角煮となっています。どれも大きさは少し小さめですが、脂がとろけるような食感で、美味しかったです。このラーメンは、色んなチャーシューを楽しめて、辛い薬味の追加で味の変化も楽しめたので、満足でした。
祥は、豚骨ラーメンに辛い薬味をたくさん入れて食べたい人にオススメです。辛いスープの辛祥ラーメン(900円)もあり、辛さを調整できます。

7月 第2

らーめん(一笑)
スタベジ(一笑)
【お店】 一笑
【食事】 らーめん&スタベジ (大盛950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1213円)
7月前半の企画《豚骨ラーメン対決(2店)》の後手は、「一笑」(いっしょう)です。東京の阿佐ヶ谷で営業している豚骨ラーメン店です。面白いスタイルが売りになっていて、ラーメンと具材が分けて提供されます。具無しラーメンが4種類、具材が8種類あり、自分の好きな組み合わせを選べます。ラーメンは、「らーめん」(中太麺、850円)、「バリカタらーめん」(細麺、850円)、「あっさり醤油らーめん」(醤油味、ネギ入り、850円)、「辛辛らーめん」(辛いスープ、900円)です。具材は、ベースのチャーシュー&野菜は同じで、追加で入ったタレなどで味が違います。価格は、全て0円扱いで、同じです。内訳は、「プレーン」(追加調味料無し)、「スタベジ」(ニンニク醤油&背脂のスタミナ系)、「カラベジ」(焦しニンニク&ラー油の辛い系)、「シビベジ」(山椒&生ニラの痺れる系)、「トマベジ」(トマトペーストのイタリアン風)、「すっぱベジ」(レモングラス&パクチーの酸っぱい系)、「ウオベジ」(魚介ペースト&煮干し油の魚系)、「ブラベジ」(黒胡椒入りのスタベジ)です。
今回チョイスしたのは、「らーめん」(+100円の大盛り)と「スタベジ」です。麺は、コシがある若干細めの中太です。大盛りだと、麺量も非常に多かったのが良かったです。スープは、まろやかでコクがあり、優しい味で濃厚です。一般的な豚骨スープとはちょっと違う個性が感じられます。最初は具材を入れずに、麺とスープだけ味わうのがオススメだそうです。次に、具材を投入します。チャーシューは、小さめですが、厚みがあってしっかりした肉質です。野菜は、モヤシ、キャベツ、ニンジン、ニラです。生なので、スープにしっかり絡めるといいでしょう。野菜のシャキシャキ感が良いです。スタベジの調味料の背脂ニンニクがスープに混じると、パンチが効いて味にしっかり変化が出るので、1杯で2度美味しいと言えます。このラーメンは、基本のスープと麺が素晴らしく、選べる具材で好きな味を楽しめて、量もしっかりあって満腹になれたので、満足です。一笑は、個性的な豚骨ラーメンを食べたい時にオススメです。具材は、ラーメンに投入せずに、おつまみやサラダ的な食べ方もいいそうです。
豚骨ラーメンの対決結果は、一笑>祥とさせて頂きます。味に関しては、一笑は個性的、祥は定番で、どちらも良かったです。一笑のスタイルは、アイディアが素晴らしく、他にはない個性を出せていたので、この点で勝敗が決まりました。

7月 第3

せいろうどんと小天丼ランチ(藍屋) 【お店】 藍屋
【食事】 せいろうどんと小天丼ランチ (935円)
【会計】 935円 (お釣り65円と繰り越し含めた次回の予算→1278円)
7月後半の企画は、《和食レストラン対決(3店)》です。1店目は、「藍屋」(あいや)です。すかいらーくグループが、東京など一都三県でチェーン展開している、和食レストランです。定食、寿司、丼、天ぷら、そば・うどんなどを提供しています。メニューの価格帯は、1000円〜2000円台なので、結構高めです。
注文したのは、「せいろうどんと小天丼ランチ」です。ランチメニューも1000円越え当たり前の中、数少ない1000円以下の一品です。内容は、ざるうどんとミニ天丼のセットで、漬け物が付いています。うどんは、平たい麺でコシがあり、キリッと冷えているのが好印象でした。量は普通です。薬味は、ネギ、ワサビ、七味唐辛子があります。ミニ天丼は、ご飯は少なめです。天ぷらは、4種類あり、エビ、イカ、ナス、カボチャです。衣が薄くてサクサクしてました。揚げたての熱々で、野菜が大きかったのも良かったです。漬け物は、青菜、白菜、ニンジン、昆布で、しっかりめの味です。このセットは、熱い物は熱く、冷たい物は冷たくで、温度まで配慮が行き届いていて、クオリティの良さも感じられました。ただ、量が普通で、価格が若干高めに感じられでコスパが惜しかったので、満足度は普通です。
藍屋は、オードソックスな和食レストランに行きたい時にオススメです。店内は、畳の床でしっかり和風になっています。価格が高めですが、その分質も上がるので、量より質を重視する人に向いてるんじゃないでしょうか。

7月 第4

さと和膳(和食さと) 【お店】 和食さと
【食事】 さと和膳 (988円)
【会計】 988円 (お釣り12円と繰り越し含めた次回の予算→1290円)
7月後半の企画《和食レストラン対決(3店)》の2店目は、「和食さと」(わしょくさと)です。主に関東・関西・中部地方にチェーン展開している和食レストランで、アジアにも進出しています。しゃぶしゃぶやすき焼きの食べ放題の他、定食、寿司、丼、鍋、天ぷら、そば・うどんなどを提供しています。メニューの価格帯は、1000円〜2000円台なので、結構高めです。
注文したのは、「さと和膳」です。ランチの代表メニューで、定食+選べる主菜+選べるミニ麺で、988円のセットになります。定食の内容は、ご飯、天ぷら盛り合わせ、茶碗蒸し、小鉢、漬け物です。主菜は、8種類(鮭みりん焼、真鯵フライ、大エビフライと唐揚げ、チキン南蛮、お刺身4種盛、とろ湯葉刺身、ローストビーフ、牛ロースステーキ)から、好みの1つを選べます。ミニ麺は、4種類(ざるうどんorそば、温うどんorそば)あり、これも1つ選べます。今回は、アジフライと温うどんにしました。懐石料理みたいに食べ物が色々あるので、どれから食べようか目移りしてしまいます。ご飯は、ちりめんと山椒のふりかけが上にのってます。天ぷらは、エビ、カボチャ、レンコン、シシトウ、海苔の5種類です。衣がサクサクでした。茶碗蒸しは、鶏肉、エビ、グリーンピース、シイタケが入っていて、思ったより具沢山です。小鉢は、時期によって内容が変わるそうですが、今回は梅大根餅でした。トビコ付きで、ピンク色が綺麗です。漬け物は、黄色いダイコンの細切れで、甘めの味です。主菜の真鯵フライは、タルタルソースとレモンが添えられています。揚げたての熱々で、衣もカリカリでした。ミニ麺の温うどんは、細めの柔らかい麺で、ワカメ、ネギ、柚子皮入りのあっさりした味です。このセットは、どれもサイズは小さいですが、細かい所まで作りはしっかりしています。選ぶ楽しみと色々食べられる楽しさがあり、満腹感も感じられたので、満足でした。
和食さとは、和食ランチを食べたい時にオススメです。ランチメニューは、1000円以下が結構あります。特に今回のさと和膳は印象が良かったです。

