このページは、2016年に予算1000円で食レポしたお店の一覧です。毎月3回更新。対決形式で、総合的な満足度で勝敗が決まります。価格は、全て税込み表示です。
【お店】 松屋 【食事】 ネギたっぷりネギ塩豚カルビ丼 (大盛550円)、オリジナルカレー (大盛430円) 【会計】 980円 (お釣り20円含めた次回の予算→1020円) 新年1発目は、なんとなく思い浮かんだ「松屋」(まつや)にしました。牛めしでお馴染みの牛丼チェーンです。牛めしは食べてる人も多くて、レポしてもあまり面白くないかと思い、今回は「ネギたっぷりネギ塩豚カルビ丼」を、大盛りで食べてみました。松屋のメニューは味噌汁(ワカメ+油揚げ)が無料でつくのも良いですね。
食べた感じは、確かに塩ダレがかかったネギがたっぷり上にのっかっていて、ご飯とネギを混ぜ合わせながら食べる感じです。常にシャキシャキしてました。肝心の豚カルビの印象が普通なのがやや残念でしたが、全体としては普通に美味しいという感じです。ネギが好きな人や、牛めし以外でたまには違うの食べたいなという時にオススメだと思います。追加で、「オリジナルカレー」も大盛りで食べてみました。直径30cmぐらいはある大皿にご飯とカレーが盛られています。ルーは具が無い系で、以前の松屋のカレーみたいな具がしっかりある系から変わっています。自分としては、具がある系のカレーが好きだったので、今のカレーはやや物足りないです。味は普通に美味しいと思います。
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【お店】 すき家 【食事】 海鮮中華丼 (大盛520円)、旨ポークカレー (並盛450円) 【会計】 970円 (お釣り30円と繰り越し含めた次回の予算→1050円) 先月は松屋だったので、今月は「すき家」(すきや)にして、《牛丼対決》の松屋VSすき家にしたいと思います。対決に公正を期すため、すき家でも牛丼じゃない丼とカレーを選びます。
丼は、「海鮮中華丼」の大盛りです。大きめの深皿でボリューム感があります。オードソックスな中華丼ですが、海鮮の具や大きめの野菜がしっかり入っていて美味しいです。前回の松屋のネギ塩豚カルビ丼より満足感がありました。中華丼が好きな人には普通にオススメできると思います(追記:2016年3月で販売終了になったそうです)。追加で食べた「旨ポークカレー」の方も、具がしっかり入っている系のカレーで、松屋のカレーより美味しくて、満足感がありました。量で比べると、松屋の方が安いですが、具無しだとやはり物足りないので、すき家のカレーの方が印象良いです。やっぱり丼もカレーも、具沢山の方が良いですね。
以上の結果、松屋VSすき家の対決は、すき家に軍配をあげます。会計はどちらもほぼ同じですが、満足感に差がありました。今後、松屋かすき家、どっちかを選ぶとしたら、すき家を選ぶでしょう。
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【お店】 吉野家 【食事】 ロース豚丼 十勝仕立て (大盛550円)、こく旨カレー (大盛450円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1050円) 松屋→すき家ときたら、やっぱり「吉野家」(よしのや)が思い浮かびます。こうなったら3大《牛丼対決》をやるしかありません。今回の注文も、牛丼以外の丼と、カレーを選びます。吉野家は、松屋・すき家に比べるとメニュー数を絞っているので、牛丼以外となると選択肢はかなり少ないです。ちなみに、先月からTポイントを貯めたり使えたりするようになり、代金200円につき1ポイント付きます。利用は10ポイント=10円から使えるそうです。
丼は、「ロース豚丼 十勝仕立て」を大盛りで食べました。サブタイトルの十勝仕立てが何の事なのかよく分からなかったのですが、甘めのタレで焼いた豚は良い感じでした。ご飯にもタレが染みて、鰻丼っぽい感じです。松屋のネギ塩豚カルビ丼と比べると、明らかにこちらの方が美味しいくて満足感があります。単なる「塩」と「タレ」の差以上の差を感じました。これで同じ値段なら、どちらを選ぶか一目瞭然です。カレーは、「こく旨カレー」を大盛りで食べてみました。同じ値段で辛口のカレーも選べます。具有りと具無しの中間ぐらいのカレーで、ジャガイモやニンジンが入ってます。味は普通です。一つ気になったのは、大盛り感が感じられないことでした。おそらく松屋のカレーよりも量が少ないので、カレーに関しては松屋>吉野家という印象です。
3大牛丼チェーンの対決結果は、1位:すき家、2位:吉野家、3位:松屋となりました。味と価格を勘案した結果、すき家の優勝です。吉野家はカレーが微妙なのが惜しかったです。松屋は無料の味噌汁は廃止して、浮いたコストの分、メニューそのものの味を改善したらいいのではと思います。最後に、サイトルール変更のお知らせです。サイト開設当初は毎月一回更新をルールにしていましたが、1ヶ月1店だと物足りない感じがするので、3月から、毎月の前半と後半の2店紹介に変更します。どのお店を食べようか計画考えるだけでもお腹が減ってきます。
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【お店】 なか卯 【食事】 親子丼 (大盛550円)、和風チキンカレー (大盛450円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1050円) 期せずして始まった《牛丼対決》シリーズですが、その第4弾として、今回は「なか卯」(なかう)にしました。なか卯は、和風牛丼や京風うどんが売りのチェーンで、和風メニューが中心です。並盛りや大盛りの他にミニ盛りがあり、女性や高齢者にも配慮している感じです。今回も、牛丼以外の丼と、カレーを食べてみたいと思います。
丼は、「親子丼」の大盛りです。親子丼が食べられるチェーン店は地味に珍しい感じがします。食べてみると、鶏肉と柔らかい卵でできたオードソックスな親子丼で、普通に美味しいです。率直に言うと、"これ家でも作れそう"という印象もありました。考えてみると、親子丼は家で作るものとの違いを出すのが難しいメニューかもしれません。材料を厳選して高いものを作れば差別化できるのでしょうが、親子丼に高額出すとなると若干気が引けますし…。カレーは、「和風チキンカレー」の大盛りです。具有り系のカレーで、味は普通です。何が和風なのかと思ったら、具が、チキンやニンジンの他に、長ネギやレンコンが入ってました。カレーにレンコンってどうなんでしょう。賛否あるような気がします。食べた印象は、特にプラスの効果は無いような…。
