このページは、2019年に予算1000円で食レポしたお店の一覧です。毎月4回更新。対決形式で、総合的な満足度で勝敗が決まります。価格は、全て税込み表示です。
【お店】 俺流塩らーめん 【食事】 特俺流塩らーめん (980円) 【会計】 980円 (お釣り20円含めた次回の予算→1020円) 去年でちょうど100店という区切りがついたので、2019年からこのサイトを更にパワーアップして、月4店紹介に増やします。ただ、これだと年48店になって、ややキリが悪いので、3月と9月は5店紹介にして、年50店とします。ちょうど2年毎に100店になる計算です。週1ペースの更新になるので大変かもしれませんが、頑張ります。
新年一発目となる1月前半の企画は、シンプルに《塩ラーメン対決(2店)》です。先手は、「俺流塩らーめん」(おれりゅうしおらーめん)です。渋谷発祥のラーメン店で、渋谷を中心にチェーン展開していて、香港にも出店しています。満席でにぎわっている人気店です。
注文したのは、「特俺流塩らーめん」です。通常版(670円)よりも具が増加した上位版です。注文時に、麺の硬さや、スープの種類(塩、熟成塩、辛塩)を選べます。今回は、普通麺と塩スープで、基本的な構成にしてもらいました。麺は、細めで、コシと柔らかさがちょうどいい塩梅です。スープは、透明な塩スープで、とても飲みやすいあっさり味です。具は、チャーシュー2枚、味玉、ホウレンソウ、メンマ、ネギです。チャーシューは肉質がしっかりしていて、脂身も柔らかく、大きさもしっかりあって美味しかったです。その他の具も、麺に絡めやすくて食べやすかったです。注目すべきは、卓上にある無料の薬味です。岩海苔、とろろ昆布、梅、柚子胡椒、マーニンニク、ラー油などがあり、自由に入れて色々な味を楽しめます。あっさりしたスープなので、どの薬味も良いアクセントになって、美味しさを増してました。とても良い工夫だと思います。このラーメンは、味と具が良くて、様々な薬味による風味の変化も素晴らしいので、満足でした。新年早々当たりなので幸先良いです。
俺流塩らーめんは、あっさりしたラーメンが好きな人にオススメです。塩以外にも、つけ麺や、こってり系ラーメンなど、色々あって飽きさせないお店だと思います。
|
【お店】 鬼そば藤谷 【食事】 鬼塩ラーメン (大盛950円) 【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1070円) 1月前半の企画《塩ラーメン対決(2店)》の後手は、「鬼そば藤谷」(おにそばふじや)です。渋谷のセンター街にあり、ものまねタレントのHEY!たくちゃん(本名の名字が藤谷)が経営しています。東京ラーメンショー2011で優勝した塩ラーメンを提供しているそうです。
注文したのは、基本メニューの「鬼塩ラーメン」です。価格は850円で、+100円の大盛りにしてもらいました。麺は、細めのストレートで、うっすらともっちり感があります。スープは、茶色い透明な塩スープで、鶏がしっかり効いています。味はあっさりですが、脂でこってりしていました。具は、チャーシュー2枚、メンマ、ネギ、揚げネギ、柚子皮です。チャーシューは、お箸で持ち上げようとするだけで自然とほぐれる柔らかさががありました。肉質はしっかりしていて、美味しかったです。揚げネギも、香ばしさをプラスしていて良かったです。全体の印象としては、塩ラーメンと中華そばの中間という感じの味でした。麺、スープ、具にそれぞれこだわりが感じられ、質の良さが伝わりました。味が美味しくて、大盛りで量もちゃんとあったので、満足です。鬼そば藤谷は、こってりした塩ラーメンを食べたい人にオススメです。塩ラーメンというとあっさり味のイメージがあるので、なかなか個性的だと思います。その他のメニューには、塩つけ麺や、醤油ラーメンなどもあります。
塩ラーメン対決の結果は、俺流塩らーめん≧鬼そば藤谷とさせて頂きます。味に関しては、あっさり味の俺流と、こってり味の藤谷で、それぞれ美味しかったです。好みの差だと思います。具に関しては、俺流の方が若干多かったです。また、卓上にある各種の薬味が良かった点もポイント高いです。最後の工夫の一押しが勝負を決めました。
|
【お店】 魁力屋 【食事】 特製醤油厳選全部のせラーメン (950円) 【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1120円) 1月後半の企画は、《醤油ラーメン対決(2店)》です。先手は、「魁力屋」(かいりきや)です。京都発祥のラーメン店で、主に関西・中部・関東地方にチェーン展開しています。京都の背脂醤油ラーメンが売りだそうです。
注文したのは、「特製醤油厳選全部のせラーメン」です。基本の特製醤油ラーメン(702円)の具が増加した上位版です。注文時に、麺の硬さや背脂の量をカスタマイズできます。麺は、ストレートの細麺でした。スープは、醤油スープの表面に背脂が浮かんでいます。醤油と背脂の組み合わせによって、こってり感、まろやかさ、コクが出ていて良かったです。具は、チャーシュー複数枚、味玉、メンマ、ネギ、海苔3枚です。チャーシューは薄切りなので、柔らかくて麺に絡めやすかったです。卓上には、無料の刻みネギがあり、ラーメンにネギを入れ放題になっています。ネギの爽やかさとシャキシャキ感によって、スープがこってり味でしつこくなりすぎないように緩和され、味にプラスになってました。ちなみに、ネギの他に、厚切りの細切れタクアンも卓上に備え付けられていて、箸休めに食べられます。あまり他のラーメン屋には置いてない感じなので、珍しいです。セットのライスを食べる時などに良いでしょう。トータルの印象としては、スープが美味しくて、具と麺の絡みも良く、ネギのサービスも気が利いているで、満足でした。
魁力屋は、こってりした醤油ラーメンを食べたい時にオススメです。お昼にネギをたっぷり入れて食べれば、良いエネルギー源になりそうです。その他のメニューには、数量限定の九条ネギラーメンもあります。ネギ山盛りです。
|
【お店】 えるびす 【食事】 醤油特製らーめん (1000円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1120円) 1月後半の企画《醤油ラーメン対決(2店)》の後手は、「えるびす」です。池袋で20年以上営業している醤油ラーメンのお店です。池袋は飲食店がたくさんあるので激戦区だと思いますが、その中で20年以上サバイバルしてきたのは凄いと思います。店名の由来は、商売の神エビス様のご利益を得る、から来ているそうです。てっきり、エルビス・プレスリーかと思ってました。
注文したのは、「醤油特製らーめん」です。基本の醤油らーめん(700円)の具が増加した上位版です。麺は、ストレートの細麺で、柔らかめでした。スープは、薄い茶色の醤油スープで、表面には背脂があります。塩ラーメンかと思う位あっさりした印象ですが、醤油の風味はしっかり出ていて、背脂によってコクが加わっていました。前回の魁力屋でも思いましたが、醤油スープと背脂の組み合わせは、とても良いです。具は、チャーシュー2枚、味玉、モヤシ、コーン、メンマ、ネギ、海苔です。チャーシューは、薄いですが、大きさがありました。味玉は、炙って焼き目が付いているのが珍しかったです。味がしっかり染みてました。野菜は、歯応えがそれぞれあって、麺より多い具沢山な印象を出してました。このラーメンは、スープや具にこだわりが感じられ、味が美味しくて量も良かったので、満足です。えるびすは、あっさり味の醤油ラーメンが食べたい人にオススメです。その他のメニューには、つけ麺もあります。
魁力屋VSえるびすの対決結果は、引き分けとさせて頂きます。どちらも醤油スープ+背脂でしたが、魁力屋はこってり寄り、えるびすはあっさり寄りの味でした。好みの問題だと思います。どちらも、スープが美味しくて具も多かったので、甲乙付け難しです。
|
【お店】 博多風龍 【食事】 とんこつラーメン (650円)、博多産明太子ご飯 (150円)、半熟玉子 (100円) 【会計】 900円 (お釣り100円と繰り越し含めた次回の予算→1220円) 2月前半の企画は、《豚骨ラーメン対決(2店)》です。先手は、「博多風龍」(はかたふうりゅう)です。渋谷や秋葉原など、主に東京でチェーン展開している豚骨ラーメン店です。替え玉2つまで無料というサービスが売りになっています。
注文したのは、基本メニューの「とんこつラーメン」です。サイドメニューの「博多産明太子ご飯」、トッピングの「半熟玉子」も付けました。麺は、ストレートの細麺で、注文時に硬さを選べます。スープは、白い豚骨スープです。こってりしていて、穏やかな味でまろやかな感じです。クセがなくて飲みやすいです。具は、薄いチャーシュー1枚、キクラゲ、ネギです。定番の具なので、無難な感じです。追加の味玉も、ちゃんと半熟で味が染みてました。替え玉は、無料の2つまでお代わりしました。1玉の量が結構あるので、2玉までいくと、お腹いっぱいになれます。卓上には、無料の紅生姜、辛子高菜、ニンニク、鷹の爪があるので、自分で好きなように入れて辛味や刺激を追加できるので、飽きずに食べられます。明太子ご飯は、ライスの上にネギと明太子がのっています。お箸でかき混ぜて食べると、ネギのシャキシャキ感と、明太子のほどよい辛さが合わさって、美味しかったです。総合的な印象としては、シンプルな作りのオードソックスな豚骨ラーメンという感じで、万人受けする味だと思います。ご飯と替え玉の合わせ技でかなり満腹になったので、満足です。
博多風龍は、定番の豚骨ラーメンをたっぷり食べたい時にオススメです。価格がリーズナブルで、無料の替え玉や卓上の薬味などサービスも良いと思います。その他のメニューでは、黒マー油入りや辛味噌入りのとんこつラーメンもあります。
|
【お店】 博多天神 【食事】 チャーシューメン (750円)、味付け玉子 (50円) 【会計】 800円 (お釣り200円と繰り越し含めた次回の予算→1420円) 2月前半の企画《豚骨ラーメン対決(2店)》の後手は、「博多天神」(はかたてんじん)です。新宿・渋谷・池袋など、東京でチェーン展開しています。基本のとんこつラーメンが500円という激安価格になっていて、替え玉1つまで無料のサービスもあります。
注文したのは、「チャーシューメン」とトッピングの「味付け玉子」です。麺は、ストレートの細麺です。無料の替え玉1つも食べましたが、結構量がありました。1つでも満足できると思います。スープは、白い豚骨スープでまろやかな味です。脂のこってり感は控えめ、味の濃さも控えめな感じでした。店の掲示によると、卓上にある紅生姜や辛子高菜、調味料などを使って、自分好みの味に調整して食べてほしいそうです。ラーメンの基本の具は、チャーシュー、味玉半分、キクラゲ、ネギ、海苔になっていて、500円にしては結構具沢山です。コスパの良さを感じさせます。今回のは、トッピングのチャーシュー複数枚(+250円)が追加されたバージョンです。チャーシューは、厚さや大きさは普通ですが、味がしっかり付いていて、脂身が無く、歯応えがしっかりした肉でした。味玉は、固茹でになっていて、1個50円なのでかなり安いです。全体の印象としては、少し丼が小さくて量が若干少ない感じもありましたが、具がしっかりあって、無料の替え玉で満腹感もあったので、満足でした。博多天神は、安く豚骨ラーメンを楽しみたい時にオススメです。安さのおかげで、気軽にトッピングの具を追加できます。調理時間が短いのか、提供が異様に早かったのも良かったです。
博多風龍VS博多天神の対決結果は、風龍≦天神とさせていただきます。味は、両店とも結構似ていて、風龍は味が濃いめ、天神は味が薄めでした。好みによるので、この点は差は無いと思います。量は、風龍の方が多いと思います。具は、天神の方が多いです。コスパは、やはり天神の安さが際立っていたので、この点で勝敗が決まりました。
|
【お店】 味源 【食事】 でっかいどう(味噌) (880円)、味付き玉子 (110円) 【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1430円) 2月後半の企画は、《味噌ラーメン対決(2店)》です。先手は、「味源」(あじげん)です。「伝丸」(でんまる)という北海道ラーメンのチェーン(三重・静岡・関東に展開)があり、その系列店です。店名が違うのは、メニューの違いから来ているみたいです。味源は、札幌味噌、旭川醤油、函館塩を扱っています。伝丸は、白味噌、赤味噌、濃厚味噌を扱っています。その他にも、「伝蔵」(でんぞう)や「味源熊祭」(あじげんくままつり)などの系列店があって、個人的には分かりづらい印象があります。それぞれ運営やメニューなどの違いなどがあるのでしょうが、味噌ラーメンチェーンとして、もっと統一的で分かりやすい名称にしてほしいです。