7月 第5

鶏つくねと12種野菜の黒酢丼ランチ(味の民芸) 【お店】 味の民芸
【食事】 鶏つくねと12種野菜の黒酢丼ランチ (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1290円)
7月後半の企画《和食レストラン対決(3店)》の3店目は、「味の民芸」(あじのみんげい)です。東京など、主に関東圏にチェーン展開している和食レストランです。定食、寿司、丼、天ぷらなどを提供していて、うどんメニューも売りになっています。メニューの価格帯は、900円〜1900円台なので、結構高めです。
注文したのは、「鶏つくねと12種野菜の黒酢丼ランチ」です。丼+うどん(温or冷)+副菜+漬け物のセットになります。今回は、温うどんを選びました。黒酢丼は、黒酢ダレで炒めた野菜と、ミートボールみたいな鶏つくねが具です。野菜12種類の内訳は、プチトマト、ニンジン、タマネギ、カボチャ、レンコン、ナス、キュウリ、ブロッコリー、シシトウ、ネギ、シメジ、青菜です。上にはカイワレダイコンも散らしてあるので、野菜の充実っぷりが素晴らしいです。歯応えを少し残した炒め方で、タレの味もちょうどよく、ご飯も相まってボリューム感がありました。こんなに野菜が摂れる丼は珍しいと思います。温うどんは、平たい麺でうっすらコシがあります。このお店は手延べうどんだそうで、麺の形に少し不揃い感がありました。具は水菜とネギで、薄味の汁なので、とてもあっさりしたうどんです。量もそれなりにあります。副菜は、ゴマ和えで、青菜、シメジ、油揚げです。野菜の歯触りが良かったです。漬け物は、黄色いダイコンです。トータルの印象としては、野菜をたくさん食べられる内容で、ボリュームを確保しつつも低カロリーを維持している感じでした。量良し、野菜良しだったので、満足です。味の民芸は、健康志向で野菜重視のメニューを食べたい時にオススメです。
3店の和食レストランの対決結果は、味の民芸≧和食さと>藍屋とさせて頂きます。民芸は、野菜推しで他とはちょっと違う個性が出てました。さとは、色々選べる&食べられるミニ懐石な内容が良かったです。藍屋は、質は良かったですが、他でも食べられそうな一般的な内容で、地味にまとまってたのが惜しかったです。

8月 第1

ミートパスタ(ミート屋) 【お店】 ミート屋
【食事】 ミートパスタ (900円)
【会計】 900円 (お釣り100円と繰り越し含めた次回の予算→1390円)
8月前半の企画は、《パスタ対決(2店)》です。先手は、「ミート屋」(みーとや)です。東京の阿佐ヶ谷と高円寺で営業している、ミートソースパスタの専門店です。メニュー構成は非常にシンプルで、ミートパスタ(並盛900円、大盛1050円、特盛1250円)と、トッピング(納豆50円、揚げナス100円、モッツァレラチーズ100円)です。無料でサラダが付いています。
注文したのは、「ミートパスタ」です。浅い丼みたいな大きい深皿で提供されます。自分でパスタとソースをかき混ぜて食べるスタイルです。卓上には、粉チーズがありますが、すでにパスタの中に粉チーズが入っているので、追加でたくさん入れる必要は無いそうです。その他、タバスコなどの辛味ソースが4種類、ブラックペッパーも調味料として置いてあります。パスタは、平たくて、モチッとした食感があり、コシもあります。ソースは、赤色のトマト味ではなく、デミグラスっぽい茶色ソースで、挽き肉とマッシュルームが具です。味は濃厚で、コクもあります。麺もソースも美味しくて、いくらでも食べられる感じでした。付属のサラダは、レタスが主で、コーン、ニンジン、ダイコンが少々入ったさっぱり味です。全体の感想としては、量が若干少なめなのでコスパ感は普通ですが、一般的な1000円位のパスタと比べると、質の良さが感じられたので、満足です。
ミート屋は、こだわりのミートソースパスタを食べたい時にオススメです。店内には、食べ方などの掲示が貼ってあって、初めての客にも親切な感じでした。

8月 第2

ラザニ屋のラザニア(ラザニ屋) 【お店】 ラザニ屋
【食事】 ラザニ屋のラザニア (1150円)
【会計】 1150円 (超過分150円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1240円)
8月前半の企画《パスタ対決(2店)》の後手は、「ラザニ屋」(らざにや)です。東京の高円寺で営業しているラザニヤの専門店で、三鷹にも2店(ランチのみ、テイクアウトのみ)出しています。メニューの価格は1000円越えなので、少し高めです。ランチの三鷹店は、高円寺店より少し価格が下がるので、今回は安い方へ行きました。
注文したのは、基本メニューの「ラザニ屋のラザニア」です。価格を比較すると、高円寺店だとスープ+サラダorバゲット付きで1340円ですが、三鷹店だとサラダ付きで1150円(+50円するとバゲット追加)です。ラザニアは、横長の深皿で提供され、グラタンのスタイルで熱々です。長方形で平たいラザニアが複数枚重ねてあって、モチッとした食感です。ソースは、ベシャメルソースとミートソースで、ミートソースは3日間煮込んでいるそうです。具は、トマトとマッシュルームが入っています。別添えで、粉チーズやタバスコもあります。ソースやチーズが一体となって、濃厚でまろやかな味です。子供から大人まで万人受けする感じで、美味しいです。サラダは、レタスと水菜、彩りのパプリカ(赤・黄)、歯触りの揚げネギです。冷たくて清涼感があるさっぱり味で、揚げネギのカリカリが効いています。このラザニア・セットは、量は普通で、価格がやや高い感がありますが、味はとても良かったので、満足です。ラザニ屋は、価格は少し高めですが、美味しいラザニアを食べたい時にオススメです。テイクアウトだと1000円以下になるので、持ち帰りも良いでしょう。
ミート屋VSラザニ屋のパスタ対決の結果は、引き分けとさせていただきます。どちらもメニューを絞り込んだ専門店で、味は良かったです。強いて言うと、ラザニ屋は価格の高さでコスパ感がやや惜しい事になっていたので、高い方の高円寺店だと、負けてたかも。

8月 第3

えびわんたん2コ入りつけめん(麺)(はやしまる)
えびわんたん2コ入りつけめん(スープ)(はやしまる)
【お店】 はやしまる
【食事】 えびわんたん2コ入りつけめん (980円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1260円)
8月後半の企画は、《つけ麺対決(3店)》です。1店目は、「はやしまる」です。行列ができるつけ麺の人気店で、東京の高円寺で営業しています。ワンタン入りが売りになっています。メニューは、通常のつけ麺が820円で、ワンタン追加分で値段が上がります。肉ワンタンが40円、エビワンタンが80円のようです。麺量は、2玉まで無料で増やせます。スープは、醤油か塩を選択可能です。
今回食べたのは、「えびわんたん2コ入りつけめん」です。麺量は2玉、スープは醤油味を選びました。麺は、中太です。2玉なのでそれなりに量がありますが、一般的なつけ麺の大盛りより少し多いかな位に感じました。通常量だと、若干少なく感じそうです。スープは、茶色でとろみはほぼ無い感じです。魚介の風味があり、醤油味のしっかり濃いめ系でした。麺と絡めると、ちょうどよくなり、まろやかで優しい味になります。具は、エビワンタン、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔です。ワンタンは、てるてる坊主みたいな形です。エビの旨味をしっかり内側に閉じ込めています。丸い肉玉部分も、ピラピラして重層的な皮部分も、美味しかったです。チャーシューとメンマは、細切りなので麺と絡めてやすいです。感想としては、飽きの来ない食べやすいつけ麺で、ワンタンも良かったので、満足でした。
はやしまるは、ワンタンが美味しいので、ワンタンが好きな人にオススメです。つけ麺の他に、ワンタン麺やワンタンスープもあります。

