このページは、2017年に予算1000円で食レポしたお店の一覧です。毎月3回更新。対決形式で、総合的な満足度で勝敗が決まります。価格は、全て税込み表示です。
【お店】 やよい軒 【食事】 厚切りカルビミックス定食 (980円) 【会計】 980円 (お釣り20円含めた次回の予算→1020円) 新年1発目の企画は、《定食対決(2店)》+αです。先手は「やよい軒」(やよいけん)です。ご飯+味噌汁+おかずという定番型の定食を提供するチェーン店です。定食の白ご飯はお代わり自由になっています。
今回注文したのは、「厚切りカルビミックス定食」です。内容は、ご飯、味噌汁、サラダに加えて、メインの牛カルビ、エビフライ、チキン、付け合わせのモヤシ、インゲンです。なかなかの盛り沢山になっています。牛カルビはタレで漬け焼きされているので、柔らかくてそのままでも美味しいです。チキンも味が付いていて、そのままいけます。エビフライもタルタルソースが付いています。添え付けのタレは使わなかったので、モヤシにかけて食べたら良い塩梅でした。サラダや味噌汁は牛丼チェーンなどでよくある感じのやつです。お代わり自由のご飯が美味しくて、卓上の漬物も食べ放題なので、お腹いっぱい食べられました。全体的な感想としては、3種類のおかずが楽しめて、普通に美味しかったです。
やよい軒は、肉系のおかず以外にも焼き魚系もあり、ベーシックな定食を食べたい時にオススメなお店だと思います。
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【お店】 大戸屋 【食事】 四元豚のヒレかつ定食 (930円) 【会計】 930円 (お釣り70円と繰り越し含めた次回の予算→1090円) 1月の企画《定食対決(2店)》+αの後手は、「大戸屋」(おおとや)です。定番の構成でバランスが良い感じの定食を出しているチェーン店です。定食のご飯の無料お代わりはありませんが、ご飯大盛りは無料でできます。
今回注文したのは「四元豚のヒレかつ定食」です。内容は、ご飯、味噌汁、漬物、サラダ、そしてメインのヒレカツです。ちなみに、四元豚とは、四種類の豚を交配させて作った豚だそうです。ヒレカツは衣がサクサクで肉は柔らかく、揚げ物なのに油っぽくなくて美味しかったです。ご飯は大盛りにしてもらいましたが、お代わりの必要がないぐらいしっかり盛られていたので良かったです。漬物は塩分控えめな感じの薄味で、味噌汁にはワカメの他にオクラも入ってました。サラダ(キャベツの千切り、レタス、トマト)もさっぱり食べられました。味や量も良かったので、全体的に満足感がありました。また、大戸屋は、お店の雰囲気が上品で綺麗な感じで印象が良かったです。器もしっかりした見栄えで、プラスの印象になってました。
やよい軒VS大戸屋の対決結果は、大戸屋の勝ちとさせていただきます。大戸屋は店の雰囲気や料理の見た目まで気が利いていて、料理も普通感で終わらない一工夫が感じられました。やよい軒はご飯お代わり自由なので量に関しては有利ですが、大戸屋の大盛りご飯も量が多いので、そこの差に不満感はあまりありません。同じ位の価格帯で定食を食べるなら、大戸屋の方がオススメだと思います。
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【お店】 どうとんぼり神座 【食事】 チャーシューそぼろ丼セット (930円) 【会計】 930円 (お釣り70円と繰り越し含めた次回の予算→1160円) 今月の+αで紹介するのは、「どうとんぼり神座」(どうとんぼりかむくら)というラーメン・チェーン店です。店名の読み方が若干難しいですね。大阪発祥で、近畿から関東にかけて展開しています。秘伝のスープで作ったオリジナルの「おいしいラーメン」が売りになっています。
今回食べたのは、「チャーシューそぼろ丼セット」です。内容は、「おいしいラーメン」(680円)+「チャーシューそぼろ丼」(350円)で、単品ずつで頼むより100円お得になっています。ラーメンの方は、麺が中太のストレートで、やや量が少ないです。秘伝のオリジナルのスープは、透明であっさり味な風味になっています。具は、ハクサイと豚肉で、大きくて薄切りなチャーシューが2枚のっています。ラーメンの具にハクサイは珍しいですが、歯触りが良い感じでした。トータルの味の印象は、普通に美味しい感じです。卓上に無料の辛味が付いたニラがあり、それをスープに入れるとまた味に変化が出て良かったです。チャーシューそぼろ丼の方は、平たく盛ったご飯の上に、甘めのそぼろ、ネギ、温泉卵、海苔が盛られていて、まかない料理みたいな感じでした。ササッとかきこめて、味も普通に美味しかったです。ただ、これが牛丼チェーンの牛丼と同じ位の値段だと思うと、やや割高に感じます。今回はセットで安くなっているので、セット価格で食べるのがいいと思います。
どうとんぼり神座は、あっさり味のラーメンを食べたい時にオススメだと思います。オリジナルのスープや、具のハクサイなど、他のチェーンとは違う個性を出せていました。今回は食べてませんが、唐揚げもオススメのメニューだそうです。
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【お店】 CoCo壱番屋 【食事】 ビーフカツカレー (844円)、ご飯100g増量 (103円) 【会計】 947円 (お釣り53円と繰り越し含めた次回の予算→1213円) 今月の企画は、《カレー対決(2店)》+αです。1店目は「CoCo壱番屋」(ここいちばんや)です。通称ココイチでお馴染みのカレーのチェーン店です。ご飯の量、トッピング、カレーの辛さなどをカスタマイズできます。
今回食べたのは「ビーフカツカレー」です。ご飯の量は通常は300gですが、400g(+103円)に増量してもらいました。いわゆる大盛り状態です。カレーのルーは、具無しの汁だけ系で、通常の辛さでも後口にしっかり辛味が残ります。ご飯がたっぷりだったので、ボリューム感のあるカレーでした。メインの具であるビーフカツは、てっきりトンカツの牛版みたいなのを想像していましたが、現物はちょっと違います。コーンビーフを固めたハムみたいなカツです。カップヌードルの謎肉並みに名称不明感がありました。これをビーフカツと呼ぶのはやや違和感があるので、ビーフハムカツとかの名称の方がいいと思います。厚さは薄めです。これなら、普通のトンカツのカツカレー方が美味しいのではと感じました。このカレーの総合的な満足度は、普通に美味しかったという印象です。
ココイチは、色んな種類・具材のカレーがあるので、好みで量や辛さを調整して食べたい時にオススメのカレー店だと思います。
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【お店】 ゴーゴーカレー 【食事】 メジャーカレー (エコノミークラス1000円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1213円) 2月の企画《カレー対決(2店)》+αの2店目は、「ゴーゴーカレー」(Go! Go! Curry)です。なぜかゴリラが看板マークになっていて、石川の金沢カレーを食べられるお店です。金沢カレーの特徴は、銀の皿、ご飯が隠れるぐらいのルー、付け合わせのキャベツ、ソースがかかったカツなどだそうです。このお店では、量の呼び方が、ヘルシークラス(小盛)、エコノミークラス(並盛)、ビジネスクラス(大盛)、ファーストクラス(最大盛)になっています。
今回注文したのは、「メジャーカレー」(エコノミークラス)です。トッピングの盛りっぷりがメジャーリーグ級になってます。カレーライスとキャベツの上に、ロースカツ、チキンカツ、ウィンナー、エビフライ、茹で玉子がのっています。かなり豪快な見た目です。このカレーを食べていて一つ気になったのが、ルーの量が少ない事です。具無しのルーがご飯の表面に薄くかけられているだけで、トッピングの具材を受け止めきれてない感じでした。具とカレーの絡みがあまり無くて、少しバラバラな印象になってました。もっとルーの量が多くて、具と絡める事ができたら、もっと美味しかったと思います。総合的な満足度は普通でした。B級感溢れる盛りつけの面白さや、揚げ物2枚+カレーというお腹いっぱいになる量の多さは良いのですが、もっとトータルな味の完成度があると良かったです。
CoCo壱番屋VSゴーゴーカレーの対決結果は、CoCo壱番屋の勝ちとさせていただきます。量という点ではゴーゴーカレーに分がありますが、味という点ではCoCo壱番屋の方が良いです。
