2020年のグルメ

このページは、2020年に予算1000円で食レポしたお店の一覧です。毎月4回更新。対決形式で、総合的な満足度で勝敗が決まります。価格は、全て税込み表示です。

【ルール】
【明治】

2020年

1月 第1

特選らーめん(わ蔵) 【お店】 わ蔵
【食事】 特選らーめん (950円)
【会計】 950円 (お釣り50円を含めた次回の予算→1050円)
今年も、年間50店(約週1回紹介のペース)を目標に頑張りたいと思います。2020年最初の企画は、《豚骨ラーメン対決(2店)》です。先手は、「わ蔵」(わくら)です。東京の板橋で創業した博多豚骨ラーメンのお店で、新宿や中目黒、高円寺などにチェーン展開しています。
注文したのは、「特選らーめん」です。通常版らーめんが680円で、それに具を色々と追加したバージョンアップ版です。最高値メニューになります。麺は、極細のストレートで、注文時に好みの茹で加減を決められます。今回は普通にしてもらいましたが、もう少し硬めをチョイスした方が良かったかもしれません。スープは、茶色みがかった豚骨で、まろやかな感じでした。脂控えめでくどすぎない味です。具は、丸いチャーシュー4枚、味玉、メンマ、キクラゲ、ネギ、海苔3枚です。なかなか具沢山で、どれも麺に絡めて食べやすかったです。卓上には、紅生姜、ニンニク、ゴマ、タレなどが常備されているので、更に味を追加しながら楽しめます。このラーメンは、麺も具もスープも手堅くまとめていますが、丼が若干小さくて全体の量が少なめなのが惜しかったので、満足度は普通です。量やサービスなど、何かもう一押し+αの長所があると良かったです。
わ蔵は、オードソックスな博多豚骨ラーメンを食べたい時にオススメです。脂ギトギトでもなく、量もほどほどなので、カロリーも控えめな感じだと思います。その辺を気にする人にはうってつけじゃないでしょうか。

1月 第2

全部のせラーメン(光麺) 【お店】 光麺
【食事】 全部のせラーメン (990円)
【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1060円)
1月前半の企画《豚骨ラーメン対決(2店)》の後手は、「光麺」(こうめん)です。東京の池袋で創業した東京豚骨ラーメンのお店で、原宿や恵比寿、高田馬場などにチェーン展開しています。店内のデザインにもこだわっているそうで、実際に行ってみると、BGMも含めて洒落た雰囲気がありました。
注文したのは、「全部のせラーメン」です。通常の熟成豚骨ラーメンが730円で、それにトッピングを全部入れた上位版です。最高値メニューになります。麺は、ストレートな細麺で、量は普通でした。スープは、8時間以上熟成させたこだわりの豚骨スープだそうですが、まろやかでコクもありました。具は、チャーシュー1枚、角煮2個、味玉、メンマ、ニンニクチップ、コマツナ、ネギ、海苔です。8種類もあるので、賑やかな見た目で、美味しそうです。豚系の具の、大きい丸いチャーシューや、厚みがあって噛むとほぐれる角煮が良かったです。メンマは極太の2本で、存在感があります。ニンニクチップのサクッとした香ばしさが、プラスに働いてます。コマツナやネギで、しつこすぎない後味になっていたのも好印象です。このお店にはランチタイムに訪問したのですが、なぜかおまけでプリン(数量限定)が無料でした。カラメルソースが上にかかっていて、滑らかな口当たりで、しっかりした作りです。このラーメンは、役割がしっかり考えられた具の数々が美味しくて、デザートのサービスも良かったので、満足です。光麺は、具沢山な豚骨ラーメンを食べたい時にオススメです。その他のメニューでは、豚骨スープを中心にして、ラー油などを加えてアレンジした担々麺や、魚介系の風味を加えたつけ麺もあります。
わ蔵VS光麺の対決結果は、光麺の勝ちとさせて頂きます。基本的な豚骨ラーメンの部分では、わ蔵はあっさり寄りで、光麺はこってり寄りな感じで、好みの問題だと思います。量は、光麺の方が少し多いです。具は、光麺の方が充実していてかなり好印象だったので、この点で勝敗が決まりました。

1月 第3

スパイシーチキンカレー定食(青藍) 【お店】 青藍
【食事】 スパイシーチキンカレー定食 (980円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1080円)
1月後半の企画は、《カレー対決(2店)》です。先手は、「青藍」(せいらん)です。東京の高円寺で営業しているカレー店で、"香りを食べる"をテーマにしているそうです。大皿のワンプレートで提供するスタイルになっています。大皿の色のインディゴブルー(=青藍)が、店名の由来だそうです。
注文したのは、看板メニューである「スパイシーチキンカレー定食」です。中央に黄色いターメリックライスがあり、カレーと付け合わせの野菜4種が添えられている構成です。カレーの上にはパクチーが散らしてあります。一皿に様々な食材が盛られているので、色とりどりでユニークな見た目になっています。カレールーは、カルダモン、クミン、コリアンダーなどのスパイスを独自でミックスして作っているそうで、独特な風味がありました。辛さは控えめなので、謳い文句通り、香りに集中できます。具のチキンは、少量でした。スパイスも時折歯触りを感じるので、具の一種になっている感じです。4種の付け合わせ野菜は、カレーと同じくらい豊富に量があるのが良かったです。店の前の看板にそれぞれの名前が書いてあるので、引用してざっくり説明すると、アンチョビ野菜炒め黒胡椒(=炒めたキャベツ)、キャロットクルミクミンラペ(=細切りのニンジン)、ハクサイ柚子切昆布(=浅漬けのハクサイ)、紫キャベツゴマ塩昆布(=細かく切った紫キャベツ)です。どれも単なる生野菜ではなくて、一手間加えてある点にこだわりを感じます。トータルの印象としては、日本カレーとインドカレーの中間的な感じの食べやすい美味しさで、色々な野菜も楽しめたので、満足でした。
青藍は、こだわりのスパイス、辛さ控えめ、肉控えめ、野菜多めなのが特徴です。肉重視のガッツリカレーよりも、野菜重視のヘルシーなカレーを食べたい時にオススメだと思います。

1月 第4

カレー2種盛り(インド富士子) 【お店】 インド富士子
【食事】 カレー2種盛り (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1080円)
1月後半の企画《カレー対決(2店)》の後手は、「インド富士子」(いんどふじこ)です。東京の高円寺で営業しているカレー店です。薄暗いバーみたいな店内に、個性的なBGMやインテリアがあり、サブカルっぽい雰囲気を漂わせています。ちなみに、以前に東小金井に「インド富士」というカレー店(現在は閉店)があり、その姉妹店だそうです。メニューはかなりシンプルで、3種類のルーがあり、それから選択する2種盛り(1000円)と、全種食べられる3種盛り(1200円)、大盛り+300円が基本です。ルーやトッピングは時期によって変わります。
注文したのは、「カレー2種盛り」です。訪問した日は、キーマカレー(肉)、マスタードフィッシュカレー(魚)、ダルカレー(豆)の3種類が用意されていたので、キーマとフィッシュを選択しました。横長の大皿の中心にライスがあり、左右に分けて2種のカレーが盛られています。ライスの上には3種類のトッピングがあり、ルーの上にはパクチーが散らしてあります。雑多でアジアンな見た目が面白いです。ちなみに、3種盛りの場合は、3つ目のルーが入った別容器が付くようです。ライスは、黄色いターメリックライスで、細長いパラパラしたお米です。インドカレーっぽさが感じられます。3種のトッピングは、細かく切った紫キャベツと青野菜、淡いピンク色のペーストです。このペーストが何なのか全く分からなかったのですが、フムスというペースト状のアジア料理があるらしいので、たぶんフムスだと思います(少なくとも、でんぶではないと思いますが…)。2種類のルーに関しては、マスタードフィッシュカレーは、マスタードの風味が効いていて、辛さは控えめでした。具の白身魚(たぶんタラ)は、大きめで存在感がありました。キーマカレーは、挽肉たっぷりで、トッピングで入れられている薄切りの紫タマネギがアクセントになっています。しっかりした辛さなのが良かったです。トータルの印象としては、キャラがはっきりしている2種のカレーが美味しくて、ライスやトッピングも細部までこだわりが感じられたので、満足でした。インド富士子は、辛さしっかり、肉しっかりが特徴で、インド寄りのカレーを食べたい時にオススメです。
青藍VS富士子は、高円寺のカレー店対決となりましたが、結果は、引き分けとさせて頂きます。どちらも個性的で、工夫されていて、美味しかったです。青藍は、野菜・辛さ控えめ・あっさり寄りで、富士子は、肉・辛さしっかり・こってり寄りなので、好みで選んだらいいと思います。個人的な好みで言うと、富士子の方が好きでした。

2月 第1

らーめん、チャーシュー(らーめん大) 【お店】 らーめん大
【食事】 らーめん (720円)、チャーシュー (180円)
【会計】 900円 (お釣り100円と繰り越し含めた次回の予算→1180円)
2月前半の企画は、《大盛りラーメン対決(2店)》です。先手は、「らーめん大」(らーめんだい)です。東京の池袋・五反田・竹ノ塚などでチェーン展開している大盛りラーメン店です。いわゆる二郎系のラーメンを提供していて、ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメと同じノリで、コールで自分好みに調整できます。
注文したのは、基本メニューの「らーめん」です。トッピングで「チャーシュー」(通常1枚から4枚に増量)も追加しました。注文時に、麺の硬さ、背脂減量、麺減量を選べます。そして、提供時に、ニンニク追加、野菜増量、背脂増量、味濃いめを選べます。野菜の量は、写真でどのくらい増えるか説明書きがあるので、分かりやすかったです。今回は、野菜多め、ニンニク普通にしてもらいました。麺は、茶色の太麺で縮れがあり、硬めの茹で加減なので、コシがあります。スープは、すっきりした醤油スープです。背脂も入っているので、コクがありました。具は、チャーシュー、モヤシ、キャベツ、ニンニクです。チャーシューは、薄めのカットですが、大きさはあります。肉質がしっかりしていて、噛み応えがありました。野菜は、ほぼ全てモヤシで、キャベツはほんの少々です。軽く茹でたただけなので、シャキシャキしていて、脂っこいスープと相性が良かったです。ニンニクの風味が、スープにパンチを効かせてます。このラーメンは、麺と具とスープが調和していて、量もたっぷりで満腹になれたので、満足です。ギトギトのゲテモノ感は無く、全体的に品が良い印象がありました。
らーめん大は、二郎系ラーメンを安く食べられる所が長所です。量の加減もしやすいので、二郎系初心者にもオススメです。

2月 第2

小ラーメンW豚入り(ラーメンタロー) 【お店】 ラーメンタロー
【食事】 小ラーメンW豚入り (950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1230円)
2月前半の企画《大盛りラーメン対決(2店)》の後手は、「ラーメンタロー」です。東京の大森と五反田で営業している二郎系ラーメンのお店です。メニューは、小ラーメン(750円)と大ラーメン(850円)の2系統で、小でも通常店の大盛りレベルです。二郎と同じく、提供時にニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメをコールして調整できます。月曜日は、特別に平打ち麺での提供になるそうです。
今回注文したのは、「小ラーメンW豚入り」です。豚入り(=チャーシュー追加)が+100円で、更に増量のW豚入りは+200円になります。コールでニンニクを追加してもらいました。ちなみに、その他の無料トッピングで、削り節もあるそうです。麺は、たまたま行った日が月曜だったので、平打ち麺でした。太めで平たくて、縮れがあり、少し硬めでコシがありました。食べやすい形状だと思います。スープは、背脂はごく少量ですが、油膜がしっかり張っている醤油系スープです。ニンニクの強さに負けないぐらいに味濃いめでした。これだけ濃いなら、カラメの追加は不要な気がします。具は、チャーシュー8枚、細切れチャーシュー、モヤシ、キャベツ、ニンニクです。W豚入りだけあって、厚めのカットのチャーシューがこれでもかと入ってます。しっかりした質感の肉なので、ちょっとしたトンテキみたいです。細切れ肉も相まって、丼内が豚だらけなのがインパクト大です。野菜はほぼ全てモヤシで、キャベツは数切れという感じです。火がそれなりに通っていて、うっすらシャキシャキ感を残した、柔らかめの食感でした。このラーメンは肉いっぱいで、がっつり感とこってり感が強く、二郎系らしい満腹感があったので、満足です。ラーメンタローは、大盛りラーメンでカロリーチャージしたい時にオススメだと思います。
大VSタローの対決結果は、タローの勝ちとさせて頂きます。タローの方が肉の量が多く、より大食い向きで、コスパが優れてました。その他の点では、スープの味に違いがありましたが、味あっさり目で品がある大と、味こってり目でB級感溢れるタローは、好みによると思います。肉の量が不問ならば、好きな系統の味の店を選ぶといいです。