8月 第4

チャーシューつけそば(麺)(丸長)
チャーシューつけそば(スープ)(丸長)
【お店】 丸長
【食事】 チャーシューつけそば (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1260円)
8月後半の企画《つけ麺対決(3店)》の2店目は、「丸長」(まるちょう)です。行列ができるつけ麺の人気店で、東京の荻窪で営業しています。創業から70年以上経っている老舗です。暖簾分けで、目白や桜台にも店舗があります。
今回食べたのは、「チャーシューつけそば」です。基本のつけそばが750円で、+250円のチャーシューが増量されたバージョンです。麺は、中太で滑らかな食感です。麺量は多めでした。スープは、小さめのお椀で、量は少なめです。味はかなり濃いめで、黒胡椒がたっぷり入っています。胡椒の辛味が効いて、非常にスパイシーな味で、直球で食欲が刺激されました。インパクトがあって美味しいです。具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔です。チャーシューは、細切りで、肉質がしっかりしていて、噛み応えがありました。麺を入れる隙間が無いくらい、たくさん入っています。このつけ麺は、麺や肉の量が良く、ガツンと来るスープも良かったので、満足です。
丸長は、スパイシーなつけ麺を食べたい時にオススメです。予想外にパンチが効いてました。チャーシューの他に、メンマ盛りもできます。通常のラーメンもあります。

8月 第5

ベジポタ肉入りつけ麺(麺)(えん寺)
ベジポタ肉入りつけ麺(スープ)(えん寺)
【お店】 えん寺
【食事】 ベジポタ肉入りつけ麺 (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1260円)
8月後半の企画《つけ麺対決(3店)》の3店目は、「えん寺」(えんじ)です。行列ができるつけ麺の人気店で、東京の吉祥寺で営業しています。池袋にも出店しています。豚骨魚介に野菜を加えたスープの、ベジポタつけ麺が看板メニューです。4種類の麺があり、極太胚芽麺、極太もちもち麺、国産小麦太麺、平打ち麺(季節限定)から選べます。
今回食べたのは、「ベジポタ肉入りつけ麺」です。通常のベジポタつけ麺が800円で、+200円するとチャーシュー増量されます。麺は、基本の極太胚芽麺を選択しました。ワシワシした感じのワイルドな太麺で、コシがあります。麺量は、見た目は多そうに見えますが、普通です。スープは、超濃厚でとろみがあり、カレーみたいにほんのりスパイシーです。個性的な味で美味しく、太麺とよく合います。スープ量は、少なめです。卓上にポットの割りスープがあり、追加して濃度を調整できるようですが、薄めると味も薄くなって濃厚さが落ちるので、個人的には入れない方が美味しいと思います。具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、水菜、柚子皮、海苔です。チャーシューは、薄切りや角切りなど、異なるカットが入っています。ネギと水菜のシャキシャキ感が、スープのアクセントになっていました。このつけ麺は、量がやや少ないですが、濃厚スープがとても個性的で良かったので、満足です。えん寺は、濃厚スープのつけ麺を食べたい時にオススメです。色々な麺があるので、麺による味の違いを試してみるのもいいでしょう。
3店の人気つけ麺店の対決結果は、丸長≧えん寺>はやしまるとさせて頂きます。丸長は、味が思いのほか強烈で、肉と麺の量も良かったです。えん寺は、特徴的なスープが長所ですが、量が少なめなのが惜しいです。はやしまるは、この2店と比べると、無難にまとまっているので、ややインパクト不足かも。

9月 第1

中華そば(春木屋) 【お店】 春木屋
【食事】 中華そば (850円)、味玉 (100円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1310円)
9月前半の企画は、《中華そば対決(3店)》です。1店目は、「春木屋」(はるきや)です。東京の荻窪で創業して70年以上営業している老舗の中華そば店で、吉祥寺にも出店しています。
注文したのは、基本メニューの「中華そば」です。トッピングで追加した「味玉」は、別添えで提供されました。ラーメンの見た目は、漫画のラーメンの小池さんが食べてそうな、昔ながらの中華そばです。麺は、細めで、緩めの縮れがあり、手もみ感があります。硬めの食感で、食べ応えがありました。スープは、表面に油の膜が張ってあるので、温度が保たれて熱々です。醤油味のあっさり系で、コクがあります。卓上にある胡椒や酢を入れて味の変化を楽しむのも良いそうです。具は、チャーシュー、味玉、メンマ、ネギ、海苔です。チャーシューは、小さい豚肉が2切れです。全体的に具が地味で控えめな印象がありました。このラーメンは、具の少なさでややコスパ感は落ちますが、絵に描いたような伝統的な中華そばで、基本を外さずに味は美味しかったので、満足です。
春木屋は、お手本のような中華そばを食べたい時にオススメです。メニュー構成はかなりシンプルで、その他のバリエーションは、わんたん麺(+400円)、ちゃーしゅー麺(+500円)、つけ麺(+100円)などです。

9月 第2

支那そばチャーシュー(くじら食堂) 【お店】 くじら食堂
【食事】 支那そばチャーシュー (980円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1330円)
9月前半の企画《中華そば対決(3店)》の2店目は、「くじら食堂」(くじらしょくどう)です。東京の東小金井と三鷹で営業しているラーメン店です。正式な店名は、前者が「くじら食堂 nonowa」、後者が「くじら食堂 bazar」となっていて、メニューも少し違います。今回は、メインメニューが支那そばになっている後者を訪問しました。支那そば(680円)は、注文時に3種類の味のスープから選択可能で、醤油、塩煮干、エビ塩があります。
注文したのは、「支那そばチャーシュー」です。支那そばのチャーシュー増量版(+300円)です。味は、ベーシックな醤油味を選びました。麺は、博多ラーメンみたいに極細です。スープは、澄んだ茶色で、あっさり寄りでコクがあります。黒胡椒がたっぷり入っていて、良いアクセントになってます。具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、ナルトです。特筆すべきはチャーシューで、丼の3分の2を覆うぐらいの巨大で平たい薄切り豚肉が3枚、分厚い角切り豚肉が3個入っています。薄切りは上質なローストビーフみたいで、角切りは上質なハムみたいでした。どちらも肉質がしっかりしていて、肉の旨味を感じます。このラーメンは、細麺&あっさりスープで食べやすい美味しさになっていて、チャーシューが大変素晴らしかったので、満足です。
くじら食堂は、美味しいチャーシューのラーメンを食べたい時にオススメです。今回は醤油味を食べましたが、他の塩煮干やエビ塩はどんな味なのか試してみたくなります。

9月 第3

チャーシュー麺(ともちんラーメン) 【お店】 ともちんラーメン
【食事】 チャーシュー麺 (980円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1350円)
9月前半の企画《中華そば対決(3店)》の3店目は、「ともちんラーメン」です。東京の高円寺で営業している中華そば店です。メニュー構成はシンプルで、中華そば(730円)、肉増量のチャーシュー麺(980円)、つけ麺のもり中華(830円)、肉増量のもりチャーシュー(1080)となっています。ライス(100円)は、サービスで食べ放題です。
注文したのは、「チャーシュー麺」です。見た目は、薄緑色の丼に、麺が見えないぐらいチャーシューが大量で、インパクトがあります。麺は、少し平たい形で、うっすらコシがあります。スープは、油しっかりですが、控えめな味であっさり寄りです。卓上には、ニンニク、胡椒、一味唐辛子、酢が常備されていて、店の説明書きによると、チャーシューメンにはニンニクと胡椒がオススメだそうです。入れてみると、確かに味に刺激とパンチが出て、より美味しくなりました。ちなみに、酢と一味唐辛子は、つけ麺の方にオススメだそうです。具は、チャーシュー、メンマ、ネギです。チャーシューは、10枚以上入っていて、ザク切りの豪快な感じです。肉質も味もしっかりで、食べ応えがあります。ライスと一緒に食べると更に美味しいだろうなという感じです。卓上に黄色い細切りタクアンも用意されているので、ライスが進みそうです。このラーメンは、肉がボリュームたっぷりで、調味料でスープの味を変えて楽しめるのも良かったので、満足です。ともちんラーメンは、ラーメンとライスをがっつり食べたい人にオススメです。力仕事などでカロリーとスタミナ付けたい人に良さそうです。
3つの中華そば店の対決結果は、くじら食堂>ともちんラーメン>春木屋とさせて頂きます。3店とも、麺とスープがしっかり考えられていて、味は美味しかったです。個性と違いが顕著に出ていたのはチャーシューだったので、チャーシューの質・量が順位を左右しました。くじら食堂は質と大きさ、ともちんは量でインパクトがありました。この2店と比較すると、春木屋は小さいのが2枚だけなので、コスパ感がやや落ちます。