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【お店】 びっくりドンキー 【食事】 レギュラーバーグディッシュ (1202円) 【会計】 1202円 (超過分202円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1011円) 今月の+αで紹介するのは、「びっくりドンキー」です。ハンバーグ・レストランのチェーン店です。店名がユニークですね。ハンバーグの量は、大別すると150gと300gになっていて、価格は、150gだと約800〜1000円ぐらいですが、300gだと1000円越えになってきます。1月からの繰り越し金が貯まっていたので、ここで使いたいと思います。
注文したのは、このお店の基本メニューである「レギュラーバーグディッシュ」(300g)です。大きな木皿の上に平べったくて大きいハンバーグという見た目は、なかなかインパクトあります。ハンバーグの他に、ライスとサラダものっていて、ユニークな盛りつけです。ハンバーグは、和風のあっさりしたソースがかかっていて、柔らかさや香ばしさもちょうどよくて美味しかったです。ライスもしっかり量があるので、ボリューム感がありました。サラダは、ダイコンとニンジンの細切りの上に、ドレッシングとプチトマトがのっています。パリパリした歯ごたえでさっぱり食べられました。一皿でも食べごたえがあり、満足感があって良かったです。
びっくりドンキーは、大きなハンバーグがインパクトがあるので、たっぷりハンバーグを食べたい時にオススメのお店だと思います。子供に受けそうなので、家族でご馳走を食べたい時なんかに向いてそうな感じがしました。内装もなかなか凝った感じで、非日常的な空間作りになっているのが印象的でした。
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【お店】 サイゼリヤ 【食事】 きのこのミートソーススパゲッティ (500円)、ほうれん草のスパゲッティ (500円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1011円) 今月の企画は、《500円ランチ対決(2店)》+αです。ワンコインでランチを食べられるお店を紹介します。先手は「サイゼリヤ」(Saizeriya)です。イタリアンのレストランではおそらく最安値を誇るチェーン店です。ランチタイム(店舗によって異なるが、平日の11時〜15時位)には、肉料理3種・パスタ3種・ドリア3種が、サラダとスープが付いて、500円になっています。予算1000円なので、2回に分けて紹介します。
1回目に食べたのは、「きのこのミートソーススパゲッティ」です。量は普通ぐらいで、パスタに挽肉・ニンジンのミートソースと具のキノコが絡み、上に粉チーズがかかっています。味はオードソックスで普通に美味しいです。サラダは、ざく切りレタスの上に、ドレッシングと、アイスクリームみたいにポテトがのっています。レタスの歯触りが良くて、好印象でした。スープはお代わり自由で、具無しの透明なコンソメスープです。牛丼屋のお茶みたいな感じで、あってもなくてもいい気がしました。このセットで税込み500円なら、なかなかお得な感じがします。コスパを評価して、満足とさせていただきます。2回目に食べたのは、「ほうれん草のスパゲッティ」です。和風の味付けで、具はホウレンソウとベーコン、上に海苔が散らしてあります。ホウレンソウの量がしっかりあって、あっさり味で食べやすかったです。これでサラダとスープ付きで500円なら満足感があります。
サイゼリヤは、ランチに限らず、パスタやピザやドリアなど、イタリアンのメニューがかなり安い価格で食べられるのでオススメです。イタリアンに限らず、他のジャンルのレストランでもそうそう真似できないレベルのコスパの良さを発揮しているので、この企業努力は素晴らしいと思います。
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【お店】 さくら水産 【食事】 A定食 (500円)、B定食 (500円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1011円) 3月の企画《500円ランチ対決(2店)》+αでサイゼリアと対決するのは、「さくら水産」(さくらすいさん)です。関東を中心に出店している海鮮居酒屋のチェーン店です。ランチタイム(平日の11時〜14時)は、日替わり定食を税込み500円で食べられます。A定食(魚系のおかず)とB定食(肉系のおかず)の2種類で、HPで毎週メニューが発表されています。なんと、ランチ定食では、ご飯・味噌汁・生卵・海苔・漬物が食べ放題です。どれも吉野家の朝定食に付いてそうな品々ですが、5品目も食べ放題だとお得感があります。大量購入やセルフサービスなどで経費を削減しているのでしょうが、500円で採算がとれるのかと本気で心配になります。AとBそれぞれの定食例を紹介します。
とある日の「A定食」は、マグロの白だしたたきでした。表面を炙ったマグロは、8切れあって、厚みがありました。白だしがかかっていて、醤油無しでも食べられます。美味しい刺身とその他の食べ放題でお腹いっぱい食べられたので、満足感がありました。とある日の「B定食」は、カニクリームコロッケ、アジフライ、三角春巻き、付け合わせのキャベツでした。揚げ物3種はそれぞれ衣がサクサクで、がっつり食べられたので満足でした。スーパーの惣菜コーナーにもありそうな感じなので、さくら水産ならではという印象は無いですが、お昼に家庭的な定食を食べたい時には良いと思います。魚系のA定食より肉系のB定食の方がボリューム感がありますが、食べ放題でお腹いっぱいになれるので、さくら水産でランチを食べるなら、魚を楽しめるA定食の方がオススメです。
サイゼリヤVSさくら水産の500円ランチ対決の結果は、引き分けとさせていただきます。両店ともそれぞれの経営努力でコスパの良いランチを提供していて良かったです。パスタやドリアを気軽に食べたいならサイゼリヤ、定食で満腹になりたいならさくら水産という感じで、好み・食欲に応じて選択したらいいと思います。
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【お店】 広州市場 【食事】 黒豚雲呑麺 (918円) 【会計】 918円 (お釣り82円と繰り越し含めた次回の予算→1093円) 今月の+αで紹介するのは、「広州市場」(こうしゅういちば)です。五反田や新宿など、東京に5店舗出店していて、手作りのワンタン(雲呑)麺が売りになっています。意外とワンタン麺専門のお店は珍しい気がします。スープは、塩と醤油の2種類から選べます。
今回食べたのは、「黒豚雲呑麺」です。スープは醤油を選びましたが、透明であっさり味でした。麺は、細めのストレートです。具は、豚肉のワンタンが7個、味玉、ホウレンソウ、ネギ、メンマです。豚肉ワンタンはお肉がしっかり入っていて、皮もやわらかくて美味しかったです。卓上に何種類かの調味料があり、ワンタンをレンゲにとって、上に調味料をかけて食べる事もできます。ワンタンの味を変えて、単独で色々な味を楽しめるのが良かったです。飽きずに食べられるので、良い工夫だと思います。ワンタンが7個もあって食べごたえがあったので、満足感がありました。
広州市場では、肉ワンタン以外に、エビワンタンや鶏野菜ワンタンなどもあります。色々なワンタン麺を楽しみたい時にオススメのお店です。あっさり系ラーメンなので女性も食べやすいと思いますし、セットメニューも充実しているので、男性ががっつり食べたい時でも満足できると思います。
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【お店】 鳥貴族 【食事】 むね貴族焼き (302円)、つくねたれ (302円)、とり釜飯 (302円) 【会計】 906円 (お釣り94円と繰り越し含めた次回の予算→1187円) 今月の企画は、《焼き鳥対決(2店)》+αです。先手は、「鳥貴族」(とりきぞく)です。通称トリキで、関ジャニ∞の大倉忠義の父親が社長であることでも有名です。全品280円(税抜)という価格設定で、焼き鳥は基本的に2本セットです。お通し代や席料も無くて、明朗会計になっています。予算1000円なので、3品食べました。(追記:2017年10月から、全品298円に変更になりました)
