サウンドトラック

サウンドトラック

ブラックホークダウン・オリジナルサウンドトラック

サントラの解説書には、Baaba Maalが歌うオープニング曲の英語訳歌詞やリドリー・スコットの絵コンテ、作曲家ハンス・ジマーの解説などがあります。サントラの曲は全体的に民族音楽的な曲が多いです。アフリカの苦しみを訴えるオープニング曲のHunger(飢え)、ロックな感じがカッコイイBarra barra、民兵のテーマ曲Chant(聖歌)、グラディエーターでも美しい歌声を聴かせていたリサ・ジェラードがドゥネ・プリジャンとデュエットで歌うGortoz A Ran、映画中に色々なアレンジで流れるLeave no man behind、死者に捧げるレクイエム的なエンディング曲のミンストレル・ボーイなどがオススメの曲です。

サウンドトラック未収録曲

映画の中では、ヘリでの会話〜アイリーン出撃までの間に、兵士たちの生活や雰囲気を演出するためにポップス・ヒップホップ・ロックなど様々な曲が効果的に使われています。どれも場面にあった良い選曲で、兵士たちの日常生活のノンキな姿が、後の戦闘開始からの地獄絵図をより引き立たせてくれます。Barra Barra以外はサントラの中に収録されてないですが、ほとんどの曲は日本で購入することができます。未収録曲の中では、特にJump around、Falling to pieces、Voodoo chile、予告編のMobyの曲が人気があるみたいです。アブディのラジオの曲も人気がありますが、CD化されてないようなのでたぶん入手不可能だと思います。

ハンス・ジマー / Hans Zimmer

ドイツ出身の作曲家。様々な映画の音楽を作曲し、アカデミー賞ノミネート・受賞経験も多いです。BHDの曲に関して、ジマー曰く、「僕は音楽で2つの種族を描いてみたいと思ったんだ。1つはアメリカというテクノで構成される集団だ。他の種族は、民族的な楽器で、ソマリアの世界を描いた。これらの2つの種族は衝突し、そして音楽は2文化の間の大きな隔たりを示す事だった。」だそうです。ちなみにハンス・ジマーはリドリー作品の音楽の常連で、「ブラックレイン」「テルマ&ルイーズ」「グラディエーター」「ハンニバル」「BHD」「マッチスティックメン」の6作品で音楽を担当しています。
↓その他の代表的作品

空耳ネタ

誰か言ったか知らないが、言われてみれば確かにそう聞こえるBHD空耳ネタです。

ブラックホークダウン・アスキーアート > サウンドトラック