4大牛丼チェーン対決の結果は、すき家>なか卯≧吉野家>松屋となりました。しょっぱなに登場した松屋が、後続にどんどん抜かれて、ドラゴンボールのヤムチャみたいな感じになってきています。松屋の弁護のために言っておきますが、カレーだけなら吉野家が最下位です(←フォローになってない)。
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【お店】 伝説のすた丼屋 【食事】 すた丼・油そばセット (990円) 【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1060円) 4月は、丼シリーズの一環として、《豚丼対決》を開催したいと思います。4月前半に紹介するのは「伝説のすた丼屋」(でんせつのすたどんや)です。目玉のすた丼はスタミナ丼のことで、炒めた系の豚丼になります。今回食べたのは、「すた丼・油そばセット」です。内容は、「すた丼(+生卵、味噌汁)」(630円)+「油そば」(ミニサイズ)+サラダとなっていて、盛り沢山な感じです。
「すた丼」は、タレで炒めた豚肉が盛られていて、ボリューム感があります。標準で付いている生卵をといてかけて食べると、また良い感じです。牛丼チェーンの豚丼とは全く違う感じで美味しかったので、満足感がありました。ちなみに、セットに付属しているサラダは、刻みキャベツやコーンのごく普通のサラダでした。「油そば」は、縮れた麺で、具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔です。ミニサイズながら食べごたえがありました。味は満足なのですが、ボリューム感がある丼とセットの中で、この濃いめの油そばは、ちょっと重いような気がしました。もう少しあっさりした味の油そばの方がこのセットにあってる気がします。
今回のすた丼+油そばのセットは大変ボリューム感があり、これまで紹介した牛丼チェーンとは一味違うがっつり感がありました。予算1000円でたっぷり食べたいなら、既存の牛丼チェーンよりオススメです。
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【お店】 情熱のすためし どんどん 【食事】 油そば&ミニすためしセット (1004円) 【会計】 1004円 (超過分4円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1056円) 4月の企画《豚丼対決》で、すた丼屋と対決するのは、今回紹介する「情熱のすためし どんどん」(じょうねつのすためし どんどん)です。すた丼屋のインスパイア系ですね。このお店のメニューは、豚丼のすためしや油そばの他、ハンバーグやステーキメニューも充実しているのが特徴です。今回注文したのは、「油そば&ミニすためしセット」です。内容は、「油そば」(810円)+「ミニすためし(+生卵、味噌汁)」です。
「すためし」(ミニ盛)は、炒めた豚肉とネギにニンニクが効いてます。すた丼と比べると、味や香りが強めな気がしました。塩気の効いた味付けなので、溶き卵をかけて食べるとまろやかになって美味しいです。ミニサイズなので量が少ないですが、味が良くて満足感がありました。「油そば」は、並盛りでも大盛りでも価格同じなので、大盛りにしました。具は、チャーシュー、メンマ、ミズナ、海苔です。少し太めのしっかりした麺を混ぜて、タレをからめて食べます。そのまままだと一味足りない状態で、卓上にあるラー油や酢を追加して自分の好みの味に調整して食べるスタイルです。味は普通に美味しくて、こちらも満足感がありました。ミニすためし+大盛り油そばのセットは量がたっぷりあり、満腹を通り越して、若干お腹痛い感あります。
伝説のすた丼屋VS情熱のすためしの対決結果は、丼では両店ともに美味しくて引き分けなのですが、油そばに関してはすためしの方が印象が良かったので、僅差で情熱のすためしの勝ちとさせていただきます。食べ比べてみると、色々と違いが見えてくるのが興味深いですね。
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【お店】 東京チカラめし 【食事】 焼き牛丼 (ドデカ盛780円)、唐揚げ2個 (120円) 【会計】 900円 (お釣り100円と繰り越し含めた次回の予算→1156円) 5月は、《焼き牛丼対決》を開催したいと思います。5月前半に紹介するのは「東京チカラめし」(とうきょうちからめし)です。元祖焼き牛丼と銘打ち、これまでレポした煮込み系の牛丼チェーンとの差別化を図っています。一時は怒濤の出店攻勢をしかけていましたが、現在では店舗数少なめです。メニューは、焼き系の丼以外に、定食も充実しています。
今回注文したのは、「焼き牛丼」(味噌汁も標準で付属)のドデカ盛りです。大盛りよりもさらに大きいサイズになります。丼も大きくて、ちょっとしたラーメンが入りそうなサイズでした。重くて片手で持てません。中身はタレで焼いた牛肉がのっていて、ご飯にもタレが絡みます。確かに煮ている系の牛丼と違って香ばしさがありますが、味は普通という感じでした。以前に食べた吉野家のロース豚丼に近い印象です。煮ている牛丼と焼いてる牛丼の間に、特に味の差は感じません。好みによるという感じです。ただ、煮ている牛丼の方が提供するまでの時間が早いので、そこで差が出てきたのかなと思います。焼き牛丼で既存の牛丼チェーンに勝負を挑んだのは面白いですが、煮ている牛丼よりも明確に味の優位を出せなかったのが惜しいですね。焼いている牛丼が食べたい時にはオススメです。
ついでに注文したサイドメニューの「唐揚げ2個」は、普通の唐揚げでしたが、サラダが少量付いていたのが印象良しでした。
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【お店】 レッドロック 【食事】 ローストビーフ丼 (大盛1150円) 【会計】 1150円 (超過分150円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1006円) 5月の企画《焼き牛丼対決》で、東京ちからメシと対決するのは、今回紹介する「レッドロック」(Red Rock)です。このお店では、焼き牛丼といっても和風のものではなく、ローストビーフ丼やステーキ丼といった洋風な丼が食べられます。東京では原宿と高田馬場にあり、行列ができるとの情報を得ていたので、開店の1時間前に行ってみました。そしたらその時点ですでに数人が並び始めていて、その後もどんどん行列が伸びます。行列に並びたくない場合は、開店1時間前ぐらいに行くのがオススメです。店側も、行列のさばきに慣れている感じで、スムーズに入店から注文まで進めました。