注文したのは、「でっかいどう(味噌)」と、トッピングの「味付き玉子」です。基本の味噌らーめん(700円)の大盛り版ですが、よくある大盛り以上の量で、完全に2倍ぐらいあります。丼そのものがでかいです。完全に大食い向けの量になっているので注意です。麺は、中太の縮れ麺です。スープや具がよく絡みます。スープは、白い味噌味で、唐辛子の粒が入っているので辛味もうっすら効いてました。こってりしすぎない塩梅で、まろやかさがあります。具は、チャーシュー、モヤシ、ワカメ、メンマ、ネギです。チャーシューは、薄くて大きな1枚肉で、でっかいどうな感じが出ていました。その他の具も、それぞれ歯応えがあって良かったです。味玉は、半熟でした。ランチタイムだったので、小ライスも無料で付けてもらえましたが、巨大味噌ラーメンにライスを追加すると、かなりハードなチャレンジになります。よっぽど大食いに自信がある人以外は、ライスつけなくても充分満腹になれるでしょう。このラーメンは、美味しく食べられて量も想像以上だったので、満足です。
味源は、北海道ラーメンを手軽に食べたい人にオススメです。味噌・醤油・塩それぞれに、でっかいどう版があり、大食いな人も楽しめると思います。鉄火麺(醤油の辛い版)、オロチョン味噌(味噌の辛い版)などの辛さ増し版もあります。
|
【お店】 味八 【食事】 札幌味噌味玉入り (大盛930円) 【会計】 930円 (お釣り70円と繰り越し含めた次回の予算→1500円) 2月後半の企画《味噌ラーメン対決(2店)》の後手は、「味八」(あじはち)です。新宿にある北海道ラーメンのお店です。メニューは、札幌味噌、旭川醤油、函館塩、でっかいどう、鉄火麺、味噌オロなどで、前回紹介した味源と非常によく似た構成です。今回もでっかいどうラーメンを食べようかと思いましたが、1130円という価格で少々お高いので、見送りました。
注文したのは、「札幌味噌味玉入り」(大盛り)です。通常の札幌味噌らーめんが730円で、トッピングの味玉が+100円、大盛りが+100円となっています。麺は、縮れが少ない中太です。大盛りで麺が多くなったので、若干スープが足りなく感じます。スープは、味噌の風味がしっかり効いてました。まろやかな感じです。具は、チャーシュー1枚、味玉、モヤシ、ワカメ、メンマ、ネギです。どの具もほどほどのサイズと量で、麺やスープと絡めて食べやすいです。全体の印象としては、非常に手堅い作りの札幌味噌ラーメンという感じです。量も良くて美味しかったので、満足でした。味八は、味源と同様に、北海道ラーメンを楽しみたい時にオススメです。
味源VS味八の対決結果は、引き分けとさせて頂きます。どちらも札幌味噌ラーメンで、麺・具・味が似ていて、価格も近かったです。味源の方が量が良かったですが、量が多過ぎて人を選ぶ感じでした。大食いの人なら、味源の方が良さそうです。
|
【お店】 しゃぶ葉 【食事】 三元豚セット (1079円) 【会計】 1079円 (超過分79円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1421円) 3月前半の企画は、《しゃぶしゃぶ対決(2店)》です。先手は、「しゃぶ葉」(しゃぶよう)です。すかいらーくグループが運営するしゃぶしゃぶ店で、食べ放題が売りになっていて、全国にチェーン展開しています。
注文したのは、「三元豚セット」です。平日のランチ限定(11時〜16時)の最安値メニューです。ランチタイム内なら、時間無制限なのが嬉しいです。内容は、豚肉3皿(肩ロースとバラから好きな組み合わせで選択)+野菜&サイドメニュー食べ放題です。ドリンクバーは追加で別料金がかかります。鍋は、仕切りで半分に分かれている構造で、基本の白だしと好きなだしの2種類を入れられます。タレも、ゴマダレなど複数あり、薬味も複数あるので、選べる味が豊富です。豚肉は、1皿につき4枚入ってました。3皿なので計12枚です。追加料金で、豚肉や牛肉を更に注文できます。肩ロースとバラを比較すると、肩ロースの方が脂が少なめで柔らかい肉だったのでオススメです。野菜は、鍋にいれそうなもの(ハクサイ、キャベツ、ミズナ、ネギ、チンゲンサイ、タケノコ、キノコ類、豆腐、白滝など)が豊富にあり、野菜をたっぷり食べられます。サイドメニューは、ご飯類(白飯、ワカメご飯、ちらし寿司、ビーフカレー)、麺類(中華麺、うどん)、ポテトサラダや漬物など、色々あります。デザート類(ワッフル、白玉、ソフトクリームなど)も完備です。一回ではとても食べきれないほどあるので、目移りしてしまいます。肉や野菜を食べる通常のしゃぶしゃぶ以外にも、うどんにビーフカレーをかけてカレーうどんを作ったり、中華麺と野菜で野菜ラーメン作ったりと、色々楽しめました。だし・タレ・薬味・野菜・サイドメニュー・デザートが非常に充実していて、時間無制限で1000円の食べ放題は、信じ難いコスパの良さです。超満腹になったので、満足でした。
しゃぶ葉は、安くしゃぶしゃぶを楽しみたい時や、野菜をたっぷり食べたい時にオススメです。一人で行って満腹になるまで食べ倒すのもいいですし、友達・カップル・家族で行ってワイワイ作りながら食べるのもいいです。
|
【お店】 しゃぶ菜 【食事】 ミックスランチ (1069円) 【会計】 1069円 (超過分69円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1352円) 3月前半の企画《しゃぶしゃぶ対決(2店)》の後手は、「しゃぶ菜」(しゃぶさい)です。関東や関西など、全国にチェーン展開しています。しゃぶしゃぶやすきやきの食べ放題が売りのお店です。
注文したのは、「ミックスランチ」です。平日のランチ限定のメニューです。内容は、肉2皿(豚肉&牛肉)+野菜&サイドメニュー食べ放題です。追加の肉やドリンクバーは、別料金がかかります。鍋は、中央に仕切りがあり、基本のだしは昆布だしのみです。追加料金を払うと、その他のだしやすきやきのだしを選べます。タレは、ゴマダレとポン酢の2種類のみです。薬味は、ネギや紅葉おろしなど、複数用意してあります。肉は、牛も豚も1皿に4枚入りでした。2皿なので計8枚です。牛と豚で明確に味の差を感じるほどでもないので、最安値メニューの豚しゃぶランチ(豚2皿で961円)の方が、お得かもしれません。野菜は、ハクサイ、ミズナ、ネギ、チンゲンサイ、ニンジン、ジャガイモ、キノコ類、豆腐などです。なかなか大きめのカットなので、野菜をたっぷり食べられます。サイドメニューは、麺類(中華麺、うどん、春雨)や、白ご飯、肉そぼろです。デザート類はありません。肉そぼろが結構役に立つ存在で、麺類を食べる時に入れてみたり、肉そぼろ+ご飯にゴマダレをかけて食べると、なかなか美味しかったです。たくさん野菜を食べられて、かなり満腹になれたので、満足でした。しゃぶ菜も、しゃぶ葉と同じく、安くしゃぶしゃぶを食べたい時や野菜をたっぷり食べたい時にオススメです。
しゃぶ葉VSしゃぶ菜の対決結果は、しゃぶ葉の勝ちとさせて頂きます。しゃぶ葉の方が、肉の量が多く、だし・タレ・野菜・サイドメニューの選択肢が多く、デザート類までありました。品数・コスパが圧倒的です。なんとなくの印象ですが、あれこれ選んでがっつり食べたい人向けなのがしゃぶ葉で、野菜を中心にシンプルに食べたい人向けなのがしゃぶ菜という感じがします。どちらも野菜を腹痛くなるまで食べられるので、野菜摂取不足の時には最適です。
|
【お店】 一銭坊 【食事】 広島焼きサービスランチB (特盛972円) 【会計】 972円 (お釣り28円と繰り越し含めた次回の予算→1380円) 3月後半の企画は、《お好み焼き対決(2店)》+αです。先手は、「一銭坊」(いっせんぼう)です。東京の目黒で営業している、広島風お好み焼きのお店です。ランチタイムのメニューがお得そうな感じだったので、行ってみました。
食べたのは、「広島焼きサービスランチB」(特盛り)です。ランチメニューは、AからEまでの5種類あり、ウーロン茶とスープが標準で付いています。Aが基本の702円で、B(イカ天+ネギ)とC(チーズ+コーン)は864円、D(エビ)とE(キムチ)は918円です。麺増量は+54円、特盛りは+108円になっていて、シンプルで分かりやすい構成だと思います。お好み焼きは、薄い皮の上にソースが塗られ、ネギがたっぷり盛られています。中の具は、豚肉とイカ天とキャベツと焼きそばで、一番下は、卵の薄い膜でとじられています。なかなか具沢山です。店の人が鉄板で作ってすぐに出してくれるので、熱々で、香ばしさもありました。味付けは控えめにしてあるので、卓上にあるソース、マヨネーズ、七味唐辛子、紅生姜などを使って、自分好みの味に調整できます。焼きそばは、細麺で、特盛りにしたおかげでたくさん入ってたのが良かったです。注文時にうどんを選択することもできるそうです。スープは、ワカメとネギが入った透明なスープでした。ウーロン茶は、お冷やがお茶になっただけなので、特に印象無しです。このランチは、ボリューム感のあるお好み焼きを、自分で味を変えながら楽しめたので、満足でした。
一銭坊は、広島焼きをリーズナブルに楽しみたい時にオススメです。大食いの人だと、基本の量だと少々物足りなく感じるかもしれないので、増量して焼きそばたっぷりにすると良いと思います。
|
【お店】 倉はし 【食事】 広島お好み焼き (780円) 【会計】 780円 (お釣り220円と繰り越し含めた次回の予算→1600円) 3月後半の企画《お好み焼き対決(2店)》+αの後手は、「倉はし」(くらはし)です。東京の高田馬場と荻窪で営業している、広島風お好み焼きのお店です。ここも、お得そうなランチメニューをやっているので、行ってみました。
食べたのは、「広島お好み焼き」です。そば増量が無料なので、増やしてもらいました。お好み焼きは、下の薄い皮と、上の玉子の皮の間に、具が詰まっています。表面にはソースが塗られ、青海苔が振りかけられています。具は、焼きそば、豚肉、キャベツ、モヤシ、天かすです。そばを増量したこともあって、なかなかの厚みがあり、ボリューム感が良かったです。目の前の鉄板で店の人が作りたてで出してくれるので、熱々で食べられます。お好み焼きを予めカットしてくれたり、ミニ鏡(食後に歯に青海苔が付いてないかチェックするため)を用意してくれたりと、細かなサービスも好印象でした。卓上にある調味料は、シンプルにソースのみですが、お好み焼きがちょうどよく味付けされているので、そのままでもいけます。広島焼きの王道の味が美味しくて、具沢山な所も良かったので、満足でした。倉はしは、広島焼きを食べたい時にオススメです。ランチタイムなら、お手頃価格で食べられます。その他のランチメニューとして、お好み焼き(そば増量は有料)+トッピング1種+ドリンク1杯というランチセット(990円)や、680円の焼きそば(そば増量は無料)もあります。
一銭坊VS倉はしの対決結果は、引き分けとさせていただきます。味・ボリュームは、両店とも良かったです。倉はしの方が価格が安かったですが、仮に一銭坊を単品+そば大盛りで考えると810円なので、同じ位のコスパだと思います。その他では、味付けの加減、卓上の調味料の種類、焼きそばの麺の太さなどの違いがありましたが、差がつく程では無いです。
|
【お店】 スイーツパラダイス 【食事】 ケーキ10種 (108円×10) 【会計】 1080円 (超過分80円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1520円) 3月の+αは、たまには甘い物も食べたいなという事で、「スイーツパラダイス」(Sweets Paradise)を紹介します。略してスイパラと呼ばれていて、バイキング形式のスイーツ&パスタ食べ放題を提供しています。関東を中心に都市部にチェーン展開していて、基本バイキングは、制限時間50分で1080円(ドリンクバーは別料金)です。時間延長や特別メニュー追加で、料金が上がります。少ないながら、ケーキ販売のみの店舗もあり、新宿と秋葉原に2店です。今回は、食べ放題の方に行こうかなと思ったのですが、男一人で行ったら浮くんじゃないかという被害妄想に囚われたので、ケーキショップの方に行くことにしました。非常に安くて、108円からケーキを買えます。
購入したのは、108円のケーキ10種です。10個集まると、大変カラフルになって、気分が盛り上がります。どのケーキもそれぞれ大きさがちゃんとあるので、小さくてガッカリみたいな印象は無いです。具体的に紹介すると、季節限定の「苺のモンブラン」と「ハニーレモン」は、それぞれ苺やレモンのクリームがケーキの上にあり、香りや味がちゃんと出てました。他は定番メニューで、「ストロベリー」はショートケーキの苺少ない版です。「マローネ」はモンブランクリームが上にのったケーキです。「レアチーズ」は白くて爽やかな風味のレアチーズケーキです。「ベイクドチーズ」と「ベイクドショコラ」は、どっしりして重厚感がありました。「抹茶シフォン」と「チョコレートシフォン」は、それぞれ抹茶味とチョコ味のスポンジ&クリームで構成されています。「ホワイトチョコと紅茶のムース」は紅茶の香りが効いてました。限定も定番も、それぞれ見た目が良くて味も楽しめたので、これで108円は破格値に感じます。これ以上安くケーキを買える店は存在しないんじゃないでしょうか。コンビニやカフェなら、2〜3倍の価格になると思います。コスパが大変素晴らしく、腹が痛くなるほどケーキを食べられたので、満足です。