1品目は「むね貴族焼き」(塩)です。ムネ肉とネギが交互になっている定番の形です。ムネ肉は厚みと弾力があって、塩加減も良かったです。2品目の「つくねたれ」は、やや小ぶりな印象でしたが、丸いつくね3個が香ばしく焼かれています。表面はカリッとして、中が柔らかくて美味しかったです。3品目は「とり釜飯」です。卓上で火をつけて約30分後に炊きあがるというスタイルなので、やや時間がかかります。具は、鶏肉、ニンジン、ゴボウ、かまぼこです。量は、お茶碗2杯分ぐらいです。お焦げも香ばしくて風味があったので美味しかったと思います。3品トータルでの印象は、どれも標準的に美味しかったです。ただ、ボリューム感がやや不足していて、満腹までは至れませんでした。280円という価格設定は良いと思いますが、コスパの良さまでは感じられなかったので、満足度は普通とさせていただきます。
鳥貴族は、分かりやすい価格設定なので、気軽にお酒を飲みながら焼き鳥をつまみにして食べるのにはぴったりだと思います。このサイトではお酒を飲まないので、純粋に食事として評価しますが、その観点からすると、やや量が物足りないかもしれません。
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【お店】 やきとりセンター 【食事】 ももねぎ間串 (302円)、塩つくね串 (302円)、鶏雑炊 (302円) 【会計】 907円 (お釣り93円と繰り越し含めた次回の予算→1280円) 今月の企画《焼き鳥対決(2店)》+αの後手は、「やきとりセンター」です。通称とりセンです。居酒屋チェーンを経営するコロワイドが運営していて、東京を中心に関東に出店しています。鳥貴族と同じく、席料・お通し代は無しで、焼き鳥2本で280円(税抜)という価格です。ただ、全品280円という訳ではなく、焼き鳥以外のメニューは、180〜580円ぐらいで幅があります。今回も鳥貴族と同じく、3品食べてみました。
1品目は「ももねぎ間串」(タレ)です。鶏肉+ネギの定番型で、モモ肉が柔らかくて食べやすかったです。2品目は「塩つくね串」です。俵型の塊になっていて、鶏肉の粗挽き感がありました。普通のつくねよりも肉の食感が感じられて美味しかったです。3品目は「鶏雑炊」です。具は、シンプルに鶏肉と卵とネギになっています。スープとご飯の量がちょうどよくて、優しい味でした。満足度としては、どれも普通に美味しかったので良かったです。鳥貴族と同様、食事としてはややボリューム不足感はあります。
鳥貴族VSやきとりセンターの対決結果は、僅差で鳥貴族の勝ちとさせていただきます。味に関しては引き分けですが、焼き鳥とつくねの大きさの点で、鳥貴族の方が若干上回ってました。鳥貴族はHPでジャンボ焼き鳥と謳っていて、確かに大きさの差が感じられました。価格帯が同じなので、この少しのボリュームの差は、地味に商売の差へと影響が出ると思います。とりセンは何かもう一工夫凝らさないと、トリキに追いつけないかもしれません。あと、消費税の計算手順の違いでしょうが、とりセンの方が合計額が1円多くなったのも微妙に気になりました。
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【お店】 いきなり!ステーキ 【食事】 ワイルドステーキ (1188円) 【会計】 1188円 (超過分188円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1092円) 今月の+αで紹介するのは、「いきなり!ステーキ」です。最近急速に展開している人気ステーキ・チェーンです。立ち食いやカウンター席のスタイルで回転率を上げることによって、良い材料を使って原価率が上がっても利益が出るようにしてあるそうです。価格帯は1000円を優に越えるお店ですが、ランチタイム(平日の11時〜15時)は1100円で食べられるメニューがあるので、今回行ってみました。
注文したは、ランチタイムメニューの「ワイルドステーキ」(200g)です。セットでライス、サラダ、スープが付いています。ステーキは表面を焼いた状態で供され、自分の好みの焼き加減になったら、卓上のステーキソースをかけて食べます。ソースをかけた瞬間に鉄板から湯気が立ち昇るので、テンションが上がります。200gでもボリューム感があり、肉をがっつり食べてる感があって美味しかったです。肉の横にはコーンが添えられていて、肉汁とステーキソースをからめて食べると良い感じでした。スープは、透明なコンソメです。具は、小さく刻まれた肉、タマネギ、ニンジン、セロリで、ちゃんと味わえるスープでした。サラダは、レタス、ニンジン、タマネギで、量はちょっと少ないですが、卓上のオリジナルドレッシングで美味しく食べられました。しっかりしたステーキで、このセットメニューで、価格1100円はかなりコスパの良さが感じられます。味・量・コスパの三拍子が揃っていたので、久しぶりに評価は大満足です。
ランチタイムメニューでは、ステーキの他に、300gのハンバーグ(1100円)もあります。お昼に肉をがっつり食べたい時にぴったりのお店なので、オススメです。また、食べた肉の量だけポイントが貯まる肉マイレージカードというのも発行していて、ランクアップするとドリンク1杯無料などの特典が付きます。
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【お店】 和幸 【食事】 和幸御飯 (843円) 【会計】 843円 (お釣り157円と繰り越し含めた次回の予算→1249円) 今月の企画は、《トンカツ対決(2店)》+αです。先手は「和幸」(わこう)です。トンカツ定食のチェーン店で、メニューの価格帯は1000円越えです。このサイト的には予算オーバーなお店ですが、ランチタイム(11時〜17時)は1000円前後のメニューがあるので、今回行ってみました。
注文したのは、「和幸御飯」です。内容は、ロースカツ1枚、キャベツ、ご飯、味噌汁、漬物です。ご飯・味噌汁・キャベツはお代わり自由になっています。ランチタイムの最安値メニューですが、この内容で税込み843円はかなりお得な感じがします。ロースカツは衣がサクサクで、お肉が肉厚で柔らかかったので、美味しかったです。付け合わせのキャベツは、卓上に柚子ドレッシングがあり、それをかけて食べると味の調和がぴったりでモリモリ食べられました。結構山盛りのキャベツですが、お代わり余裕でした。味噌汁は、具に小さいシジミが入っていて良かったです。漬物は、歯ごたえがある野菜で好印象でした。どれもきちんとこだわりが感じられる品々で、お代わり自由効果で満腹感もあったので、とても満足度が高い定食でした。
和幸は、美味しいトンカツを食べたい時にオススメなお店です。特に今回食べたランチタイムの和幸御飯は、安くてお腹いっぱい食べられるので、コスパの良さが素晴らしいです。女性でもがっつり食べたい男性でも満足できると思います。
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【お店】 松乃家 【食事】 ロースかつ定食 (並500円)、ロースかつ丼 (490円) 【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1259円) 今月の企画《トンカツ対決(2店)》+αの後手は、「松乃家」(まつのや)です。店舗によっては、「松のや」(まつのや)や「チキン亭」(ちきんてい)という名前でもやっています。牛丼チェーンの松屋が運営していて、トンカツ(定食・丼・カレー)の専門店です。24時間営業でありながら500〜800円位の非常に安い価格帯になっています。前回の和幸と比べたら、半額レベルです。
まず注文したのは、「ロースかつ定食」(並)です。ロースカツ、キャベツ、ご飯、味噌汁という内容です。ロースカツは、しっかり大きさと厚さがあり、卓上にソースも2種類あって、美味しく食べられました。山盛りのキャベツは、卓上にゆずドレッシングとニンジンドレッシングの2種類があり、これも軽くいけました。味噌汁は、松屋によくあるいつもの味噌汁です。思った以上にしっかりした内容の定食で、これで500円は結構驚きです。ガッカリさせないクオリティを保ちながら、24時間いつでも500円で食べられるというコスパは素晴らしいと思います。ちゃんと満足感がありました。もう一つ注文したのは、「ロースかつ丼」です。味噌汁付きです。ロースカツを卵とタマネギでとじたベーシックなカツ丼で、上に海苔が散らしてあります。そこそこボリュームもあって、普通に美味しく食べられました。コスパのインパクトでいうと、定食の方が印象良いです。
和幸VS松乃家の対決結果は、引き分けとさせていただきます。味に関して言うと、ロースカツと味噌汁のクオリティ、キャベツのドレッシングの味は、和幸の方が少し上回っていましたし、食べ放題もプラスの評価です。ただ、松乃家はそれらの点を補えるほどの価格の安さ(24時間いつでも)が、コスパの良さを強く感じさせてくれました。1000円でカツ定食とカツ丼の2品を食べられます。この安さでいけば、トンカツ界のサイゼリヤになれると思います。価格の安さで選ぶなら、松乃家は一押しです。
