1000円以下で美味しいグルメ

11月後半の企画は、《インド料理対決（2店）》＋αです。先手は、「ムンバイ」（Mumbai）です。インド人料理人が作るインド料理のレストラン・チェーンです。九段や銀座など、東京で展開しています。フードコート形式の「ゴーゴー・ムンバイ」（Go! Go! Mumbai）もあり、戸田や川口など、主に埼玉にあります。後者の方が1000円以下で価格が安いので、今回はフードコード店に行ってみました。

注文したのは、「ハーフ＆ハーフセット」です。ハーフサイズ（300円）のカレー2種と、ナン（290円）orライス（290円）のセットです。カレーは、キーマ、マトンなど、日替わりも含めて9種類あります。今回選んだのは、特製チキンとエビ＆マッシュルームです。主食はナンにしました。ナンは、30cmぐらいあり、とても大きいです。表面は、焼き目が香ばしく、サクサクです。中は、しっとりして柔らかいです。カレーを美味しく食べられるナンでした。特製チキンは、濃い色でいかにもカレーな色合いです。濃厚でこってりした味です。辛さは中辛で、ほんのり辛いですが、後からジワジワ来ます。具は、鶏肉で、大きさがしっかりあります。繊維がほぐれる感じがあり、美味しいです。エビ＆マッシュルームは、薄い色で、辛さ控えめの甘口です。淡い甘みがあり、柔らかい味です。子供でも食べられる感じでした。具は、エビとマッシュルームです。小さいですが、どちらもちゃんと食感があったのが良かったです。ハーフサイズのカレーでも、具がしっかりしていて、味も美味しいので、とても好印象でした。トータルの感想としては、味が美味しく、大きいナンのおかげでボリューム感もあり、価格もリーズナブルだったので、満足です。

ムンバイは、美味しいインドカレーを食べたい時にオススメです。定番のメニューがしっかり美味しく、安定感があります。

11月中盤の企画《お粥対決（2店）》の後手は、「花粥」（はながゆ）です。千葉の流山と埼玉の越谷で営業している台湾料理店です。メニューは、台湾粥を売りにしています。価格帯は、ほとんどが1000円超えなので、やや高めです。

注文したのは、「海鮮五目あんかけ粥」です。その他のお粥メニューは、ベジタブル粥（858円）、台湾蒸し鶏粥（913円）、海老クリームトマト粥（968円）などがあります。お粥は、米が砕けている系で、とろとろです。味付けも、ごくあっさりで、優しい味になっています。上品で、胃に優しそうな感じです。量は多めでした。卓上には、醤油、酢、ラー油が常備してあります。味を濃くしたければ醤油、爽やかな酸味を追加したい場合は酢、じんわり来るまろやかな辛さを追加したい場合はラー油を活用できます。具は、エビ、イカ、味玉半分、コマツナ、ヤングコーン、キクラゲです。エビとイカは、それぞれ2個で、衣をつけて揚げてあります。お粥に浸かってない衣は、サクッとした香ばしさがあります。エビもイカも大きめなので、存在感がありました。エビのプリプリ、イカのシコシコ、コマツナのシャキシャキ、キクラゲのクニクニなど、具の食感が良かったです。茶色いあんは、あっさりした淡い味でした。このお店では、お冷やとして、白桃烏龍茶（ランチタイムは冷）が提供されます。ごく薄い緑色で、さっぱりして良いです。感想としては、品があるお粥で味が美味しく、具の印象も良く、卓上の調味料までこだわりが感じられたので、満足でした。花粥は、具がしっかりした台湾粥を食べたい時にオススメです。基本のお粥がしっかりしていたので、他のメニューも信用できます。

ジャスミンパレスVS花粥のお粥対決の結果は、花粥の勝ちとさせて頂きます。量ならジャスミンの方が良かったですが、味と具では花粥の方が優れてました。両店とも、卓上の調味料が印象良かったです。