20年代のアルバムは、「Fossora」(フォソーラ)です。前作の「Utopia」から5年ぶりとなる新アルバムで、コロナ禍のロックダウン中に製作されました。
(フォソーラ)
第10作目は、前作が天なら今作は地ということで、大地やキノコがイメージだそうです。タイトルは、地を「掘る女」(diggerのラテン語を女性化した造語)になりました。ジャケット写真は、地に足をつけた腐海の女王みたいです。地面にある菌類の集合体(?)は、Björkの形になっています。今作のフォントは、かなり独特です。音楽的には、電子音が控えめで生楽器と人間の声が中心なので、デジタルからアナログ寄りになっています。ガバなどの重低音が効いた曲が要所要所に入ってアクセントになり、雑多で起伏がある作品です。左右を活かした音の配置・構成が素晴らしいので、ヘッドホンを推奨します。
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1 | Atopos | S | MV、MV(remix) |
2 | Ovule | S | MV、MV(remix) |
3 | Mycelia | - | - |
4 | Sorrowful Soil | - | MV |
5 | Ancestress | S | MV |
6 | Fagurt Er í Fjörðum | - | - |
7 | Victimhood | - | MV |
8 | Allow | - | - |
9 | Fungal City | - | - |
10 | Trölla-Gabba | - | - |
11 | Freefall | - | - |
12 | Fossora | S | MV |
13 | Her Mother's House | - | - |