9月 第4

からし焼肉ランチ(洋庖丁) 【お店】 洋庖丁
【食事】 からし焼肉ランチ (大盛880円)
【会計】 880円 (お釣り120円と繰り越し含めた次回の予算→1470円)
9月後半の企画は、《定食対決(2店)》です。先手は、「洋庖丁」(ようぼうちょう)です。東京の、池袋、高田馬場、板橋、大山で営業している老舗の洋食店です。メニューは、ハンバーグやメンチカツなどのメイン料理に、ライス、味噌汁、サラダが付いた定食形式になっています。価格帯は、700〜800円台です。
注文したのは、「からし焼肉ランチ」です。並盛り750円、大盛り880円になっていて、今回は大盛りを選びました。からし焼肉とは、いわゆる豚の生姜焼きですが、タレを使わずに塩と黒胡椒で味付けしたバージョンです。大盛りだと、豚肉が増量され、ライスも平たい皿に文字通りの大盛りで、ボリューム感がすごいです。メインの皿には、からし焼肉の他、パスタとサラダが添えられています。からし焼肉は、豚肉がかなり大きめのカットになっていて、柔らかさもあります。黒胡椒が効いてスパイシーになり、味も濃いめで、とても美味しいです。ライスが止まりません。パスタは、太めの麺で、カレー味なのが良いです。サラダは、キャベツの山盛りに、紫キャベツ、水菜、トマトが付いています。米と肉だけじゃなくて、野菜も量をしっかり摂れるのは、完璧じゃないでしょうか。味噌汁は、豚汁になっていて、豚肉、豆腐、油揚げ、ニンジン、ダイコン、キャベツが具です。しっかりした内容で、サービス満点です。トータルの印象としては、ラグビー部の合宿で食べそうな豪快な量と内容で、味が美味しく、コスパも良いので、大変満足でした。
洋庖丁は、大衆的な洋食をがっつり食べたい時にオススメです。特に、運動部や肉体労働をしている人に最適でしょう。味良し、量良し、コスパ良しはありがたいです。キッチンABC(2018年10月紹介)に系統が近いと思います。

9月 第5

ボリュームまんぷく定食(さちのや食堂) 【お店】 さちのや食堂
【食事】 ボリュームまんぷく定食 (1100円)
【会計】 1100円 (超過分100円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1370円)
9月後半の企画《定食対決(2店)》の後手は、「さちのや食堂」(さちのやしょくどう)です。東京の、青戸と三鷹で営業している定食店です。メニューは、トンカツやチキン南蛮などのメイン料理に、ご飯、味噌汁、サラダ、お新香が付いた形式になっています。価格帯は、900〜1100円台です。
注文したのは、「ボリュームまんぷく定食」です。ご飯の大盛りが無料なので、大盛りにしてもらいました。メインの皿には、色んな食べ物が盛られているので、大人のお子様ランチという感じです。内容は、エビフライ、唐揚げ、ハンバーグ、目玉焼き、パスタ、サラダです。エビフライは、長さと大きさがしっかりあって、中央に鎮座しているので存在感があります。衣がサクサクで、身のプリプリ感もありました。唐揚げは、2個で、揚げたての熱々でジューシーさがあり、衣の食感も良かったです。レモンが添えられているので、唐揚げやサラダにかけると良いでしょう。ハンバーグは、サイズは普通ですが、厚みがあります。手作りな感じの粗挽き感が良いです。目玉焼きは、黄身が半熟でトロリと流れます。ハンバーグと絡めて食べると美味しいです。パスタは、細麺で、ケチャップ味のよくあるやつです。サラダは、キャベツと紫キャベツの千切りで、量がしっかりあります。卓上に用意されている和風青ジソドレッシングで、さっぱり食べられます。味噌汁は、具がワカメだけのシンプルな感じです。お新香は、ゴマ入りの福神漬けで、ゴボウ、ダイコン、キュウリ、ニンジンで、地味に色々入ってました。トータルの印象としては、色々食べたい欲張りにぴったりな内容で、名前通りボリューム満点だったので、満足です。強いて不満を言うと、大盛りご飯だけでは、おかずを受け止めきれないので、ご飯をお代わりできたら最高だったと思います。さちのや食堂は、基本がしっかりした定食を食べたい時にオススメです。洋食系も和食系もあります。
洋庖丁VSさちのや食堂の定食対決の結果は、洋庖丁の勝ちとさせて頂きます。洋庖丁は、量とコスパの点で勝り、ワイルドでインパクトもありました。さちのや食堂は、手堅くまとまっているので、お行儀が良い優等生という感じです。

10月 第1

モツニラあんかけラーメン(幸龍軒) 【お店】 幸龍軒
【食事】 モツニラあんかけラーメン (大盛1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1370円)
10月前半の企画は、《中華料理対決(2店)》です。先手は、「幸龍軒」(こうりゅうけん)です。東京の大塚で営業している中華料理店で、店の看板にモツあんかけラーメンというメニューを大きく掲げているので、どんなもんかと思って行ってみました。メニューは、麺類、炒飯、餃子、焼売など、通常の中華料理店のラインナップです。
注文したのは、「モツニラあんかけラーメン」です。この店の名物メニュー(890円)で、+110円の麺大盛りにしてもらいました。見た目は、生のニラが丼の上にワイルドに盛られていて、なかなかインパクトがあります。麺は、細麺のストレートで、食感は柔らかめです。麺大盛りなので、麺量はちゃんとありましたが、その他を含めたトータルの量は、そこまで多くなかったです。スープは、濃い茶色で一見味が濃そうですが、意外と癖の無い控えめな味でした。とろみがある餡もたっぷりなので、濃厚感を出しつつも優しい味に感じます。卓上にある調味料を使って、自分好みに調整するのも良いでしょう。具は、モツ、挽き肉、ニラです。モツは、白モツの小腸で、ぶつ切りでそれなりに大きさがあり、炒めてあるので焼き目も付いています。淡白な味で柔らかく、噛み応えもしっかりあります。ニラは、シャキシャキ感があり、後口をさっぱり感じさせます。餡かけなので、麺とニラとスープが良く絡んで食べやすいです。このラーメンは、日本寄りじゃなくて中国寄りな印象で、しっかり中華料理な感じでした。個性的な味で美味しく食べられて、モツやニラでスタミナが付きそうな感じも良かったので、満足です。
幸龍軒は、個性的なラーメンを食べたい時にオススメです。モツが具のラーメンは、なかなか珍しいと思います。ラーメンじゃなくて、ご飯にかけた丼バージョンもあります。