今回注文したのは、お店で人気No.1の「ローストビーフ丼」(大盛り)です。ローストビーフが山盛りになっていて壮観でした。ローストビーフの上には卵の黄身と白いソースがのっていて、レタスやカイワレが添えられています。オリジナリティが感じられるビジュアルで、食欲をそそられます。たんまり積まれたローストビーフのおかげで、最初はご飯にたどりつくのは無理です。柔らかいローストビーフを上から食べ崩しながら、奥のご飯を目指します。ご飯にも特製のタレがかかっていて美味しいです。上の山積み肉から下のご飯までとても美味しくて、食後には満腹感がありました。評価としては、このサイト初めての大満足です。行列に並ぶのは辛いですが、早めに並び始めれば緩和できるので、肉が食べたい時はかなりオススメできお店です。
東京チカラめしVSレッドロックの《焼き牛丼対決》ですが、結果としては、大差をつけてレッドロックの勝ちとさせていただきます。チカラめしに限らず、これまでレポした丼チェーンの肉とは完全に一線を画すような肉の印象の良さがありました。
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【お店】 すし三崎丸 【食事】 海鮮丼 (880円) 【会計】 880円 (お釣り120円と繰り越し含めた次回の予算→1126円) このサイト開設以来、ずっと肉系の丼ばっかりだったので、たまには魚を食べることにします。6月の企画は《海鮮丼対決》にしました。6月前半に紹介するのは「すし三崎丸」(すしみさきまる)です。お寿司やお刺身などの海鮮メニューが食べられるチェーン店です。ちなみに、業態によって店名が微妙に違う系列店があり、「すし三崎港」(すしみさきこう)は持ち帰り寿司チェーン、「海鮮三崎港」(かいせんみさきこう)は回転寿司チェーンです。
今回食べるのは、「海鮮丼」です。ランチタイム(月〜土曜の11〜17時)に注文できます。無料で大盛りにできるので、大盛りにしてもらいました。味噌汁も付いています。海鮮の具は11種盛りだそうで、マグロ、サーモン、エビ、イカ、アナゴ、ネギトロ、タマゴなど、色彩豊かな感じになっています。丼によそった酢飯の上にたくさんの具があるので、色々な味が楽しめて美味しかったです。満足感がありました。この丼の量を握り寿司に換算したら11貫分ぐらいあるので、それで値段が880円なら結構お得な感じがします。付属の味噌汁は、具のネギがシャキシャキしていて印象良かったです。ちなみに、日曜のランチタイムだと、更に茶碗蒸しと季節の小鉢がついて1080円のセットになるそうです。
このお店は、具沢山の海鮮丼を手軽に楽しみたいならオススメだと思います。握り寿司も一貫100円から注文できます。
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【お店】 磯丸水産 【食事】 海鮮こぼれ丼 (1030円) 【会計】 1030円 (超過分30円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1096円) 6月の企画《海鮮丼対決》で、すし三崎丸と対決するのは、今回紹介する「磯丸水産」(いそまるすいさん)です。海の家風の店舗で、24時間年中無休で営業している海鮮居酒屋チェーンです。磯丸焼きという炉端焼きが目玉メニューになっていて、自分で網で焼いて食べる事ができます。ランチタイム(11〜17時)では、色々な海鮮丼やマグロ丼が楽しめます。
今回注文したのは、「海鮮こぼれ丼」です。マグロ、サーモン、エビ、イクラ、タマゴ、キュウリなどの他、アナゴ一本も入っていて、具沢山な感じです。やっぱり、こういうカラフルな海鮮丼だと食欲をそそられますね。ちなみに、この海鮮丼はランチタイム以外でも食べられますが、240円ぐらい高くなります。逆に言うと、ランチタイムはかなりお得な値段設定です。味も美味しくて、食べごたえがあって、お得感もあるので、今回は大満足とさせていただきます。
《海鮮丼対決》の結果は、磯丸水産の勝ちとなります。すし三崎丸の海鮮丼は、具の大きさが寿司ネタのサイズなので、やや小さくまとまっていました。その一方、磯丸水産の海鮮丼は具が大ぶりで盛りが豪快だったので、この点で満足度に差がでました。ランチタイムで予算1000円ぐらいで海鮮丼を食べたい時は、磯丸水産がオススメな感じです。このサイトでは、具沢山を高く評価する傾向がありますが、具の大きさもやはり大きい方がいいですね。
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【お店】 てんや 【食事】 元祖オールスター天丼・小そばセット (950円) 【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1146円) サイト開設から半年経過し、サイトルールを変更することに決めました。これまでは前半・後半の月2店の紹介でしたが、今月からは前半・中盤・後半の3店紹介にします。更新目安日は、5日・15日・25日です。内容はこれまでのような2店対決+α紹介や、3店対決などにしようかなと思っています。7月の企画は、《揚げ物丼対決(2店)》+αです。今回紹介するのは、「てんや」です。名前のとおり、天丼のチェーン店で、500円という低価格から天丼が食べられます。今回注文したのは、「元祖オールスター天丼」の並盛り+「小そば」のセットです。セット価格950円のうち、元祖オールスター天丼は単品だと730円なので、小そばは220円ということになります。
天丼の具は、エビ、イカ、ホタテ、マイタケ、レンコン、インゲンです。海鮮あり、野菜ありで、盛り沢山です。衣が重すぎるということもなく、タレもちょうどいい感じでした。具の中では特にイカの大きさが印象的でした。色んな天ぷらが一度に食べられるのは良いですね。全体的に味は良くて、満足感はあったのですが、ひとつだけ不満が残りました。それはご飯の量の少なさです。上の天ぷらより下のご飯の方が少ないんじゃないかと思いました。このサイトで今まで食べてきた丼は基本的に大盛りだったので、今回は並盛りだったという点を差し引いても、ちょっと少なさが気になりました。ただ、単に自分ががっつり食べたいだけなので、他の人にとってはちょうどいい量なのかもしれません。小そばは、冷と温のどちらかを選べます。今回は冷のざるそばにしてもらいました。味は普通のざるそばです。小盛りそばなので、確かに量が少なく、正直4すくいぐらいで完食してしまいました。天丼食べた後にさっぱりしたざるそばの組み合わせは確かに良いと思いますが、どちらとも量の少なさが気になってしまいました。
てんやは、安く天丼が食べられるので、良いチェーン店だと思います。ただ、量を求める人の場合は、もう少しお金を追加して盛りを増やさないと物足りないかもしれません。