スイーツパラダイスは、バイキングじゃなくてケーキショップでも充分満足できます。このクオリティのケーキで108円は、恐らく日本最安値レベルです。家族でたくさん食べたい時などに最適だと思います。おみやげにもぴったりです。ちなみに、駅前食堂シリーズといって、ラーメンやカツ丼などの料理をリアルに再現したケーキも販売しているのですが、誰得という感じです。1個1080円ぐらい(ミニサイズでも648円)するので、こんなジョーク商品を買うより、108円のケーキを複数個買った方が、遥かに喜ばれると思います。
|
【お店】 とり鉄 【食事】 烏骨鶏卵と炙りもも肉の親子丼 (980円) 【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1540円) 4月の企画は、《親子丼対決(4店)》です。1店目は、「とり鉄」(とりてつ)です。主に東京などの関東にチェーン展開している焼き鳥居酒屋店です。東京の一部店舗のみですが、ランチ営業をやっていて、親子丼などの鶏系料理を食べられるので行ってみました。定食のご飯のお代わりや、丼のご飯大盛りが無料サービスになっています。話は逸れますが、この店名だと、撮り鉄(鉄道写真撮影オタク)を思い出させます。
注文したのは、「烏骨鶏卵と炙りもも肉の親子丼」です。ご飯は大盛りにしてもらいました。セットメニューになっていて、味噌汁、サラダ、鶏だし豆腐の3つが付属しています。ランチの最高値メニューです。丼は、平たくて底が浅い形なので、量が少ないのかなという印象がありましたが、ご飯大盛りにすると、ボリュームがしっかりありました。ご飯の上の具は、角切りにして炙ったモモ肉とタマネギが玉子でとじられていて、中央に烏骨鶏(うこっけい)の黄身があります。鶏肉の柔らかさと弾力のバランスが良くて、黄身も濃厚な感じで、美味しかったです。味噌汁は、ネギとワカメでシンプルですが、器のおかげか熱々が維持されてたのが好印象でした。サラダは、キャベツとミズナにドレッシングがかかっていて、爽やかさを出しています。鶏だし豆腐は、一見するとネギが上に散らしてある普通の白い豆腐ですが、うっすら味が付いていて、量も地味にありました。卓上に卵用醤油があり、それを少しかけて食べるのも良いです。このセットは、親子丼が美味しくて、その他もそれぞれしっかりした内容だったので、満足でした。
とり鉄は、親子丼の他にも、唐揚げ定食・山賊焼き定食・チキンステーキ定食などがあり、鶏系ランチを食べたい時にオススメです。大盛り・お代わり無料なので、がっつり食べたい人も満足できます。店内は、ジャズが流れていて、内装も凝った感じがあり、雰囲気が良かったです。
|
【お店】 一番どり 【食事】 特選親子丼 (790円)、ミニうどんセット (200円) 【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1550円) 4月の企画《親子丼対決(4店)》の2店目は、「一番どり」(いちばんどり)です。新宿を中心に東京でチェーン展開している焼き鳥居酒屋店です。全店ではないですが、ランチ営業をやっていて、親子丼などを食べられるので行ってみました。
注文したのは、「特選親子丼」と「ミニうどんセット」です。セットは、ミニうどんの他に、ミニサラダの選択肢もあります。親子丼には漬物と味噌汁が標準で付いてますが、ミニうどんを選ぶと、味噌汁は無しです。丼は、直径が大きいので、パッと見はかなりボリュームがあるように見えます。ただ、平たい底なので、見た目よりは多くないと思います。通常より少し多いぐらいでしょうか。+50円すると、大盛りにしてもらえるそうです。ご飯の上の具は、鶏肉を玉子でとじただけのシンプルな作りで、海苔が散らしてあります。玉子も鶏肉も量がしっかりあって良かったです。前回のとり鉄は、ちょっと高い玉子と鶏肉を使ったからか、少し量が少なかったのですが、一番どりのは、普通の玉子と鶏肉を使う事によって量をたくさんにできたという感じです。漬物は、ダイコン、ニンジン、キュウリです。そこそこ大きさがあって好印象でした。箸休めにパリパリ食べられます。ミニうどんは、薄い色の汁で、ワカメ、ネギ、油揚げが具でした。あっさり味なので、親子丼と一緒に食べてもくどくなりません。このセットは、親子丼+うどんでボリューム感があって美味しかったので、満足でした。
一番どりは、親子丼の他には、鶏照り焼き丼、鶏そぼろ丼、オムカレーなどがあります。定食系は無く、丼メニューが充実しているので、鶏系丼が好きな人にオススメです。どれも単品で790円以下なので、そんなに高くないです。
|
【お店】 はし田屋 【食事】 名物親子丼 (900円) 【会計】 900円 (お釣り100円と繰り越し含めた次回の予算→1650円) 4月の企画《親子丼対決(4店)》の3店目は、「はし田屋」(はしだや)です。東京の中目黒・渋谷と、北海道の札幌で営業していて、焼き鳥や水炊きなどを扱っている鶏料理店です。六本木でも営業していますが、店名が「たけはし」になっています。このお店も、ランチで親子丼を売りにしているので、行ってみました。
注文したのは、「名物親子丼」です。+50円すると、透明な鶏ガラスープを付けてもらえますが、見た感じにお得感が無かったので、今回はパスしました。卓上にある漬物は食べ放題で、ピリ辛な小さいカットのキュウリの漬物でした。ご飯大盛りが無料なので、大盛りにしてもらいましたが、大盛りでも普通ぐらいな感じでした。基本の量が少なめなのだと思います。ご飯の上の具は、鶏肉を玉子でとじて、中央に卵黄があり、ミツバが沿えてあります。玉子の量は少なめでしたが、中央の卵黄は赤みがあって形がしっかりしていて、濃厚でした。一番印象に残ったのは鶏肉です。プリプリした弾力があって、とても良かったです。また、ミツバの量もしっかりあって、丼に爽やかさを追加してました。この親子丼は、シンプルな作りで、量より味重視という印象です。量がもう少しあると良かったですが、味は美味しかったので、満足でした。
はし田屋は、美味しい親子丼をランチで食べたい時にオススメです。夜の営業時間でも食べられますが、単品では注文できないそうです。その他のランチメニューには、チキン南蛮定食と鶏せいろそばがあります。どちらも850円で限定30食です。
|
【お店】 ゴトウ 【食事】 究極の親子丼 (950円) 【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1700円) 4月の企画《親子丼対決(4店)》の4店目は、「ゴトウ」(Goto)です。鶏Dining&Barと銘打ち、東京軍鶏という銘柄の鶏を使った料理と、地酒を楽しめるお店だそうです。新宿で営業しています。ランチの親子丼が有名らしいので、行ってみました。
注文したのは、「究極の親子丼」です。味噌汁と漬物が付いてます。1000円の釜炊き親子丼もあるそうですが、調理に時間がかかるらしく、見た感じが、器が丼から釜に変わっただけっぽかったので、今回はパスしました。今までの3店は平たくて浅い丼でしたが、今回のは深さがある丼で、量は標準的な感じです。ご飯の上の具は、玉子でとじた鶏肉と、中央に卵黄です。かなりシンプルな構成です。玉子はふんわり甘くて、卵黄の絡みも良かったです。鶏肉は、しっかり大きさがあるカットで、ムネ肉とモモ肉の2種類が入ってました。それぞれにしっかりした食感があって良かったです。味噌汁は、ネギとワカメが具で、赤味噌系の味が良かったです。漬物は、ニンジン、キュウリ、ダイコンの3種類で彩りは良いですが、かなり小さいカットでした。この親子丼は、こだわりが感じられる鶏肉と玉子が美味しかったので、満足です。ゴトウのランチは、親子丼以外にも、鶏系丼や鶏系鍋などのこだわりが感じられる鶏メニューが揃っているのでオススメです。
親子丼対決(4店)の結果は、とり鉄>ゴトウ>一番どり>はし田屋とさせて頂きます。とり鉄は、親子丼の味が良く、量もしっかりあって、セット内容の充実でコスパも優れていました。ゴトウは、親子丼がとても美味しいですが、量やセットのコスパが少し及ばずです。一番どりは、安さと量がトップで、セット内容も満腹感に寄与しています。はし田屋は、味はとても美味しいですが、量やコスパなど何かでもう一押しあるとよかったです。4店通して見ると、質の追求と量・コスパがトレードオフの関係になっているので、どちらを優先するかで行く店を決めたらいいと思います。
|
【お店】 東京油組総本店 【食事】 油そば (760円)、スペシャルトッピングA (180円) 【会計】 940円 (お釣り60円と繰り越し含めた次回の予算→1760円) 5月前半の企画は、《油そば対決(2店)》です。先手は、「東京油組総本店」(とうきょうあぶらぐみそうほんてん)です。渋谷・池袋など東京を中心にチェーン展開している油そば店です。メニューは、油そば(760円)と辛味噌油そば(820円)というシンプルな構成で、麺の増量(並盛160g、大盛240g、W盛320g)が無料になっています。その他、有料トッピングが色々ありますが、ニンニクやきざみタマネギなど、無料のものもあります。
今回食べたのは、W盛りの「油そば」+「スペシャルトッピングA」です。麺は、太めの縮れ麺で、増量によってボリュームたっぷりでした。具は、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔で、トッピングA(+180円)によって、半熟玉子、青ネギ&ゴマが追加されています。ちなみにトッピングB(+320円)は更にチャーシュー2枚が追加されます。丼の中にはタレと油が入っていて、卓上にあるラー油と酢を入れて豪快にかき混ぜると、油そばが完成です。色んな具がいっしょくたになってB級感あふれる感じになります。同じ形に切られたチャーシューとメンマは歯応えがしっかりしていて好印象でした。半熟玉子によってまろやかな感じが出て、ネギや酢によってこってりしすぎずに食べられます。きざみタマネギを入れると、よりさっぱり感が出ます。量が多くても飽きずに食べ進められました。具沢山で、ちょうどいい味で美味しかったので、満足です。
東京油組総本店は、量の加減や味の調整やトッピングのチョイスなど、油そばを自由にカスタマイズできるので、オススメです。老若男女のどんな好みにでも対応できそうです。
|
【お店】 武蔵野アブラ学会 【食事】 特濃パンチ (880円) 【会計】 880円 (お釣り120円と繰り越し含めた次回の予算→1880円) 5月前半の企画《油そば対決(2店)》の後手は、「武蔵野アブラ学会」(むさしのあぶらがっかい)です。早稲田で創業し、代々木や池袋など東京でチェーン展開しているお店です。濃いめの油そばが売りになっていて、薬味のニンニク、麺の大盛り(180g→240g)、セルフサービスの卵スープが無料です。その他の無料サービスとして、ナンコツかナムルも日替わりで卓上に置いてあります。B級グルメ感が溢れるお店です。
注文したのは、「特濃パンチ」です。基本の油そば(630円)に色々と追加したパワーアップ版です。麺大盛りにしてもらい、ニンニクも付けてもらいました。二郎系の油そばという感じです。麺は、太めで縮れが少ない感じで、コシがありました。具は、卵黄、粉チーズ、背脂、チャーシュー、モヤシ、キャベツ、ネギ、カイワレ、メンマ、ナルト、海苔です。丼に色々な物体がのっているので、混ぜるのに困難が伴います。なんとか混ぜると、もはやカオスで、B級通り越してジャンクの風格が漂います。タレや油や背脂やチーズのおかげでこってり濃いめな味になり、なかなかパンチが効いてました。色んな具の歯応えが絡みあって良かったです。強烈な油そばで満腹になったので、無料のモヤシのナムルや卵スープは、ちょっとだけ頂きました。全体の印象としては、ユニークな味が美味しくて、ボリュームがあり、サービス精神が豊富な所も良かったので、満足です。武蔵野アブラ学会は、二郎系が好きな人や、こってり系の油そばを食べたい人にオススメです。
東京油組総本店VS武蔵野アブラ学会という、仰々しい名前の油そば対決の結果は、引き分けとさせて頂きます。前者は普通にこってりで、後者はジャンクな超こってりでした。好みの違いだと思います。前者はカスタマイズによって万人向けな所が長所で、後者は無料サービスが長所です。
|
【お店】 コナ 【食事】 たっぷりシーフードのピッツァ (500円)、照り焼きチキンのピッツァ (500円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1880円) 5月後半の企画は、《500円ランチ対決(2店)》です。先手は、「コナ」(Cona)です。東京を中心に関東で運営しているイタリアン・バーのチェーン店で、スタンディング形式になっています。平日のランチタイムでは、ピザ+サラダ+ドリンクのセットが、500円で食べられるのでお得です。店内に窯があり、焼きたてでピザを出してくれます。ピザは、「マルゲリータ」「ベジタリアン」「ハワイアン」「メキシカン」「イタリアンバジル」など約30種類から選択可能です。ドリンクも、「コーラ」「オレンジジュース」「カフェオレ」「ランチビール」など10種類以上から選択可能です。色々あるので目移りしてしまいます。500円なので、2回に分けて訪問しました。