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【お店】 らあめん花月嵐 【食事】 嵐げんこつらあめん (680円)、ニンニク豚めし (290円) 【会計】 970円 (お釣り30円と繰り越し含めた次回の予算→1289円) 今月の+αで紹介するのは、「らあめん花月嵐」(らあめんかげつあらし)です。東京の杉並発祥のラーメン・チェーン店です。げんこつから作った豚骨醤油系スープのラーメンがメイン商品になっています。期間限定ラーメンや企画ものもやっていて、B級感があるお店です。
今回注文したのは、「嵐げんこつらあめん」です。麺は、やや細めのストレートです。スープは、豚骨醤油に背脂がしっかり浮いていて、こってり感強めです。具は、チャーシュー、茹で玉子半分、海苔、ネギ、メンマになっています。卓上には無料の激辛壺ニラがあり、本当に辛いので、少量入れて食べると良いです。全体的にソツなくまとまっていて、安定したこってり系ラーメンという感じで、普通に美味しかったです。量が少なめな感じがしたのが、一つ気になりました。サイドメニューの「ニンニク豚めし」も食べてみました。お茶碗のご飯の上に、刻んだチャーシュー、ニンニク、ネギがトッピングされています。まかない料理みたいなシンプルな一品です。香りが強くて味付け濃いめで、味はなかなか美味しいです。ただ、量がお茶碗一杯だけなので、物足りなさを感じました。これで290円はやや割高でしょう。総合すると、評価は普通です。
らあめん花月嵐は、豚骨醤油の背脂こってりラーメンを食べたい時にはオススメだと思います。ただ、少し量が少ない印象があるので、大食いの人やがっつり食べたい人には、やや物足りないかもしれません。
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【お店】 餃子の王将 【食事】 極王炒飯 (680円)、餃子 (259円) 【会計】 939円 (お釣り61円と繰り越し含めた次回の予算→1350円) 今月の企画は、《餃子対決(2店)》+αです。最初に紹介するのは、餃子チェーンの代名詞的存在である「餃子の王将」(ぎょうざのおうしょう)です。餃子の他、炒飯、麺類などの中華料理が400〜600円台の低価格で食べられます。
今回注文したのは、「極王炒飯」(卵スープ付き)です。炒飯メニューのプレミアム版的位置づけで、一番お高い炒飯になっています。ご飯は、卵で一粒一粒覆われていて黄色です。具は、豚肉、エビ、アスパラです。3種類の具はそれぞれ歯触りが違うので、良いアクセントになっていました。味付けも、濃すぎる事無く、ちょうどいい感じです。もう少し量があったら良かったですが、普通に美味しかったです。看板メニューである「餃子」は、一皿6個です。一口で食べるのにちょうどいい大きさで、具がしっかり入っていて、焼き目もカリッとしてました。これも普通に美味しかったです。
餃子の王将は、価格が安くて、味も安定感があって美味しいです。ランチでも夜でも、中華料理を食べたい時に安心してオススメできるお店だと思います。
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【お店】 大阪王将 【食事】 五目炒飯 (480円+大盛り210円)、元祖焼餃子 (260円) 【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1400円) 今月の企画《餃子対決(2店)》+αで餃子の王将と対決するのは、「大阪王将」(おおさかおうしょう)です。同じ王将という名前なので若干紛らわしいですが、別のお店です。こちらも餃子や中華料理を低価格帯で食べられるチェーン店です。
注文したのは基本メニューの「五目炒飯」(卵スープ付き)です。通常が480円で、210円追加すると大盛りにできます。今回は大盛りで食べました。具は、豚肉、卵、ニンジン、ネギです。五目という名前なので具が5種類あるのかと思いましたが、4種類でした。それとも何か一つ見落としたのでしょうか?大盛りにしてもらったので量がしっかりあり、味もベーシックな感じで、普通に美味しかったです。基本メニューの「元祖焼餃子」(一皿6個)も食べました。焼き目はパリッとして、一口で美味しく食べられました。ニンニクが効いて普通に美味しかったです。
餃子の王将VS大阪王将の対決結果は、引き分けとさせていただきます。看板メニューである餃子に関しては、餃子の王将の方が少し具が多いように感じられましたが、満足度は僅差です。炒飯は、高い炒飯(通常量)と安い炒飯(大盛り)の比較になりましたが、満足度でいうと、同じ位でした。味を求めるなら高い炒飯、量を求めるなら安い炒飯の大盛りという感じで、使い分けたらいいと思います。両店ともに、美味しい中華料理を安く食べられるのでオススメです。
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【お店】 もと村 【食事】 牛ロースかつ麦めしセット (1300円) 【会計】 1300円 (超過分300円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1100円) 今月の+αで紹介するのは、「もと村」(もとむら)です。牛カツで有名なお店で、東京を中心にチェーン展開しています。行列もできる人気店です。メニューは、牛カツ定食に絞られていてかなりシンプルです。
今回食べたのは、基本メニューである「牛ロースかつ麦めしセット」です。構成は、牛カツと添え付けのサラダ、麦ご飯、味噌汁、漬物です。麦ご飯は一杯だけお代わり無料です。味噌汁の具はワカメで、漬物は細かく刻んだ野菜です。サラダは、キャベツの千切りとポテトサラダです。ベーシックな定食内容と言えます。特筆すべきは、やはりメインである牛カツです。重量は130g、厚みは約1.5cm、幅は約1cmで14切れほどありました。表面はカリッとした極薄の衣が付いていて、中身はレアです。卓上に固形燃料で火をつけた石板があり、それで自分の好みの焼き加減に炙って食べます。牛カツでありながら、準焼き肉みたいな感じで、面白いスタイルだと思います。タレは、醤油ソースと山ワサビソースが備えられていて、ワサビや岩塩もあるので、自分の好きな味で色々と食べる事ができます。炙った牛カツはかなり柔らかく、ワサビ醤油や他のソースもよく合います。先月紹介したトンカツとは次元が違う美味しさがあったので、大満足でした。ワイルドなステーキも良いですが、こういう上品な印象の牛カツも良いですね。
もと村は、牛カツを食べたい時に間違いなくオススメなお店です。メニュー構成・予算が分かりやすくて明朗会計なので、プチ贅沢な食事をしたい時にはうってつけではないでしょうか。
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【お店】 リンガーハット 【食事】 野菜たっぷりちゃんぽん (770円)、梅しらすごはん (170円) 【会計】 940円 (お釣り60円と繰り越し含めた次回の予算→1160円) 今月の企画は、《ちゃんぽん対決(2店)》+αです。先手は「リンガーハット」(Ringer Hut)です。長崎ちゃんぽんと長崎皿うどん(揚げた麺に餡かけ)で有名なチェーン店で、プロ転向した体操選手の内村航平(長崎出身)のスポンサーでもあります。
今回食べたのは、目玉メニューである「野菜たっぷりちゃんぽん」です。通常のちゃんぽんより、キャベツ、モヤシ、タマネギが増量になっているそうです。実物を出されてみると、ものすごくボリューム感があり、大食い向けな感じでした。女の人や高齢者は食べきれるのか怪しいので、量を減らしたミドルサイズの方がいいでしょう。印象としては、去年の8月に食べた日高屋の野菜たっぷりタンメンに似ていて、野菜がシャキシャキでした。その他の具は、豚肉、エビ、かまぼこ、さつま揚げ、ニンジン、ネギ、キクラゲなどです。麺やスープは標準的なちゃんぽんで、具沢山でお腹いっぱい食べられたので、満足感がありました。ただ、そこまで野菜を求めてなければ、通常ちゃんぽん(620円)にして、麺増量(無料)してもらった方が、コスパが良さそうな感じもします(野菜たっぷりちゃんぽんは麺増量不可)。サイドメニューの「梅しらすごはん」も食べてみました。お茶碗のご飯に、刻んだ梅、シラス、ゴマが振りかけてあります。味は特に特徴も無く普通で、リンガーハットに存在する必然性をいまいち感じない一品でした。これも長崎名物なのでしょうか?