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【お店】 かつや 【食事】 カツ丼(松) (918円)、豚汁(大) (172円) 【会計】 1090円 (超過分90円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1056円) 7月の企画《揚げ物丼対決(2店)》+αで、てんやと対決するのは、今回紹介する「かつや」です。その名の通り、カツ丼のチェーン店になっています。基本のカツ丼は松竹梅の3サイズあり、カツ丼(梅)は500円台の低価格で食べられます。その他、トンカツの定食やカツカレーなどもあります。
今回注文したのは、「カツ丼(松)」です。ロースカツ2枚を卵2個でとじたボリュームたっぷりの一品です。2016年5月に食べた東京チカラめしのドデカ盛り並みのインパクトがありました。サクサクした衣のトンカツ2枚載せとなると、食べても食べてもトンカツが途切れない感じです。味と量の合わせ技で、とても満足感がありました。さらに注目すべきは、ついでに頼んだ「豚汁(大)」です。牛丼チェーンのサイドメニューにありがちなお椀の豚汁かと思ったら、牛丼が入りそうな大きな器にたっぷりの量が入っています。具も、豚肉、ダイコン、ニンジン、ネギ、コンニャクなどがたくさんあって、これだけで一品とカウントしていい位のしっかりした内容で、満足感がありました。今回食べた豚肉づくしの2品(カツ丼+豚汁)はかなりのボリュームがあり、2016年4月に紹介した伝説すた丼屋や情熱のすためしのセットメニュー並みの超満腹感です。かつやは、コスパが良い印象があるので、トンカツやカツ丼を食べたい時にはとてもオススメのお店です。
《揚げ物丼対決(2店)》の結果は、かつやの勝ちとさせていただきます。天丼VSカツ丼は好みの違いですが、ボリューム感に差がありました。また、サイドメニューのざるそばと豚汁でも、満足感に大きな差がでました。かつやの豚汁はコスパの良さが非常に印象的です。1月から7月まで、丼メニューを連載的に紹介してきましたが、色々なお店を紹介できたので、今回で一旦区切りを付けようと思います。丼メニューを食べ続けて思ったのは、既存の丼だけじゃなくて、例えばレッドロックみたいな新しい発想の丼のお店がもっと出たらいいんじゃないかなということでした。丼ご飯の上にのせる具は、無限の可能性・選択肢があると思います。色々なアイディア丼の登場を期待します。来月からは、外食の定番である麺メニューを扱っていく予定です。
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【お店】 ちよだ鮨 【食事】 ちよ折・にしき (899円) 【会計】 899円 (お釣り101円と繰り越し含めた次回の予算→1157円) 7月に紹介する+αのお店は、主に東京や神奈川に展開する、持ち帰り寿司専門チェーン店の「ちよだ鮨」(ちよだすし)です。ランチタイムだと500円で買える寿司盛り合わせもあり、なかなか良心的な価格のお店になっています。
今回注文したのは「ちよ折・にしき」です。1人前で、にぎり寿司9貫の他、巻物や卵焼きも付いています。主なネタは、マグロ、エビ、イカ、サーモン、アナゴ、イクラ、ネギトロ、鉄火巻き、かっぱ巻きなどです。味の印象は、普通に美味しいお寿司という感じでした。なんとなく、スーパーで売ってるお寿司もこんな感じじゃないかな〜とも思いました。特に不満足という訳ではないですが、当たり障りがなさすぎる印象です。2016年6月に紹介した、すし三崎丸のランチタイムの海鮮丼とほぼ同じ価格ですが、満足度はあちらの方が上に感じます。
ちよだ鮨は、オードソックスなお寿司を食べたい時にはいいんじゃないかと思います。今回は取り上げませんでしたが、ランチタイムに食べられる500円のお寿司がコスパ良さそうな感じです。ランチタイムを狙って行ってみるといいでしょう。
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【お店】 福しん 【食事】 B定食 (630円)、麻婆豆腐 (420円) 【会計】 1050円 (超過分50円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1107円) 丼シリーズが終わり、今月から麺シリーズに入ります。今月の企画は、《低価格中華料理対決(3店)》です。記念すべき1店目は、「福しん」(ふくしん)にしました。東京の池袋からの鉄道沿線を中心に出店している中華料理チェーンです。なかなか低価格なお店で、麺類は400円〜600円台で、定食類でも700円以下になっています。ラーメンは、自家製手もみ麺が売りだそうです。
今回注文したのは、「B定食」です。内容は、「手もみラーメン」(390円)+半チャーハン+おしんこという組み合わせです。特にA定食やC定食があるわけでもなく、なんでB定食という名前なのかは、よく分かりませんでした。手もみラーメンは、醤油スープです。具は、チャーシュー、メンマ、カイワレ、ネギ、海苔で、良い意味でベーシックな感じです。手もみ麺は不揃いな縮れ方なので自家製感が出てます。味は普通に美味しいと思います。若干、カップヌードルの醤油味を思い出す瞬間もありました。しょっちゅう食べても飽きない味なんでしょう。その他の、お茶碗一杯サイズの半炒飯や、おしんこも、普通な感じの味です。追加で、「麻婆豆腐」も食べました。量が結構たっぷりある見た目でしたが、器の形状のおかげかもしれません。この印象は手もみラーメンにもありました。食べた感じは、量が少ないということは無かったので、やっぱりそれなりに量があるのでしょう。内容は、豆腐、ひき肉、ネギというシンプルな具材で作られていて、ほんのり辛くて、これも普通に美味しいと思いました。今回の食事は、ラーメン、炒飯、麻婆豆腐が食べられて、満腹感があって良かったです。
福しんは、ベーシックなラーメンや中華料理や定食を安価に食べられるので、安心して通えるお店だと思います。その他に、貸し傘サービスもあるそうで、地味にユニークです。
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【お店】 日高屋 【食事】 野菜たっぷりタンメン (500円)、黒酢しょうゆ冷やし麺 (510円) 【会計】 1010円 (超過分10円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1097円) 8月の《低価格中華料理対決(3店)》の2店目は、「日高屋」(ひだかや)です。熱烈中華食堂という熱い看板がついてますが、店の中は至って普通の安価な中華料理チェーン店です。経済ニュース番組で昔見たのですが、出店場所の調査の時間や費用の節約をするために、とりあえず吉野家の近くに出しとけ的な方針だそうです。