2月 第3

ナポリタン(パンチョ) 【お店】 パンチョ
【食事】 ナポリタン (720円)
【会計】 720円 (お釣り280円と繰り越し含めた次回の予算→1510円)
2月後半の企画は、《大盛りパスタ対決(2店)》です。先手は、「パンチョ」です。ロメスパ("路面店のスパゲティ"が語源で、茹で置き麺で作った大盛りパスタの通称)というジャンルに属するお店で、ナポリタン専門を謳っています。渋谷・秋葉原・新宿など、東京・千葉にチェーン展開しています。メニューは、ナポリタン、白ナポリタン(=トマトソース無し)、ミートソースの3種類なので、分かりやすいです。サイズは、小(300g)、中(400g)、大(500g)、メガ(600g)まで同料金で選べます。
今回注文したのは、基本メニューの「ナポリタン」です。サイズは、メガに挑戦してみました。レトロな感じの銀皿で提供され、できたてなので熱々です。パスタは、柔らかい太麺です。特製のトマトソースがしっかり絡んでいます。具は、ソーセージ、ピーマン、タマネギで、オードソックスな構成になっています。昔懐かしのナポリタンという感じで、基本に忠実な安定した味です。卓上には、粉チーズ、タバスコ、中濃ソースなどが常備されているので、自分で加減しながら味を調整できます。メガ盛りで量がヘビー級なので、ウンザリするほどナポリタンを堪能できました。コスパが素晴らしく、お腹いっぱいになれたので、満足です。
パンチョは、ナポリタンやミートソースをたっぷり食べたい人にオススメです。目玉焼きやハンバーグなどのトッピングも色々あります。B級グルメの鑑のようなお店です。

2月 第4

ジャリコ(ジャポネ) 【お店】 ジャポネ
【食事】 ジャリコ (大盛750円)
【会計】 750円 (お釣り250円と繰り越し含めた次回の予算→1760円)
2月後半の企画《大盛りパスタ対決(2店)》の後手は、「ジャポネ」です。東京の有楽町の銀座インズ3という建物の中にあり、通路に面したカウンター席のみの路面店です。ロメスパという言葉の元ネタになった有名店で、常に行列ができています。店名は日本を意味していて、和風の大盛りパスタがメインメニューです。洋風パスタや中華風パスタもあります。価格は、どれも550〜600円なので、安いです。+150円でジャンボ(=大盛り)、+250円で横綱(=超大盛り)にサイズ変更できます。
今回食べたのは、「ジャリコ」(600円)の大盛り(+150円)です。名前の由来は、バジリコ(600円)という洋風メニューがあり、それを和風に味付けしたものなので、ジャポネ+バジリコの略でジャリコだそうです。横長の皿に大盛りで提供されると、なかなか迫力があります。麺は、柔らかい太麺です。醤油系の和風な風味がして、味は濃いめです。具は、豚肉、小エビ、コマツナ、タマネギ、トマト、シソ、シイタケです。色んな具が入っているので、見た目がとても美味しそうです。特に野菜類が活躍してました。コマツナやタマネギのシャキシャキした歯触り、トマトの酸味やシソの風味が、濃い味のパスタをちょうどいい塩梅にしてくれます。とても食べやすくて、大盛りでもペロリと平らげられました。このパスタは、量がたっぷりで、野菜も豊富で、コスパも味も良かったので、満足です。ジャポネは、大盛りパスタを安く食べたい時にオススメです。店で表示されているメニューは、どういう具が入っているか詳しく書いてあるので、分かりやすくて良かったです。紙に印刷したメニューも配布されていて、親切さが感じられました。
パンチョVSジャポネのロメスパ対決は、ジャポネの勝ちとさせて頂きます。ジャポネは、具の充実度が素晴らしかったです。個性的な味で、野菜がしっかり摂れる点が好印象でした。量の点で言うと、パンチョの方が盛りが良かったです。

3月 第1

上海焼きそば(東秀)
天津飯(東秀)
【お店】 東秀
【食事】 上海焼きそば (550円)、天津飯 (528円)
【会計】 1078円 (超過分78円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1682円)
3月の企画は、《中華料理対決(4店)》+αです。1店目は、「東秀」(とうしゅう)です。東京の世田谷で創業し、50年以上続いている老舗の中華料理店です。東京・千葉・神奈川にチェーン展開しています。元々は東秀という店名ですが、現在ではほとんどの店舗が、小綺麗な内装の「れんげ食堂Toshu」(れんげしょくどう・とうしゅう) にチェンジしています。メニュー内容や価格はほぼ同じです。今回訪問した店も、Toshuの方でした。単品メニューの麺類・飯類が400〜600円台、セットメニューが500〜700円台なので、安めな感じです。
今回は、麺類と飯類をそれぞれ食べてみました。「上海焼きそば」と「天津飯」です。上海焼きそばは、2月に登場した新メニューだそうです。麺は、柔らかめの細麺です。味付けは、あっさり寄りですが、食べた感じはコクもあります。具は、豚肉、キャベツ、モヤシ、キクラゲ、ニンジン、ニラ、ニンニクの芽、唐辛子です。予想外に野菜たっぷりで、体感的には全体の3分の1が野菜という感じでした。火を入れすぎない炒め方なので、野菜がシャキシャキしてます。野菜不足な人にオススメという感じです。天津飯は、白いご飯の上に、厚みがあってフワッとした卵がのっていて、カニカマと茶色い餡がかかっています。卵とご飯と餡が絡んで、とても優しい味でした。体調悪くて食欲減ってる人でもいけそうな感じです。意外とボリュームがしっかりあったのも良かったです。天津飯には、標準でスープも付属していて、具はワカメとネギです。このスープも地味に量があって、ボリューム感に寄与してました。全体の感想としては、味・質・量・価格のバランスが良かったので、満足です。
東秀は、リーズナブルな中華料理を食べたい時にオススメです。突出している点がある訳ではないですが、一定水準をきちんとクリアしていて、安定感がある印象でした。

3月 第2

ウマニソバ(珉珉) 【お店】 珉珉
【食事】 ウマニソバ (825円)、Dセット(ミニ麻婆丼) (275円)
【会計】 1100円 (超過分100円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1582円)
3月の企画《中華料理対決(4店)》+αの2店目は、「珉珉」(みんみん)です。大阪で創業し、65年以上続いている老舗の中華料理店です。大阪や東京などに、チェーン展開や暖簾分けしています。焼き餃子を日本に広めたお店だそうです。メニューは麺類・飯類・炒め物などで、価格は700〜900円台が中心です。
今回注文したのは、「ウマニソバ」です。単品に付けられるA〜Dのセットがあり、一番安い「Dセット」(ミニ麻婆丼かミニ炒飯の選択で、今回は前者)も注文してみました。うま煮とはどんなものだろうと思っていたら、餡かけラーメンでした。麺は、細めで縮れた黄色い中華麺です。スープは、あっさり寄りの薄味でした。具は、茹で玉子半分、豚肉、エビ、イカ、かまぼこ、ハクサイ、コマツナ、ニンジン、ヤングコーン、タケノコ、キクラゲ、マッシュルーム、ネギです。このラーメンは全体的に量が多く、モヤシ無しでも具が盛り沢山なので、ボリューム満点でした。一般的な量からすると、大盛りレベルです。普通の人は、この一杯でお腹いっぱいになれます。野菜たっぷりで、色々な食感があって、美味しかったです。ミニ麻婆丼は、お新香(紫色のキュウリ)も付いてました。豆腐と挽肉とネギで作ったシンプルな麻婆豆腐で、辛すぎない味付けだったので、食べやすかったです。量も、少なすぎず多すぎずで、ちょうどいい一膳分でした。しかしながら、ウマニソバ単品でかなりハードな量だったので、大食いに自信がある人以外は、セットまで付けなくても大丈夫だと思います。全体の印象としては、具が豊富で、量も充分すぎるほどあったので、満足です。
珉珉は、ボリューム感がある中華料理を食べたい人にオススメです。昼にランチセットなどを食べれば、満腹になれると思います。

3月 第3

豚青菜炒飯(万豚記) 【お店】 万豚記
【食事】 豚青菜炒飯 (大盛1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1582円)
3月の企画《中華料理対決(4店)》+αの3店目は、「万豚記」(わんつーちぃ)です。日本橋や中目黒など、主に東京でチェーン展開している中華料理店です。メニューは麺類・飯類・炒め物などで、価格は800〜1000円台になっていて、少し高めです。
注文したのは、「豚青菜炒飯」です。普通盛りの価格が880円で、今回は大盛り(+120円)にしてもらいました。スープが付属しています。大皿いっぱいの炒飯が提供されて、量がたっぷりです。通常店の炒飯だと、地味に量が少なくて不満を感じる事もありますが、そういう炒飯の2.5倍くらいあります。具は、豚肉、そぼろ肉、卵、コマツナです。豚肉は、炒飯の具にしては珍しく大きめのカットで、下味が付いています。細かいそぼろ肉や卵もしっかり入っているので、タンパク質豊富な感じでした。味濃いめのこってり寄りな味になっていますが、シャキシャキしたコマツナもたくさん入っているので、とても食べやすかったです。スープは、とろみがある卵スープです。薄味なので、ちょうどいい口直しになります。美味しい炒飯を心ゆくまで堪能できたので、満足です。
万豚記は、少し価格は高いですが、それに見合った満足感がありました。中華料理で量や味を重視したい人にオススメだと思います。

3月 第4

あさり入りワンタン麺(紅虎餃子房) 【お店】 紅虎餃子房
【食事】 あさり入りワンタン麺と豚まん (1012円)
【会計】 1012円 (超過分12円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1570円)
3月の企画《中華料理対決(4店)》+αの4店目は、「紅虎餃子房」(べにとらぎょうざぼう)です。全国にチェーン展開している中華料理店です。実は、前回紹介した万豚記と運営会社が同じで、紅虎餃子房はモールや百貨店に出店、万豚記は街中に出店という感じで差別化されています。メニューの価格帯は、主に1000〜1300円台なので、高いです。鉄鍋棒餃子が名物メニューだそうです。
3種類の週替わりランチがあり、今回はその内の1つの「あさり入りワンタン麺と豚まん」を食べてみました。ワンタン麺は、全体的に淡い色調で、上品な見た目です。麺は、縮れた中華麺です。スープは、透明で澄んでいて、薄味のあっさりした感じでした。具は、ワンタン、細切りキャベツ、ネギです。肉入りワンタンは7個ほどあって、なめらかな食感が良かったです。アサリ入りと謳っていますが、食べていてどこにアサリがあるのかよく分かりませんでした。ワンタンの具になっていたのか、スープのだしになっていたのか…。おそらく、スープの方でしょう。セットの豚まんは、点心の丸いセイロに2個入りです。具が豚肉の、やや小さい肉まんでした。トータルの印象としては、味も量もコスパも標準的な感じだったので、満足度は普通です。紅虎餃子房は、ランチメニューなら900円台からあるので、ランチタイムがオススメだと思います。
中華料理4店の対決結果は、珉珉=万豚記≧東秀>紅虎餃子房とさせて頂きます。珉珉と万豚記は、味・量が良かったです。東秀は、安さが魅力でした。紅虎は、もっと際立った長所が何かあれば良かったです。