10月 第2

特製ちゃんタンメン(大龍軒) 【お店】 大龍軒
【食事】 特製ちゃんタンメン (大盛1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1370円)
10月前半の企画《中華料理対決(2店)》の後手は、「大龍軒」(たいりゅうけん)です。東京の恵比寿で営業している中華料理店で、店の看板に特製ちゃんタンメンというメニューを大きく掲げているので、どんなもんかと思って行ってみました。メニューは、麺類、炒飯、餃子、焼売など、通常の中華料理店のラインナップです。
注文したのは、「特製ちゃんタンメン」です。この店の名物メニュー(890円)で、+110円の麺大盛りにしてもらいました。西のちゃんぽんと東のタンメンを合体させたラーメンだそうです。見た目は、大きなカットの野菜が豪快に盛られていて、特にキクラゲやキャベツがでかいです。麺は、中太でうっすら縮れがあります。モチモチした食感で、ちゃんぽんの麺に近い感じです。スープは、油が効いてこってり寄りですが、味はまろやかで優しい感じです。タンメンのスープに近い感じです。丼の端に辛子酢味噌が添えられているので、味にアクセントを付ける事もできます。具は、豚肉、キャベツ、モヤシ、タマネギ、ニンジン、ニラ、キクラゲ、青菜、揚げネギ、ナルトです。生野菜をたっぷりぶっこんだおかげで、シャキシャキした食感を楽しめます。具の印象は、ちゃんぽんとタンメンの合わせ技という感じです。このラーメンは、麺も具もボリューム満点で、B級グルメ感があって美味しかったので、満足です。大龍軒は、量が良い中華料理をがっつり食べたい時にオススメだと思います。
個性的なラーメンを提供する中華料理店の対決結果は、大龍軒≧幸龍軒とさせて頂きます。どちらも同じ価格設定で、味は良かったです。ほぼ引き分けと言っていい対決でしたが、大龍軒の方が量が良かったので、この点でコスパ感に差が出ました。

10月 第3

野菜ちゃんぽん(華らんたん) 【お店】 華らんたん
【食事】 野菜ちゃんぽん (大盛1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1370円)
10月後半の企画は、《ちゃんぽん対決(3店)》です。1店目は、「華らんたん」(はならんたん)です。JR東日本が運営しているちゃんぽん店で、東京の赤羽と大崎にあります。メニューは、長崎ちゃんぽん(820円)や長崎皿うどん(820円)などです。炒飯や餃子とのセットもあります。
今回注文したのは、「野菜ちゃんぽん」です。長崎ちゃんぽんの野菜増し版(+80円)で、更に麺大盛り(+100円)にしてもらいました。白い丼のスープの上に、麺が飛び出る程の山盛りなので、皿うどんかと一瞬勘違いするような迫力あるビジュアルです。麺は、中太のストレートで、うっすらともっちり感があります。麺量は、大盛りどころか特盛りといった感じで、たっぷりでした。スープは、癖の無い淡白な感じで、あっさり寄りの薄味です。卓上に白胡椒があり、それを入れるとコクが出て、こってり寄りで味濃いめになります。白胡椒の有無で、味の印象がかなり変わるので、好みで入れるかどうか選びましょう。個人的には、白胡椒を入れた方が好きです。具は、豚肉、エビ、タコ、さつま揚げ、ちくわ、かまぼこ、モヤシ、キャベツ、ニンジン、タマネギ、キヌサヤ、キクラゲです。タンパク質系の具と野菜系の具のバランスが良く、モヤシのシャキシャキ感と麺の組み合わせも良いです。このちゃんぽんは、ボリュームが素晴らしく、具沢山でお腹いっぱいになれたので、満足でした。
華らんたんは、オードソックスなちゃんぽんを食べたい時にオススメです。野菜を摂りたい時にも良いでしょう。麺大盛りにすれば、量の満足も得られます。

10月 第4

白ちゃんぽん(じげもんとん) 【お店】 じげもんとん
【食事】 白ちゃんぽん (大盛880円)
【会計】 880円 (お釣り120円と繰り越し含めた次回の予算→1490円)
10月後半の企画《ちゃんぽん対決(3店)》の2店目は、「じげもんとん」です。東京の、吉祥寺、武蔵境、新高円寺などに展開している長崎ちゃんぽんのお店です。店名は、長崎の方言で"地元の者"という意味だそうです。メニューのちゃんぼんは3種類あり、通常の白ちゃんぽん(780円)、醤やラー油入りの紅ちゃんぽん(880円)、マー油や黒胡椒入りの黒ちゃんぽん(880円)です。+100円すると大盛り、−50円すると小盛りにできます。
今回注文したのは、「白ちゃんぽん」の大盛りです。青い大きな深皿に、野菜が盛られたビジュアルで、ボリューム感があります。麺は、中太でうっすら縮れています。硬めの食感で、噛み応えがあります。スープは、まろやかで優しい味です。クリーミーで、ポタージュみたいでした。飲みやすくて美味しいスープです。ラー油の辛味や酢の酸味を追加して味を変化させるのも良いでしょう。具は、豚肉、さつま揚げ、かまぼこ、モヤシ、キャベツ、ニンジン、タマネギ、キクラゲです。シャキシャキ感を残すように炒めてあって、野菜をしっかり摂れる内容なのが良いです。麺やスープと一緒に美味しく食べられます。このちゃんぽんは、味良し、量良し、野菜良しで、満足でした。
じげもんとんは、スープが個性的なちゃんぽんを食べたい時にオススメです。白・紅・黒の3種類の味の違いを試してみたくなります。ちゃんぽんの他に、皿うどん(880円)もあります。

10月 第5

長崎ちゃんぽん(どんく) 【お店】 どんく
【食事】 長崎ちゃんぽん (950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1540円)
10月後半の企画《ちゃんぽん対決(3店)》の3店目は、「どんく」です。東京の恵比寿で営業している居酒屋で、長崎のちゃんぽんと皿うどんを売りにしています。どちらも同価格の950円で、ランチタイムだと小ライスを無料で付けてもらえます。麺の選択が可能になっていて、ちゃんぽんは通常麺かしらたき、皿うどんは通常麺かパリパリ麺です。
今回注文したのは、「長崎ちゃんぽん」です。お昼に訪問したので、サービスの小ライスも付けました。具がたっぷりでボリューム感がある見た目です。麺は、細めの楕円形で、柔らかすぎず固すぎずの食感です。麺量は、若干少なめです。スープは、まろやかで、控え目の柔らかい味で、コクもあります。具は、豚肉、エビ、さつま揚げ、ちくわ、かまぼこ、モヤシ、キャベツ、ニンジン、タマネギ、キクラゲ、タケノコ、ニラです。具沢山で、軽く茹でてあるので食感もシャキシャキです。麺よりもはるかに多い量の具で、野菜をしっかり食べられて美味しいです。スープの量も多いので、麺が無くなった後は野菜スープみたいになります。このちゃんぽんは、量が良く、小ライスもあって満腹になれたので、満足です。どんくは、長崎ちゃんぽん・皿うどんの他、チキンカツ定食(5枚入りで950円)など、定食メニューもボリューム良しで充実しているので、お昼に最適だと思います。
3店のちゃんぽん対決の結果は、じげもんとん≧華らんたん≧どんくとさせて頂きます。ほぼ引き分けと言っていい内容でしたが、じげもんとんは、スープの個性が良く、他2店より安かったのでコスパの点で優れました。華らんたんは、インパクト大の麺量が効いて、量で一番でした。どんくは、具やスープの量は良かったですが、麺量が控え目だったのが惜しかったです。どの店もボリュームがあり、野菜をしっかり摂るのに最適な内容でした。ちゃんぽんは優れた料理だと思います。