まず注文したのはお店の目玉メニューである「野菜たっぷりタンメン」です。確かに野菜がたっぷりで、一杯で満腹になれそうなぐらいボリューム感がありました。具は、キャベツ、タマネギ、モヤシ、ニンジン、ハクサイなどで、豚肉も入っています。量が多いのは確かに良いのですが、全体的な味は普通で、少し薄味に感じました。もう一押し濃いめの味でもいいかなと思います。卓上の胡椒とかラー油入れて自分で調整して下さい的なスタイルなのかもしれません。福しんのラーメンみたいに食べ飽きない味を目指していると好意的に解釈しておきます。もう一つ注文したのは「黒酢しょうゆ冷やし麺」です。夏だけの期間限定メニューです。麺と具は別皿になっていて、具は、ハム、錦糸卵、キュウリ、ワカメという定番のものです。麺の方には紅生姜があるので、具を盛りつけるとちょうど5色の具が載っている感じになります。ヒンヤリしたお皿で、麺はコシがあって、スープは酸味が効いてます。味は、良い意味で普通の冷やし中華でした。具の量が結構多くて、麺と同じくらいに感じます。個人的には、野菜タンメンより、こちらの方が満足度が高かったです。夏に食べるにはオススメのメニューだと思います。
日高屋は、福しんと同様の価格帯で、安く麺類や定食を食べる事ができるので良いお店だと思います。2店(福しんVS日高屋)での対決結果は、日高屋の勝ちとさせていただきます。味は両店ともオードソックスで、量的には満腹だったのですが、具の多さのインパクトで日高屋が勝っていました。次回の3店目で順位がどうなるか楽しみです。
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【お店】 幸楽苑 【食事】 あっさり中華そば (421円)、ごま味噌チャーシューめん (637円) 【会計】 1058円 (超過分58円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1039円) 8月の《低価格中華料理対決(3店)》の3店目は、「幸楽苑」(こうらくえん)です。福しんや日高屋と同様、麺類が400〜600円台で食べられる安価な中華料理チェーンです。ラーメンのスープの種類は醤油・味噌・塩の3種類がそろえられていて、ベーシックなメニュー構成になっています。
まず食べたのは、基本メニューである「あっさり中華そば」です。醤油スープに縮れた麺で、具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、ナルト、海苔など、定番な感じです。渦巻き模様のナルトは、マンガのラーメンを彷彿とさせます。味は、普通に美味しい感じでした。福しん同様、飽きの来ない感じです。次に食べたのは、「ごま味噌チャーシューめん」です。麺は中華そばと同じもので、スープは味噌になっています。ゴマが表面にたっぷり浮いていて、うっすら担々麺っぽい風味もありました。具は、チャーシュー、コーン、ネギ、コマツナなどです。味は、中華そばと同じく普通に美味しい感じです。一つ不満があるとすれば、チャーシューめんと銘打つほどチャーシューの量を感じませんでした。中華そばより少し多いかなぐらいです。
低価格中華料理(3店)の対決結果は、幸楽苑>日高屋>福しんとさせていただきます。幸楽苑1位の理由は、味が良くて、具がしっかりあって、量もきちんとあった事を勘案して、トータルバランスが一番良かったからです。3店とも、オードソックスな味で、1000円で麺類2杯食べられるような安さなので、日常的に気軽に行ける良いお店だと思います。
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【お店】 九十九ラーメン 【食事】 マルキュー・トマトチーズラーメン (980円) 【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1059円) 今月の企画は、《チーズラーメン対決(2店)》+αです。まずは「九十九ラーメン」(つくもらーめん)を紹介します。東京の恵比寿や千葉の津田沼で営業している、豚骨ラーメンのお店です。十勝ゴールデンゴダーチーズを盛ったチーズラーメンが目玉商品になっています。その他にはパクチーラーメンなども珍しいです。ランチタイム(11時〜17時)には、麺類のトッピングが2品無料になるサービスがあります。
今回食べたのは、「マルキュー・トマトチーズラーメン」です。マルキューとは(究)の事で、究極という意味です。ランチタイムだったので、茹で玉子とネギの2品を無料トッピングしてもらいました。細くて縮れた麺で、トマトの果肉が入ったスープに、バジルが浮かんでいます。中央に盛られたメインの粉チーズが、なかなかインパクトがあります。チーズを溶かしながら麺に絡めて食べていくスタイルです。トマトとチーズが合わさると、ラーメンでありながらパスタっぽい風味も出てきます。麺を食べ終わった後の汁も、トマトやチーズが入ったスープみたいな感じで、最後まで美味しく食べられたので満足感がありました。ラーメン(パスタ?)とスープの2品を食べたような印象です。トッピングで入れた卵とネギも、味の邪魔をする事なく、ラーメンに調和していました。
九十九のチーズラーメンは、女性でも男性でも美味しく食べられそうな、万人向けな感じがしました。お店のスタッフの人も、気が利くというか親切な接客で印象が良かったです。チーズラーメンを食べたいならオススメのお店だと思います。
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【お店】 太陽のトマト麺 【食事】 太陽のチーズラーメン (860円)、らぁリゾ (160円) 【会計】 1020円 (超過分20円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1039円) 9月の企画《チーズラーメン対決(2店)》+αで九十九と対決するのは、「太陽のトマト麺」(たいようのとまとめん)です。東京でチェーン展開しているトマトラーメンの専門店です。様々なこだわりを打ち出していて、例えば、店内のお冷やはジャスミン緑茶だそうです。
今回食べたのは、「太陽のチーズラーメン」です。真っ赤なトマトスープに、細くてゆるく縮れた麺が入っています。豆乳入りのこだわりの麺だそうですが、若干量が少なかったです。女性向けを意識している感じのお店なので、女性にちょうどいい量なのかもしれません。具には、チキンと、こだわりの江戸菜(コマツナの改良品種だそうです)が入っていて、トッピングに粉チーズが盛られています。味は、トマトスープとチーズが絡んでパスタっぽい感じになり、具の野菜や鶏肉もちょうどよく、満足感があって美味しかったです。追加で、「らぁリゾ」も食べました。これはチーズが振りかけられた白ご飯で、ラーメンの汁をかけてリゾットにするアフターメニューです。ご飯にもこだわりがあり、発芽玄米と低カロリーのマンナンヒカリが入っているそうです。鍋料理のしめのおじやみたいな感じで、スープも残さず美味しく食べられたので、これも満足感がありました。