3月 第5

ベーコンTKG(ドクター・カフェ)
伊勢の卵カレー(ドクター・カフェ)
【お店】 ドクター・カフェ
【食事】 ベーコンTKG (500円)、伊勢の卵カレー (600円)
【会計】 1100円 (超過分100円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1470円)
今月の+αで紹介するのは、「ドクター・カフェ」(Dr.Cafe)です。東京の鶯谷で営業しているカフェ店です。栄養バランスを整えて健康になってほしいという事で、ドクターという店名にしたそうです。伊勢の卵を使った卵メニューが売りだそうで、珍しいので行ってみました。伊勢の卵は、DHAやEPAを多く含んでいて、中性脂肪を下げる機能性表示食品になっているそうです。
今回は2種類の卵メニューを食べてみました。「ベーコンTKG」と「伊勢の卵カレー」です。TKGは、卵かけご飯の略称です。通常のTKG(ご飯+生卵、サラダが付属)が400円で、ベーコンTKGは具をトッピングした上位版です。白い茶碗の中に熱々のご飯があり、その上に、生卵、ベーコン、ブロッコリー、チーズ、海苔がのっています。黄色、ピンク、緑など、色あいが良いです。全部かき混ぜて食べると、卵とチーズが合わさって、洋風な風味になって美味しかったです。卵かけご飯専用醤油、シソダレ、ノリダレ、コチュジャンダレという4種類のタレが付属していて、色々な味を楽しめる工夫が素晴らしかったです。個人的には、比較的淡白な味のご飯なので、濃いめのシソとコチュジャンがオススメな感じでした。サラダは、レタスと細切りニンジンで、白ドレッシングがかかっています。緑とオレンジという色の組み合わせが綺麗で、食感もシャキシャキしてました。伊勢の卵カレーは、カレー+別添えの温玉という構成です。カレーは、船みたいな特徴的な形の白皿に盛られています。具は、ビーフとタマネギで、赤パプリカ、黄パプリカ、ズッキーニ、ナスという色とりどりな野菜がトッピングされています。味と辛さが割合しっかりしたルーなので、温玉を入れると、まろやかな感じになりました。食べやすいカレーで美味しかったです。TKGもカレーも、卵がしっかり活かされていて、量と価格がちょうどよく、味と見た目も良かったので、満足でした。
ドクター・カフェは、卵かけご飯を食べたい時にオススメです。4種類のタレで味を変化させられるのがポイント高いです。TKGやカレーの他、モーニングの茹で玉子付きセットや、ランチタイムのオムライス(通常とふわとろの2種類)などもあります。

4月 第1

中華そば(きみはん) 【お店】 きみはん
【食事】 味玉中華そば (920円)
【会計】 920円 (お釣り80円と繰り越し含めた次回の予算→1550円)
4月前半の企画は、《中華そば対決(2店)》です。先手は、「きみはん」です。東京の鶯谷に総本店があり、五反田や豊洲にチェーン展開しているラーメン店です。江戸前煮干中華そばを売りにしています。店名の由来は、きみという名の祖母を、店主が子供の頃に、きみはんと呼んでいた事から来たそうです。
注文したのは、「味玉中華そば」です。基本メニューの中華そば(800円)に、味玉が追加されたものです。注文時に、スープを醤油or塩で選べるので、今回は醤油にしてもらいました。麺は、細めで縮れありです。細いながらも、コシが感じられました。スープは、濃い茶色です。煮干しの風味は控えめで、魚介だし的な感じです。くどくないので、飲みやすかったです。卓上には酢が常備されていて、一回し入れると、また違う味が楽しめてオススメだそうです。具は、チャーシュー、味玉、メンマ、ネギ、ナルト、海苔、刻んだ柚子皮です。チャーシューは小さめのカットで4枚でしたが、肉質がしっかりしてました。全体的に具が小さめのカットなので、麺と絡めやすかったです。少量入っている柚子皮の風味が、スープの後口を爽やかにしてました。魚介と柚子の組み合わせは、なかなか珍しいと思います。量としては、多すぎず少なすぎずで、適量でした。このラーメンは、個性的な味で、あっさり寄りで食べやすかったので、満足です。
きみはんは、煮干し系というよりWスープ系に近い印象でした。魚介風味があるラーメンが好きな人にオススメです。中華そば以外に、つけ麺もあります。メニュー構成はシンプルです。

4月 第2

特製中華そば(晴) 【お店】
【食事】 特製中華そば (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1550円)
4月前半の企画《中華そば対決(2店)》の後手は、「」(はる)です。東京の入谷で営業しているラーメン店です。煮干しを使ったスープの中華そばを売りにしています。
注文したのは、「特製中華そば」です。通常の中華そばが780円で、特製は+220円でトッピングの具が増加した上位版です。麺は、細いストレートです。ある程度硬さがあるしっかりした食感でした。スープは、透明で澄んでいて、一見すると普通のスープです。飲んでみると、確かに煮干しの風味がして、絶妙な味でした。具は、チャーシュー、味玉、メンマ、タマネギ、ネギ、岩海苔3枚です。チャーシューは、4枚入っていて、ローストビーフみたいな感じで美味しかったです。表面を炙ってあるのか、香ばしさも感じられました。刻みタマネギは、中華そばの具としては珍しい気がしますが、さっぱり感を出してました。麺と具とスープがしっかり調和していて、美味しかったです。量もちょうどよくて、こだわりが感じれらた一杯だったので、満足でした。晴は、より煮干しを濃くした濃厚そばもあり、煮干し系ラーメンが好きな人にオススメです。ちなみに、和え玉(200円)という追加メニューもあります。博多ラーメンの替え玉と違って、少々の具と味が入った追加麺で、残ったスープを絡めて食べるというものです。なかなかユニークなアイディアだと思います。
どちらも煮干し系となった、きみはんVS晴の中華そば対決は、晴の勝ちとさせて頂きます。晴の方が、全体的により洗練されている印象がありました。チャーシューも他とはちょっと違う感じが良かったです。煮干しの風味の出方にも感心しました。

4月 第3

ざるらぁめん(スープ)(ほりうち)
ざるらぁめん(麺)(ほりうち)
【お店】 ほりうち
【食事】 ざるらぁめん (大盛1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1550円)
4月後半の企画は、《つけ麺対決(2店)》です。先手は、「ほりうち」です。東京の新宿と新橋で営業しているつけ麺店です。チャーシューを売りにした「満来」(まんらい)というラーメン店の姉妹店で、店舗も新宿店のすぐ近くにあります。メニューや内容もほぼ同じ感じで、満来はラーメン推し、ほりうちはつけ麺推しという感じです。
注文したのは、「ざるらぁめん」です。通常が850円で、+150円で大盛りにできます。今回は大盛りにしたので、大皿に山盛りです。麺は、中太でモチッとした感じがあり、滑らかな食感でした。海苔がたっぷりかかってるのも良いです。スープは、濃い茶色で、醤油系のしっかりした味でした。唐辛子が少々入っているので、後味にうっすら辛味があります。味濃いめなので、麺と合わせるとちょうどいい感じになって美味しかったです。具は、チャーシュー、メンマ、ネギです。チャーシューは短冊切りで、肉質がしっかりしてました。シャキシャキしたネギも良かったです。麺が多い場合、スープが足りなくなって不満に感じる事がありますが、今回のは大量の麺にも関わらず、最後まで余裕をもって食べる事ができました。全体的にバランスが良くて、満腹になれたので、満足です。
ほりうちは、醤油系のつけ麺を食べたい時にオススメです。基本メニューに300円追加すれば、チャーシューたっぷりにすることもできます。変わり種として、納豆と卵をかきまぜたトッピング(+150円)もあります。表面を覆う黄色いとろろみたいな見た目がユニークです。

4月 第4

つけ麺(やすべえ) 【お店】 やすべえ
【食事】 つけ麺 (特盛920円)、味玉 (100円)
【会計】 1020円 (超過分20円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1530円)
4月後半の企画《つけ麺対決(2店)》の後手は、「やすべえ」です。渋谷や池袋など、東京でチェーン展開しているつけ麺店です。麺量は、並盛220g、中盛330g、大盛440gを無料で選べます。更に+100円すると、特盛550gにできます。注文時に、ひやもりorあつもりも選択可能です。
今回注文したのは、基本メニューの「つけ麺」です。トッピングの「味玉」も付けて、量は特盛りに挑戦してみました。皿に山盛りでインパクトがあります。麺は、太麺で、ツルッとしてコシがありました。スープは、醤油系で、ほんのり魚介の風味があり、複合的でまろやかな味でした。卓上には、けずり節、刻みタマネギ、酢が常備されているので、それらを使って味の変化を楽しむ事もできます。具は、チャーシュー、味玉、メンマ、ネギ、海苔です。チャーシューは短冊切りで、その他の具もスープに調和してます。大量の麺でスープが足りない事態になったので、スープ割りとけずり節を投入して、なんとかしのげました。このつけ麺は、個性的なスープが美味しくて、満腹保証の量だったので、満足です。やすべえは、優しい味のつけ麺を食べたい時にオススメです。内容やサービスの他、容器の質感にまでこだわりを感じました。その他のメニューには、+100円の味噌つけ麺や、無料でラー油を追加した辛つけ麺もあります。
ほりうちVSやすべえの対決結果は、引き分けとさせて頂きます。両店を比較すると、味に関しては、ほりうちが強め、やすべえが優しめな感じで、好みの違いだと思います。量に関しては、どちらも最強の麺量で食べてみて、やすべえの方が若干多かったですが、同じ位と言っていいでしょう。ほりうちは、具の印象が良く、スープの量に余裕があって最後まで楽しめた点が良かったです。やすべえは、サービスがきめ細かく、コスパの良さがありました。両店ともオススメします。

5月 第1

おにぎり4種(ぼんご) 【お店】 ぼんご
【食事】 おにぎり4種 (260円×4)
【会計】 1040円 (超過分40円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1490円)
5月の企画は、《おにぎり対決(3店)》+αです。1店目は、「ぼんご」です。東京の大塚で創業し、今年で創業60年の老舗おにぎり店です。メディアなどで取り上げられ、行列ができる有名店になってます。板橋にも出店しています。約50種類の具があり、価格は1個260円です。一部の具は、310円(肉系)と560円(スジコのみ)になってます。お茶は、冷と温を選べます。ちなみに、店名の由来は、創業者が元ドラマーで楽器のボンゴから来ているそうです。
今回は、260円のおにぎりを4種類食べてみました。写真でいうと、左から、「辛子明太子」、「鮭マヨネーズ」、「高菜」、「カレー」です。260円というとコンビニおにぎりの約2倍の価格ですが、ボリュームが2倍ぐらいあるので、コスパ的には問題無しです。塩味無しの白ご飯で具を包み、海苔で巻いた、三角形のオードソックスな形です。てっぺんにはダメ押しで具が少量のっているので、具が何なのかパッと見で判別できます。具がたっぷりで、ふんわりした握り方です。柔らかい分、食べてると崩壊しやすいのですが、手づかみで強引に食べていくのも醍醐味かなと思います。具の明太子・鮭マヨ・高菜は、お馴染みの安定した美味しさです。カレーは珍しめの具ですが、炒めたタマネギに食感のタケノコを入れたそうで、味は甘めで後味の辛さはしっかりありました。おにぎり4個で充分すぎるほど満腹になれたので、満足です。
ぼんごは、大きなおにぎりを食べたい時にオススメです。分量で言うと、1個→重めの間食、2個→1回の食事として適当な量、3個→大盛り、4個→大食い、という感じでした。おにぎりは、持ち帰りも可能です。

5月 第2

生たらこ、肉そぼろ(ぼんたぼんた)
紅鮭のほぐし身、鶏の唐揚げ(ぼんたぼんた)
【お店】 ぼんたぼんた
【食事】 おにぎり4種 (大240円、大250円×3)
【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1500円)
5月の企画《おにぎり対決(3店)》+αの2店目は、「ぼんたぼんた」(Bonta Bonta)です。東京の護国寺で創業し、関東にチェーン展開しているおにぎり店です。一等米を使ったおにぎりを売りにしています。具は約25種類あり、1個190〜210円ぐらいです。+30円すると玄米に変更、+40円すると大玉にサイズ変更できます。お茶は、冷と温を選べます。持ち帰りも可能です。
今回は、4種類のおにぎりを食べてみました。写真の左上から、「生たらこ」(200円)、「肉そぼろ」(210円)、「鶏の唐揚げ 醤油マヨネーズ」(210円)、「紅鮭のほぐし身」(210円)で、全て大玉にしてもらいました。おにぎりの形状は、ぼんごと同じ型です。白ご飯に具を入れ、海苔で巻いた三角形で、てっぺんに少量の具がのせてあります。ふんわりした食感なので、崩れやすさもあります。大玉サイズはぼんごより若干安いですが、量も若干少ないので、コスパは同じくらいの印象です。具のたらこ、そぼろ、鮭は、定番の具です。鶏の唐揚げは、細かく切った唐揚げを醤油マヨネーズで和えてあります。珍しめな感じですが、こってりした味で美味しかったです。肉系おにぎりでお腹いっぱいになれたので、満足でした。
ぼんたぼんたは、中サイズおにぎりを食べたい時にオススメです。サイズを分類すると、コンビニ→小、ぼんた通常量→中、ぼんご→大という感じです。店の雰囲気にも違いがあり、ぼんごはカウンターの寿司屋みたいで、ぼんたはファーストフード店みたいでした。好みのスタイルで選ぶのもいいと思います。