1回目に食べたのは、「たっぷりシーフードのピッツァ」+「フレッシュバナナジュース」+サラダです。2回目に食べたのは、「照り焼きチキンのピッツァ」+「ジンジャーエール(甘口)」+サラダです。ピザは、直径が約30cmでしっかり大きさがあり、生地は薄くてサクッとした感じで、焼き目はパリッとしています。シーフードのピザは、トマトソースとチーズがベースで、具は、エビ、イカ、アサリ、ピーマン、タマネギです。シーフードの食感が良かったです。照り焼きチキンのピザは、照り焼きソースとチーズがベースで、具は、チキン、レタス、海苔です。鶏肉が柔らかくて、和風の味が良かったです。ジンジャーエールや、柔らかい甘さのバナナジュースは、ジョッキで出てくるので、量がしっかりありました。サラダは、レタス、ミズナ、タマネギに白いドレッシングがかかっていて、清涼感がありました。どのピザも大きくて美味しくて、ドリンクとサラダ付きで500円はコスパが素晴らしいので、満足です。
コナは、ランチでピザを安く食べたい時に、かなりオススメです。立ち食い形式なので、回転率を上げて利益を出しているのでしょう。たくさんの種類のピザがあるので、毎日でも行けます。
|
【お店】 博多満月 【食事】 満月からあげ (500円)、鯵とはんぺんチーズフライ (500円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1880円) 5月後半の企画《500円ランチ対決(2店)》の後手は、「博多満月」(はかたまんげつ)です。新橋、池袋、秋葉原など東京でチェーン展開している九州料理居酒屋です。平日ランチタイムでは、なんと500円で定食食べ放題というサービスをやっています。内容的には、メインのおかずを注文し、それ以外のご飯、うどん、カレー、味噌汁、おしんこ、惣菜2種がセルフサービス形式で食べ放題になります。さくら水産(2017年3月紹介)の500円ランチに近い感じです。前回のコナと同じく、2回に分けて訪問しました。
メインのおかずは、鶏系と魚系で計5種類の中から選びます。1回目に注文した「満月からあげ」は、サクサクした衣と、柔らかい鶏肉の組み合わせが良いです。薄くスライスしたタマネギとネギ、甘酸っぱいタレがかけられているので、しつこさを感じずに食べられます。2回目に注文した「鯵とはんぺんチーズフライ」は、オードソックスなアジフライと、チーズを挟んだ薄いはんぺんのフライが2個です。どちらも衣がカリカリで食感が良く、ソースがかかっているのでそのまま食べられます。たっぷりのキャベツと、レモン、マスタードが添えられているので、揚げ物盛り沢山でも飽きずに美味しく食べられました。食べ放題のサイドメニューに関しては、惣菜2種は、キムチモヤシと春雨サラダでした。キムチモヤシは、控えめな辛さで、シャキシャキした歯応えがとても良いです。春雨サラダは、昆布、ニンジン、ゴマで和えられていて、酸味が効いたさっぱり味が良いです。味噌汁とカレーは、ちょっぴり具が入ってるのみのシンプルな感じでした。うどんは、平たい細麺で、一食分ずつ小分けにされています。ワカメと冷たいつゆが用意されているので、自分でぶっかけて作ります。カレー、味噌汁、キムチモヤシを駆使して、色んなアレンジうどんを作っても美味しいです。おしんこは、キュウリの柴漬けで、パリパリしてました。トータルの印象としては、メインのおかずは揚げ物や焼き物でこってり系ですが、食べ放題の惣菜・うどん・おしんこはさっぱり系なので、味の印象が偏りすぎずにバランスがとれていると思います。超満腹まで食べられて、コスパの良さが素晴らしいので、満足でした。博多満月は、ランチでがっつり食べたい人に強くオススメします。
コナVS博多満月の対決結果は、引き分けとさせて頂きます。両店とも、500円で充分に満足できるランチを提供していて素晴らしかったです。経営努力や工夫に尽きると思います。どちらもオススメなので、ピザを食べたいか定食を食べたいか、気分で決めたらいいと思います。
|
【お店】 大人のハンバーグ 【食事】 大人のハンバーグ・サービスランチセット (Sサイズ1200円) 【会計】 1200円 (超過分200円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1680円) 6月の企画は、《ハンバーグ対決(3店)》+αです。1店目は、「大人のハンバーグ」(おとなのはんばーぐ)です。東京の池袋・渋谷・下北沢・田町で営業しているお店です。黒毛和牛100%で、溶岩石で焼きあげたハンバーグが売りになっています。米はコシヒカリ、卵は蘭王、タマネギは淡路産など、その他の素材もこだわってるみたいです。
注文したのは、「大人のハンバーグ・サービスランチセット」のSサイズ(130g)です。その他のサイズは、M(180g、1480円)、L(260g、2100円)です。セット内容は、トッピング2種(目玉焼きとチーズ)、ライスorパン、スープとなっています。トッピング無しの少し安い(約200円マイナス)レギュラーセットもあります。ソースは、デミグラス、照り焼き、ポン酢など、好きなものを選べます。今回は、基本になっている熟成大人のソースにしてもらいました。ハンバーグは、丸くて厚みがある形状なので、大きさを感じさせます。表面には、チェダーチーズと半熟の目玉焼きがのっています。外側はしっかり焼かれていて、内側は柔らかくてジューシーです。熱々の鉄板で出されるので、ソースをかけると、たぎって湯気が立ち昇ります。ソースは、すりおろしたタマネギが入った茶色いソースで、ハンバーグの肉汁と目玉焼きの濃厚な黄身を絡めて食べると、美味しかったです。目玉焼きの存在感が良かったので、必須トッピングだと思います。付け合わせは、ニンジン、ブロッコリー、カボチャでした。どれも熱々です。ライスは、大盛りにできますが、普通の茶碗ぐらいの器なので、量はそんなに多くないです。ライスのお代わりは無料でできます。スープは、具がタマネギのコンソメで、あっさり味でした。このセットは、ボリュームは若干控えめですが、良質で美味しいハンバーグを手頃な価格で食べられたので、満足です。
大人のハンバーグは、こだわりが感じられるハンバーグを食べたい時にオススメです。ランチでも少しお高いですが、価格に見合ったクオリティを備えていると思います。
|
【お店】 山本のハンバーグ 【食事】 ねぎ塩レモンハンバーグ (1230円) 【会計】 1230円 (超過分230円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1450円) 6月の企画《ハンバーグ対決(3店)》+αの2店目は、「山本のハンバーグ」(やまもとのはんばーぐ)です。元々は「俺のハンバーグ」という店名でやっていましたが、店名を変更して営業しています(一部店舗は運営会社の違いで今でも「俺の」を継続)。東京の恵比寿・吉祥寺・自由が丘などに展開していて、福岡にも出店しています。肉は黒毛和牛、米はひとめぼれ、有機栽培の野菜など、こだわりのハンバーグが売りです。メニューは、ディナーもランチも同価格ですが、ランチではサラダが無料で付くので、ランチに行ってみました。
注文したのは、ランチ最安値の「ねぎ塩レモンハンバーグ」です。ご飯(お代わり自由)、味噌汁、サラダ、野菜ジュースが付いてます。ハンバーグは、量は180gで、丸くて厚みがあり、ふっくらした焼き加減でした。上にはネギがこんもりと盛られていて、ハンバーグが見えない位の豪快な量なのでインパクトがあります。レモンを絞りかけて食べると、ネギのシャキシャキ感が良くて、さっぱりした後味でハンバーグを食べられました。付け合わせとして、たっぷりのモヤシと、大きめカットのナスとピーマンが添えられています。味噌汁は、具がなめこ、セリ、タマネギ、お揚げです。単なる付け足しじゃなくて、ちゃんと存在感がある一品でした。サラダは、レタスがメインで、赤軸ホウレンソウや、薄切りのニンジンとダイコンも入っていて、白いドレッシングと香ばしいフレークがかけられています。量がしっかりあって良かったです。野菜ジュースは、色々な野菜やフルーツを混ぜて作った自家製ミックスジュースで、店員さんがわざわざ使った材料の現物を籠に持ってきて見せてくれました。少量ですが、爽やかな味で美味しく飲めます。このセットは、ハンバーグが美味しくて、ご飯お代わり自由なのでお腹いっぱい食べられる所が良かったです。また、野菜が豊富に使われていて、たくさん野菜を食べられた事も非常に好印象でした。味、量、コスパ、サービスが充実していたので、大満足です。
山本のハンバーグは、どのメニューも1000円越え当たり前で少しお高いですが、野菜をしっかり摂れるのでオススメです。肉の量と同じ位、野菜を食べられます。客が途切れない満員の人気店でしたが、納得の内容です。
|
【お店】 三浦のハンバーグ 【食事】 ダブルハンバーグ (1200円) 【会計】 1200円 (超過分200円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1250円) 6月の企画《ハンバーグ対決(3店)》+αの3店目は、「三浦のハンバーグ」(みうらのはんばーぐ)です。東京の渋谷・池袋・お茶の水で営業しています。各メニューは、ライス(お代わり自由)と味噌汁が付いていて、ハンバーグのサイズを増やすと価格が上がります。手ごねで作った基本のハンバーグ(150g)が700円で、ランチの日替わりハンバーグ(150g)だと500円(ライスお代わり不可)もあるので、なかなか良心的な価格のお店です。
注文したのは、ハンバーグ2個セットの「ダブルハンバーグ」です。サイズは、100g×2(900円)、150g×2(1200円)、200g×2(1400円)、300g×2(1800円)があり、今回は150g×2にしました。ソースは、ガーリック醤油、和風おろし、ネギうま塩など6種類から選択可能で、2種類を半分ずつかけてもらう事もできるそうです。今回は、特製デミグラスソースのみにしてもらいました。ハンバーグは、鉄板で出されるので熱々です。丸いハンバーグの一方にはチェダーチーズ、もう一方には目玉焼きがのっています。それぞれ、とろけたチーズや半熟の黄身が、肉やソースと絡んで美味しかったです。計300gの肉とお代わり自由のご飯で、満腹まで食べられました。付け合わせは、フレンチフライとコーンで、ソースと絡めて食べるといいです。味噌汁は、小さいワカメ・ネギ・麩が具で、特に印象無しです。このセットは、味はオードソックスですが、量が良かったので、満足でした。三浦のハンバーグは、安くハンバーグを食べたい人にオススメです。厚切りベーコンやグリルチキンなど、セットメニューも充実しています。
大人VS山本VS三浦の対決結果は、山本>大人≧三浦とさせて頂きます。山本は、質と量の両立ができていて、一歩抜きん出ていました。大人は質を重視(量は控えめ)、三浦は量を重視という感じだったので、質と量のどちらを求めるかで選んだらいいと思います。
|
【お店】 あすなろ食堂 【食事】 トマトつけ麺 (大930円) 【会計】 930円 (お釣り70円と繰り越し含めた次回の予算→1320円) 6月の+αで紹介するのは、「あすなろ食堂」(あすなろしょくどう)です。東京の三鷹で営業しているつけ麺店です。トマトつけ麺というメニューが有名だそうで、どんな味なのか気になったので行ってみました。
注文したのは、「トマトつけ麺」です。サイズは、小(750円、麺230g)、中(830円、麺330g)、大(930円、麺450g)があり、今回は大にしてもらいました。麺は全粒粉だそうで、細麺と太麺から選択可能です。今回は太麺にしてもらいました。大盛りなので、コシがしっかりした太麺が丼に山盛りです。麺の上には、ミズナと薄くスライスしたタマネギがあり、サラダっぽい爽やかさがあります。スープは、鉄鍋で出されるのがユニークです。再加熱したい場合に対応できるようにしているそうです。見た目は濃いオレンジ色で、トマトな感じがでています。表面には、粉チーズ、クルトン、パセリがあり、具としてチキンが中にあります。洋風のスープと麺をからめて食べると、トマトの風味もちゃんと感じられて、美味しかったです。濃厚系ですが、重さは全く感じません。なかなか個性的なつけ麺で、量もたっぷりで満腹になれたので、満足でした。今回は太麺で食べましたが、細麺でもまた違った味の印象になると思います。ちなみに、店内には手書きの説明書きが色んな所にあり、客にとって分かりやすいようにしている所が好印象でした。
あすなろ食堂は、トマト以外にも、濃厚、淡口、カレー、激辛などのつけ麺があります。こだわりのつけ麺を食べたい時にオススメのお店です。味の種類や麺の量などの選択肢がしっかりしているので、女性でも男性でも満足できるのではないでしょうか。
|
【お店】 鎌倉パスタ 【食事】 蒸し鶏とグリーンアスパラのレモンクリームパスタ (1069円) 【会計】 1069円 (超過分69円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1251円) 7月前半の企画は、《パスタ対決(2店)》です。先手は、「鎌倉パスタ」(かまくらぱすた)です。全国にチェーン展開していて、生パスタと和風なデザインのお店を売りにしています。メニューの価格帯は、税込みで約1000円又はそれ以上なので、このサイト的には若干お高いです。