《チーズラーメン対決(2店)》の結果は、引き分けとさせていただきます。味は両店とも美味しかったので、甲乙つけがたいです。大雑把に言うと、九十九はこってり、トマト麺はあっさりという感じがしました。細かく言うと、九十九は一杯の量・チーズの量・麺食べた後のスープの印象が良く、トマト麺はしっかりした具(チキン・江戸菜)やスープご飯の印象が良かったです。
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【お店】 パブロ 【食事】 焼きたてチーズタルト (850円) 【会計】 850円 (お釣り150円と繰り越し含めた次回の予算→1189円) 9月はチーズラーメン対決をやったので、+αで紹介するのは、チーズつながりでチーズケーキのお店です。「パブロ」(Pablo)というチーズタルト専門店に行きました。丸いチーズタルトがメイン商品で、焼き加減をレア(写真の左側)かミディアム(写真の右側)から選べます。大阪で店舗展開しているお店ですが、東京では原宿・新宿・秋葉原などにも進出しています。
今回食べたのは、「焼きたてチーズタルト」です。焼き加減はミディアムを選択しました。寸法は、直径約15cm、厚さ約4.5cmです。なかなか大きい印象で、量的にはケーキ三個分ぐらいありそうなので、コスパが良い気がします。サックリしたタルトの器の中に、チーズクリームがたっぷり入っていて、表面はオレンジ色の薄いソース(?)で覆われています。中身はミディアムでもかなり柔らかく、これでレアになるとドロドロ流れて食べにくいんじゃ?と若干心配になりました。食べた印象は、ボリュームたっぷりで、甘さもちょうどよく、満足感があって美味しかったです。一つ気になったのですが、これは複数人で分けられるんでしょうか?綺麗に切り分けるのが難しそうな気がしました。一人で食べるとしたら、小食の人だとなかなかハードな量だと思います。シャレオツなスイーツという雰囲気を醸していますが、なにげに大食い向けかもしれません。
パブロは、他にも季節のフルーツを使ったタルトや、ミニサイズのタルトなど、色々な商品があります。チーズタルトを食べたいなら、とてもオススメなお店だと思います。
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【お店】 天下一品 【食事】 サービス定食 (1040円)、煮玉子 (100円) 【会計】 1140円 (超過分140円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1049円) 今月の企画は、《ラーメン・チェーン対決(3店)》です。街でよく見かけるラーメンチェーンを3つピックアップしてみたいと思います。1店目は「天下一品」(てんかいっぴん)です。京都発祥で全国展開しているお店で、鶏のこってりスープのラーメンが売りになっています。ちなみに、10月1日は天一(てんいち)の日でキャンペーンを毎年やっているらしいので、張り切って10月1日に行ってみました。
注文したのは、「サービス定食」です。内容は、「ラーメン(こってり)」(720円)+炒飯+餃子の3点セットになっています。トッピングで「煮玉子」も付けてもらいました。こってりラーメンは、麺が細めのストレートで、具にはチャーシュー1枚の他、メンマやネギがのっています。やはり特徴的なのはスープでした。とろみがあって、普通のラーメンのスープとは違います。こってりというから味が重いのかと思いましたが、穏やかな味できつくなかったです。少し量が少ないかなという印象がありましたが、味は普通に美味しかったです。とろみのあるスープが麺によく絡みます。トッピングしてもらった煮玉子は、よくある半熟の味付き卵です。炒飯は、豚肉、ネギ、卵のシンプルな具です。量的には、半炒飯より少し多いぐらいです。味は普通に良かったです。こってりラーメンのスープをかけると、餡かけ炒飯みたいな感じになります。餃子は、小ぶりな餃子6個で、これも普通に美味しい感じでした。セットトータルで見ると、少しボリューム不足を感じましたが、食べやすい味で美味しかったです。
天一の日キャンペーンでラーメン無料券をもらえたので、翌日にもう一回行ってみました。天下一品にはこってりの他にあっさりもあるので、「ラーメン(あっさり)」を食べてみました。チャーシューが2枚になってる以外は、麺と具はこってりと同じです。透明な鶏スープで、他のお店にもありそうな普通のラーメンでした。天下一品で食べるなら、やはり特徴的なこってりラーメンの方がオススメです。
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【お店】 坂内 【食事】 炙り焼豚ご飯セット (940円) 【会計】 940円 (お釣り60円と繰り越し含めた次回の予算→1109円) 10月の企画《ラーメン・チェーン対決(3店)》の2店目は、「坂内」(ばんない)です。福島の会津地方発祥の喜多方ラーメンのチェーン店です。坂内ではなくて、「小法師」(こぼし)という店名(会津地方の郷土玩具にちなんだ名前)もあります。メニュー内容は同じです。東京メインで出店していて、関東・関西にも店舗があります。
今回注文したのは、「炙り焼豚ご飯セット」です。内容は、「喜多方ラーメン」(650円)+「炙り焼豚ご飯」+味玉の3点です。麺は、平らで縮れていて、モチモチとした食感だったのが好印象でした。具は、チャーシュー5枚、メンマ、ネギでシンプルです。チャーシューは噛みごたえと柔らかさがちょうどよかったです。スープは、透明な豚骨スープですごくあっさりしていました。量もしっかりあって味も美味しかったので、満足感があります。炙り焼豚ご飯は、お茶碗によそったご飯の上に、3枚のチャーシューがのせられ、タレがかけられ、ネギがちらしてあります。ラーメンの具を流用したサイドメニューです。量は普通でしたが、タレの味が少し濃すぎる気がしました。ラーメンがとてもあっさりしているので、濃いめの味の物を組み合わせているのかもしれません。試してないですが、ラーメンのスープをかけて食べたらちょうどいい味になるかもしれないです。満足度は普通です。味玉は普通の味付き玉子でした。
坂内は、麺と具が美味しかったので、あっさりしたラーメンを食べたい時にはオススメだと思います。天下一品VS坂内の対決結果は、坂内の勝ちとさせていただきます。こってり味とあっさり味は好みの違いだと思いますが、具のチャーシューで勝負がつきました。天下一品は薄いハムみたいな1枚でしたが、坂内は厚みがある5枚で、この点で満足度に差があります。麺の印象も坂内の方が良かったです。