5月 第3

鯛めし(おむすび権兵衛)
抹茶梅いなり(おむすび権兵衛)
【お店】 おむすび権兵衛
【食事】 おにぎり6種 (200円、160円×2、150円×2、140円)
【会計】 960円 (お釣り40円と繰り越し含めた次回の予算→1540円)
5月の企画《おにぎり対決(3店)》+αの3店目は、「おむすび権兵衛」(おむすびごんべえ)です。持ち帰りをメインにしたおにぎり店で、東京を中心に関東にチェーン展開しています。店内飲食できる店舗もありますが、イートインだと消費税の違いで価格が少し高くなります。ちなみに、前に紹介した2店ではイートインもテイクアウトも同料金でした。メニューは、白米、玄米、混ぜご飯の3系統があり、平均的な価格は140〜180円、高くて200円なので、安いです。
今回は、6種類のおにぎりを食べてみました。写真でも紹介している期間限定メニューの「鯛めし」(200円)と「抹茶梅いなり」(150円)、混ぜご飯系の「じゃこ玄米」(160円)と「鶏ごぼう」(160円)、白米系の「和風ツナ」(140円)と「ピリ辛豚みそ」(150円)です。おにぎりの形は、幅のある三角形で、ピラミッドみたいなどっしりした感じです。白米系は海苔が巻いてあり、玄米系と混ぜご飯系は海苔無しです。価格はコンビニおにぎりより若干高いぐらいで、大きさが1.5倍以上もあるので、コスパが良いと思います。鯛めしは、具が鯛のほぐし身、菜の花、昆布になっていて、具沢山でとても美味しかったです。梅いなりは、抹茶で緑色になった油揚げが珍しいです。梅のピンク色と調和してます。稲荷はほんのり抹茶の風味がして、刻んだ梅でさっぱり味です。じゃこ玄米は、具がシラス、ワカメ、ゴマです。鶏ごぼうは、名前通り具が鶏肉とゴボウです。鯛めしと同じく、どちらも具がたくさん混ぜてあるので、美味しく食べられました。和風ツナはお約束のツナマヨで、ピリ辛豚みそは唐辛子と味噌で味付けした豚そぼろです。大きさから比較すると、中の具が少なめな感じがしました。もう少し入ってると良かったです。トータルの感想としては、安いおかげで、大きくて美味しいおにぎりを6種類も食べられたので、満足でした。おむすび権兵衛は、混ぜご飯おにぎりを食べたい時にオススメです。具の充実度が素晴らしく、どれも当たりでした。
三つ巴のおにぎり対決の結果は、おむすび権兵衛≧ぼんご≧ぼんたぼんたとさせて頂きます。権兵衛は、安さと大きさによるコスパが抜群でした。ぼんごは、サイズと具のぎっしり感が最強で、インパクトがありました。ぼんたは、これら2店と比較すると中庸な感じです。どのお店も、米をたっぷり食べられます。

5月 第4

チャーシューメン(麺一筋) 【お店】 麺一筋
【食事】 チャーシューメン (大盛950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1590円)
今月の+αで紹介するのは、「麺一筋」(めんひとすじ)です。広島の尾道ラーメンを売りにしていて、珍しいので行ってみました。東京の九段下・新大塚や、横浜で営業しています。元プロボクサーの畑山隆則さんがこのラーメンのファンで、横浜の店の経営もしているそうです。今回訪問した店も、畑山さんの他、色んな格闘家や有名人の写真やサインが飾ってありました。
今回注文したのは、「チャーシューメン」(大盛)です。通常のラーメンが650円で、+200円でチャーシューが増量されます。+100円で大盛りにできます。ランチタイムに行ったら、小ライスを無料で付けてもらえました。麺は、細めでほぼストレートです。モチッとして滑らかな食感でした。スープは、色濃いめの透明な醤油スープです。背脂が少し入ってます。魚介だし+醤油+背脂が、尾道ラーメンの特徴だそうです。煮干し系と違って魚介の風味は控えめで、独特なコクがありました。具は、チャーシュー、メンマ、ネギです。チャーシューは9枚入っていて、厚みがありました。肉質はしっかりで、噛むとほぐれる柔らかさがあり、美味しかったです。小ライスは、残ったスープにぶちこんで食べてみました。味濃いめのスープなので、白ご飯入れても美味しく食べられます。このラーメンは、麺とスープにしっかり個性があり、チャーシューを充分すぎるほど食べられて、お腹いっぱいになれたので、満足でした。
麺一筋は、こってり寄りの個性的なラーメンを食べたい時にオススメです。想像してたよりもがっつりした印象です。格闘家の写真が多いのも妙に納得できました。力仕事で体力を使う人などいいんじゃないでしょうか。尾道ラーメンを扱ってる店は他ではあまり見かけないので、訪問してみる価値があります。

6月 第1

煮込みハンバーグ&ポテトコロッケ(ゴトウ) 【お店】 ゴトウ
【食事】 煮込みハンバーグ&ポテトコロッケ (850円、ライス大盛100円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1640円)
6月前半の企画は、《洋食対決(2店)》です。先手は、「ゴトウ」(Gotoo)です。東京の大塚で約50年営業している老舗の洋食店です。お昼時には行列ができます。近所には、姉妹店の「カフェ・ゴトウ」もあります。ちなみに、去年の4月にゴトウという鶏料理店を紹介しましたが、全く別のお店です。メニューは定食形式で、豚生姜焼き、トンカツ、フライ、ハンバーグ、カレーなどです。価格は1000円越えがほとんどですが、日替わりランチは850円で安いので、昼に行ってみました。
食べたのは、「煮込みハンバーグ&ポテトコロッケ」(水曜)です。メイン皿+ライス+味噌汁という構成になっています。+100円でライスを大盛りにできるので、やってもらいました。メイン皿の内容は、ハンバーグ2個、ポテトコロッケ、目玉焼き、サラダです。ハンバーグは、直径約5cmの球体で、ソースがかかっています。ふんわり柔らかでジューシーでした。これだけでもライスがモリモリすすみます。ポテトコロッケは、衣が軽くてサクサクで、ポテトの口当たりも滑らかでした。ハンバーグもコロッケも、重たく感じないのが良かったです。目玉焼きは、黄身が半熟なので、トロリと流れます。サラダは、キャベツの千切りで、白いドレッシングがかかってます。キュウリの千切りも若干入ってます。他のおかずに負けないくらい山盛りなのが良かったです。味噌汁は、ワカメとネギの他に、細かく切ったタマネギが入っていて、一工夫が感じられました。このセットは、どれも美味しくて、豊富な内容でボリュームがあったので、満足です。
ゴトウは、定番の洋食メニューを食べたい時にオススメです。どれも丁寧に作られていて、印象が良かったです。町の洋食屋のお手本という感じでした。

6月 第2

ローストビーフ丼(フォンターナ) 【お店】 フォンターナ
【食事】 ローストビーフ丼 (980円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1660円)
6月前半の企画《洋食対決(2店)》の後手は、「フォンターナ」(Fontana)です。東京の大塚で営業している炭火焼きバルです。肉系メニューがメインのお店です。昼には洋食ランチ(980円)をやっていて、サラダ、スープバー、ドリンクバーが付いています。お得な感じなので、ランチに行ってみました。
食べたのは、「ローストビーフ丼」です。数量限定メニューになります。大盛りは無料(特盛りは+100円)です。丼の内容は、ご飯の上に、薄切りでレアなローストビーフが重ねられています。ネギが散らされ、ワサビが少量添えられ、ソースは醤油系です。ローストビーフが大きめのカットなので、食べ応えがありました。ご飯を包んで食べる感じです。ワサビ醤油ソースとマッチして美味しかったです。サラダは、レタス、キャベツ、ニンジン、ミズナです。ドレッシングが味濃いめで、しっかりした味でした。スープバーは、定番の卵スープです。ドリンクバーは、ポット型容器で用意されています。コーヒー、ウーロン茶、アップルティー、アップルジュース、オレンジジュースなどがありました。このランチは、色々な無料サービスが付いてお得感があり、肉をしっかり楽しめたので、満足です。フォンターナは、ランチで肉を食べたい時にオススメです。ビーフ丼以外にも、名物のデミもつめし(モツのデミグラスソース煮+ライス)や、角煮カレー、タコライス、ミートドリアなどがあります。
ゴトウVSフォンターナの洋食対決は、ゴトウの勝ちとさせて頂きます。対決内容は、昔ながらの洋食VS今時の洋食という感じでした。味はどちらも美味しかったですし、どちらを選ぶかは好みの問題だと思います。ただ、ゴトウの方がボリュームがあり、細部まで気を配った完成度の高さを感じました。老舗の貫禄といった所でしょう。

6月 第3

熟成カルビ定食(トノサマカルビ) 【お店】 トノサマカルビ
【食事】 熟成カルビ定食 (1080円)
【会計】 1080円 (超過分80円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1580円)
6月後半の企画は、《焼肉対決(2店)》です。先手は、「トノサマカルビ」です。東京の高田馬場で営業している一人焼肉専門店です。全てロースター付きのカウンター席で、一人で焼いて食べるスタイルが徹底しています。タレに漬け込んだ焼肉を売りにしていて、秘伝たれ、葱塩たれ、辛味薬膳たれの3種類があります。価格は、肉単品が390円、定食形式で690円(肉2段は1080円、肉3段は1450円)なので、リーズナブルです。
今回食べたのは、基本の「熟成カルビ定食」(肉2段)です。タレは好みの組み合わせを選べるので、秘伝たれと葱塩たれをチョイスしました。定食の内容は、肉2皿、ライス、スープ、キムチ、ナムル(2種類)、食後のガムです。ライスは大盛り無料で、キムチとナムルはお替わり無料になっています。焼肉のタレと薬味のニンニクが付属しています。肉は、薄めのカットで四角形、1皿に7〜9枚です。タマネギが2切れ添えられています。目の前のロースターの火で早く焼けるので、スピーディーに焼肉を楽しめました。秘伝たれはこってり、葱潮たれはあっさりという感じで、味の個性もしっかりあります。スープは、韓国海苔とネギが具です。箸休めにちょうどいいです。付け合わせのキムチ(ハクサイ)とナムル(モヤシ、ホウレンソウ)はどれも美味しくて、3皿もお替わりしてしまいました。1皿に3種盛られているので、全部食べないとお替わりできなそう(推測)ですが、野菜をたくさん食べられる点は長所です。焼肉も野菜も美味しくて、量・価格・サービスも大変バランスが良かったので、とても満足でした。
トノサマカルビは、安く焼肉を食べたい時にオススメです。メニューもスタイルも、一人焼肉用にシンプルに構築されていて、好印象でした。提供も早く、焼肉のファーストフード化に成功していると思います。

6月 第4

バラカルビセット(焼肉ライク) 【お店】 焼肉ライク
【食事】 バラカルビセット (1300円)
【会計】 1300円 (超過分300円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1280円)
6月後半の企画《焼肉対決(2店)》の後手は、「焼肉ライク」(やきにくらいく)です。ロースター付きカウンター席の一人焼肉専門店です。新橋で創業し、東京・神奈川・大阪などにチェーン展開しています。席には、注文用タッチパネル、左右の仕切り、冷水の注ぎ口があり、一人で食べるスタイルを追求しています。価格は、肉100g当たり500〜600円台がメインで、セットを付けると+220円です。様々なセットが用意されているので、肉の種類や量を自分の好みで選ぶだけです。
今回食べたのは、最安値セットの「バラカルビセット」(300g)です。基本価格が770円(150g)、200gで940円、300gで1300円になります。セット内容は、肉、ライス、スープ、キムチです。ライスは大盛り無料で、ランチタイムはお替わり無料です。肉は、薄切りの大きめの長方形で、タレがかかっています。卓上には、醤油ダレ(あっさり味、こってり味)、味噌ダレ、コチュジャンダレ、レモン汁、ニンニクが常備されています。300gなので、飽きるほどたくさんの肉がありましたが、色々な味で美味しく食べられました。ライスがいくらでも進みます。スープはワカメとゴマで、キムチはハクサイです。どちらも量がしっかりあって良かったです。このセットは、全体的にボリューム満点で、満腹になるまで焼肉を充分に楽しめたので、大満足でした。焼肉ライクは、集中して焼肉を食べたい時にオススメです。量良し価格良しで、大変コスパが良いと思います。
一人焼肉対決の結果は、焼肉ライク≧トノサマカルビとさせて頂きます。トノサマは、非常にシンプルで分かりやすく、野菜をしっかり食べられる点も良かったです。ライクは、一人スタイルがより徹底されていて、量とコスパが優れてました。肉も米もがっつり食べたいならライク、ファーストフード的に軽く食べたいならトノサマという感じです。