今回食べたのは、「蒸し鶏とグリーンアスパラのレモンクリームパスタ」です。最安値レベルのメニューの一つになります。パスタは、こだわりの生麺だそうで、太さは中太です。食べた時のモチモチ感がとても好印象でした。具は、鶏肉とアスパラで、上にあさつきが散らしてあります。鶏肉が柔らかくて、アスパラは食感が良かったです。ソースは、レモンの風味が効いていて、あっさり味かと思いきやなかなか濃厚な感じです。量は普通ぐらいで、味が美味しい一品でした。パスタだけではなくて、店内の雰囲気の良さも長所だと思います。具体的には、入り口で靴を脱ぎ、畳のような床で座って食べる座敷みたいなスタイルになっていて、居心地が良いです。美味しいパスタとゆったりくつろげる空間の組み合わせが良かったので、満足でした。
鎌倉パスタは、食事する空間の良さを重視する人にオススメです。パスタの他、焼きたてパン、ピザ、デザートなどサイドメニューもしっかりしているので、空間だけじゃなくて食事内容もしっかり満足できると思います。
|
【お店】 カプリチョーザ 【食事】 ベーコン・フレッシュトマト・オニオンのアーリオ・オーリオ (1080円) 【会計】 1080円 (超過分80円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1171円) 7月前半の企画《パスタ対決(2店)》の後手は、「カプリチョーザ」です。渋谷で約40年前に創業し、全国にチェーン展開していて、グアムや台湾などの海外にも進出しています。パスタの価格帯は、税込み約1000円又はそれ以上です。お得なランチセットがあるみたいなので、昼に行ってみました。ちなみに、店名はイタリア語で気まぐれという意味だそうです。今回訪問した渋谷本店には、木の看板で華婦里蝶座とあり、妙に迫力があります。
注文したのは、ランチセットの「ベーコン・フレッシュトマト・オニオンのアーリオ・オーリオ」です。ランチパスタの最安値メニューです。セット内容は、パスタ、サラダ、スープ、フォカッチャ、ドリンクになります。ドリンクは色々選べるので、今回はジンジャーエールにしてもらいました。パスタは、麺のコシがしっかりあって良かったです。具は、メニュー名通り、トマト、ベーコン、タマネギです。トマトはほんの少し火を通す程度でフレッシュさがしっかりあって好印象でした。ベーコンの塩気もちょうどいいです。量は普通ですが、美味しいパスタでした。サラダは、マカロニ、レタス、コーン、紫キャベツに、ドレッシングがかかっています。マカロニのおかげで普通のサラダより食べ応えがあります。スープは、具無しの熱いコンソメです。味がしっかりしてました。フォカッチャは、薄いパン一切れなので、あまり印象無しです。このセットは、色々付いてお得感があり、味も良かったので、満足でした。カプリチョーザは、少々お高いですが、パスタの他にサラダやピザなど、本格的なイタリアンを食べたい人にオススメです。
パスタ対決の結果は、カプリチョーザ≧鎌倉パスタとさせて頂きます。両店ともパスタは美味しかったです。鎌倉パスタはくつろげる個性的な和空間が良かったですが、カプリチョーザはセット内容が充実していて、コスパの良さがポイント高かったです。
|
【お店】 東京トンテキ 【食事】 トンテキ定食 (1050円) 【会計】 1050円 (超過分50円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1121円) 7月後半の企画は、《トンテキ対決(2店)》です。先手は、「東京トンテキ」(とうきょうとんてき)です。店名どおり、豚のステーキであるトンテキを売りにしていて、東京の渋谷・秋葉原・品川などにチェーン展開しています。
注文したのは、基本メニューの「トンテキ定食」です。定食の内容は、トンテキ、ご飯、味噌汁、漬物です。肉のサイズは200gで、大は300g(1250円)、特大は500g(2300円)になります。ちなみに、定食じゃない単品だと200円引きです。ご飯のサイズは、大・中・小を無料で選べます。トンテキは、肩ロース肉の大きい厚切りで、鉄鍋で熱々で提供されるので、ステーキ感が確かに感じられました。肉質がしっかりしていて、食べ応えがあります。オリジナルソースとニンニクチップがかけられていて、こってり寄りのご飯が進む味です。卓上には、マヨネーズ、バルサミコ酢、七味唐辛子があるので、更に好みで味を変えて楽しめます。また、添え付けのキャベツが山盛りなのも好印象です。残ったソースを絡めて美味しく食べられました。味噌汁は、豚肉、ネギ、タマネギが入った豚汁でした。肉の切れ端を有効活用しているのでしょうが、やはり単なる味噌汁より嬉しいです。漬物は、柴漬けが少々です。この定食は、トンテキとキャベツをお腹いっぱい食べられたので、とても満足でした。コスパが良いように感じます。
東京トンテキは、肉をがっつり食べたい人にオススメです。厚い肉にかじりつく醍醐味を味わえます。トンテキの他に、トンバーグ(豚肉のハンバーグ)定食や、鉄鍋を使った一品料理(もつ煮込みやガーリックライスなど)もあります。
|
【お店】 裏渋屋 【食事】 コマ切れトンテキランチ (1000円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1121円) 7月後半の企画《トンテキ対決(2店)》の後手は、「裏渋屋」(うらしぶや)です。渋谷で営業している豚肉料理店で、イベリコ豚(その中でも最高ランクのベジョータ)専門を売りにしています。その他、おんどる焼といって、韓国の天然石で焼くのもこだわりにしているそうです。ランチタイムメニューにトンテキがあるので、行ってみました。
今回食べたのは、「コマ切れトンテキランチ」(150g)です。定食形式になっていて、ご飯(お代わり無料)、イベリコ豚汁、小鉢が付いています。トンテキは、鉄鍋で提供され、細かく切ってあるので、自分で切る手間がかからないのが良いです。肉は厚みがあって、しっかりした肉質で噛み応えがあります。ソースは薄めの味付けになっているので、肉本来の味を楽しむ感じです。香ばしさもあって美味しかったです。脇にはキャベツが山盛りで添えられています。卓上には、マヨネーズやドレッシングなどが数種類置いてあるので、色々な味でキャベツを食べられました。豚汁は、具が、豚肉、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、タマネギ、シイタケです。具沢山な所がとても印象良かったです。小鉢は、卵の白身だけで作った白い卵焼きで、下にシソの葉が敷いてあります。見た目が綺麗で、薄味のだしの優しい味でした。このお店では、手作り惣菜もこだわりにしているそうで、卓上には、モヤシのナムルやダイコンのカクテキが置いてあり、自由に食べられます。日によって小鉢や惣菜の内容は変わるそうです。このランチセットは、肉が美味しくて、副菜も印象良くて、ご飯や惣菜の食べ放題で満腹になれたので、とても満足でした。裏渋屋は、トンテキの他、コンフィ丼(1300円)も売りになっています。コンフィとは、ラードで低温調理した豚肉だそうです。しょうが焼き(1000円)やポークカレー(780円)などもあり、こだわりの豚肉料理を食べたい時にオススメのお店です。
東京トンテキVS裏渋屋の対決結果は、裏渋屋の勝ちとさせて頂きます。両店とも、ボリュームがあるトンテキと山盛りキャベツが良かったです。裏渋屋の方が、豚汁や惣菜で野菜をたくさん食べられてサービスが良かったので、この点で勝負がつきました。
|
【お店】 ビースト 【食事】 ローストビーフ油そば (940円) 【会計】 940円 (お釣り60円と繰り越し含めた次回の予算→1181円) ローストビーフを具にした麺料理を提供しているお店を2つ発見したので、8月前半の企画は、《ローストビーフ麺対決(2店)》にします。先手は、「ビースト」です。歌舞伎町と池袋で営業しているお店で、ローストビーフをトッピングした油そばを売りにしています。ビーフは、ミスジという希少部位を使用しているそうです。
今回注文したのは、基本メニューの「ローストビーフ油そば」です。肉の量は80gで、増量すると価格も上がります。麺は、太めでうっすら縮れていて、コシがありました。麺の量は、若干少なめな感じです。具は、ローストビーフ、カイワレ、みじん切りのタマネギ、焼いたタマネギとシメジで、脇には白いソースが添えられています。麺と具と肉とタレをしっかりかき混ぜてから食べます。ビーフは薄すぎないカットなので、肉の質感をしっかり感じられました。カットが大きいので、80gでも充分な量に感じられます。柔らかさや香ばしさもあって、美味しかったです。味濃いめの醤油風味のタレも効いてました。頼めば、タマネギやニンニクのみじん切りを無料で追加してくれるそうです。卓上には、追加できる調味料として、茎ワサビのペースト、ジャンクパウダー(カレー味のニンニク粉)、酢、ラー油があり、自分の好きな味に調整できます。茎ワサビと肉の相性がとても良かったです。その他、追い飯という無料サービスもあるので、頼んでみました。油そばの残ったタレにご飯を入れて食べるという締めのメニューだそうですが、ご飯の量が、家の神棚へのお供えご飯並みの超少量だったので、少々物足りなかったです。この油そばは、ローストビーフがかなり好印象で、調味料で色々な味を楽しめたので、満足でした。
ビーストは、オリジナリティがある油そばを食べたい人にオススメです。ローストビーフ丼をやってる店は最近増えていますが、ローストビーフ油そばは他店ではそんなに無いと思います。肝心のビーフもちゃんと美味しいので、肉を食べたい人にもオススメです。
|
【お店】 道玄 【食事】 チャーギュウ麺 (1080円) 【会計】 1080円 (超過分80円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1101円) 8月前半の企画《ローストビーフ麺対決(2店)》の後手は、「道玄」(どうげん)です。高田馬場で営業しているお店で、黒毛和牛のローストビーフを具にしたラーメンを売りにしています。
今回注文したのは、基本メニューの「チャーギュウ麺」です。肉の量は50gで、増量すると価格も上がります。スープは、白醤油か黒醤油を選べるので、今回は白にしてもらいました。麺は、こだわりのエゴマ麺だそうです。エゴマを練り込んだからか、そばっぽい見た目です。細くて、コシがあります。他ではあまり見た事が無い特徴的な麺でした。白スープは、鶏白湯系で、少しとろみがあります。コラーゲンたっぷりを謳っていて、確かにそんな感じです。優しい味で、コクがしっかりありました。えごま麺との相性も良かったです。具は、ローストビーフのみで、薄切りのピンク色の牛肉が2枚半あります。脂身つきのローストビーフになっていて、脂に甘味があって美味しかったです。チャーシューならぬチャーギュウという名前にしただけあって、通常のローストビーフとは少し違う趣きがありました。このラーメンは、麺とスープと肉だけという超シンプルな構成で、トータルの量も若干少なめですが、それぞれにこだわりがしっかり感じられて、美味しかったです。味わい深い逸品だったので、満足でした。道玄は、個性的なラーメンを食べたい人にオススメです。チャーギュウ麺みたいな構成のラーメンは、他ではなかなか食べられないと思います。
ビーストVS道玄の対決結果は、引き分けとさせていただきます。両店とも、ローストビーフを使って、ユニークな麺料理を提供していて良かったです。強いて言うと、肉の量ならビースト優勢で、味の個性なら道玄優勢です。
|
【お店】 麺屋武蔵 【食事】 味玉角煮ら〜麺 (1000円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1101円) 8月後半の企画は、《Wスープ麺対決(2店)》です。先手は、「麺屋武蔵」(めんやむさし)です。新宿で創業した有名店で、動物系スープ(鶏ガラ+豚骨)と魚介系スープ(鰹節+煮干し)を合わせたWスープのラーメンを売りにしています。店名の由来は、Wスープ=二刀流という事で、宮本武蔵だそうです。渋谷や秋葉原など東京でチェーン展開していますが、各店だけのメニューも用意していて、それぞれ個性を出している点がユニークです。海外にも出店しています。
今回食べたのは、「味玉角煮ら〜麺」です。基本メニューの「角煮ら〜麺」(900円)に味玉が入ったものです。大盛り無料になっています。麺は、中太のストレートです。大盛りにしてもらったので、麺たっぷりでした。スープは、不透明な茶色です。コクがあり、魚介の風味も効いてました。まろやかで飲みやすい味だと思います。具は、豚の角煮、味玉、メンマ、ネギの4種類で、シンプルな構成です。メインの角煮は、脂がホロホロと柔らかく、肉はしっかりした質感で良かったです。このラーメンは、ストレートの麺によってスープが絡みすぎないので、こってりしすぎることなく、食べやすかったです。量がしっかりあって、美味しかったので、満足でした。
麺屋武蔵は、ラーメンの他、つけ麺のメニューも充実しています。常に満席の人気店でした。無料で量が選べて、個性的でありながら飽きの来ない味が良いのだと思います。Wスープラーメンのお手本を味わいたい時にオススメです。
|