11月 第1

鮪たたきのドカ盛り店長(目利きの銀次) 【お店】 目利きの銀次
【食事】 鮪たたきのドカ盛り店長 (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1540円)
11月前半の企画は、《海鮮丼対決(2店)》です。先手は、「目利きの銀次」(めききのぎんじ)です。海鮮居酒屋店で、東京を中心にチェーン展開しています。ランチタイムに色々な海鮮丼を提供していて、味噌汁付きです。価格は、600〜800円台で、+50円でご飯大盛りにできます。
今回食べたのは、「鮪たたきのドカ盛り店長」です。名前の店長が若干意味不明ですが、ボリューム重視なメニューです。想像よりやや小さめな丼に、山盛りなビジュアルになっています。一見するとマグロのたたきが山盛りに見えますが、実際に山盛りなのはご飯の方で、その表面にマグロのたたきが乗っている感じです。上にはネギが散らしてあり、脇には、大きな海苔2枚、大葉、ガリ、ワサビが添えられています。別添えで、だしスープも付属しています。マグロのたたきは、淡白な味なので、醤油をかけて食べると良いです。卓上には、通常の醤油(濃いめ)と刺身醤油(薄め)が常備されています。食べ進めると、なんとご飯の中段にもマグロのたたきと海苔が入っていて、2段構えの構成です。上側を食べ終わって2段目に来たら、だしスープを入れて、だし茶漬けみたいにして食べると美味しかったです。お腹いっぱいになれます。味噌汁は、大根のつまとネギが具でした。この海鮮丼は、だしスープを活用して1粒で2度美味しく、ボリュームも良かったので、満足です。
目利きの銀次は、海鮮丼の他に魚系定食もあり、ご飯と味噌汁がお代わり自由だそうです。お昼に魚系メニューを食べたい時にオススメです。

11月 第2

特盛ねぎとろ丼(まぐろ市場) 【お店】 まぐろ市場
【食事】 特盛ねぎとろ丼 (980円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1560円)
11月前半の企画《海鮮丼対決(2店)》の後手は、「まぐろ市場」(まぐろいちば)です。東京の、神田・新橋・池袋などにチェーン展開している海鮮丼のお店です。価格は、700〜900円台になっています。ご飯の量は、小・普通・大から無料で選択できます。
今回食べたのは、「特盛ねぎとろ丼」です。ご飯の量は大盛りにしてもらいました。丼に、ピンク色のマグロのたたきが盛られていて、ネギ、青ネギ、海苔が散らしてあります。脇には、ガリとワサビが添えられています。ご飯は酢飯で、マグロのたたきにも味が感じられるので、そのままでも薄味のさっぱり海鮮丼として美味しく食べられます。醤油をかければ、味濃いめとしても楽しめます。マグロのたたきは、特盛という名に違わず量がしっかりあって、ご飯の量に負けていない所が良かったです。この丼は、量の良さはありましたが、それ以外は基本に忠実な作りで無難だったので、満足度は普通でした。まぐろ市場は、ベーシックな海鮮丼を楽しみたい時にオススメだと思います。店舗によっては、海鮮の天丼メニューもあります。
海鮮丼対決(2店)の結果は、目利きの銀次≧まぐろ市場とさせていただきます。マグロのたたきの量は、まぐろ市場の方が若干多いように感じましたが、ご飯の量は銀次の方が多かったです。銀次は、味噌汁付きで、付属のだしスープの活用が良い工夫になっていたので、この点で勝敗が決まりました。

11月 第3

ランチバイキング(シェーキーズ) 【お店】 シェーキーズ
【食事】 ランチバイキング (1140円)
【会計】 1140円 (超過分140円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1420円)
11月後半の企画は、《食べ放題対決(2店)》+αです。先手は、「シェーキーズ」(Shakey's)です。バイキング形式のピザ店で、新宿・渋谷・池袋などの東京や、横浜・宇都宮などの関東にチェーン展開しています。バイキングの価格は、店舗によって違い、ランチ・ディナー・ホリデーでも変わります。今回は、東京の最安値が、新宿のランチの1140円だったので、新宿店に行ってきました。
「ランチバイキング」の内容は、ピザがメインで、パスタ、カレー、ポテト、サラダなどが全て食べ放題です。ドリンクバーは、+210円すると利用できます。制限時間は、90分です。ピザは、常時12種類ほど用意されています。トッピングは、ハバネロチキン(期間限定)、イタリアンソーセージ、トマト&バジルなどがあり、シナモンアップルやチョコバナナなどのデザート系ピザまであります。目移りするほど色々あるので、選ぶのが楽しいです。ピザの生地は、薄くてサクサクです。チーズや具もしっかりした内容で、美味しいです。細いカットなので、少量ゆえに多種類を食べる事ができます。パスタは、細麺でコシがあり、2種類用意されています。補充の度に内容が変わるようで、ミートソース、ペペロンチーノ、和風明太子などを楽しめました。カレーは、挽き肉とタマネギが具で、中辛のベーシックな感じです。個人的には普通だったので、ピザやパスタを食べた方がいいと思います。ポテトは、丸いカットで厚みがあるフライドポテトなど2種類です。サラダは、色々な野菜が揃えられています。ポテトサラダ、ニンジンの千切り、キャベツの千切り、レタス、水菜、キュウリ、コーン、枝豆、ワカメの他、デザート的にグレープフルーツと緑色のゼリーもありました。ドレッシングは、3種類あります。野菜をたくさん食べられる所も長所です。このバイキングは、様々なピザを食べられて、サイドメニューも申し分無く、コスパ良しで満腹になれたので、とても満足でした。
シェーキーズは、色んなピザをたくさん食べたい時にオススメです。パスタやサラダも充実していて、老若男女問わず万人受けする内容だと思います。

11月 第4

ランチカレービュッフェ(もうやんカレー) 【お店】 もうやんカレー
【食事】 ランチカレービュッフェ (1100円)
【会計】 1100円 (超過分100円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1320円)
11月後半の企画《食べ放題対決(2店)》+αの後手は、「もうやんカレー」です。新宿・渋谷・池袋など、主に東京でチェーン展開しているカレー店です。こだわりの独自のカレールーが売りで、昼のビュッフェが名物になっています。ビュッフェの価格は1100円で、明朗会計です。
「ランチカレービュッフェ」の内容は、ライス、カレー、チキン、野菜が食べ放題です。ライス類は、白いもち麦ライス、味付けされた茶色いフロリダライスの他、味付きうどんとジャガイモもありました。カレー類は、豚バラポークカレー、九州ほうれん草カレーの他、親子丼おかゆや、辛さを上げる20辛ソースもあります。ポークカレーは、大きい豚肉が具です。ルーは、野菜や果物やスパイスを煮込んで作ったそうで、色々なエキスが感じられ、ドロッと濃厚でコクがあります。辛さは控えめで、食べやすい味で美味しいです。ほうれん草カレーは、緑色でレンコンが具です。親子丼おかゆは、サラッとした透明スープで、鶏肉や卵、ネギが入ったものです。ご飯にかけると、おじやみたいになります。どれも個性があって良かったです。チキンは、タンドリーチキンだそうですが、味付けした鶏モモ肉丸ごとで、でかいです。柔らかさと弾力があり、これが食べ放題とは恐れ入ります。野菜は、キャベツの千切り、キャベツとトマト、コーン、ネギ、シシトウ、ニンジンのマサララペ、モヤシのナムル、ゴボウのマヨネーズ和え、オクラのサラダ(枝豆とヤングコーン入り)、白菜のキムチ、ネギ春雨、スモークたくあん、タマネギのラッキョウ、鬼おろし、パイナップルです。色々ありますが、生野菜よりは、味付けや調理をされたものが多いです。ドリンクバーもあって、ルイボスティーやコーヒーがあるそうですが、今回は利用しませんでした。このビュッフェは、カレーが美味しくて、大きなポークやチキンを満腹まで食べられて、付け合わせ類も充実していたので、とても満足でした。もうやんカレーは、個性的なカレーを食べたい人や、カレーをたくさん食べたい人にオススメです。
チェーキーズVSもうやんカレーの食べ放題対決の結果は、引き分けとさせて頂きます。どちらも味が美味しくて、野菜類もしっかりとれて、超満腹で満足度が高かったです。ピザや生野菜を食べたい人はシェーキーズ、カレーや肉を食べたい人はもうやんカレーを選ぶといいと思います。