7月 第1

ビッグドム(ドムドム)
エビカツバーガー(ドムドム)
手作り厚焼きたまごバーガー(ドムドム)
【お店】 ドムドム
【食事】 ハンバーガー3種 (410円、390円、300円)
【会計】 1100円 (超過分100円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1180円)
7月・8月は、2ヶ月かけた特別企画《ハンバーガー対決(8店)》を開催します。1店目は、「ドムドム」(Dom Dom)です。日本で最初に登場したハンバーガー・チェーンです。現在では、主に全国のイオンのフードコートに出店しています。可愛らしいゾウのマークが目印です。ハンバーガーの価格は、単品で300円台なので、安めです。サイドメニューは、ポテト、パイ、ソフトクリームなどがあります。
注文したのは、「ビッグドム」(410円)、「エビカツバーガー」(390円)、「手作り厚焼きたまごバーガー」(300円)の3種です。バンズは全てゴマ付きでした。ビッグドムは、ドムドムの最上位バーガーです。具は、パテ2枚、レタス、スライスオニオン、ピクルスで、ケチャップソースが入ってます。2枚重ねパテと大きなレタスで、食べ応えがありました。エビカツバーガーは、エビカツに、キャベツの千切りとタルタルソースです。地味にキャベツがたっぷりでシャキシャキ感があり、エビもプリプリした食感があったので、良かったです。卵バーガーは、なかなか珍しいメニューです。具は、厚焼き卵、チーズ、マヨネーズソースで、色合いが統一されています。卵焼きは、充分な厚みがあり、思いのほかジューシーでほんのり甘味もありました。チーズとマヨでこってり感も出てます。トータルの感想としては、どれも価格が良心的で、味も美味しかったので、満足です。
ドムドムは、定番バーガーの他、厚焼き卵バーガーやお好み焼きバーガーなどの特殊メニューもあります。価格も安いので、気軽にハンバーガーを食べたい時にオススメです。最近は店舗数が少なくなってますが、日本のハンバーガーの先駆者として、もっと評価されていいです。

7月 第2

グラン・クラブハウス(マクドナルド)
倍ビックマック(マクドナルド)
【お店】 マクドナルド
【食事】 ハンバーガー2種 (530円、520円)
【会計】 1050円 (超過分50円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1130円)
7・8月の企画《ハンバーガー対決(8店)》の2店目は、「マクドナルド」(McDonald)です。アメリカ発祥の、言わずと知れた世界的チェーン店です。ハンバーガーの価格は、単品で200〜400円台なので、安めです。サイドメニューは、フライドポテト、チキンナゲット、シェイクなどがあります。
注文したのは、「グラン・クラブハウス」(530円)、「倍ビックマック」(520円)です。グラン・クラブハウスは、上位版という位置づけのグラン・シリーズのメニューで、単品では最高値です。パテが通常のより厚みがあるというのが売りになっています。具は、パテ、ベーコン、チーズ、レタス、トマト、タマネギです。バンズも、通常のと違って、少しふっくらしたパン(ゴマ無し)です。具沢山なのは良いですが、肝心のパテが、ちょっと厚みが増えてるかもぐらいで、通常版との差をそれほど感じませんでした。もう少し厚みが欲しかったです。倍ビッグマックは、17時以降の夜メニューです。+100円するとメインの具がもう1枚追加されるという倍シリーズがあり、ビッグマック(420円)はもともと2枚入りでそれが4枚に増えるのでお得感があります。具は、パテ4枚、チーズ、レタス、タマネギ、ピクルスで、バンズはゴマ付きです。若干食べづらくなるぐらい具がたっぷりで、ボリューム感は確かにアップしてました。ただ、味の方はアップするという事もなく、いつも通りの味でした。2つのバーガーを食べた感想としては、価格が増えて具も増えて、食べ応えはアップしてますが、味は普通、コスパも普通という感じだったので、普通です。
マクドナルドは、安さを活かして、軽食として安いハンバーガーを食べたい時にオススメです。高いハンバーガーはお得感が少し足りない感じがします。ちなみに、今回のハンバーガー対決企画は、消費税の違い(持ち帰り8%、又は店内10%)で価格が違う可能性があるので、全て持ち帰りに統一して比較します。

7月 第3

モスライスバーガー焼肉(モスバーガー)
モスの菜摘チキン(モスバーガー)
チキンバーガー(モスバーガー)
【お店】 モスバーガー
【食事】 ハンバーガー3種 (390円、290円×2)
【会計】 970円 (お釣り30円と繰り越し含めた次回の予算→1160円)
7・8月の企画《ハンバーガー対決(8店)》の3店目は、「モスバーガー」(MOS Burger)です。東京の成増で創業した、日本のハンバーガー店です。全国にチェーン展開しています。店名は、Mountain(山)、Ocean(海)、Sun(太陽)の略だそうです。ハンバーガーの価格は、単品で300円台なので、安めです。サイドメニューは、モスチキンやフレンチフライポテトなどがあります。
注文したのは、「モスライスバーガー焼肉」(390円)、「モスの菜摘チキン」(290円)、「チキンバーガー」(290円)の3種です。ライスバーガーは、文字通り、バンズじゃなくてご飯プレートで挟む名物メニューです。具は、焼肉とレタスです。全体的に少し小さめで、適度な所で噛み切り辛いので食べにくさはありますが、甘めのタレの焼肉がしっかり肉感があって、ご飯との相性も良かったです。モスの菜摘(なつみ)は、バンズじゃなくてレタスで挟んだ個性的なメニューです。チキンを選んでみましたが、レタスじゃなくてバンズだと、チキンバーガーと同じになります。せっかくなので、食べ比べてみました。どちらも、具はチキンカツとキャベツです。菜摘版は、シャキシャキしてサラダのようなさっぱり感があり、甘味も感じられました。バンズ版は、ゴマ無しバンズで、オードソックスな味です。3種類食べてみた感想としては、アイディア・バーガーが良かったですが、味は標準的に美味しいという感じだったので、普通です。
モスバーガーで1つ感じた点は、注文から提供まで少し時間がかかる事です。どうやら作りたてを提供するために、調理をしっかりやっているようです。店内飲食ならその作りたての熱々感を感じられて良いですが、持ち帰りだと減衰してしまうので、時間に余裕があって店内でハンバーガーを食べたい人にオススメです。菜摘や、大豆のソイパティなどもあるので、炭水化物や肉を減らしたい野菜重視な人にも良いと思います。

7月 第4

ダブル絶品チーズバーガー(ロッテリア)
てりやきバーガー(ロッテリア)
【お店】 ロッテリア
【食事】 ハンバーガー2種 (594円、313円)
【会計】 907円 (お釣り93円と繰り越し含めた次回の予算→1253円)
7・8月の企画《ハンバーガー対決(8店)》の4店目は、「ロッテリア」(Lotteria)です。お菓子メーカーのロッテが日本で創業したお店で、全国にチェーン展開しています。ハンバーガーの価格は、単品で300〜400円台なので、安めです。サイドメニューは、ポテトやチキンなどがあります。
注文したのは、「ダブル絶品チーズバーガー」(594円)、「てりやきバーガー」(313円)の2種です。バンズはゴマ無しで、切り口に焼き目を付けてあるので、香ばしさがありました。2種類のチーズ(レッドチェダー、ゴーダ)を挟んだ絶品チーズバーガーというメニューがあり、今回はその具が2倍になったダブルを食べてみました。たまたま、29日までの1週間の肉の日キャンペーンだったので、50円引きの594円になっていて、本来は658円です。若干厚みが増したパティ2枚にそれぞれチーズがのっていて、トロリと伸びるチーズが良かったです。塩気と胡椒が効いて、味も良くなっていると思います。ちなみに、ダブルから更に増やしたトリプルもあります。てりやきバーガーは、甘めのタレをからめたパティに、マヨネーズとレタスです。他のチェーン店と同様な、標準的な味でした。トータルの感想としては、味・価格・量ともに、普通という感じです。
ロッテリアは、チーズバーガーを食べたい時にオススメです。他のメニューは他のチェーンでも食べられそうですが、絶品チーズバーガーは、こだわりが感じられました。ややメニューが少ない印象なので、他にも個性的なメニューを増やすといいと思います。

8月 第1

ワッパー(バーガーキング)
クオーターパウンドビーフバーガー(バーガーキング)
【お店】 バーガーキング
【食事】 ハンバーガー2種 (490円、460円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1303円)
7・8月の企画《ハンバーガー対決(8店)》の5店目は、「バーガーキング」(Burger King)です。アメリカで創業し、世界にチェーン展開しています。直火焼きのパティをこだわりにしていて、ワッパー(Whopper)が看板商品です。ハンバーガーの価格は、単品(ワッパー系)で400〜500円台、単品(通常バーガー系)で300〜400円台なので、普通です。サイドメニューは、チキンナゲットやフレンチフライなどがあります。
注文したのは、「ワッパー」(490円)、「クオーターパウンドビーフバーガー」(460円)の2種です。看板商品のワッパーは、一目見て、でかいのが分かります。通常のハンバーガー・チェーンのサイズを並盛りとすると、ワッパーは大盛り〜特盛りぐらいの違いがあります。具は、パティ、レタス、トマト、タマネギ、ピクルスです。バンズはゴマ付きで、パティは通常のものより厚みがあります。全体が大きいおかげで、食べ応えがあって美味しかったです。でかいおかげか、地味に野菜たっぷりな印象もありました。オーターパウンドビーフバーガーは、ワッパーではない通常バーガーです。サイズもワッパーより小さくて、よくある普通な感じでした。具は、パティ、タマネギ、チーズ、ピクルスです。タマネギの歯触りが効いていて、パティは直火焼きのおかげか香ばしさが出ていました。全体の印象としては、他のチェーンの上位版メニューと同じような感じです。ワッパーのようなインパクトはありませんでした。トータルの感想としては、ワッパーの大きさと味が素晴らしかったので、満足です。
バーガーキングは、メニューにワッパー系と通常バーガー系の2系統がありますが、通常のは他チェーンでも食べられるので、ワッパー一択でオススメします。普通のハンバーガーのサイズに不満足を感じている人向けです。ワッパーのJrサイズ(価格が安くなり、サイズも小さい)もありますが、やはり大きさを体感するためにも、通常のワッパーがいいでしょう。

8月 第2

クラシックチーズバーガー(フレッシュネスバーガー)
ベーコンオムレツバーガー(フレッシュネスバーガー)
【お店】 フレッシュネスバーガー
【食事】 ハンバーガー2種 (600円、420円)
【会計】 1020円 (超過分20円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1283円)
7・8月の企画《ハンバーガー対決(8店)》の6店目は、「フレッシュネスバーガー」(Freshness Burger)です。東京の富ヶ谷で創業したハンバーガー店で、関東を中心に、他県にもチェーン展開しています。店名で新鮮さを謳っているとおり、ポテト、サラダ、スムージーなどにも使用している国産野菜にこだわりがあるそうです。店内は、ファーストフード風じゃなくてカフェ風になっています。ハンバーガーの価格は、単品(クラシック系)で500〜600円台、単品(通常バーガー系)で400円台なので、若干高めです。サイドメニューは、フライドポテトやサラダなどがあります。
注文したのは、「クラシックチーズバーガー」(600円)、「ベーコンオムレツバーガー」(420円)の2種です。クラシックバーガー(500円)がこのお店の目玉商品になっていて、今回はそれにレッドチェダーチーズを追加(+100円)したものを食べてみました。具は、パティ、チーズ、レタス、トマト、タマネギ、ピクルスで、バンズはゴマ付きです。クラシック系は、ソースなどの味付けは入れてない仕様になっています。店内に、ワールドスパイス・コーナーが用意されていて、スパイスやソースを自分で追加して食べる事ができます。他の店では無いやり方なので、面白いです。ソース系(ケチャップ、マスタード、ハバネロ)、スプレー系(レモン、ガーリック、白トリュフ)、粉系(カレーパウダー、岩塩)があり、色々な味付けを楽しめました。パティはクオーターパウンドだそうで、厚みがあってジューシーです。野菜も色々入っていて、とても美味しかったです。クラシック(最高の)という名に恥じない出来だと思います。オムレツバーガーは、通常バーガーメニューの1つです。パティじゃなくて、オムレツがメインになっているのが珍しいです。具は、オムレツ(タマネギと挽肉入り)、ベーコン、レタスです。バンズは、カボチャ入りの黄色で、フカフカなのが印象的でした。ややボリューム感に欠けますが、優しい味で良かったです。どちらも、作りたての熱々で提供され、個性が感じられて美味しかったので、満足でした。
フレッシュネスバーガーは、こだわりのハンバーガーを食べたい時にオススメです。他チェーンとはちょっと違うぞという姿勢が感じられます。