【お店】 夢あかり 【食事】 特製ラーメン (大盛1030円) 【会計】 1030円 (超過分30円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1071円) 8月後半の企画《Wスープ麺対決(2店)》の後手は、「夢あかり」(ゆめあかり)です。東京の新大塚で営業しているお店で、動物系と魚介系をブレンドしたWスープのラーメンを売りにしています。動物系は豚げんこつと鶏ガラ、魚介系は鰹節、鯖節、煮干し、羅臼昆布だそうです。店名は、店長の娘さん2人の名前から付けたそうです。
今回食べたのは、「特製ラーメン」(大盛)です。通常のラーメンが730円で、特製は、+200円で具が増えたバージョン(チャーシューとメンマを増量、半熟味玉を追加)です。+100円すると大盛りにできます。麺は、中太のストレートで、コシが感じられました。スープは、マイルドな茶色で、見た目だけなら味噌スープみたいな感じです。魚介の風味が効いていて、優しい味でした。具は、チャーシュー2枚、メンマ、味玉、ネギ、ナルト、海苔です。チャーシューは薄すぎない切り方で、大きくて存在感がありました。肉質がしっかりしていて良かったです。この大きさで2枚あると、武蔵の角煮に対等に渡り合えます。メンマがたっぷりなのも良かったです。このラーメンは、特徴のあるスープ&具沢山で美味しかったので、満足でした。夢あかりは、武蔵とはまた少し違うWスープを味わえるのでオススメです。メニューには、つけ麺や油そばもあります。
武蔵VS夢あかりの対決結果は、引き分けとさせて頂きます。麺の量だと武蔵、具の量だと夢あかりの方が良かったですが、僅差なので、優劣がつくほどでもないです。Wスープを比較すると、武蔵は強さ、夢あかりは柔らかさが出ている印象がありました。好みの問題だと思います。
|
【お店】 日乃屋カレー 【食事】 名物カツカレー (840円)、温玉 (90円) 【会計】 930円 (お釣り70円と繰り越し含めた次回の予算→1141円) 9月の企画は、《カレー対決(4店)》+αです。1店目は、「日乃屋カレー」(ひのやかれー)です。東京の湯島で創業し、昔ながらの日本風カレーを売りにしているお店です。過去には、神田カレーグランプリで優勝し、その後は殿堂入りも果たしたそうです。主に東京でチェーン展開していて、関東・東北・中部地方にも広がりつつあります。
注文したのは、「名物カツカレー」とトッピングの「温玉」です。基本の日乃屋カレー(温玉or生玉付き)が730円で、トッピングのトンカツは200円なので、合計額は同じになります。ライスの大盛りは無料なので、今回は大盛りにしてもらいました。ルーは、細かく切った豚肉とタマネギが具になっています。オードソックスで食べやすい味になっていて、後からじんわり辛さが来る感じです。トンカツは、店内で揚げたてなので、熱々のサクサクです。厚みはあまり無いですが、一口サイズぐらいにカットしてあるので、食べやすかったです。卓上には、定番の福神漬けとラッキョウが常備してあって、食べ放題になっています。このカレーは、ちょうどいい辛さで、ボリュームも良かったので、満足でした。
日乃屋カレーは、万人受けしそうな手堅いカレーを食べたい時にオススメです。トンカツの他、メンチカツ、エビフライ、フィッシュフライ、ウィンナーなどのトッピングもあり、ライス大盛り無料も相まって、がっつり食べたい人向きな気がします。
|
【お店】 上等カレー 【食事】 牛すきカレー (930円) 【会計】 930円 (お釣り70円と繰り越し含めた次回の予算→1211円) 9月の企画《カレー対決(4店)》+αの2店目は、「上等カレー」(じょうとうかれー)です。大阪で創業し、関西を中心にチェーン展開していて、東京にも進出している老舗カレー店です。ビーフカレー専門を謳っています。このお店も、過去に神田カレーグランプリで優勝した事があるそうです。
注文したのは、「牛すきカレー」です。通常のカレーライスが630円で、それに牛すきをトッピングしたバージョンです。ルーは、具が無い系でした。どこがビーフなのかよく分からないのですが、恐らくルーに溶け込んでいるのだと思います。辛さはマイルドな感じで、コクがあって、大人向けな感じです。この感じが上等の由来なのでしょう。思ったよりも上品な印象がありました。具の牛すきは、てっきり吉野家の具みたいなやつを想像してたのですが、牛肉とタマネギで、これまた上品な具という感じでした。ハヤシライスみたいな趣きで、ルーにあっていて良かったです。卓上には、福神漬けとキャベツのピクルスが常備してあって、食べ放題になっています。キャベツは細かくきってあり、甘酸っぱくてシャキシャキしていて、福神漬けやラッキョウとはまた違った口直しになっていたので、好印象でした。このカレーは、大人向けな感じの味で美味しくて、付け合わせのキャベツもユニークで良かったので、満足です。
上等カレーは、上品な感じのカレーを食べたい人にオススメです。大衆的な感じを想像していましたが、品の良い上等感が出てました。内装や店の雰囲気も、大人向けのシックな感じです。量を求めると、追加料金で少し値段が高くなってくるので、量より質な店なのでしょう。牛すきの他、トンカツやエビフライ、チーズなどがトッピングのカレーもあります。
|
【お店】 サンマルコ 【食事】 シーフードカレー (931円) 【会計】 931円 (お釣り69円と繰り越し含めた次回の予算→1280円) 9月の企画《カレー対決(4店)》+αの3店目は、「サンマルコ」です。大阪で創業し、関西を中心にチェーン展開している老舗カレー店です。東京では池袋に出店しています。ヨーロピアンカレー専門だそうです。
注文したのは、「シーフードカレー」です。小皿で、付け合わせのキャベツのピクルスもセットになっています。ルーは、具が無い系です。穏やかながらしっかりした辛さもあり、大人な感じの味で良かったです。具は、カニ爪、エビ、タコ、アサリ、マッシュルームです。1本のカニ爪を中心にして色んな具が散らばっているので、見た目はゴージャスで華やかです。カレーと一緒に煮込んだのではなくて、別でボイルしてカレーソースにトッピングしています。そのおかげで、火が通り過ぎて固くなる事も無く、ちょうどいい食感でプリプリしてました。ソースと絡めながら食べると、美味しかったです。また、特筆すべきは、卓上にある無料の付け合わせです。4色揃えられていて、キュウリの漬物、パイナップル、落花生、レーズンです。どれも細かくカットされていて、甘さや塩気や香ばしさなど、それぞれカレーに一味入れながら楽しめます。定番の福神漬けやラッキョウとは違うので、とても好印象でした。このカレーは、見た目や味が良くて、付け合わせのサービスも良かったので、満足です。
サンマルコは、品がある大人向けなカレーを食べたい時にオススメです。付け合わせの良さも長所です。ビーフカレー、カツカレー、ハヤシライス、季節野菜カレー、イベリコ豚とホウレンソウのカレーなど、メニューも充実しています。テイクアウトのカレーにも力を入れていて、容器におしゃれ感があります。
|
【お店】 カレーショップC&C 【食事】 霧島黒豚メンチカツカレー (620円)、チキンカツ (200円)、ハンバーグ (150円) 【会計】 970円 (お釣り30円と繰り越し含めた次回の予算→1310円) 9月の企画《カレー対決(4店)》+αの4店目は、「カレーショップC&C」(かれーしょっぷしーあんどしー)です。私鉄の京王グループが運営していて、東京の新宿・渋谷・秋葉原や、京王線の沿線にチェーン展開しています。創業から50年以上の老舗店で、タマネギをたっぷり溶け込ませたカレーを売りにしています。基本のポークカレーが440円で非常に安く、全体的に価格が良心的な感じです。セルフサービス形式になっていて、自分でカレーやお冷やを運んで、食べ終わったら返却場所に持っていきます。
注文したのは、「霧島黒豚メンチカツカレー」です。安いので、欲張ってトッピングの「チキンカツ」と「ハンバーグ」も追加してみました。ルーは、ポークカレーなので、豚肉とタマネギが具として入ってます。辛さはかなり控えめで、子供でも食べやすそうな甘口です。こんなに安いのに、具がしっかり入ったルーなのが好印象でした。具は、メンチカツ2個、チキンカツ、ハンバーグです。メンチカツは肉の味がちゃんと感じられて良かったですし、チキンカツも薄すぎずに厚みがあって、衣がサクサクしてました。ハンバーグも厚みがあって良かったです。どの具も、ハズレな印象はありませんでした。卓上には、福神漬けが常備されています。このカレーは、安さのおかげで具を色々追加できてボリューム感があり、コスパの良さが素晴らしかったので、満足です。カレーショップC&Cは、安くカレーを食べたい人にオススメです。安かろう悪かろうではなく、カレーも具も一定以上の質を保持しています。印象としては、カレー界の富士そばという感じです。色々なトッピングを気軽にのせられる点が長所です。
日乃屋、上等、サンマルコ、C&Cの4店対決結果は、引き分けとさせて頂きます。ルーの味や辛さは、各店それぞれ違っていて、好みの問題だと思います。日乃屋はボリューム感、上等は上質感、サンマルコはサービスの良さ、C&Cはコスパの良さで、どの店もしっかりした長所・個性があったので、「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ)という結論となりました。
|
【お店】 なんでんかんでん 【食事】 たまごバカラーメン (970円) 【会計】 970円 (お釣り30円と繰り越し含めた次回の予算→1340円) 以前に、マネーの虎というTV番組(投資金が欲しい志願者が会社社長達にプレゼンする内容)があり、とある社長が「まずいカレーなんて無いわ!」という名言を残していましたが、今月は色んなカレーを食べて、確かにそう感じました。同番組では、行列ができる豚骨ラーメン店の川原ひろし社長も出演していましたが、彼が経営していた「なんでんかんでん」が昨年、東京の高円寺に復活しています。という訳で、今月の+αは、このお店を訪問してみました。
注文したのは、「たまごバカラーメン」です。通常のとんこつラーメンが770円で、これに玉子をたくさんトッピングしたバージョンです。ネーミングがなかなかインパクトがあります。麺は、注文時に硬さを選べます。極細のストレートです。スープは、まろやかな感じでコクがありました。優しい味だと思います。具は、味玉2個、うずらの玉子5個、チャーシュー、キクラゲ、ネギ、海苔です。海苔には白文字でメッセージが書かれてあるのですが、スープに浸ってしまっていたので、ちゃんと読めませんでした。強く印象に残ったのは、味玉です。非常に大きくて、LLサイズという感じでした。中の大きな黄身が半熟で、2個で充分な迫力があります。うずらの玉子もあいまって、玉子だらけ感が良かったです。意外とこういうメニューは他に無い気がします。チャーシューは薄い一枚肉で、ネギやキクラゲはそこそこ量がありました。その他のサービスで、辛子高菜、紅生姜、ニンニク、ゴマ、胡椒、タレ、マー油を無料で入れられるので、自分好みの味に調整できます。このラーメンは、具沢山でボリューム感があり、色んな追加調味料も充実していたので、満足でした。
現在では色々な豚骨ラーメン店がひしめいていて、差別化して個性を出すのはもう難しいと思いますが、なんでんかんでんは、王道な豚骨ラーメンを食べたい時にオススメです。ちなみに、たまごバカの他には、ネギバカ(1020円)やのりバカ(1020円)もあり、3つ全部いれた3バカ(1070円)もあります。
|
【お店】 パンの田島 【食事】 コッペパン4種 (350円×2、200円、150円) 【会計】 1050円 (超過分50円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1290円) 10月前半の企画は、《パン対決(2店)》です。ちなみに、2店とも増税前の9月中に駆け込み取材をしておいたので、価格は増税前のものになります。先手は、「パンの田島」(ぱんのたじま)です。神奈川の横浜発祥のコッペパン専門店で、関東を中心にチェーン展開しています。メニューは、大きく分けて惣菜コッペパンと甘いコッペパンの2系統があり、今回はそれぞれ2個ずつチョイスしてみました。価格帯は、400〜200円ぐらいで安めです。
惣菜系で食べたのは、「ナポリタンドッグ」(350円)と「コンビーフポテト」(350円)です。甘い系で食べたのは、「つぶあんマーガリン」(200円)と「揚げコッペきなこ」(150円)です。コッペパンは、長さが約16cm、幅が約8cmで、結構大きさがあります。柔かいですが、質感がしっかりしていて、表面の焼き目も香ばしく、パン自体が好印象です。衝撃的だったのは、手に持った時の重さです。コッペパンは軽いイメージがあったのですが、このお店の具入りコッペパンはずっしり重くてビックリしました。ナポリタンは、ケチャップのパスタがたっぷりで、ソーセージの歯応えも良かったです。コンビーフポテトは、ポテトを潰しすぎずに程よく芋感が残っていて、食べ応えがありました。つぶあんマーガリンときな粉を上に振った揚げパンも、それぞれボリューム感があり、甘くて美味しかったです。特に150円の揚げパンはコスパが素晴らしいと思います。子供のおやつにしたら、給食以外で揚げパンを食べられるので、確実に喜ばれること請け合いです。4つとも、王道の味でしたが、基本を外さずにしっかり美味しくて、量も充分だったので、とても満足でした。