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【お店】 壱角家 【食事】 MAXラーメン (980円)、うずら5個 (100円) 【会計】 1080円 (超過分80円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1029円) 10月の企画《ラーメン・チェーン対決(3店)》の3店目は、「壱角家」(いっかくや)です。神奈川の横浜発祥の横浜ラーメンのチェーン店です。横浜ラーメンは、通称、家系(いえけい)ラーメンと呼ばれています。家系ラーメンの特徴は、豚骨醤油スープで、具にはホウレンソウや海苔が入っているそうです。壱角家は、元々は、大量出店していた東京チカラめし(このサイトでは2016年5月前半に紹介)で、後に家系ラーメンの店に変わった経緯があります。東京を中心に関東に出店しています。
今回注文したのは「MAXラーメン」です。通常ラーメン(730円)の上位版です。具には、チャーシュー3枚、うずらの玉子、味玉、ホウレンソウ、海苔が入っています。通常版と比べると、チャーシューと海苔が増えて、味玉が追加されています。これで+250円は、あまりお得感は感じないです。トッピングで、「うずら5個」を入れてもらいました。麺は、少し太めのストレートで短かく、しっかりした感じです。スープは、豚骨醤油のこってり味で、塩気が効いています。短い麺が少々食べづらい気がしましたが、満足度は普通で、具が色々あるのが良かったです。お店では、サービスタイムで白ご飯お代わり自由だったので、濃い味のラーメンとご飯を同時に食べて、お腹いっぱいにできました。
《ラーメン対決(3店)》の結果は、坂内>天下一品>壱角家とさせていただきます。坂内は、味・量・コスパのバランスが一番でした。天下一品と壱角家を比較すると、前者の方がセットのお得感がありました。後者は具沢山な点が長所でしたが、お得感不足が惜しいです。
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【お店】 一風堂 【食事】 白丸元味 (790円)、半熟塩玉子 (100円) 【会計】 890円 (お釣り110円と繰り越し含めた次回の予算→1139円) 今月の企画は、《豚骨ラーメン対決(2店)》+αです。先手は「一風堂」(いっぷうどう)です。福岡発祥の博多ラーメンのチェーン店で、通常豚骨ラーメンの「白丸元味」と、辛味噌・香油が入った「赤丸新味」の二つがメインになっています。数を絞ったシンプルなメニュー構成です。
今回注文したのは白丸の方で、トッピングで「半熟塩玉子」も入れてもらいました。白い豚骨スープに、極細のストレート麺で、博多ラーメンの定番な感じです。具は、チャーシュー2枚、ネギ、モヤシ、キクラゲが入っています。スープがマイルドでしつこくなく、細い麺と具がうまく絡み、全体的に調和がとれて完成度が高かったです。塩玉子は色が付いてない白玉子ですが、中にしっかり味がついています。卓上には、辛モヤシ、辛子高菜、紅生姜があって食べ放題になっているので、ラーメンと一緒にたくさん食べてお腹いっぱいになりました。ラーメンが美味しくて、付け合わせのモヤシや高菜も美味しかったので、かなり満足感が高かったです。
一風堂は、豚骨ラーメンを食べたい時にはかなりオススメなお店だと思います。ラーメンの三要素である麺とスープと具が綺麗に一つにまとまって、印象良かったです。
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【お店】 一蘭 【食事】 天然とんこつラーメン (890円) 【会計】 890円 (お釣り110円と繰り越し含めた次回の予算→1249円) 今月の企画《豚骨ラーメン対決(2店)》+αの後手は、「一蘭」(いちらん)です。このお店は、味に集中するためという理由で、食べる場所の左右や前方に仕切りがあり、半個室的な飲食スタイルが特徴的です。注文前には記入用紙があり、麺の硬さやタレの量などのラーメンの好みを選択する方式もユニークです。テーブルの上には調味料や紅生姜なども無く(=お箸とお冷やだけ)、ラーメンに向き合うというこだわりが感じられる店作りになっています。
今回注文したのは「天然とんこつラーメン」です。一蘭のメニューは、基本的にこのラーメンのみになっています。麺は極細のストレートで、豚骨スープはかなりこってりな感じです。具は、シンプルにチャーシュー2枚とネギのみで、中央には辛しダレがあります。量は多すぎず少なすぎずで、味は普通に美味しいラーメンでした。辛しダレが良いアクセントになっています。
一風堂VS一蘭の《豚骨ラーメン対決(2店)》の結果は、一風堂の勝ちとさせていただきます。一風堂の方が、具が多くて、チャーシューが美味しくて、少し安いです。辛モヤシや辛子高菜などの食べ放題の副菜も、コスパの良さで一風堂に軍配が上がります。お店作りのこだわりも結構ですが、やはりラーメンの具・味やコスパが物を言いますね。
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【お店】 ねぎし 【食事】 がんこちゃんセット (1200円) 【会計】 1200円 (超過分200円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1049円) 今月の+αで紹介するお店は、お肉を食べたいなという事で、「ねぎし」にしました。ねぎしは、牛タン定食の専門店で、東京でチェーン展開しています。定食の構成は、メインの焼き肉+麦めし+とろろ+おみ漬け+テールスープという5点セットになっていて、大変分かりやすいです。メインのお肉を何にするかで値段も変わります。お肉は、牛タンの他に、牛・豚・鶏もあります。
今回注文したのは、「がんこちゃんセット」です。ねぎしの牛タンは2種類(白たん・赤たん)あり、白たんの方が高級な部位でお高くなっています。がんこちゃんセットは赤たんで、赤たんの薄切りが12枚あります。薄くてもしっかり歯ごたえがあり、香ばしいお肉です。麦めしのお代わりは無料なので、お肉だけで麦めし2杯食べられました。とろろは海苔入りで、麦めしにかけて食べるといいです。おみ漬けは、歯触りが良くて塩気が効いた野菜の漬物や、ピリ辛な唐辛子の味噌漬けで、ご飯がすすみます。テールスープは、牛の尻尾肉からとった透明なスープで、シャキシャキしたネギと牛タン入りでさっぱりした味です。それぞれこだわりがあって美味しかったので、満足感がありました。麦めしお代わり効果で満腹まで食べられましたが、しいて不満を言うとすれば、もう少しメインのお肉の量が多いとよかったです。
ねぎしは、お肉の定食を食べたい時にはオススメのお店だと思います。少々お高いですが、メインのお肉だけじゃなくて、脇役に至るまでしっかり考えて構成されている所がとても好印象です。