リンガーハットは、ちゃんぽんと皿うどんを食べたい時にオススメで、野菜もしっかり摂れます。ちゃんぽんは麺ジャンルの中ではお店の数も少なくてややマイナーな位置に甘んじてますが、具がたっぷりでとても美味しいので、もっと色々なお店が増えたらいいなと思います。
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【お店】 長崎飯店 【食事】 ちゃんぽんランチセット (880円) 【会計】 880円 (お釣り120円と繰り越し含めた次回の予算→1280円) 今月の企画《ちゃんぽん対決(2店)》+αでリンガーハットと対決するのは、「長崎飯店」(ながさきはんてん)です。東京の渋谷・虎ノ門・高田馬場に出店しているお店で、長崎ちゃんぽんと長崎皿うどんが売りになっています。
今回食べたのは、「ちゃんぽん」のランチセットです。ちゃんぽんも皿うどんも通常価格は930円ですが、ランチタイムは50円引きの880円になっていて、ミニサイズのライスが付いています。卓上にはキュウリの漬物もあるので、それでご飯を食べられます。ちゃんぽんは、麺やスープはオードソックスです。具は、キャベツ、モヤシ、キクラゲ、かまぼこ、さつま揚げの他、アサリやタコも入っていて、リンガーハットとはまた違った風味がありました。野菜はしっかり煮られている感じで、柔らかくなって全体がまとまっていて良かったです。なかなかボリューム感があり、味も美味しかったですが、リンガーハットと比較するとお値段がやや割高に感じるので、満足度は普通です。
リンガーハットVS長崎飯店のちゃんぽん対決の結果は、リンガーハットの勝ちとさせていただきます。具の多さと価格の安さで、リンガーハットの方が優れていました。味は、どちらも美味しかったです。野菜に関しては、リンガーハットがシャキシャキ感重視、長崎飯店は煮込み感重視で、これは好みだと思います。個人的には煮込んでいる方が好きです。
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【お店】 万世麺店 【食事】 ボリューム排骨拉麺 (950円) 【会計】 950円 (お釣り50円と繰り越し含めた次回の予算→1330円) 今月の+αとして紹介するのは、「万世麺店」(まんせいめんてん)です。ハンバーグやステーキなどの肉料理レストランや肉屋を運営している「肉の万世」(にくのまんせい)のグループ店です。肉の万世はお高いので、このサイトでは行けませんが、麺店の方はお安いので、行ってみる事にしました。東京の、新宿、有楽町、日比谷、霞ヶ関にあります。麺店のメニューは、排骨拉麺(パーコ・ラーメン)がメインになっています。排骨(パーコ)は、平たい豚肉の唐揚げみたいなもので、簡単に言うと、中華風トンカツです。
今回食べたのは「ボリューム排骨拉麺」です。通常版(850円)より増量になっています。スープは、透明であっさりした醤油系です。麺は、縮れがほとんど無い太めの麺で、今月食べたちゃんぽんの麺に似ている感じです。具は、モヤシ、メンマ、ネギ、コマツナと、メインの排骨です。排骨は肉に弾力があって噛み応えがあります。衣と脂もスープに一味加わってプラスの印象になっています。ボリュームという名前に違わずかなりのボリューム感があり、お腹いっぱいになりました。ラーメンそのものは無難なあっさり味で、普通に美味しかったです。
万世麺店は、あっさり味のラーメンが好きな人にオススメです。単にあっさりじゃなくて、排骨が良いアクセントになっていて、食べ応えもしっかりあります。排骨ラーメンを食べられるお店自体、他にそんなにある訳でもないので、行ってみる価値はあると思います。排骨はそのままで、野菜増し版やつけ麺版などのバリエーションもあります。
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【お店】 富士そば 【食事】 特もりそば (500円)、かつ丼 (490円) 【会計】 990円 (お釣り10円含めた次回の予算→1340円) 今月の企画は、《そば対決(2店)》+αです。先手は、「富士そば」(ふじそば)です。東京を中心に関東にチェーン展開していて、駅近の好立地出店にも関わらず、300円台からの低価格でそばが食べられます。そばメニューは、うどんにも変更可能です。
今回食べたのは、「特もりそば」です。通常もりそば(300円)の2倍となる大盛り版です。そばつゆと薬味のネギとワサビが付いた、典型的ななざるそばです。そばは、適温に冷やされ、コシもあり、スルスルッと食べられました。オードソックスな味で、普通に美味しかったです。大盛りでしたが、個人的には、もう少し量があるといいなと思いました。もう一つ食べたのは、「かつ丼」です。カツ丼も自信のメニューだそうで、味噌汁付きです。トンカツと卵とタマネギで作ったベーシックなカツ丼で、ご飯がやや少なめでした。トンカツもやや小さいですが、厚みがあって柔らかかったです。タマネギは浅く煮てあるので、歯ごたえがあります。そばと同様、カツ丼もオードソックスな味で普通に美味しかったです。若干量が少なくてやや小ぶりな印象だったので、同じ490円なら、今年の5月に紹介した松乃家のカツ丼の方がいいと思います。味噌汁は、ワカメとネギ(そばの薬味と同じ)が具でした。
富士そばは、駅近で調理も早くて、そば界のマクドナルドという感じです。手軽に安くそばを食べられるので、良いお店だと思います。店内は歌謡曲や演歌的なBGMが流れて落ち着いた雰囲気ですが、若い人でも気軽に食べられる立派なファーストフード店です。
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【お店】 ゆで太郎 【食事】 特もりそば (600円)、カレーライス (450円) 【会計】 1050円 (超過分50円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1290円) 今月の企画《そば対決(2店)》+αで富士そばと対決するのは、「ゆで太郎」(ゆでたろう)です。東京を中心に主に関東にチェーン展開しています。そばは、挽きたて・打ちたて・茹でたてが売りだそうです。運営は、信越食品(創業会社)とゆで太郎システム(FC)の二系統があり、メニューや価格が若干違います。今回行った店舗は、後者の方でした。
注文したのは「特もりそば」です。通常もりそば(320円)の3倍となる大盛り版です。そばつゆとネギで食べる通常のざるそばで、特もりという名前どおりに確かに量が多かったです。小食の人だときつそうな感じでした。そばは、細めで少し柔らかい感じで、富士そばとはまた違った印象でしたが、こちらも美味しかったです。少し冷やし具合が甘い気もしましたが、たくさん食べられたので満足です。富士そばと同様にカツ丼も食べてみようと思いましたが、価格が650円でちょっと高かったので、「カレーライス」に変更しました。小そば付きになっています。カレーの具は、豚肉、タマネギ、ニンジンで、ほどよい辛さのマイルドな感じで、量も標準的にありました。普通に美味しかったです。付属の小そばは、お椀に熱いつゆと少量のそばが入っていて、具はネギとカイワレでした。小さい付属の一品ですが、そこそこ満足度があり、カレーとセットになる事でコスパの印象を上げてました。
富士そばVSゆで太郎の対決結果は、引き分けとさせていただきます。味はどちらも標準的に美味しかったです。富士そばは、量が若干少ない印象がありますが、価格は安いです。ゆで太郎は、価格が若干高いですが、量は多い印象です。価格優先か量優先かで使い分けたらいいと思います。
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【お店】 あおな 【食事】 あ(オーシャンビーフNZ産) (1242円) 【会計】 1242円 (超過分242円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1048円) 今月の+αとして紹介するのは、「あおな」です。今年の6月に紹介したもと村と同じく、牛カツ定食のお店になっています。御徒町・渋谷・高田馬場など、東京に数店舗チェーン展開しています。もと村とどう違うか、比較しながら食べてみたいと思います。
今回注文したのは、「あ」(オーシャンビーフNZ産)です。店名にちなんで、「あ」「お」「な」という定食名になっていて、松竹梅みたいに値段が違います。「あ」は梅にあたる一番安い定食です。定食の構成は、牛カツ、ご飯(十六穀米も選択可)、サラダ、スープです。牛カツは、薄切りで、もと村と同じく極薄のカリッとした衣で、中はレアでした。定食に付いている二種類のタレは上品であっさりめの味で、卓上にある醤油とワサビで作ったワサビ醤油で食べるのもオススメです。もと村と比べると、肉の量が少ないのが難点ですが、味は美味しかったです。スープは、細かい肉の切れ端、ワカメ、ネギ、ゴマが入っている透明なスープで、美味しく飲めました。個人的に一番印象に残ったのはサラダです。季節のサラダと銘打ってお店の売りにもなっているそうで、レンコンやスイスチャードなど色々な種類の野菜が盛られていて、強いこだわりが感じられました。もと村の味噌汁やサラダはありがちな内容でしたが、あおなのは印象がとても良かったです。肉の量以外は不満点が感じられず、どれも美味しく食べられたので、満足感がありました。