8月 第3

ウェンディーズバーガーUSA(ウェンディーズ・ファーストキッチン)
マッシュルームメルトバーガー(ウェンディーズ・ファーストキッチン)
【お店】 ウェンディーズ・ファーストキッチン
【食事】 ハンバーガー2種 (540円、530円)
【会計】 1070円 (超過分70円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1213円)
7・8月の企画《ハンバーガー対決(8店)》の7店目は、「ウェンディーズ・ファーストキッチン」(Wendy's First Kitchen)です。ウェンディーズは、アメリカで創業したハンバーガー店で、店名は創業者の娘の名前だそうです。世界にチェーン展開していて、日本では、サントリーが創業したファーストキッチンというハンバーガー店とコラボしています。ハンバーガーの価格は、単品で500円台なので、若干高めです。サイドメニューは、ポテトやチキンなどがあります。
注文したのは、「ウェンディーズバーガーUSA」(540円)、「マッシュルームメルトバーガー」(530円)の2種です。ウェンディーズバーガーは、お店の代表的なメニューで、パティ+チーズをダブルやトリプルに増量(価格も増加)することもできます。バンズは、ゴマ無しで、少しもっちりした感じです。具は、パティ、チーズ、タマネギ、レタス、トマト、ピクルスで、色々入ってます。パティは、厚みがあって、粗挽き感があり、肉の食感が感じられて良かったです。タマネギの歯触りと辛味がアクセントになり、食べ応えがあるバーガーでした。マッシュルームメルトバーガーは、他の店では見られない個性的なメニューです。具は、パティ、チーズ、マッシュルームで、黄色いチーズソースがたっぷり入ってます。トロリとしたソースがパティの味を引き立てていて、美味しかったです。チーズバーガーの新種という感じです。2品食べてのトータルの感想としては、もっちりしたバンズに、パティの厚みや食感が良くて、味に満足できました。
ウェンディーズ・ファーストキッチンは、肉感があるパティのハンバーガーを食べたい時にオススメです。ハンバーガーのメニュー数はかなり絞られているので、あまり迷わずに注文できると思います。なぜかパスタも販売してます。

8月 第4

別格ザ★ハンバーガー(ベッカーズ)
デミたまバーガー(ベッカーズ)
【お店】 ベッカーズ
【食事】 ハンバーガー2種 (670円、350円)
【会計】 1020円 (超過分20円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1193円)
7・8月の企画《ハンバーガー対決(8店)》の8店目は、「ベッカーズ」(Becker's)です。JR東日本が運営するハンバーガー店で、JR東日本の駅にチェーン展開しています。カフェ風の雰囲気になっていて、バンズはお店で焼いて作っているそうです。ハンバーガーの価格は、単品で300〜400円台なので、安めです。サイドメニューは、ポテトやパイなどがあります。
注文したのは、「別格ザ★ハンバーガー」(670円)、「デミたまバーガー」(350円)の2種です。別格バーガーは、別格という名が付いた上位版メニューで、通常バーガーの約2倍の価格になっています。注文を受けてから調理が始まり、完成品は具の重なりで縦に大きいです。バンズは、焼けた表面に香ばしさがあり、ゴマ付きで、中はふんわりしています。具は、パティ、タマネギ、トマト、レタスです。パティは、手作り感がある形で、厚みがあってジューシーでした。輪切りのタマネギは火が通してあって、ボリューム感に寄与してます。品質の高さが感じられて、大きさもあったので、良かったです。デミたまバーガーは、通常バーガーの1つです。具は、パティ、目玉焼き、タマネギで、デミグラスソースとマヨネーズが入ってます。味は、てりやきバーガーに近い感じでした。大きさが、通常のハンバーガー・チェーンより少し大きいのが良かったです。2つ食べての感想としては、大きさが他チェーン店よりあり、価格の割に質の高さも感じられたので、満足でした。ベッカーズは、質と安さを両立しているのでオススメです。JRが自分で出店しているので、場所代が安い分、質や価格に反映できているんだと思います。200円台で、クロワッサン系のメニューもあります。
2ヶ月かけた8店のハンバーガー・チェーンの対決結果は、バーガーキング≧フレッシュネス=ウェンディーズ≧ベッカーズ>ドムドム>モス≧マクドナルド=ロッテリアとなりました。全体的な大きさと価格、パティの質や厚み、の2点が良いと、上位に来る感じです。バーガーキングのワッパーが、一歩抜きん出たでかさで一番インパクトがあったので、1位になりました。もう1つ感じたのは、安い店の高いバーガーを食べるより高めの店のバーガーを食べた方がいい、という点です。今回は、低価格〜中価格の店を巡りましたが、低価格店は安さ目的で、中価格店は味目的で使い分けるといいと思います。

9月 第1

つなスペ味噌ラーメン(つなぎ) 【お店】 つなぎ
【食事】 つなスペ味噌ラーメン (970円)
【会計】 970円 (お釣り30円と繰り越し含めた次回の予算→1223円)
9月前半の企画は、《味噌ラーメン対決(2店)》です。先手は、「つなぎ」です。漢字では「繋」とも表記されます。東京の恵比寿で営業しているラーメン店で、中野にも出店しています。6種類の味噌をブレンドした味噌ラーメンが売りです。
注文したのは、「つなスペ味噌ラーメン」です。通常の味噌ラーメン(800円)の具が増加した上位版です。麺は、中太で、うっすら縮れています。硬めの茹で加減で、コシの強さがありました。麺量は少なめです。スープは、背脂入りの味噌です。赤味噌系の色合いで、まろやかでこってりしていて、かなり濃厚でした。具は、チャーシュー、味玉、モヤシ、コーン、ネギ、海苔です。チャーシューは大きい薄切りが2枚入りで、とても柔らかくて、とろけるような感じが良かったです。モヤシたっぷりで、麺が少なめですぐに無くなるので、残りはモヤシ味噌スープみたいになります。追加でライスを入れて食べたら、美味しいんじゃないかと思います。このラーメンは、麺も具もスープもしっかり個性があり、特に濃厚味噌スープが美味しかったので、満足です。
つなぎは、こってりした味噌ラーメンを食べたい時にオススメです。スープが美味しいラーメンを食べたい人にも良いでしょう。通常味噌ラーメン以外には、辛味噌(900円)や味噌カレー(900円)もあります。

9月 第2

札幌味噌ラーメン(ともや) 【お店】 ともや
【食事】 札幌味噌ラーメン (大盛950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1273円)
9月前半の企画《味噌ラーメン対決(2店)》の後手は、「ともや」です。東京の大塚で営業しているお店で、北海道ラーメンを売りにしています。
注文したのは、「札幌味噌ラーメン」です。通常が830円で、+120円すると大盛りになります。ランチタイムだったので、半ライスをサービスで付けてもらえました。麺は、やや細めで縮れがある、黄色い卵麺です。大盛りにしたので、量がたっぷりありました。スープは、白味噌系の色合いで、優しい味です。家系ラーメンっぽい印象も受けました。具は、チャーシュー、モヤシ、タマネギ、ネギ、メンマ、ワカメです。タンメンみたいに、シャキシャキした野菜が多めで良かったです。半ライスは、残ったスープに入れて食べて、満腹になりました。このラーメンは、麺と具とスープがよく絡み、ボリューム満点だったので、満足です。ともやは、札幌味噌を食べたい時にオススメです。麺にこだわりが感じられ、量も良かったです。その他のメニューでは、鉄火麺、函館塩、旭川醤油などもあります。
つなぎVSともやの対決結果は、つなぎの勝ちとさせていただきます。量の良さはともやに分がありましたが、味の個性はつなぎの方が秀でてました。どちらも美味しく食べられたので良かったです。

9月 第3

特製塩らーめん(しお貫) 【お店】 しお貫
【食事】 特製塩らーめん (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1273円)
9月後半の企画は、《塩ラーメン対決(2店)》+αです。先手は、「しお貫」(しおかん)です。東京の恵比寿で営業しているお店で、函館塩ラーメンを売りにしています。
注文したのは、「特製塩らーめん」です。通常の塩らーめんが690円で、+310円すると、具が増加した上位版になります。青い淵の丼が、個性的で清涼感があります。麺は、ストレートの細麺で、量も充分にあります。スープは、透明で澄んでいて、とてもあっさりした味です。具は、チャーシュー、エビワンタン、味玉、ナルト、ネギ、メンマ、ホウレンソウ、海苔です。色んな具が入って、賑やかな感じになっています。チャーシューは、少し厚みがある角切りが2枚で、ちょうどいい食感があって良かったです。ワンタンも2個入りで、具のエビの食感が感じられました。ネギは、たっぷり入っていて、シャキシャキ感があり、スープがよりさっぱり味になりました。このラーメンは、とてもあっさりしていて、具沢山な所も印象良かったので、満足です。
しお貫は、さっぱりしたラーメンを食べたい時にオススメです。その他のメニューでは、野菜塩らーめん(840円)や浅利らーめん(940円もあります。)

9月 第4

特麺たつ塩ラーメン(麺たつ) 【お店】 麺たつ
【食事】 特麺たつ塩ラーメン (930円)
【会計】 930円 (お釣り70円と繰り越し含めた次回の予算→1343円)
9月後半の企画《塩ラーメン対決(2店)》+αの後手は、「麺たつ」(めんたつ)です。東京の大塚で営業している塩ラーメンのお店です。営業時間は、昼はやってなくて、夕方からなので、訪問時に注意です。
注文したのは、「特麺たつ塩ラーメン」です。通常の塩ラーメンが680円で、+250円で具が増加した上位版になります。麺は、ストレートの細麺です。麺の硬さは注文時に変えられるそうで、博多豚骨ラーメンの麺に近い感じがします。スープは、透明で澄んでいて、あっさり味です。鶏油が入っているそうで、コクも感じられました。具は、チャーシュー、味玉、メンマ、ミズナ、ネギ、海苔です。チャーシューは、2枚入りで、丸くて大きくてそれなりに厚みがあります。肉の質感が感じられ、ほぐれる柔らかさもあって、美味しいチャーシューでした。ミズナの、モヤシやネギとはまた違うシャキシャキ感が良かったです。このラーメンは、全体的に量もしっかりあって、チャーシューが印象良しで、細麺と具がよく絡んで美味しく食べられたので、満足です。麺たつは、あっさり系のラーメンが好きな人にオススメです。メニューは塩以外に醤油もありますが、かなり絞られてシンプルな構成になっています。
しお貫VS麺たつの対決結果は、麺たつの勝ちとさせていただきます。どちらもあっさりした塩ラーメンで美味しかったです。しお貫はボリューム感が良かったですが、麺たつの洗練された味に感銘を受けたので、勝敗が決まりました。チャーシューも、麺たつの方がクオリティが高かったです。

9月 第5

ランチバイキング(カリエラ)
ランチバイキング(カリエラ)
【お店】 カリエラ
【食事】 ランチバイキング (1200円)
【会計】 1200円 (超過分200円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1143円)
今月の+αで紹介するのは、「カリエラ」(Carriera)です。東京の西新宿で営業しているイタリアン・レストランで、平日の昼にバイキングをやっています。価格もリーズナブルな感じなので、行ってみました。
「ランチバイキング」は、日によって内容も変わるそうです。主なメニューは、パスタ、ピザ、グラタン、肉料理、煮物、炒め物、カレー、サラダ、スープ、デザートです。ドリンクは、紅茶とコーヒーがあります。パスタは、細麺でニンニクが効いて、食欲をそそる風味でした。鶏肉とズッキーニが具です。ピザは、シーフードが具で、薄めの皮のもっちりした食感が良かったです。グラタンは、ホワイトソースにコンキリエ(小さい貝みたいなパスタ)がたっぷり入ってます。肉料理は、半生に火を通したチキンにソースがかけられ、ハムみたいにそのまま食べられます。煮物は、手羽先の煮込みや、ラタトゥイユです。炒め物は、春雨や、キャベツとシメジの炒め物です。サラダは、レタスやカリフラワーなどが単品で色々と揃えられているので、自分の好きなものをチョイスできます。カレーは、チキン、ニンジン、ジャガイモ、タマネギがたっぷり入って具沢山なのが良かったです。滑らかなコーンスープや、デザートのシフォンケーキとプリンもあります。このバイキングは、色々な美味しい料理を、心ゆくまで楽しむ事ができました。野菜が充実している点も長所です。イタリアンとカレーをたっぷり食べて超満腹になれたので、満足です。
カリエラは、お手頃な値段でランチバイキングを楽しみたい時にオススメです。パスタやピザなどのイタリアンを、お腹いっぱい食べられます。店内は内装がシックでお洒落なので、雰囲気もとても良いです。