パンの田島は、美味しいコッペパンを食べたい時に強くオススメします。色々な具材のコッペパンがあり、1個でも満足できる質と量を備えています。イートインで食べる店内は、素朴でレトロな雰囲気になっていて、おしゃれ感とはまた違います。落ち着きのある感じが良かったです。
|
【お店】 サブウェイ 【食事】 えびアボカド (507円)、ターキーベーコンエッグ (486円) 【会計】 993円 (お釣り7円と繰り越し含めた次回の予算→1297円) 10月前半の企画《パン対決(2店)》の後手は、「サブウェイ」(Subway)です。アメリカ発祥のサンドイッチ専門店で、日本にもチェーン展開しています。世界での店舗数でいうと、マクドナルドより多いそうです。メニューの価格帯は400〜500円台になっていて、サイズはレギュラー(約15cm)とフットロング(約30cm、値段は2倍より少し安い)の2種類があります。今回は、レギュラーで2つチョイスしてみました。
このお店は注文形式が特殊で、色々な選択肢から自分で選んでいき、具をカスタマイズしながら完成させます。目の前で作ってもらいながら進むスタイルはなかなかユニークで、ファストフード店にしては効率重視とは正反対と言ってもいいやり方です。具体的な流れは、メニュー決定(メインの具)→パン選択(ホワイトやフラットブレットなど5種類)→有料トッピング(無しでも可で、チーズやツナなど)→野菜(レタス、トマト、ピーマン、オニオン)→アクセント野菜(ニンジン、オリーブ、ピクルス、ホットペッパー)→ソース選択(バジル、チリ、ワサビ醤油など9種類)で完成になります。今回注文したのは、「えびアボカド」と「ターキーベーコンエッグ」です。具は、前者が茹でたエビ+アボカドペーストで、後者はハム+ベーコン+玉子ペーストです。両方とも野菜は全種類入れてもらい、パンとソースに関しては、前者はゴマが付いたセサミとマヨネーズソース、後者はほんのり甘いハニーオーツとシーザードレッシングにしてもらいました。野菜がパンから豪快にはみ出る程てんこ盛りになっていて、大口開けてかぶりついて食べます。どちらも美味しかったですが、個人的には、後者の方が味が分かりやすくて好みでした。このサンドイッチは、具がぎっしりで野菜たっぷりなのがとても良かったので、満足です。サブウェイは、手軽に野菜をたくさん食べたい時にオススメです。注文時に選択肢が多すぎる(特にパンとソース)ので、初めはどう選んだらいいのか困りますが、慣れてきたら色々試せる長所になるでしょう。
田島VSサブウェイのパン対決の結果は、引き分けとさせて頂きます。どちらもしっかりした個性があり、満足度が高かったです。こってりしたパン・甘いパンを食べたいなら田島、野菜を食べたいならサブウェイという感じで、好みで選んだらいいです。
|
【お店】 デニーズ 【食事】 十六穀米の和風ロコモコごはん (988円) 【会計】 988円 (お釣り12円と繰り越し含めた次回の予算→1309円) 10月後半と11月の約6週間を使って、特別企画《ファミレス対決(6店)》をやりたいと思います。1店目は、「デニーズ」(Denny's)です。アメリカ発祥のレストラン・チェーンで、日本ではブランド名だけを受け継いだ独自のファミリーレストランとして、主に関東や中部地方に展開しています。メニューは、ハンバーグ、パスタ、ライスプレート、和食、サラダ、デザートなどで、価格帯は800〜1200円台が多く、少し高めな印象です。(参考価格:日替わりランチ693円。今回の企画で紹介するファミレスには、全て日替わりランチがあるので、比較のために価格を紹介します)
注文したのは、ライスプレートの「十六穀米の和風ロコモコごはん」です。ハワイ料理のロコモコ風で、一皿に色々なものを詰め込んでいるので、見た目がカラフルで華やかさがあります。ライスは、全体が紫色で、ヒジキ・もち麦・黒米・枝豆・ニンジン・油揚げなどが入った雑穀ご飯です。色々な食感があり、薄味で健康に良さそうな感じでした。目玉焼きは、黄身が半熟でとろけてくる感じが良かったです。ハンバーグは、大きさがしっかりあって、ジューシーさもありました。別添えのソースをつけて食べると美味しかったです。サラダは、レタス、ニンジンとダイコンの細切り、脇に添えたトマトとブロッコリーです。食感が良くて爽やかなので、全体をさっぱりした印象にしてくれます。デニーズでは、サラダの野菜は国産にするのをこだわりにしているそうです。このプレートは、炭水化物・タンパク質・食物繊維・ビタミンなどをバランス良く摂れるので、味も栄養も良いという優れたメニューだと思います。味は良いけど栄養が偏ってるとか、栄養は摂れるけど味が美味しくないとか、料理に於いて味と栄養はトレードオフの関係になりがちですが、今回の料理は両立ができていたので満足です。
デニーズは、少し価格帯が高いですが、その分、素材やメニューにそれぞれこだわりが感じられるので、良いと思います。サラダなど健康にこだわった料理もあるので、健康的なメニューに関心がある人にもオススメできるんじゃないかと思います。
|
【お店】 ガスト 【食事】 日替わりランチ2種 (549円×2) 【会計】 1098円 (超過分98円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1211円) 《ファミレス対決(6店)》の2店目は、「ガスト」(Gusto)です。すかいらーくグループの運営で、全国にチェーン展開しています。メニューは、グリル、和食、パスタ、麺類、サラダ、デザートなどで、中心の価格帯は、600〜1000円台で安めです。日替わりランチは549円で、ライスの大盛りが無料で、スープバーも付いてます。今回は、この日替わりランチを2種類食べてみました。
内容は、「ハンバーグトマトソース&白身魚フライ」(水曜)と「チキングリル和風ソース&アジフライ」(火曜)です。ライスは、大盛りにしてもらいました。スープバーは、よくある卵スープでした。前者のメインは、トマトソース付きのハンバーグと、タルタルソース付きの白身魚フライです。ハンバーグは平べったくてそれなりに大きさがあったのが良く、フライも衣がカリカリで良かったです。後者のメインは、チキン(モモ肉)の照り焼きと、ソース付きのアジフライです。チキンは皮付きでプリプリな感じが良く、アジフライは衣がサクサクで良かったです。脇にそえられたサラダは、レタスに、ニンジン・キャベツ・紫キャベツの千切りをミックスしたものです。量がしっかりありました。両者とも、メインの肉系おかずが2つあり、大盛りライス、サラダ、飲み放題スープと相まって、ボリューム感が好印象でした。安くて、お腹いっぱいになれたので、満足です。
ガストは、安めのファミレスなので、敷居が低くて入りやすいお店です。友達や家族など、気軽に過ごすのにオススメだと思います。
|
【お店】 ジョナサン 【食事】 日替わりランチ (758円)、粗挽きソーセージのグリル (439円) 【会計】 1197円 (超過分197円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1014円) 《ファミレス対決(6店)》の3店目は、「ジョナサン」(Jonathan)です。ガストと同じく、すかいらーくグループの運営で、東京を中心に関東にチェーン展開しています。メニューは、グリル、和食、パスタなどに加えて、アルコールやワイン、アペタイザー(おつまみ的な前菜)があり、お酒を楽しむ点を重視してガストと差別化を図っている感じです。中心の価格帯は900〜1300円台で少し高めになっています。日替わりランチは758円です。
今回食べたのは、日替わりランチの「チキンデミグラスソース&カレーコロッケ」(月・金)と、アペタイザーの「粗挽きソーセージのグリル」です。日替わりランチの主食は、ライス(大盛り無料)、雑穀米、米粉パン、ソイブレッド、サラダの5種類から選択可能で、今回は大盛りライスにしてもらいました。飲み放題のスープバーも付いています。ソースがかかったチキンは、皮付きモモ肉で、カリッと焼けていて香ばしさがありました。ソースがかかったカレーコロッケは、衣がサクサクで、ニンジンなどの細かく切った具が入っているのが良かったです。サラダは、レタスに紫キャベツやニンジンの細切りを混ぜたものです。スープは、コーン、タマネギ、ニンジンが入ったコンソメで、優しい味になっています。おつまみメニューの粗挽きソーセージは、長さが10cmぐらいで2本あり、鉄皿で出てくるので熱々です。ジャガイモが4切れ添えられています。豚肉に塩気がしっかり効いているので、何も付けなくてもそのまま美味しく食べられます。全体の感想としては、日替わりランチがガストで食べたものと同じ印象で、スープぐらいしか違いが見えませんでした。それにしては価格が200円以上も違うので、コスパが落ちるように感じます。なので、満足度は普通です。
ジョナサンは、若干高くてもOKでお酒も楽しみたい大人向けなファミレスという感じです。安く楽しみたい若者だと、ガストの方が良さそうです。
|
【お店】 ロイヤルホスト 【食事】 洋食ランチ (968円) 【会計】 968円 (お釣り32円と繰り越し含めた次回の予算→1046円) 《ファミレス対決(6店)》の4店目は、「ロイヤルホスト」(Royal Host)です。福岡発祥の老舗ファミリーレストランで、全国にチェーン展開しています。メニューは、ステーキ、ハンバーグ、パスタ、カレー、デザートなど、ほとんど洋食です。主な価格帯は、1000〜1500円なので、なかなかお高いです。日替わりランチは、通常の洋食ランチ(968円)と、野菜重視のサンシャインランチ(1023円)があります。
今回は、洋食ランチを食べてみました。内容は、「和風おろしチキンカツ」(水・木)です。1枚の大皿に、おかずとサラダが盛られています。色合いが綺麗で、見た目に華があります。付属は、ライス(大盛り無料)とスープです。メインのチキンカツは、皮無しモモ肉のフライですが、大きくてボリューム感がありました。衣がサクサクで、シソと大根おろしが上にのっています。大きな揚げ物なので、そのままだとしつこく感じそうですが、大根おろしのおかげでさっぱりした後味になって、ちょうどよかったです。シューマイ2個が脇に添えられていて、粗挽きのひき肉なので、肉の感じがしっかりあったのが良かったです。サラダは、レタス、ミズナ、トマト、コーンです。肉に負けないくらい量がしっかりあったので、野菜もちゃんと摂れました。スープは、細かく切ったニンジン・タマネギと肉片が入ったコンソメスープです。ランチ全体の印象としては、価格は少し高いですが、それに見合ったクオリティが感じられ、量や味も良かったので、満足です。
ロイヤルホストは、少し高価格なファミレスですが、その分、落ち着いた内装・雰囲気で食事ができます。しっかりした質の洋食を楽しめるので、洋食が好きな人にオススメだと思います。
|
【お店】 ジョイフル 【食事】 日替わりランチ (504円)、焦がしバターキャラメルのおいもプレート (438円) 【会計】 942円 (お釣り58円と繰り越し含めた次回の予算→1104円) 《ファミレス対決(6店)》の5店目は、「ジョイフル」(Joyfull)です。大分発祥のファミリーレストランで、西日本から関東にかけてチェーン展開しています。メニューは、グリル、洋食、定食、サラダ、デザートなどです。主な価格帯は、600〜1000円ぐらいなので、安めです。ランチには、日替わりランチ(プレート+ライスorパンで504円)と、日替わり昼膳(プレート+ご飯・味噌汁・漬物で614円)があります。
今回は、安い方の日替わりランチを食べてみました。内容は、「ハンバーグ&唐揚げ」(木・土)です。季節限定メニューのデザート「焦がしバターキャラメルのおいもプレート」も追加で食べてみました。メインのハンバーグは、ネギと和風ソースが上にかかっています。表面の焼き目が香ばしく、中身はジューシーな感じだったので、美味しかったです。脇には唐揚げ2個が添えられていて、衣がサクサクなのが好印象でした。サラダは、キャベツ、紫キャベツ、ニンジン、ミズナを千切りにして混ぜたものです。さっぱり食べられました。このランチは、ガストのと比較すると、スープバーは付属してなくて、ライスも大盛り無料ではないですが、その分45円安いので、満足度は同じ位です。季節限定ツイーツは、鹿児島産のサツマイモを棒状に切って、表面をカリッと焼いてあります。上から砕いたナッツとキャラメルソースがかけられていて、ホイップクリームとバニラアイスが横に添えられています。芋のホクホクして控えめな甘さが良かったですし、クリームやアイスと絡めて味の変化を楽しめるのも良かったです。見た目も綺麗で、秋にぴったりなデザートだと思います。トータルの印象としては、どちらも安さと味の良さを両立していて、コスパが良い感じだったので、満足です。
ジョイフルは、安いのでコスパの良さが魅力です。気軽にファミレスで食事したい時にオススメだと思います。
|
【お店】 ココス 【食事】 日替わりランチ (759円) 【会計】 759円 (お釣り241円と繰り越し含めた次回の予算→1345円) 《ファミレス対決(6店)》の6店目は、「ココス」(Coco's)です。アメリカ発祥のレストランで、日本では現在、ゼンショーグループの運営で、全国にチェーン展開しています。メニューは、グリル、洋食、和食、サラダ、デザートなどです。主な価格帯は、800〜1100円ぐらいで、少し高めかもしれません。日替わりランチは759円です。