もと村は肉に集中する代わりにその他が印象薄い感じなっていますが、あおなは肉以外にもこだわりを見せて全体的にバランスが良い感じがします。もと村よりも、牛タン定食のねぎし(2016年11月紹介)に近い印象です。肉の量にこだわらずにバランス良く食べたい時にオススメのお店だと思います。
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【お店】 丸亀製麺 【食事】 釜揚げうどん (得盛490円)、カレーうどん (大盛510円) 【会計】 1000円 (お釣り0円と繰り越し含めた次回の予算→1048円) 今月の企画は、《うどん対決(2店)》+αです。1店目は、「丸亀製麺」(まるがめせいめん)です。全国にチェーン展開していて、讃岐釜揚げうどんが売りになっています。メニューは、釜揚げ・釜玉・かけ・ざるなどのシンプルなうどんばかりで、天ぷらやおむすびがサイドメニューになっています。価格帯は、300〜500円台で安いです。薬味のネギと天かすは食べ放題になっています。
今回食べたのは「釜揚げうどん」の得盛りです。大盛りの上位版は得盛りという言い方になっています。大きな桶の中にうどんがたくさん入っていて、なかなかの迫力でした。深さはそれほどでもないので、見た目よりは落ち着いた量でした。麺は、細すぎず太すぎずの中太で、コシもあって良かったです。麺とつゆだけだとその内飽きてしまいそうですが、無料のネギと天かすを活用すれば、飽きずに美味しく食べられます。シンプルな美味しさでたくさん食べられたので、満足です。熱々のメニューなので、熱いのが苦手は人は、冷やしのざるうどんがオススメだと思います。もう一つ食べたのは「カレーうどん」です。カレーは、辛さ控えめのマイルドな味でした。具として肉片が少し入っています。薬味のネギと天かすをこれにも活用してみようとしましたが、どちらもカレーとの相性があまり良くなく、味の印象アップとまではいきませんでした。満足度としては、普通なカレーうどんです。
丸亀製麺は、シンプルなうどんを安く食べたい時にオススメです。無料の薬味が、地味ながら満足度アップに貢献しています。うどん界のマクドナルドと言っていいでしょう。
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【お店】 はなまるうどん 【食事】 塩豚ねぎうどん (中550円)、コクうまサラダうどん (小430円) 【会計】 980円 (お釣り20円と繰り越し含めた次回の予算→1068円) 今月の企画《うどん対決(2店)》+αの2店目は、「はなまるうどん」です。讃岐うどんのチェーンとして全国に展開しています。丸亀製麺と同じく、300〜500円台の低価格帯で、天ぷらやおにぎりがサイドメニューになっています。サイズは、小(うどん一玉)、中(二玉)、大(三玉)の三段階になっていて、100円ずつ加算されていく感じです。
今回食べたのは「塩豚ねぎうどん」(中サイズ)です。かけうどんに、塩豚とネギがトッピングされています。うどんは、ちょうどいい太さでコシがありました。中サイズは二玉分だそうですが、普通の男性が食べるくらいの、一般的な並の量という印象です。そのままだと穏やかな味のメニューですが、薬味として付属している柚子胡椒を入れると、味にパンチが出てきました。具と薬味がぴったりで美味しかったので、満足です。もう一つ食べたのは「コクうまサラダうどん」(小サイズ)です。うどんの上に野菜がトッピングされて、ドレッシング(ゴマor生姜)をぶっかけて食べます。野菜が売りのメニューだと、キャベツとモヤシでかさ増ししているだけのパターンが見受けられますが、このうどんでは、どちらも不使用です。レタス、細切りのニンジン、揚げた細切りのカボチャ、オクラ、エノキ、チキンという感じでトッピングされて、具だけでなかなかのボリューム感です。小サイズのうどんとからめると、麺より具の方が多いという感じでした。ドレッシング(今回は生姜を選択)でさっぱりした美味しさになっていて、具もたっぷりなので、とても印象が良かったです。小サイズでも満足感がありました。野菜を使ったヘルシーなメニューを食べたい人にオススメだと思います。
丸亀製麺VSはなまるうどんの対決結果は、はなまるうどんの勝ちとさせていただきます。うどんそのものはどちらも美味しいと思いますが、丸亀製麺はメニューがシンプルすぎる感じがしました。はなまるうどんは、トッピングの工夫によって、シンプル以外にも色々なメニューを提案していて、味も良かったです。
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【お店】 蒙古タンメン中本 【食事】 五目蒙古タンメン (880円) 【会計】 880円 (お釣り120円と繰り越し含めた次回の予算→1188円) 今月の+αで紹介するのは、「蒙古タンメン中本」(もうこたんめんなかもと)です。辛い味噌タンメンが売りになっていて、東京を中心に一都三県にチェーン展開している人気店です。社長もなかなかユニークなキャラみたいで、B級グルメ感が漂ってます。メニューの辛さの度合いは、3から10まであります。
今回食べたのは「五目蒙古タンメン」です。野菜たっぷりの味噌タンメンの上に、辛子麻婆豆腐、豚肉、茹で玉子、ネギがトッピングされています。とても具沢山な感じで好印象でした。麺は、中太でうっすらウェーブがかかっていて、コシがありました。味噌スープは、そんなに辛い印象はなかったですが、辛子麻婆豆腐が辛く、更に、辛味が付いた豚肉もなかり辛く、混ざっていくと、もの凄く辛いスープになりました。辛さの度合いは6で、お店のHPではやや辛めという表現になっていますが、自分的には悶絶レベルです。汗やら鼻水やら涙が出てきて、完食が危ぶまれました。スープが気道に入ってむせると、地獄の苦しみとなります。色々な具がてんこもりで、味も美味しかったので、満足感の高い一杯でした(辛いのはしんどかったですが)。個人的には、このメニューを辛味が無い状態で食べてみたかったです。
蒙古タンメン中本は、辛い食べ物のが好きな人に強くオススメです。ボリューム感のある辛タンメンを楽しめます。辛味の無い塩タンメンや、辛味が少ない味噌タンメンもメニューにあるので、辛いのが苦手な人はそういうのを食べればいいと思います。ちなみに、最強クラスの辛さ9を誇る「北極ラーメン」というメニューがありますが、どこが北極なのかと思うほど真っ赤です。
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【お店】 大勝軒 【食事】 もりチャーシュー (1100円) 【会計】 1100円 (超過分100円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1088円) 今月の企画は、《つけ麺対決(2店)》+αです。1店目は、「大勝軒」(たいしょうけん)です。東京の池袋発祥で、つけ麺の元祖の店と言われています。店主が来る者拒まずで弟子を受け入れて暖簾分けしていったため、池袋を中心に各地に大勝軒が広がったそうです。今回は、本店(東池袋)に行ってきました。
注文したのは、「もりチャーシュー」です。通常のつけ麺(750円)よりチャーシューが増量になっています。麺は、中太で少し柔らかめでした。スープは、透明なあっさり系ですが、ほんのり辛味が効いてました。具は、大きなチャーシューが4枚と、茹で玉子半分、ネギ、メンマ、海苔、ナルトです。全体的な量は、多過ぎず少なすぎずな感じで、ちょうどいい感じでした。スープの味はしっかりしていますが、麺とからめて食べると、マイルドになってとても食べやすかったです。メインのチャーシューは肉厚で噛み応えがあって、ボリューム感に寄与してました。満足感が感じられて、お腹にもズッシリ来たので良かったです。
大勝軒は、オードソックスなつけ麺を食べたい時にオススメです。万人受けする味で、誰でも食べやすそうな印象です。店内は、高齢者から親子まで、幅広い年齢層の客が来てました。今回食べたもりチャーシュー以外にも、もりメンマ、もり野菜、もりワンタンなどもあるので、自分が好きな具のつけ麺をチョイスしたらいいと思います。
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【お店】 三田製麺所 【食事】 つけ麺 (特大860円)、チャーシュー (110円) 【会計】 970円 (お釣り30円と繰り越し含めた次回の予算→1118円) 今月の企画《つけ麺対決(2店)》+αの2店目は、「三田製麺所」(みたせいめんじょ)です。東京の三田から始まったつけ麺のお店で、主に東京にチェーン展開していて、台湾にも出店しています。