10月 第1

ベーコンエッグハンバーグ(ビッグボーイ) 【お店】 ビッグボーイ
【食事】 ベーコンエッグハンバーグ (869円)、ライス (209円)
【会計】 1078円 (超過分78円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1065円)
10月前半の企画は、《ハンバーグ対決(2店)》です。先手は、「ビッグボーイ」(Big Boy)です。全国にチェーン展開しているハンバーグ&ステーキのレストランです。サラダやスープのバイキングも売りになっています。価格帯は、単品で1000円越えがほとんどなのでちょっと高めです。メニューや価格が少し違う「ビッグボーイ・ダイニング」や「ヴィクトリア・ステーション」というブランドもあります。今回行った店舗は、ダイニングの方でした。
注文したのは、「ベーコンエッグハンバーグ」です。ハンバーグ・メニューの中では最安値です。+209円で、ライスかパンを付けられるので、ライスにしました。その他にも、追加料金でドリンクバー、スープバー、サラダバーなどを付けられます。見た目は、ハンバーグとベーコンと目玉焼きの三段重ねで、とても美味しそうです。脇には、クレソンとジャガイモが添えられています。ハンバーグは、厚みがあってジューシーで、焼き目も香ばしくて美味しいです。ソースは、デミグラスソースです。ベーコンは、厚切りで、赤身と白身のバランスが良いです。ほどよい塩気が食欲をそそります。目玉焼きは、裏面の焼き目がしっかりついて、黄身は半熟です。ジャガイモは、丸々一個で、中にバターが入ってます。ソースを絡めて食べると良いです。このハンバーグは、値段の割にクオリティが高く、非常にコスパが良いように感じたので、満足でした。おそらく、ハンバーグ単品は薄利で、ライスなどの付属メニューで利益を確保しているのでしょう。
ビッグボーイは、美味しいハンバーグを食べたい時にオススメです。バイキングを付ければ、野菜などもたくさん食べられます。

10月 第2

特製ランチ(くいしんぼ) 【お店】 くいしんぼ
【食事】 特製ランチ (990円)
【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1075円)
10月前半の企画《ハンバーグ対決(2店)》の後手は、「くいしんぼ」です。東京でチェーン展開しているハンバーグ&ステーキのレストランです。単品価格が、ハンバーグが620円(180g)から、ステーキが790円(200g)からになっていて、かなりお手頃な感じです。ライス(210円)はお代わり無料になっています。
注文したのは、「特製ランチ」です。ランチタイムには、7種類のランチメニュー(690円から)があり、ライス(大盛り&お代わり無料)、サラダ、スープが付属しているので、お得感があります。今回は、その内の1つを食べてみました。料理は鉄皿で提供されるので、熱々です。内容は、肉3種類(カットステーキ、ハンバーグ、カットチキン)で、野菜3種類(モヤシ、コーン、サヤインゲン)が添えられています。色々あって盛り沢山です。牛肉のステーキも鶏モモ肉のチキンも、ちょうどいいサイズにカットしてあって、量もそれなりにあったので良かったです。ハンバーグは、厚みがあって、細かく挽いた質感で柔らかさもありました。どれも美味しく食べられたのでライスが進み、大盛りライスを2皿平らげられました。野菜は、残ったソースを絡めて食べると良いです。サラダは、レタス、キャベツ、ニンジンです。さっぱりしているので、こってりした料理の後にちょうどいいです。スープは、細かく切ったタマネギが少し入ったコンソメスープでした。感想としては、豊富な内容で価格も安いのでコスパの良さがあり、お腹いっぱいになれたので、満足でした。くいしんぼは、安くステーキやハンバーグを食べたい時にオススメです。特にランチがコスパが良いと思います。
ビッグボーイVSくいしんぼの対決結果は、ビッグボーイ≧くいしんぼとさせていただきます。両店ともコスパが良かったです。ただその内容が少し違っていて、前者は質と価格の対比、後者は量と価格の対比でした。くいしんぼの量も良かったですが、ビッグボーイの質に驚きがあったので、勝敗が決まりました。

10月 第3

焼豚らーめん(金竜本店) 【お店】 金竜本店
【食事】 焼豚らーめん (850円)
【会計】 850円 (お釣り150円と繰り越し含めた次回の予算→1225円)
10月後半の企画は、《チャーシュー麺対決(2店)》です。先手は、「金竜本店」(きんりゅうほんてん)です。東京の大塚で営業しているラーメン店です。座敷やテーブル席もあり、夜は居酒屋としても営業しています。金竜らーめん(600円)とジャンボゴマ餃子(3個300円)が売りになっています。
注文したのは、「焼豚らーめん」です。金竜らーめんのチャーシュー増量版で、看板メニューになっています。麺類は、大盛り・中盛りが無料になっているので、大盛りにしてもらいました。麺は、極細で柔らかいです。若干にゅうめんに近い印象がありました。大盛りなので、量がたっぷりです。スープは、醤油系で薄味なので、あっさりした風味です。具は、チャーシュー、味玉半分、メンマ、ネギで、シンプルな構成になっています。チャーシューは、大きなカットで4枚入りです。肉質がしっかりしていて、味をしっかり感じました。薄味のスープと濃いめのチャーシューで、バランスがとれていると思います。このラーメンは、量がしっかりあったのは良かったですが、強い特徴・個性までは感じなかったので、満足度は普通です。
金竜本店は、薄味のあっさり系ラーメンを食べたい時にオススメです。安くて、麺の量も増やせるので、リーズナブルなお店です。

10月 第4

チャーシュー麺(北大塚ラーメン) 【お店】 北大塚ラーメン
【食事】 チャーシュー麺 (大盛1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1225円)
10月後半の企画《チャーシュー麺対決(2店)》の後手は、「北大塚ラーメン」(きたおおつからーめん)です。東京の大塚で営業しているラーメン店です。チャーシュー麺が有名で、行列ができる人気店になっています。営業時間が夕方からで、ランチタイムはやっていないので、訪問時間に注意です。
注文したのは、「チャーシュー麺」(大盛り)です。通常のラーメンが並650円、中750円、大800円になっていて、それぞれ+200円するとチャーシュー麺になります。麺は、若干細めの中太ストレートで、少しもっちりした感じです。大盛りなので、麺たっぷりでした。スープは、かなり味濃いめの醤油で、油でこってりしています。具は、表面を覆う大量のチャーシューで、かなりインパクトがあるビジュアルです。その下には、茹で玉子半分、メンマ、ネギもありますが、上からは見えません。チャーシューは、小さめにカットされているので、食べやすくなっています。柔らかくてしっとりしているので、とろけるような食感です。このラーメンは、美味しいチャーシューがたっぷり入っていて、満腹になるぐらい量も良かったので、満足でした。北大塚ラーメンは、チャーシューをたくさん食べたい時にオススメです。ラーメンは、+0円で激辛味に変更できるので、辛い物好きにも良いでしょう。
金竜本店VS北大塚ラーメンの対決結果は、北大塚ラーメンの勝ちとさせて頂きます。前者はあっさり味、後者はこってり味で、どちらも量は充分でした。後者の方が、チャーシューのクオリティと量が優れていたので、軍配が上がりました。

11月 第1

豚肉ザーサイ粥(たない粥) 【お店】 たない粥
【食事】 豚肉ザーサイ粥セット (大盛950円)
【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1275円)
11月の企画は、《お粥対決(3店)》+αです。1店目は、「たない粥」(たないがゆ)です。東京の新大塚で営業している、中華粥のお店です。お粥の単品メニュー(豚肉、鶏肉、海鮮、野菜など)は600円or650円で、+100円すると大盛りにできます。+200円のセットもあり、サラダ、小鉢、水餃子3個orデザートが付きます。
今回注文したのは、「豚肉ザーサイ粥」です。単品650円で、大盛り&セット(水餃子を選択)にしました。お粥は、大盛りだと丼にたっぷりなので迫力があります。ちょっとした大食いメニューみたいです。水分多めでトロみがある柔らかさで、優しい味でした。付属のラー油を垂らすと、辛味でパンチが効いて、また一味違う美味しさになります。2種類の味を楽しめる所が良いです。具は、細かく切った豚肉とザーサイ、ネギ、餃子の皮チップスです。ザーサイの歯応えや、パリッとした揚げ皮のアクセントが効いてます。水餃子3個は、豚肉とニラが具で、味がしっかり付いているので、そのままでもツルッと食べられます。小鉢は、きんぴらこぼう(ニンジン、ゴマ入り)です。サラダは、トマト、キュウリ、レタス、キャベツで、ゴマたっぷりなのが印象的でした。小鉢とサラダで、野菜もしっかり採れます。ちなみに、このお店は中国茶や台湾茶の販売もしていて、冷たいお茶と熱いお茶の2種類が提供されたのも良かったです。このセットは、ボリューム満点の大盛り粥が美味しくて、セットの内容やお茶の印象も良かったので、とても満足でした。
たない粥は、中華粥を食べたい時にオススメです。味、量、内容が充実しています。900円前後で麺類の提供もしていますが、やはりお粥セットがいいでしょう。

11月 第2

牛肉と野菜のお粥(ボンジュク) 【お店】 ボンジュク
【食事】 牛肉と野菜のお粥 (1045円)
【会計】 1045円 (超過分45円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1230円)
11月の企画《お粥対決(3店)》+αの2店目は、「ボンジュク」です。日本屈指のコリアンタウンの新大久保で営業している韓国粥&ビビンバのお店です。店名のボンジュクは、漢字で書くと本粥だそうです。カフェ風の店内(コーヒーは提供してませんが)で、女性客が多くなっています。メニューの価格は、ほぼ全て1000円越えなので、少し高めな感じです。
今回注文したのは、「牛肉と野菜のお粥」です。お粥は、大きい丼に入っているので、量はたっぷりあります。とろみがしっかりめの感じです。薄味のかなりあっさりした風味になっています。具は、牛肉の挽肉と、細かく刻んだニンジン、アサツキ、カブです。オレンジ色や緑色で色合いが綺麗です。カブの歯応えがアクセントになっています。お粥以外に、4種類の小鉢が付属していて、ハクサイのキムチ、カブの水キムチ、ゴマ入りの味付き韓国海苔、コチュジャンです。箸休めに食べたり、お粥に混ぜて食べると良いです。特に、コチュジャンを混ぜると、辛さが効いて美味しかったです。このお粥セットは、味や量は良かったですが、コスパの良さまでは感じられなかったので、満足度としては普通という感じでした。
ボンジュクは、あっさり味の韓国粥を食べたい時にオススメです。その他のメニューでは、かぼちゃ、あずき、キムチとタコ、アオノリと牡蠣など、韓国らしいお粥が揃ってます。

11月 第3

海老とチーズのトマトのおかゆ(粥餐庁) 【お店】 粥餐庁
【食事】 海老とチーズのトマトのおかゆ (大盛880円)、Aセット (150円)
【会計】 1030円 (超過分30円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1200円)
11月の企画《お粥対決(3店)》+αの3店目は、「粥餐庁」(かゆさんちん)です。東京など、日本の都市部にチェーン展開しているお粥と麺のお店です。メニューの価格帯は、お粥が700〜800円台、麺類が800〜900円台です。和風・洋風・中華風のお粥があり、+120円すると大盛りにできます。
今回注文したのは、「海老とチーズのトマトのおかゆ」です。760円の洋風のお粥で、大盛りにしてもらいました。「Aセット」(杏仁豆腐)も付けました。ちなみに、Bセットは+250円で肉まん&杏仁豆腐、Cセットは+370円で点心2種&杏仁豆腐です。お粥は、緑色の丼にオレンジ色で、色合いが綺麗です。具は、表面にエビとミニトマトが飾られ、粉チーズがかけてあります。中には、チーズと細かく切ったエビが入ってます。チーズがとろりと溶けてお粥と絡み、エビの食感もアクセントになって、美味しいです。スープリゾットみたいな感じです。量は、大盛りでもそんなに多くはなかったので、通常は少なめなのかもしれません。杏仁豆腐は、赤いクコの実がのっていて、控えめな甘さでした。このお粥は、量はそこそこでしたが、チーズたっぷりで味が美味しかったので、満足です。粥餐庁は、具がしっかりしたお粥を食べたい時にオススメです。1100〜1200円台で、ハーフ粥&ハーフ麺のセットもあるので、粥と麺の両方を楽しむ事もできます。
3店のお粥対決の結果は、たない粥>粥餐庁≧ボンジュクとさせて頂きます。味は、中華風、韓国風、洋風でそれぞれ美味しかったです。たない粥は、量・コスパ・サービスなど、死角が無かったです。粥餐庁は、量が若干控えめですが、具が良かったです。ボンジュクは、セット内容は良いですが、コスパが惜しかったです。