今回食べたのは、日替わりランチの「デミグラスチーズハンバーグ&コロッケ」(水曜)です。プレート+ライス(大盛り無料)+スープバーのセットになります。メインのハンバーグは、表面にチーズとミグラスソースが付いています。二種類の味を同時に楽しめるのが良いです。脇に添えられたコロッケは、タルタルソースが付いています。細かく切ったニンジン入りのポテトコロッケで、衣がカリカリなのが良かったです。サラダは、レタスと紫キャベツのみで、シンプルな内容でした。スープバーは、珍しい事に2種類のスープが用意されていました。ベーコン&タマネギと、卵&タマネギです。どちらもコンソメ系で、控えめな薄味でした。ランチのトータルの印象としては、味も量も標準的で、500円台のガストのランチみたいなコスパの良さを感じるほどでもなかったので、満足度は普通です。ココスは、シンプルなメニューは安めなので、軽く食べたい時にオススメだと思います。モーニングタイムでは、朝食バイキング(748円、土日は110円増し、一部店舗除く)をやってるそうなので、こちらも良さそうな感じです。
ファミレス・チェーン6店の対決結果は、ガスト=ジョイフル>ロイヤルホスト>デニーズ>ココス=ジョナサンとさせて頂きます。ガストとジョイフルは、低価格で内容の満足度もあったので、コスパの良さが長所です。ロイヤルホストとデニーズは、価格は高めですが、その分品質の良さも感じさせてくれたのが良かったです。ココスとジョナサンは、やや価格が高めで、それに見合うだけの満足度に至らなかったのが惜しかったです。感想としては、価格の安さか品質の良さのどちらかにしっかり軸足を置いた方が良い気がしました。どっちつかずの中途半端だと、印象が弱いです。
|
【お店】 嵯峨谷 【食事】 鴨南蛮そば (500円)、おおもりそば (430円) 【会計】 930円 (お釣り70円と繰り越し含めた次回の予算→1415円) 12月前半の企画は、《そば対決(2店)》です。先手は、「嵯峨谷」(さがたに)です。2011年に創業したセルフサービス形式のそば屋で、池袋・新宿・渋谷など、東京でチェーン展開しています。十割そばを売りにしていて、太麺と細麺を選択可能です(基本は太麺)。そばの他、うどんや冷麦に変更する事も可能だそうです。メニューの価格帯は、300〜500円台なので、リーズナブルな感じです。
今回食べたのは、温メニューの「鴨南蛮そば」と、冷メニューの「おおもりそば」です。そばは、灰色で少し幅がある平たい形で、コシが感じられました。鴨南蛮の具は、鴨肉3つ、ミツバ、白ネギ、ネギです。鴨肉は、脂身付きで厚さがあり、噛んだ時にしっかりした質感が感じられます。汁は、色が濃いめですが、味はあっさりしていて、うっすらコクもあります。麺と具と汁がきちんと作られていて、好印象の一杯でした。おおもりそばは、もりそば(320円)の大盛り版です。薬味として、ネギとワサビが付いています。つゆは、辛めで味しっかりな感じです。そばの良さをシンプルに楽しめて、一気に食べ進める事ができました。量もちゃんとあって良かったです。このお店では、無料サービスとして、ワカメとそば湯が卓上に常備されています。具としてワカメを活用したり、もりそばのつゆをそば湯で割って飲んだりできました。2つのメニューを食べた感想としては、そばそのものの印象が良く、安くて味も良かったので、満足です。
嵯峨谷は、安さと質の良さを両立できているので、コスパが良いと思います。気軽に美味しいそばを楽しみたい時にオススメです。
|
【お店】 小諸そば 【食事】 かき揚げ丼セット (550円)、月夜のばかしそば (480円) 【会計】 1030円 (超過分30円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1385円) 12月前半の企画《そば対決(2店)》の後手は、「小諸そば」(こもろそば)です。中央区・千代田区・港区など、東京を中心にチェーン展開しているセルフサービス形式のそば店です。メニューの価格帯は、単品が300〜500円台で、セットメニュー(丼+そば)も500〜700円台なので、安い感じです。
今回は、セットメニューの「かき揚げ丼セット」と、単品メニューの「月夜のばかしそば」を食べてみました。セットのそばは、もりそば(冷)とかけそば(温)のどちらかを選べます。今回は、もりそばにしてもらいました。そばは、灰色の細めで、柔らかい感じの普通のそばでした。卓上にネギが常備されているので、ネギ入れ放題なのが嬉しいです。そばつゆの量が若干少ない気がしましたが、さっぱり食べられました。ネギをたくさん食べたいときは、かけそばの方が良いと思います。かき揚げ丼は、平たい丼に、少なめのご飯があり、タレがかかっていて、それを覆うような大きなかき揚げがのっています。脇には、ピンク色のダイコンの漬物が添えられています。かき揚げの具は、タマネギがメインで、青ネギ、ニンジン、干しエビ、ゲソがちょっと入っている感じです。丼全体の量は少なめですが、具沢山なのが印象良かったです。月夜のばかしそばの具は、油揚げ、干しエビ入りの天かす、とろろ、うずらの玉子(生)、ホウレンソウ、柚子皮です。ネーミングがなかなか面白いですが、月(=黄身)の下で、キツネ(=油揚げ)とタヌキ(=天かす)がばかしあいという事でしょう。通常のかけそば(290円)に+190円して色んな具をのせたバージョンという感じです。色んな具があって、賑やかな感じが良かったです。汁は、あっさりした薄味でした。汁の温度が少しぬるいのが気になりました。セットと単品を食べてみてのトータルの印象としては、価格は安いですが、量も質も味も標準的という感じだったので、コスパの良さまでは感じられず、満足度は普通でした。小諸そばは、丼とそばのセットが充実しているので、セットでしっかり食べたい時にオススメだと思います。
嵯峨谷VS小諸そばの対決結果は、嵯峨谷の勝ちとさせて頂きます。両店とも、価格が安くてリーズナブルなお店でしたが、嵯峨谷の方がそばの質の良さが感じられて、コスパ感が少し上回ってました。
|
【お店】 牛角 【食事】 牛バラトロカルビランチ (1045円) 【会計】 1045円 (超過分45円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1340円) 12月後半の企画は、《焼肉対決(2店)》です。今年最後の対決になります。先手は、「牛角」(ぎゅうかく)です。主に600円台から焼肉が食べられるお手頃価格のお店で、全国にチェーン展開しています。焼肉店としては、国内トップクラスの店舗数だそうです。メニューは、カルビ、ハラミ、タン、熟成赤身、麺類、ビビンバなどです。全店ではないですが、ランチ営業している店舗もあるので、焼肉ランチに行ってみました。
注文したのは、「牛バラトロカルビランチ」です。肉100gが649円で、肉200gが1045円になります。今回は肉200gにしました。肉の他に、ライス(大盛り無料)、ミニチョレギ、カクテキ、スープが付属しています。肉は、ガスの火の上の網で焼くスタイルです。薄切りの肉を、自分のペースで焼きながら食べられます。脂が落ちると思いのほか炎が大きくなるので、ちょっと怖かったです。卓上には、甘辛い焼肉のタレ、爽やかなレモンダレ、スパイシーなつけ塩ダレがあるので、色々な味で飽きずに焼肉を食べられました。ミニチョレギは、海苔とドレッシングがかかったレタスのサラダです。カクテキは、辛さ控えめなダイコンのキムチです。スープは、ネギとゴマが入ったワカメスープです。どれも定番の一品ですが、肉の合間に、軽く箸休め的に食べられて良かったと思います。このランチは、ご飯大盛りと充分な量の肉でボリュームがしっかりあり、タレやサイドメニューも充実していたので、満足です。約1000円でこれだけちゃんとした焼肉セットが食べられるのは、コスパが良いと思います。
牛角は、安く焼肉を食べたい時にオススメです。低価格なので、気軽に楽しめます。3000〜4000円台で焼肉食べ放題のコース(90分)もあります。
|
【お店】 安楽亭 【食事】 特盛り牛・牛カルビ200ランチ (1320円) 【会計】 1320円 (超過分320円を繰り越し額で相殺。余った予算→20円) 12月後半の企画《焼肉対決(2店)》の後手は、「安楽亭」(あんらくてい)です。今年最後の店になります。埼玉で創業し、40年以上営業している老舗焼肉店で、東京・埼玉・千葉など関東にチェーン展開しています。メニューは、カルビ、ロース、タン、ハラミ、ホルモン、ビビンバ、冷麺などです。価格は、主に600円台からあり、安めな感じです。ランチメニューも色々あるので、今回も牛角と同じく、焼肉ランチにしてみました。
注文したのは、「特盛り牛・牛カルビ200ランチ」です。2種類の牛カルビ(計200g)に、ライス(大盛り無料)、ミニサラダ、キムチ、スープ、デザート、ソフトドリンクが付属しています。肉は、ファミリーカルビ(100g)が幅が広い薄切りで、中落ちカルビ(100g)は幅が狭い厚切りです。肉皿の中心には、タマネギ3切れも添えられています。ガスの火の上の網で焼いて食べますが、切り方が違うおかげで、違う食感が楽しめるのが良かったです。卓上には、甘口ダレと辛口ダレの2種類があり、レモン汁、ニンニク、コチュジャン、ヤンニム(唐辛子オイル)も薬味として常備されています。自分で好みの味のタレを作りながら、焼肉を美味しく食べられました。ミニサラダは、レタスがメインで、コーン、タマネギ、キュウリ、エビ1尾が入ってます。しっかりした内容で好印象でした。キムチは、ハクサイで、辛さがちょうどよかったです。スープは、ネギとゴマが入ったワカメスープです。あっさり味で、量もしっかりありました。デザートは、パイン2切れがのった杏仁豆腐です。控えめな優しい甘さでした。ソフトドリンクは、コーヒー、ウーロン茶、オレンジジュースなどから好みのものを選べます。今回は、リンゴスカッシュにしました。リンゴの炭酸ジュースで、レモンの輪切りも入ってます。爽やかな味なので、食後にぴったりでした。このランチセットは、内容が盛り沢山で、味も量もコスパも良かったので、大満足です。安楽亭は、お得なランチセット(肉100g748円など)がある昼も良いですが、大皿や食べ放題(90分2728円など)がある夜もオススメだと思います。
牛角VS安楽亭の焼肉対決は、僅差で安楽亭の勝ちとさせて頂きます。どちらも牛肉200gのランチセットで、275円の価格差がありますが、安楽亭の方が、細かい所に工夫があって、質と量の良さが感じられ、価格差以上の満足感がありました。両店とも、安く焼肉が食べられて、コスパが素晴らしかったです。
|
【1店当たりの平均額】 999. 6円 (全50店)
今年から年50店をルールにしたので、ほぼ週1ペースでの紹介になりました。無事に計50店を完走し、平均額は999.6円です。サイト開設してから合計で150店訪問したことになります。今年は2店対決が多かったので、色々なジャンルの料理を紹介できたと思います。10月に消費税が10%に上がったのがこのサイト的には若干痛いですが、めげずに来年も色んな店に行ってみたいです。今年やった対決企画を振り返ってみると、
最後に、3つの賞を発表したいと思います。「最優秀賞」(満足度で一番)、「大食い賞」(量で一番)、「コスパ賞」(安さで一番)です。
【2019年 最優秀賞】 山本のハンバーグ
「ねぎ塩レモンハンバーグ」を食べたお店です。今年のベストは、山本のハンバーグと安楽亭のどちらかで迷ったのですが、野菜のインパクトで山本の優勝となりました。ハンバーグを食べに行ったつもりが、それ以上に野菜をたっぷり食べられたのが、良い意味で不意打ちでした。こういうサプライズは大歓迎です。細部までこだわりが感じられ、ご飯お代わり無料で満腹にもなれたので、文句無しでした。次点の安楽亭も、焼肉やサイドメニューが充実したセットで、とても良かったです。
【2019年 大食い賞】 しゃぶ葉
「三元豚セット」を食べたお店です。ランチのしゃぶしゃぶですが、肉以外の野菜やサイドメニューなど色々なものが食べ放題で、1回ではとても全種類食べれないというぐらい充実してました。よくこれで採算がとれるなと心配になるレベルです。1000円ちょっとでこれだけ食べまくれる店は、そう無いと思います。満腹を超えて、今年一番腹が痛くなりました。次点として、しゃぶ菜のランチや、博多満月のランチも、食べ放題の良さで強く印象に残りました。大食いの人にオススメです。
【2019年 コスパ賞】 コナ
「たっぷりシーフードのピッツァ」と「照り焼きチキンのピッツァ」を食べたお店です。コスパ賞は、コナとスイーツパラダイスのどちらかで迷ったのですが、コナの500円ランチのコスパの良さが光ってました。30cmのホールピザ(たくさん種類あり)+ジョッキのドリンク(色々あり)+サラダで、価格がたったの500円なのは驚きでした。満足度が高いので、たくさんの人にオススメしたくなります。次点のスイーツパラダイスは、単純にケーキが100円(税抜)というインパクト勝ちです。これ以上安くケーキを売ってる店はあるのでしょうか?
|