11月 第5

香味徳(香味徳) 【お店】 香味徳
【食事】 Aセット (800円)
【会計】 800円 (お釣り200円と繰り越し含めた次回の予算→1520円)
11月後半の+αで紹介するのは、「香味徳」(かみとく)です。鳥取のご当地ラーメンである牛骨ラーメンを提供しているお店で、珍しいと思ったので今回行ってみました。鳥取の他、東京の銀座・大塚、なぜかハワイにまで出店しています。ラーメンは、牛骨スープで、チャーシューも豚肉じゃなくて牛肉です。価格は、基本メニューの香味徳が750円で、そんなに高くもないです。ライスが無料で、ランチタイムでは100円のトッピング(味玉やもやしなど)を無料サービスで1品追加できます。
注文したのは、「Aセット」です。セット内容は、750円のラーメン+ミニ丼(豚丼or明太丼)です。ちなみに、Bセット(850円のラーメン+ミニ丼)は900円、Cセット(750円のラーメン+餃子)は1000円、Dセット(850円のラーメン+餃子)は1100円となっています。今回は、ミニ豚丼を選択し、ランチタイムだったのでトッピングのチャーシュー2枚も無料で付けてもらいました。麺は、極細で、コシがあります。スープは、半透明なのであっさり寄りな見た目ですが、味は強めで、黒胡椒が効いています。香ばしい風味が感じられ、コクがあって美味しいです。ラー油やキムチが用意されているので、辛味を追加するとまた違う味で楽しめます。具は、チャーシュー、メンマ、モヤシ、ネギ、水菜、海苔です。牛肉チャーシューは、薄めのカットですが大きさがしっかりあり、肉質しっかりで噛み応えがあります。このチャーシューを2枚で100円で追加してくれるのなら、とてもお得感があります。野菜のシャキシャキ感も良いです。残ったスープに、無料のライスやキムチを投入して食べてもグッドでした。サブのミニ豚丼は、お茶碗のライスの上に、サイコロ豚肉、ネギ、海苔が散らしてあり、甘めのタレがかかっています。量もそれなりにあって、これで+50円は文句無しです。トータルの感想としては、スープが美味しくて、コスパやサービスが良く、お腹いっぱいになれたので、大変満足でした。個人的には、サービスしすぎで逆に大丈夫かなと心配になるぐらいでした。
香味徳は、牛骨ラーメンを楽しみたい時にオススメです。牛骨スープをベースにして、白湯、醤油、味噌、坦々麺、つけ麺などのアレンジメニューも豊富に揃っています。

12月 第1

白いカレーうどん(初代) 【お店】 初代
【食事】 白いカレーうどん (1210円)
【会計】 1210円 (超過分210円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1310円)
12月前半の企画は、《カレー麺対決(3店)》です。1店目は、「初代」(しょだい)です。東京の恵比寿で営業しているそば店です。メニューのそば類は800円台からありますが、基本的に1000円超えのちょっとお高いお店です。うどん類も少し提供していて、その中にある白いカレーうどん(1210円)が名物料理になっています。このカレーうどん目当てに行列ができる人気店です。
注文したのは、「白いカレーうどん」です。ランチタイムに訪問したら、期間限定の「生トマトの炊込みご飯」も無料で付けてもらえました。カレーの辛さは、普通と辛口から選べます(今回は普通を選択)。カレーうどんの見た目は、黒い丼で、白いメレンゲみたいなフワフワした感じの物体が全体を覆っていて、黒胡椒が散らしてあります。カレーうどんとは思えないユニークなビジュアルです。この白い物体は、ジャガイモのムースだそうです。うどんは、やや太めで、コシがあります。麺量は、少なめです。スープは、通常の茶色いカレー色で、とろみは控えめです。和風の風味が効いていて、辛さ控えめです。白いムースと混ぜると、カフェオレみたいな感じで混ざり合って、優しい味になります。スープの量は、結構ありました。具は、シンプルに牛肉です。肉の繊維がほぐれる感じがあって、美味しいです。サービスの生トマトご飯は、ミニライスの上に、小さく刻んだ生トマトと天かすが乗っています。残ったカレースープに入れて食べるのがオススメだそうです。トマトがアクセントになって、上品なカレーおじやを楽しめました。トータルの感想としては、価格はやや割高に感じますが、上品な味で、うどんとおじやで2度楽しめたので、満足です。ただ、もしも無料のご飯メニューが付いてなかったら、もっと割高に感じて、満足度は普通になっていたと思います。
初代は、珍しいカレーうどんを食べたい時にオススメです。少々高いですが、SNSで話題にできる面白い見た目で、試してみる価値はあると思います。店内は、上品な和風スタイルの内装で、雰囲気が良かったです。

12月 第2

ザーサイと蒸し鶏カレー担々麺(虎杖) 【お店】 虎杖
【食事】 ザーサイと蒸し鶏カレー担々麺 (大盛980円)、味付け玉子 (100円)
【会計】 1080円 (超過分80円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1230円)
12月前半の企画《カレー麺対決(3店)》の2店目は、「虎杖」(いたどり)です。東京の浜松町で営業しているカレー担々麺のお店で、店名のイタドリは植物の名前です。基本メニューのカレー担々麺は790円で、+100円すると大盛りにできます。追加の具材で価格が変わり、ザーサイと蒸し鶏(+90円)、豚しゃぶ(+120円)、パーコー(+200円)、炙りチャーシュー(+200円)などがあります。ランチタイムだと、無料サービスの小ライスがあります。
今回注文したのは、「ザーサイと蒸し鶏カレー担々麺」です。価格は880円で、+100円の大盛りにしてもらいました。トッピングの「味付け玉子」と、お昼に訪問したので無料の小ライスも付けました。麺は、細くて柔らかめですが、うっすらコシがあります。大盛りだと、麺量もしっかりあります。スープは、オレンジ色のカレーらしい色合いで、辛さがしっかり効いています。とろみがあり、まろやかでコクがあって美味しいです。スープ量は、少なめな感じでした。具は、鶏肉、挽き肉、味玉、ザーサイ、インゲンです。ほぐした鶏肉の淡白な味やザーサイの歯応えなど、どれもスープとよく合ってました。麺を食べ終わった後、残ったスープに小ライスを投入すると、カレーおじやになります。スープや具とご飯の相性が良く、美味しく食べられました。トータルの感想としては、カレー味のスープが美味しく、辛口ラーメン&おじやを楽しめて満腹になれたので、満足です。
虎杖は、辛いカレー麺を食べたい時にオススメです。こってりしたラーメンなので、個人的には、具はパーコーみたいな揚げ物より、蒸し鶏や豚しゃぶみたいな淡白な物の方がいいと思います。

12月 第3

カレーつけ麺(麺)(徳川膳武)
カレーつけ麺(スープ)(徳川膳武)
【お店】 徳川膳武
【食事】 カレーつけ麺 (特盛980円)、豚増しW (200円)
【会計】 1180円 (超過分180円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1050円)
12月前半の企画《カレー麺対決(3店)》の3店目は、「徳川膳武」(とくがわぜんぶ)です。東京の東新宿で営業しているつけ麺のお店です。カレーつけ麺が看板メニューになっています。価格は、並盛り(200g)が880円、大盛り(300g)が930円、特盛り(400g)が980円です。トッピングは、100円の味玉や豚増し(チャーシュー1枚)などがあります。
今回注文したのは、「カレーつけ麺」の特盛りです。「豚増しW」(チャーシュー2枚)も追加しました。麺は、太麺で、硬めの茹で加減なので、ワシワシ感があります。特盛りだと大きな皿に山盛りなので、ボリューム満点です。スープは、茶色くて、とろみがあります。魚介系の和風の風味があるカレー味で、辛味もほんのり効いています。濃厚で、麺と合わせると優しい味になって美味しいです。具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、タマネギです。チャーシューは、ステーキみたいな厚さと大きさで、食べ応えがあって良かったです。しっかりした肉質ですが、噛むとほぐれる柔らかさがあり、カレースープともよく合います。その他の具はほんの少量で、実質的にスープのみな感じなので、チャーシューを追加した方が満足度が上がると思います。このつけ麺は、麺とスープと肉がそれぞれ良くて、量もあって満腹になれたので、満足でした。徳川膳武は、カレーつけ麺や濃厚なつけ麺を食べたい時にオススメです。
うどんVS担々麺VSつけ麺となったカレー麺の対決結果は、徳川膳武≧虎杖>初代とさせて頂きます。徳川は、量と肉が断トツで、強いインパクトがありました。虎杖は、量やサービスのバランスが良く、コスパの点では一番印象が良かったです。初代は、見た目が面白く、上品さも良いですが、価格がやや高いのがネックになりました。3店とも、カレー味が活かされて、味は美味しかったです。