11月 第4

朝からステーキ(バルマルシェ・コダマ)
朝から生ハム食べ放題(バルマルシェ・コダマ)
【お店】 バルマルシェ・コダマ
【食事】 朝からステーキ (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1200円)
今月の+αで紹介するのは、「バルマルシェ・コダマ」(Bar Marche Kodama)です。東京の目黒・恵比寿・品川で営業している肉料理レストランです。小玉精肉店という肉屋が運営しているそうです。食べ放題のモーニング・ビュッフェがあるそうなので、行ってみました。恵比寿店ではやっておらず、今回訪問したのは目黒店です。
ビュッフェは、「朝から生ハム食べ放題」が650円で、8:30〜10:30の中で1時間利用できます。非常に安いです。ステーキ1枚が付いた「朝からステーキ」は1000円で、その他、+300円すると卵料理(オムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼き)の食べ放題も付きます。今回は、「朝からステーキ」をチョイスしました。ステーキは、骨付きの大きな牛肉で、ミニライスが添えられています。大きくて、肉質がしっかりしていて、焼き目も香ばしく、肉汁もあって、クオリティが高かったです。ガッツリ感と満足感があり、これ単品でも1000円いける気がします。食べ放題は、生ハム、ハム、鶏ハム、ソーセージ、野菜スープ、サラダ(レタス+キャベツ)、パン(トースト可能)、ミニケーキ、ドリンク2種類(紅茶、コーヒー)です。生ハムは、大きな薄切りで、塩気も適度です。大きいので、サラダを巻いて食べたりもできます。ハムは細切り、鶏ハムは適度な大きさにカットされているので食べやすいです。ソーセージは、大きさと太さがあり、お湯で温められてジューシーで、味も付いているので、そのままでも食べられます。食べ放題の4種類の肉は、どれもクオリティがしっかりあって美味しかったです。野菜スープは、コーンスープがベースだと思いますが、オレンジ色で優しい味でした。パンを浸して食べるのもいいです。この食べ放題は、クオリティが高く、味も美味しく、量も満腹保証で、価格も安いので、死角無しの大満足でした。本当に採算がとれるのか心配なレベルのコスパの良さです。
バルマルシェ・コダマは、ハムやソーセージなどの肉系をたっぷり食べたい時に、強くオススメします。朝からしこたま食べておけば、一日のエネルギー源になるでしょう。

12月 第1

特製鶏白湯らぁめん(らぁめん冠尾) 【お店】 らぁめん冠尾
【食事】 特製鶏白湯らぁめん (1200円)
【会計】 1200円 (超過分200円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1000円)
今年最後となる12月の企画は、《鶏白湯ラーメン対決(3店)》+αです。1店目は、「らぁめん冠尾」(らぁめんかむろ)です。東京の恵比寿で営業しているラーメン店で、鶏白湯(とりぱいたん)と鶏清湯(とりちんたん)がメイン・メニューになっています。ちなみに、鶏白湯は白濁した鶏スープで、鶏清湯は濁り無しの澄んだ鶏スープです。
今回注文したのは、「特製鶏白湯らぁめん」です。通常の鶏白湯が850円(鶏清湯も同価格)で、+350円すると具が増加した上位版の特製になります。色々な具があるので、見た目が綺麗です。麺は、中太のストレートで、柔らかめで量少なめです。スープは、白色で、あっさり寄りの優しい味でした。丼の端に柚子胡椒が添えられていて、卓上には昆布酢、自家製辣油、青山椒、黒胡椒も揃えられているので、自分好みに味を変えられます。先月のお粥の時も思ったのですが、優しい味のメニューは辣油などで辛味をプラスすると美味しいです。具は、丸いチャーシュー2枚、鶏シャーシュー2枚、刻み鶏皮、味玉、キャベツ、紫タマネギ、プチトマト、マッシュルーム、サヤインゲンです。普通のラーメンには入ってないような珍しい具があって、個性的です。柔らかいチャーシュー類、キャベツとタマネギのシャキシャキ感など、ラーメンに合ってました。トータルの感想としては、具沢山になってますが、1200円という価格に対するコスパの良さを感じるには至りませんでした。その点を差し引いても、味を調整できるスープや、色々な具が美味しかったので、満足です。
らぁめん冠尾は、優しい味の鶏白湯ラーメンを食べたい時にオススメです。調味料で味をカスタマイズする楽しみもあります。

12月 第2

鶏白湯Soba(篝) 【お店】
【食事】 鶏白湯Soba (1000円)
【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1000円)
12月の企画《鶏白湯ラーメン対決(3店)》+αの2店目は、「」(かがり)です。東京の銀座で営業している鶏白湯ラーメンの有名店で、大手町と池袋にも出店しています。価格は、銀座より池袋の方が若干安いので、池袋店に行ってみました。
今回注文したのは、「鶏白湯Soba」です。このお店の基本メニューです。見た目は、シンプルで品があります。麺は、細めのストレートです。うっすらコシがあり、量は多すぎず少なすぎずでちょうどいい感じでした。スープは、黄色で、ポタージュみたいな感じです。まろやかでコクがあり、優しい味で美味しいです。このスープだけでもいくらでも飲めそうです。別添えで、生姜と揚げネギも付いているので、スープに一味加えることもできます。具は、鶏チャーシュー3枚、タケノコ、カボチャ、ヤングコーン、プチトマト、ネギ、ラディッシュです。柔らかくて淡白な鶏肉も良いですが、色々な野菜も、それぞれの味や歯応えが感じられて良かったです。このラーメンは、上品で、スープが格別で、具の野菜も印象的だったので、満足でした。
篝は、スープが美味しいラーメンを食べたい時にオススメです。和風と洋風の中間のような、独特な個性があります。

12月 第3

鶏白湯塩そば(蔭山) 【お店】 蔭山
【食事】 鶏白湯塩そば (大盛980円)
【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1020円)
12月の企画《鶏白湯ラーメン対決(3店)》+αの3店目は、「蔭山」(かげやま)です。東京の自由が丘や恵比寿に「蔭山樓」(かげやまろう)というフカヒレがメインのフレンチ中華料理店があり、そのお店の人気メニューの鶏白湯ラーメンを単独で提供する店が「蔭山」です。高田馬場や亀有などにチェーン展開しています。
今回注文したのは、「鶏白湯塩そば」です。880円の基本メニューで、+100円すると大盛りにできます。乳白色のボウルみたいな器がなかなか綺麗です。ランチタイムだったからか、ミニライスが無料で付いてました。麺は、中太で縮れていて、コシが強いです。大盛りなので、麺量はたっぷりでした。スープは、こってりでまろやかです。淡白な味ですが、塩気がしっかり効いています。塩ラーメンと鶏白湯の良いとこ取りみたいな感じで、美味しいです。別添えでレモンがあり、果汁を絞って入れれば酸味を追加する事もできます。具は、鶏肉、味玉半分、レタス、ミズナ、ネギ、柚子皮です。サラダみたいに盛られたレタスがとても印象的です。こってり寄りのスープに対して、さっぱり寄りの具になっているので、合わせ技でちょうどいい味になります。ミニライスは、残ったスープに入れて食べると美味しかったです。このラーメンは、具とスープの組み合わせが良くて、個性的な味で、量も良かったので、満足でした。蔭山は、塩ラーメン好きにも鶏白湯ラーメン好きにもオススメです。アレンジメニューの担々麺やトマト麺もあります。
鶏白湯ラーメン(3店)の対決結果は、篝>蔭山>冠尾とさせて頂きます。篝は、スープの味と具の野菜が素晴らしかったです。蔭山は、具のインパクトが他2店より若干落ちますが、スープと麺量が良かったです。冠尾は、コスパが少し落ちますが、具沢山な所が良かったです。3店とも、同じ鶏白湯スープでもはっきりと味に違いがあり、具も個性的で、素晴らしいラーメンでした。

12月 第4

えびしお(一幻) 【お店】 一幻
【食事】 えびしお (830円)、えびおにぎり (170円)
【会計】 1000円 (お釣り0円。繰り越しで余った予算→20円)
今月の+αで、2020年最後の紹介となるお店は、「一幻」(いちげん)です。北海道の札幌で創業した、えびそば専門店です。東京では、新宿と八重州で営業しています。エビラーメンとはどんなものか食べてみたかったので、行ってみました。メニューは、えびそば(830円)で、麺の太さが2種(太麺、細麺)、味の違いが3種(塩・味噌・醤油)、豚骨スープの追加具合が3種(そのまま、ほどほど、あじわい)を、全て無料で選択できます。掛け合わせると、全部で18通りのカスタマイズが可能です。
今回注文したのは、「えびしお」(=えびそばの塩)です。調整は、太麺、そのまま(=豚骨スープの追加無し)にしました。サイドメニューの「えびおにぎり」も付けました。赤い丼がエビ感を醸し出してます。麺は、中太のストレートで、そこまで極太という感じはありませんでした。ほどよいコシがあります。スープは、淡い色の味噌ラーメンみたいな感じで、エビの風味がしっかり出てました。まろやかでコクがあり、こってり寄りです。醤油・味噌・豚骨などの追加要素が無いストレート状態ですが、このままでも充分美味しいです。具は、チャーシュー、味玉半分、紅生姜天かす、ネギ、エビ粉(=焼いたエビ頭の粉末)です。薄くて大きい丸チャーシューも良いですが、見た目が鮮烈な赤い天かすもスープと絡み合って良かったです。えびおにぎりは、小さいエビが入った茶色い炊き込みご飯で、大きくてパリパリした海苔が添えられています。小エビのプリッとした食感が効いて、そのままでも美味しいですし、スープに入れて食べるのも良いです。このラーメンは、エビが効いたスープが素晴らしく、具や麺、おにぎりとの組み合わせもとても良かったので、満足でした。
一幻は、エビラーメンを食べたい時にオススメです。しっかりと個性があり、様々な調整ができるので、色々試すために何度でも行きたくなってしまいます。

2020年のまとめ

1店当たりの平均額999. 6円 (全50店)
今年はコロナ禍のせいで飲食業界にも多大な影響がありましたが、そんな中でも無事に年50店を達成し、平均額は999.6円となりました。なかなか1000円ぴったりになりませんが、去年と同じ平均額です。サイト開設からの紹介店の数は、計200店に到達しました。今年やった対決企画を振り返ってみると、
1月 豚骨ラーメン2、カレー2
2月 大盛りラーメン2、大盛りパスタ2
3月 中華料理4 +α
4月 中華そば2、つけ麺2
5月 おにぎり3 +α
6月 洋食2、焼肉2
7〜8月 ハンバーガー8
9月 味噌ラーメン2、塩ラーメン2 +α
10月 ハンバーグ2、チャーシュー麺2
11月 お粥3 +α
12月 鶏白湯ラーメン3 +α
という感じです。今年は、色んな素晴らしいラーメンと出会えて、ラーメンの奥深さを感じた年でした。今年もこのサイトをご覧いただき、ありがとうございました。
最後に、3つの賞を発表したいと思います。「最優秀賞」(満足度で一番)、「大食い賞」(量で一番)、「コスパ賞」(安さで一番)です。
2020年 最優秀賞バルマルシェ・コダマ
「朝からステーキ」を食べたお店です。一人焼肉のシステムを極めた焼肉ライクもベスト候補になりましたが、バルマルシェ・コダマのモーニング食べ放題はそれを遥かに超えるインパクトがありました。650円で生ハムやソーセージなどが食べ放題、ステーキ付きでも1000円という脅威の低価格で、質がしっかりして味も美味しく、食べ放題なので満腹まで食べられるという完全無欠っぷりでした。味・量・コスパの三拍子が最強クラスです。今年一番アンビリーバボーなお店でした。
2020年 大食い賞北大塚ラーメン
「チャーシュー麺」を食べたお店です。量の点でいうと、珉珉もまさかの不意打ちで量がきつかったですが、北大塚ラーメンは表面を覆い尽くすチャーシューのインパクトが素晴らしかったです。量がしっかりあり、肝心のチャーシューの味も良かったので、行列ができるのも頷けます。やっぱり美味しいものをたくさん食べたいです。
2020年 コスパ賞ジャポネ
「ジャリコ」を食べたお店です。パンチョのナポリタンも安くて量が素晴らしかったですが、ジャポネもほぼ同じ値段で、量が多くて味も素晴らしかったのが良かったです。量の多さと価格の安さの両立だけでなく、味の良さも加われば、文句のつけようがありません。行列という点で言うと、このお店が今年一番の長さでした。良いお店にはやはり人が集まりますね。
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