今回食べたのは、「つけ麺」の特大サイズです。並盛りから大盛りまでは760円で同一料金ですが、最高の特大盛りだと+100円になります。麺は、重量が500g(茹でた後は800g)だそうで、丼に山盛りでした。太麺でコシがあって、ツルツルといけます。スープは、魚介豚骨のドロッとした濃厚な感じで、パッと見はカレーかと思いました。味は、魚介の風味が効いてパンチがありました。具は、表面に海苔とネギがあり、底にはメンマとチャーシューが沈んでいます。メンマは短冊切りで肉厚なので、歯触りが良かったです。チャーシューはサイコロ切りの肉片が2つほどでしたが、ホロホロとほぐれる柔らかさで、混ぜればスープに広がって印象的でした。トッピングのチャーシューは一般的なもので、大勝軒の厚さには劣りますが、大きさが結構ありました。がっつり食べられて、具もとても美味しかったので、満足感が大きかったです。三田製麺所は、こってり系のつけ麺を腹いっぱい食べたい人にオススメのお店です。
大勝軒VS三田製麺所のつけ麺対決は、引き分けとさせていただきます。味は、前者があっさり寄り、後者がこってり寄りで、どちらも美味しかったです。また、前者はどでかいチャーシューのボリューム感が長所で、後者は麺の特大量のボリューム感が長所です。好みの問題なので、お好きな方を選んだらいいと思います。
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【お店】 ペッパーランチ 【食事】 お肉たっぷりビーフペッパーライス (ランチ大盛972円) 【会計】 972円 (お釣り28円含めた次回の予算→1146円) 今月の+αで紹介するのは、「ペッパーランチ」(Pepper Lunch)です。リーズナブルな価格でステーキやハンバーグなどの肉料理を提供するチェーン店です。今年の4月に紹介した「いきなり!ステーキ」と同じ運営会社です。熱々の鉄板皿でステーキを提供するスタイルは、両店で共通です。
今回注文したのは「お肉たっぷりビーフペッパーライス」です。お店の代表メニューであるビーフペッパーライス(756円)の肉増し版です。価格は972円ですが、さらに+108円すると大盛りにできます。今回は大盛りを頼んだのですが、ちょうどランチタイムで大盛りが無料になっていたので、972円のままで食べられました(他の店舗でもやっているかは不明)。熱い鉄皿の上に、牛肉、ライス、コーン、ネギ、胡椒、調味ペーストがあり、それらをスプーンで全部かきまぜて自分で調理します。韓国の石焼ビビンパみたいな感じです。できあがりは、お肉が入った焼き飯みたいな感じで、他ではあまり見られないユニークなメニューです。お肉は確かにそこそこ入ってましたが、お肉たっぷりというネーミングはやや誇大な印象を受けました。熱々の肉ライスはなかなか美味しかったですが、量を食べ続けると若干単調に感じてくるので、卓上にある甘口や辛口のソースを活用すると飽きずに食べられます。目の前でジュウジュウかき混ぜる調理が面白く、ボリュームもあったので、満足感がありました。
ペッパーランチは、鉄皿上で自分で調理するので、いきなりステーキと同じく、注文から提供されるまでのスピードが早いです。目の前で肉の湯気や焼く音が出るのも面白いので、一石二鳥の工夫だと思います。ペッパーライスやステーキなどの肉料理を気軽に食べたい時にオススメなお店です。
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【お店】 プロント 【食事】 鉄板ナポリタン (690円)、かぼちゃのミルクレープ (380円) 【会計】 1070円 (超過分70円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1076円) 今月の企画は、《カフェ系パスタ対決(2店)》+αです。先手は、「プロント」(Pronto)です。東京を中心に各地にチェーン展開していて、カフェとバーの二毛作的な業態がユニークなお店です。朝から夕方まではカフェタイムで、メニューは、パスタ、ケーキ、コーヒーになります。夕方から夜まではバータイムで、メニューは、お酒や洋風居酒屋フードになります。今回は、カフェタイムに行って、パスタとケーキを食べました。パスタの価格帯は590〜790円、ケーキの価格帯は380〜400円ぐらいなので、リーズナブルな印象です。
パスタは、「鉄板ナポリタン」です。プロントのパスタはどれもお洒落な感じなのですが、これだけは他と違うオーラを発していたので、食べてみました。なぜか数量限定だそうです。鉄板の表面に薄焼き卵が敷いてあり、その上にナポリタンが盛られています。鉄板のおかげで熱々です。具のベーコン、ピーマン、タマネギと、太めのパスタがケチャップソースで味付けされていて、オードソックスな味で美味しかったです。薄焼き卵も、巻いて食べたりして、味のアクセントとしてプラスに働いてます。もう少し量があったらいいなと感じましたが、それ以外は満足です。ケーキは、「かぼちゃのミルクレープ」です。秋だけの期間限定メニューです。かぼちゃのクリームが上品な甘さで、味は普通に美味しいのですが、少しサイズが小さいように感じました。コンビニのスイーツ売り場のミルクレープよりひと回り小さい印象です。
プロントは、駅近の好立地で、価格帯も高くないので、気軽にパスタやケーキを食べられます。やや量が少ない印象があるので、その辺でバランスをとっているのでしょう。店の造りもお洒落な雰囲気なので、がっつり食べたい人じゃなくて、カフェで軽食を楽しみたい人にオススメです。
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【お店】 イタリアントマト 【食事】 ベーコンのほうれん草クリーム (590円)、ガトーショコラ (486円) 【会計】 1076円 (超過分76円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1000円) 今月の企画《カフェ系パスタ対決(2店)》+αの後手は、「イタリアントマト」(Italian Tomato)です。パスタ・ケーキ・コーヒーなどを提供するカフェ店で、全国各地にチェーン展開しています。略してイタトマとも呼ばれています。業態によっていくつか店名があり、今回行った店舗は「イタリアントマト カフェジュニア」(Italian Tomato Cafe Jr.)です。イタトマのパスタも490〜790円位の価格帯なので、お手頃な感じです。ケーキにも力を入れていて、店内のショーウィンドウにカラフルに並べてあります。価格は500円前後です。プロントと同じく、今回もパスタとケーキを頂きました。
パスタは、「ベーコンのほうれん草クリーム」です。具はベーコンとホウレンソウで、粉チーズが振りかけられています。緑色のソースが綺麗で、味は普通に美味しかったです。量が少なかったので、その点では物足りなさを感じました。ケーキは、「ガトーショコラ」です。チョコレートクリームとスポンジのバランスが良く、甘さもちょうどよかったです。大きさもしっかりあったので、満足感がありました。やっぱり、ケーキは小さいよりも大きい方が、テンションが上がります。
プロントVSイタリアントマトの対決結果は、引き分けとさせていただきます。パスタでは、プロントの方が具が大きくて食べ応えがありました。ケーキでは、イタトマの方がサイズで優っていました。どちらのお店も、お洒落なカフェでの軽食に向いてますが、ケーキ目的なら、イタトマの方がオススメです。
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【お店】 ラーメン凪 【食事】 すごい煮干ラーメン (790円)、ローストポーク (200円) 【会計】 990円 (お釣り10円と繰り越し含めた次回の予算→1010円) 今月の+αで紹介するのは、「ラーメン凪」(らーめんなぎ)です。新宿ゴールデン街発祥で、煮干ラーメンを看板メニューにして、東京や台湾・フィリピンにチェーン展開しています。
今回食べたのは、「すごい煮干ラーメン」です。トッピングで「ローストポーク」も追加しました。量は、無料で大盛りにしてもらえます。注文時に味や麺の硬さなどのカスタマイズもできます。麺は、太めでしっかり縮れていて、コシがあって食べ応えがありました。スープは、確かに煮干しの風味がしっかり出ていて、こってり寄りの特徴的な味です。ラーメンの中央に辛味ダレがあるので、ほんのり辛味も効いています。卓上には、煮干しが浸けこまれた酢もあるので、それを入れると、また味が変化して良かったです。具は、ローストポーク、いったん麺、ネギの三種類でシンプルですが、それぞれこだわりがあります。ローストポークは、一般的なチャーシューと違い、ローストビーフみたいな質感で、柔らかくて美味しいです。トッピングで増量してもらって正解でした。いったん麺は、ワンタンの皮みたいなヒラヒラした大きな麺が2枚入っていて、通常麺とはまた違う食感が楽しめます。ネギは、駒葱と呼ばれていて、ザク切りでシャキシャキした食感が良かったです。麺、スープ、具にそれぞれ工夫がこらされていて、かなり個性的な印象で美味しかったです。ボリューム感もあって、とても満足でした。