12月 第4

三色カレーセット(やっぱりインディア) 【お店】 やっぱりインディア
【食事】 三色カレーセット (1050円)
【会計】 1050円 (超過分50円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1000円)
12月後半の企画は、《インド料理対決(2店)》です。先手は、「やっぱりインディア」です。日本でシェフをしていたインド人兄弟が設立したインド料理店で、東京の大塚にあります。ランチには、お得なカレーセットがあり、ライス、ナン、ハーフライス&ハーフナンを選択可能(お代わりも無料)です。ランチセットの価格は、単品(850円)、二色(950円)、三色(1050円)です。カレーは、日替わりで4種類用意されていて、この中から好きなものをチョイスできます。
注文したのは、「三色カレーセット」です。訪問した日の日替わりカレーは、ポークラーダカレー(辛口)、ジンジャーチキンカレー(中辛)、クリーミーエビカレー(甘口)、かぼちゃとオクラカレーで、今回は最初の3つを選択しました。主食は、ハーフライス&ハーフナンにしました。ライスは、短粒米で黄色いターメリックライスです。ナンは、30cm以上あって大きく、柔らかくて、焦げ目が香ばしいです。ライスの横にある付け合わせは、黄色くて酸味があるキャベツのアチャール(インドの漬け物)です。歯触りが良く、パリパリしてます。ポークカレーは、豚肉、挽き肉、刻んだパプリカが具です。濃い茶色で、辛さしっかりで、スパイスが効いた複雑な風味があります。チキンカレーは、鶏肉、細切りの生姜が具です。淡いオレンジ色で、辛さ控えめのまろやかな味です。エビカレーは、尻尾付きの丸いエビが1個入ってます。オレンジ色で、辛さは無く、トマトの風味が感じられる甘めの優しい味です。3つのカレーは、それぞれ辛さと味が明確に違い、個性があって美味しかったです。食べ放題のライス&ナンを使って、心ゆくまで楽しめました。このセットは、味良し、サービス良しで、お腹いっぱいになれたので、とても満足です。
やっぱりインディアは、色んな味のインドカレーを食べたい時にオススメです。小食の人でもたくさん食べたい人でも満足できると思います。甘口のカレーを選べば、小さいお子さんでも大丈夫です。

12月 第5

テースト・オブ・インディア定食(テースト・オブ・インディア) 【お店】 テースト・オブ・インディア
【食事】 テースト・オブ・インディア定食 (990円)
【会計】 990円 (お釣り10円。繰り越し額無し。余った予算→10円)
12月後半の企画《インド料理対決(2店)》の後手は、「テースト・オブ・インディア」(Taste of India)です。インド人経営の料理店で、東京の駒込と新大塚で営業しています。ランチでは、カレーセットが色々あります。ライスは大盛り無料、ナンは食べ放題です。カレーは、チキンカレー、豆カレー、ミックス野菜カレーなど、8種類から選べます。ランチセットの価格は、一色(790円)、二色(890円)、三色(1090円)などです。
注文したのは、「テースト・オブ・インディア定食」です。セット内容は、カレー2種(今回はマトンカレーとキーマカレーを選択)、ライス、ナン、目玉焼き、ヨーグルト、サラダです。ライスは、短粒米で黄色いターメリックライスです。ナンは、40cm位あってかなり大きいです。焼き立ての熱々で、肉まんの皮に近いフカフカした食感があり、焼き目はパリパリで良い感じでした。お代わり自由ですが、2枚食べればお腹いっぱいになる大ボリュームです。マトンカレーは、濃い茶色で、辛さが効いてます。具の羊肉は、噛むと繊維がほぐれて、臭みも無いです。牛肉とほぼ同じ感じでした。キーマカレーは、茶色で、食べやすい中辛です。挽き肉と刻んだタマネギがしっかり入ってます。どちらのカレーも、日本人向けのマイルドな味に感じました。付け合わせの目玉焼きは、黄身が半熟なので、丸ごとカレーに入れると食べやすいです。ヨーグルトは、マンゴー入りです。サラッとして、爽やかな甘味が良いです。サラダは、レタス、キャベツ、コーンに、ドレッシングがかかった定番な感じです。このセットは、色々食べられて、でかいナンで満腹保証なので、満足でした。テースト・オブ・インディアは、インドカレーと一緒にナンをたっぷり食べたい時にオススメです。カレー以外に、ビリヤニ(インドの炊き込みご飯)やタンドリーチキンなどもあります。
ランチカレーセットの比較になったインド料理対決の結果は、やっぱりインディア≧テースト・オブ・インディアとさせて頂きます。両店とも美味しいナンが食べ放題で、たくさん食べたいランチにぴったりでした。やっぱりインディアの方が、カレーの味が鮮烈で、ライスも食べ放題もプラスに働いたので、勝利となりました。

2021年のまとめ

1店当たりの平均額999. 83円 (全60店)
去年に続き、今年もコロナ禍のせいで飲食業界は大変だったと思います。今年から年60店紹介に増やしましたが、税込みで合計599990円分食べて、平均額は999.83円となりました。紹介店の増加もあって、多彩で美味しいメニューを色々食べられたので、満足です。今年やった対決企画を振り返ってみると、
1月 トンカツ2、背脂ラーメン3
2月 鶏料理2、味噌ラーメン2 +α
3月 油そば3、大盛りラーメン2
4月 鯛焼き2、家系ラーメン3
5月 明太子ランチ2、カレー3
6月 回転寿司3、ステーキ2
7月 豚骨ラーメン2、和食レストラン3
8月 パスタ2、つけ麺3
9月 中華そば3、定食2
10月 中華料理2、ちゃんぽん3
11月 海鮮丼2、食べ放題2 +α
12月 カレー麺3、インド料理2
という感じです。今年もこのサイトをご覧いただき、ありがとうございました。
最後に、3つの賞を発表したいと思います。「最優秀賞」(満足度で一番)、「大食い賞」(量で一番)、「コスパ賞」(安さで一番)です。
2021年 最優秀賞ステーキ屋松
「松ロースステーキ」を食べたお店です。1000円ぽっきりでステーキが食べられて、更にライスもスープも野菜も食べ放題なのが神がかってました。肉・米・野菜が揃って、しかも安いとなると、割と敵無しだと思います。同じ業態の「やっぱりステーキ」も素晴らしかったので、僅差で2位です。
2021年 大食い賞シェーキーズ
「ランチバイキング」を食べたお店です。満腹度で言うと、食べ放題ランチの「もうやんカレー」も良かったですが、シェーキーズの食べ放題は、ピザの種類の充実度がとても印象的でした。パスタや野菜も色々と揃えられていて、文句無しです。
2021年 コスパ賞洋庖丁
「からし焼肉ランチ」を食べたお店です。ご飯ドーン!豚肉ドーン!という感じで、量と見た目のインパクトがとても強かったです。安いのに、がっつり食べたい人をしっかり満足させる内容で、庶民の味方という感じがしました。ありがたいお店です。
このページの情報は、掲載当時のものです。現在では変更になっている(地域・店舗によって異なる)可能性もあるのでご注意ください。価格は、全て税込み表示です。
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