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【お店】 北の大地 【食事】 とんかつ味噌ラーメン (930円)、味付け玉子 (100円) 【会計】 1030円 (超過分30円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1019円) 今月の企画は、寒い冬にぴったりな《味噌ラーメン対決(2店)》+αです。最初に紹介するのは、「北の大地」(きたのだいち)です。東京の新宿にあり、三田にも出店している味噌ラーメンのお店です。
今回注文したのは、「とんかつ味噌ラーメン」です。なんと、味噌ラーメンの上にトンカツがトッピングされています。これはなかなか珍しいのではないでしょうか?ついでに「味付け玉子」ものせてもいらいました。ラーメンの麺は、中太の縮れ麺で、モチモチしています。味噌スープは、かなりこってりですが、穏やかな味です。具には、チャーシュー1枚、モヤシ、ネギ、メンマ、ホウレンソウがあり、トンカツが無くても結構具沢山な感じです。トンカツは、揚げたてのサクサクした衣が好印象でした。味噌ラーメンとトンカツがあうのかどうかは判断つきませんでしたが、ボリューム感には大いに貢献しています。味噌ラーメンそのものが美味しくて、たくさんの具も楽しめたので、とても満足でした。ちなみに、通常の味噌ラーメンは750円です。トンカツ無しでも満足できると思います。
北の大地は、こってりした味噌ラーメンを食べたい時にオススメです。男性向けのトンカツの他に、女性向けのチーズとキノコもあり、トッピングの工夫が面白いお店になっています。
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【お店】 羅偉伝 【食事】 味噌ラーメン (800円)、味付玉子 (100円)、野菜 (100円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1019円) 12月の企画《味噌ラーメン対決(2店)》+αで北の大地と対決するのは、「羅偉伝」(らいでん)です。新宿の高田馬場にあります。元々は札幌味噌ラーメンの「純連」というお店があり、その後を引き継いだお店だそうです。なので、純連のメニューとよく似ています。
今回注文したのは「味噌ラーメン」で、トッピングとして「味付玉子」と「野菜」をのせてもらいました。麺は中太の縮れ麺です。具は、細切れにしたチャーシュー、メンマ、ネギ、モヤシになっていて、今回は野菜増しにしてもらったので、キャベツ・ニンジンなどが追加されています。スープは、味噌感がしっかりあって、表面がラードで覆われているので、湯気がないのに熱々の状態です。ラーメン自体の量が結構あって、野菜増しの効果によって、野菜たっぷりな印象になって美味しかったです。細切れのチャーシューも肉厚感がありました。一杯で満足な一品です。クソ寒い日に熱々の味噌ラーメンを食べたい時にオススメのお店だと思います。
北の大地VS羅偉伝の《味噌ラーメン対決(2店)》結果は、僅差で北の大地の勝ちとさせていただきます。北の大地の方が具のボリューム感が良かったです。羅偉伝の野菜より、やはりトンカツのインパクトが勝ります。また、スープに関してですが、味噌感は羅偉伝の方がありましたが、温度を保つラードの油効果でスープを飲むのがややきつくなった点が惜しいです。
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【お店】 ケンタッキーフライドチキン 【食事】 とりの日パック (1000円) 【会計】 1000円 (お釣り0円。繰り越しで余った予算→19円) 今月の+αで、今年最後の紹介になるお店は、クリスマス&年末にぴったりなイメージの「ケンタッキーフライドチキン」(Kentucky Fried Chicken)です。略してKFCとも表記されます。創立者カーネル・サンダース爺さんでお馴染みのチェーン店です。独自調合のハーブとスパイスを使ったフライドチキンを食べられます。
今回注文したのは、「とりの日パック」です。毎月28日はニワトリの日だそうで、この日だけ発売される限定パックになっています。内容は、「オリジナルチキン」×4個+「カーネルクリスピー」×3個です。計7個で1000円はかなりお得だと思います。オリジナルチキンは、衣がスパイシーで、肉が柔らかいです。カーネルクリスピーは、衣がサクサクしていて、骨無し肉なので食べやすいです。オリジナルチキンは味濃いめ、カーネルクリスピーは味あっさりめなので、交互に食べると食べやすいかもしれません。フライドチキンを合計7個も食べると、油もあいまって、かなりの腹いっぱい感に満たされます。味も美味しかったですし、量と価格のバランスも文句無く、満足感がありました。
ケンタッキーは、言わずもがなのフライドチキンの定番店ですが、とりの日パックはかなりコスパが良くてオススメだと思います。一人で7個食べるのは、なかなかの大食い向けになります。2人や3人でシェアして食べると良いでしょう。
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【1店当たりの平均額】 999.32円 (全28店)
今年このサイトを開設し、紹介店舗数のルールを一部変更しながら、月3店紹介に落ち着き、無事に1年を終える事ができました。全部で28店紹介できて、平均額は税込みで999.32円となり、このサイトの目標通り、1000円以下となりました。1年の前半では主に丼のチェーン、後半ではラーメンのチェーンが中心になりましたが、1000円で色々と美味しいものが食べられたので満足です。月毎に対決を振り返ってみると、
最後に、3つの賞を発表したいと思います。「最優秀賞」(満足度で一番)、「大食い賞」(量で一番)、「コスパ賞」(安さで一番)です。
【2016年 最優秀賞】 レッドロック
「ローストビーフ丼」を食べたお店です。驚異の行列、行列慣れしたテキパキした客さばき、シャレオツな店、ご飯に辿りつけないローストビーフの山盛りなど、数々のインパクトを残し、肝心の料理自体もとても美味しくて大満足でした。
【2016年 大食い賞】 かつや
「カツ丼(松)」と「豚汁(大)」を食べたお店です。2枚重ねのトンカツがのったカツ丼は、食っても食ってもカツが途切れないトンカツ地獄(天国?)でした。ここまでの量だとは思わなかったので、なかなかの不意打ちです。豚汁の具沢山ぶりもかなり印象的でした。
【2016年 コスパ賞】 日高屋
「野菜たっぷりタンメン」と「黒酢しょうゆ冷やし麺」を食べたお店です。福しんや幸楽苑も安いですが、日高屋は、駅近くの良い場所にあちこち出店しながらも、安い価格で具沢山の麺類を提供できている点が素直にすごいと思います。中華料理チェーン版のマクドナルドといった感じです。
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