ラーメン凪は、スープや具など、他のラーメンとは違う工夫が随所で見られ、個性的なラーメンを食べたい時にオススメです。煮干しの風味が苦手でなければ、なかなか楽しめる一杯だと思います。メニューには、ラーメンの他につけ麺もあります。
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【お店】 ラーメン二郎 【食事】 小ラーメンW豚入り (700円) 【会計】 700円 (お釣り300円と繰り越し含めた次回の予算→1310円) 今月の企画は、《大盛りラーメン対決(2店)》+αです。大盛りといえばこのお店ということで、「ラーメン二郎」(らーめんじろう)に行きました。東京の三田発祥で、暖簾分けで東京や各地に店舗が広がっている人気店です。熱烈な二郎ファンはジロリアンと呼ばれるそうです。今回は、目黒店で食べました。二郎は店舗によって量や価格が若干違い、目黒店は他の店舗より量が少ないですが、価格は最安値レベルになっています。一番安い小ラーメンが500円、一番高い大ラーメンW豚入りでも800円です。
注文したのは「小ラーメンW豚入り」です。二郎は、基本的にサイズが大と小の二種類だけで、小でも通常のラーメン店の大盛りより多くなっています。W豚は、具のチャーシューをマックスまで増量です。二郎では、コールと呼ばれる仕組みも有名ですが、簡単に言うと、提供寸前に聞かれる無料トッピングのカスタマイズです。ニンニク(=刻みニンニク追加)、ヤサイ(=具の野菜増量)、アブラ(=背脂増量)、カラメ(=醤油ダレ追加)になっていて、マシ(=増し)で更に増やせます。今回は、ニンニク・ヤサイにしてもらいました。麺は、強く縮れた硬めの麺で、なかなかの歯応えで個性的でした。スープは、表面に油膜&背脂が浮いて、醤油風味のこってりした穏やかな味でしたが、ニンニク追加によって、かなりパンチが出てきました。具の野菜は、モヤシとキャベツで、火が通っていて個人的に好きな柔らかさでした。チャーシューは、カットは小ぶりですが、厚みがしっかりあって、ホロッとほぐれる感じでとても良かったです。W豚で増量して正解でした。ボリューム満点の一品で、味も美味しかったので、満足です。
ラーメン二郎は、こってりラーメンをたっぷり食べたい人にオススメです。独特なシステムでなんとなく敷居が高い感じもしますが、価格と量から見て、コスパの良さは抜群です。食べるのが遅いとプレッシャーをかけられるそうなので(店舗にもよるのでしょうが)、集中して一気食いしましょう。
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【お店】 野郎ラーメン 【食事】 豚骨野郎 (780円)、味玉 (100円)、極太メンマ (150円) 【会計】 1030円 (超過分30円を繰り越し額で相殺した次回の予算→1280円) 《大盛りラーメン対決(2店)》+αで二郎と対決するのは、「野郎ラーメン」(やろうらーめん)です。豚野郎などのワイルドなネーミングでインパクトがある大盛り系ラーメン店で、主に東京でチェーン展開しています。最近では、1日1杯食べられる月額定額アプリを発表して話題になりました。月に8杯以上食べれば元が取れるそうですが、週2で大盛りラーメン食べて大丈夫なんでしょうか?
今回食べたのは、基本メニューの「豚骨野郎」です。トッピングで「味玉」と「極太メンマ」も追加しました。麺は、あまり特徴が無い普通の麺です。スープは、口当たりが滑らかな豚骨スープで、二郎と比べるとかなり脂控えめです。具は、大きくて丸いチャーシューが目をひきます。なかなか食べ応えがある1枚です。野菜は、モヤシが山盛りで、キャベツとネギがうっすら混ざってます。サッと火を通しただけなので、食感はシャキシャキです。メンマは確かに極太な感じでしたが、普通と言えば普通だったので、味玉もう一個の方が良かったかなという感じです。全体としては確かに大盛りなのですが、野菜のモヤシが多いという印象でした。麺とスープだけなら普通な感じがします。豚骨野郎という名前の割りには、量も味も意外とおとなしかったので、満足度は普通です。
二郎VS野郎の大盛りラーメン対決は、二郎の勝ちとさせていただきます。どちらも完飲完食しましたが、食後の満腹感は二郎が勝ってました。味に関しても、二郎が麺も肉も脂もニンニクもワイルドすぎる過剰さを見せつける一方、野郎はヘルシーとさえ感じてしまうお行儀の良さでした。野郎の方がより一般向けとも言えますが、やはり迫力ある大盛りラーメンを食べるなら、二郎がオススメです。
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【お店】 the 肉丼の店 【食事】 極上イチボステーキ丼 (大盛1250円) 【会計】 1250円 (超過分250円を繰り越し額で相殺。余った予算→30円) 今月の+αで、今年最後の紹介となるお店は、「the 肉丼の店」(ざにくどんぶりのみせ)です。かなり直球な店名どおり、ローストビーフ丼やステーキ丼などの肉丼が食べられます。ローストビーフ丼で有名なレッドロック(2016年5月紹介)のインスパイア店と言えるでしょう。東京の、吉祥寺・赤坂・高田馬場・蒲田などにチェーン展開しています。
今回食べたのは、「極上イチボステーキ丼」の大盛りです。ちなみに、並盛りは1000円、メガ盛りは1800円です。平たくて大きなお椀みたいな器に、ステーキ丼と、付け合わせのキャベツの千切りが添えられています。左の写真はメガ盛りですが、大盛りでも、ご飯がしっかり隠れるぐらい肉が載っていて、肉が少なくてガッカリみたいな事はありませんでした。イチボとは、牛のお尻の方にある部位だそうです。薄すぎないカットの牛肉は、中身がレアの焼き上がりでとても柔らかく、上にかかったソースも穏やかな味です。盛りつけが綺麗で、美味しい肉がたっぷり食べられる丼だったので、大満足でした。ランチタイムだったので、おまけで小さいデザートも付けてもらえました。
the 肉丼の店は、サイズが並からメガまで三段階あるので、量や価格を選ぶ自由度が高いです。店内の内装はお洒落な感じで、照明もやや暗めのムーディな印象でしたが、そのせいで写真うつりが悪くなる感じもありました。せっかくインスタ映えしそうなメニューなのに、写真が暗くなってしまうので、もったいない感じがします(自分が行った店舗だけかもしれませんが)。レッドロックみたいな大行列ができることもなく、スムーズに入店できて、色々な肉丼が楽しめるので、オススメのお店です。
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【1店当たりの平均額】 999.17円 (全36店)
今年は、月3店のルールどおりで計36店を紹介し、平均額は、税込みで999.17円でした。全体としては、2店対決+αの形で進めていって、+αでは、ラーメン店と肉料理のお店を交互に行く感じでやってみました。肉料理は少し高めの店ばかりだったのですが、うまいこと平均1000円以下に収まってよかったです。今年やった対決企画を振り返ってみると、
最後に、3つの賞を発表したいと思います。「最優秀賞」(満足度で一番)、「大食い賞」(量で一番)、「コスパ賞」(安さで一番)です。
【2017年 最優秀賞】 いきなり!ステーキ
「ワイルドステーキ」を食べたお店です。牛カツのもと村や、ステーキ丼のthe 肉丼の店も良かったのですが、これらの店よりも安く、ステーキをがっつり食べられたのが良かったです。注文から提供までが早く、ソースをかけると目の前で湯気が立ち昇ると、やはり食欲をそそられます。ステーキを安く手軽に食べられる業態を開発した点は、素晴らしいと思います。人気店になるのも納得です。
【2017年 大食い賞】 ラーメン二郎
「小ラーメンW豚入り」を食べたお店です。目黒店の感想ですが、独特な雰囲気の店内、主張の強い太麺、スープに浮いた油膜と背脂、うごめくチャーシュー、ちょっと入れ過ぎじゃないかと思う刻みニンニク、マシにしたけど増えたかどうか不明な野菜など、単なる大盛りに終わらない強烈なインパクトを放っていました。この独特さが癖になるのもよく分かります。しょっちゅう食べたら生活習慣病になりそうですが、安さと大盛りの両立が素晴らしいです。
【2017年 コスパ賞】 サイゼリヤ
「きのこのミートソーススパゲッティ」と「ほうれん草のスパゲッティ」を食べたお店です。パスタやピザなどのイタリアンは、だいたい価格が高めなのですが、サイゼリアではパスタ+サラダ+スープを税込み500円(ランチ)で提供しているのは偉いと思います。ランチに限らず、他のメニューもかなり安いので、イタリアンの最安値チェーン店として、多いに賞賛されていいです。企業努力の賜物です。
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